第1章<完結>
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【赤井秀一視点。】
先に目を覚ましたのは赤井秀一だった。
時計を見ると12時間以上寝ていたようでもう夕方になっていた。
自分がこんなにも眠れるなんて珍しい。
「気持ちよさそうに寝てるな。」
ナマエを優しい眼差しで見ると起き上がり、風呂場へ向かった。
タオルを数枚掴み熱めのお湯に潜らし、シーツも掴んで上へ上がる。
寝ているナマエの全身を拭き取り、秘部を念入りに吹くと彼女の寝室へ連れていった。
念の為に下にバスタオルを引いて寝かせる。
自分の部屋に戻りシーツや布団を洗濯機に突っ込んでからシャワーを浴びて着替え、コーヒーを飲みながら冷蔵庫を開けると中身がほとんどなかった。
「腹減ったな。」そう呟いて近所のコンビニへ行き、適当にお弁当をカゴに入れる。ついでに煙草も買い帰宅する。
弁当をかき込み、テレビを見ていると2階からドタバタと彼女がシャワールームに駆け込む音が聞こえた。
ようやく起きたか。
しばらくするとナマエがバツの悪そうな顔をして手にバスタオルを持ち降りてきた。
「シュウ…」
「少し話を聞いてくれないか?」
真顔で彼女に声をかけると頷いて、タオルを洗濯機に入れてすぐに戻ってきた。
「ソファーに座れ。まだ辛いだろう。」
ソファーに座ると子犬のようなシュンとした顔をして俯く。
彼女の前で跪くと何を言われるのかと狼狽えているようだった。
「ナマエ、今日このタイミングで言う事では無いかもしれないが…。初めて見た時からずっと好きだった。俺と付き合ってくれないか?」
びっくりした顔をしてナマエが俺の顔を見る。
「えっ…ホントに…?」
「それに、万が一今回の事で避妊に失敗したとしても勿論責任は取るつもりだ。
つまりは、結婚を前提に付き合って欲しい、
…返事をくれないか?」
「私も…好きです。よろしくお願いします…。」
思わず彼女を抱きしめる。
「ちょっ、苦しいよ、シュウ。」
苦しいと言う割に幸せそうな笑みが返ってきた。
この忌まわしい事件のおかげで恋仲になれるとは思っていなかった。
そして次の日には凄い事に彼女は完璧に解毒剤を作成していた。余った薬で解毒剤が効くか実験もしたと言う。
「馬鹿か、もしまた効かなかったらどうするつもりだ!」
「前回使ったのは材料が2つも足りなかったの!今度は絶対大丈夫だったから飲んだの!耐性もつけたしもうこの薬は大丈夫っ!」
怒ったり笑ったりして俺の前ではしゃぐ彼女に怒りを通り越して呆れてしまった。
…どうやら俺の彼女は本当に薬学狂いなようだ。
「今度媚薬飲む時は俺の前だけにしてくれよ。」
呆れた顔で告げると「はーい。」と気の抜けた返事が帰ってきただけだった。
先に目を覚ましたのは赤井秀一だった。
時計を見ると12時間以上寝ていたようでもう夕方になっていた。
自分がこんなにも眠れるなんて珍しい。
「気持ちよさそうに寝てるな。」
ナマエを優しい眼差しで見ると起き上がり、風呂場へ向かった。
タオルを数枚掴み熱めのお湯に潜らし、シーツも掴んで上へ上がる。
寝ているナマエの全身を拭き取り、秘部を念入りに吹くと彼女の寝室へ連れていった。
念の為に下にバスタオルを引いて寝かせる。
自分の部屋に戻りシーツや布団を洗濯機に突っ込んでからシャワーを浴びて着替え、コーヒーを飲みながら冷蔵庫を開けると中身がほとんどなかった。
「腹減ったな。」そう呟いて近所のコンビニへ行き、適当にお弁当をカゴに入れる。ついでに煙草も買い帰宅する。
弁当をかき込み、テレビを見ていると2階からドタバタと彼女がシャワールームに駆け込む音が聞こえた。
ようやく起きたか。
しばらくするとナマエがバツの悪そうな顔をして手にバスタオルを持ち降りてきた。
「シュウ…」
「少し話を聞いてくれないか?」
真顔で彼女に声をかけると頷いて、タオルを洗濯機に入れてすぐに戻ってきた。
「ソファーに座れ。まだ辛いだろう。」
ソファーに座ると子犬のようなシュンとした顔をして俯く。
彼女の前で跪くと何を言われるのかと狼狽えているようだった。
「ナマエ、今日このタイミングで言う事では無いかもしれないが…。初めて見た時からずっと好きだった。俺と付き合ってくれないか?」
びっくりした顔をしてナマエが俺の顔を見る。
「えっ…ホントに…?」
「それに、万が一今回の事で避妊に失敗したとしても勿論責任は取るつもりだ。
つまりは、結婚を前提に付き合って欲しい、
…返事をくれないか?」
「私も…好きです。よろしくお願いします…。」
思わず彼女を抱きしめる。
「ちょっ、苦しいよ、シュウ。」
苦しいと言う割に幸せそうな笑みが返ってきた。
この忌まわしい事件のおかげで恋仲になれるとは思っていなかった。
そして次の日には凄い事に彼女は完璧に解毒剤を作成していた。余った薬で解毒剤が効くか実験もしたと言う。
「馬鹿か、もしまた効かなかったらどうするつもりだ!」
「前回使ったのは材料が2つも足りなかったの!今度は絶対大丈夫だったから飲んだの!耐性もつけたしもうこの薬は大丈夫っ!」
怒ったり笑ったりして俺の前ではしゃぐ彼女に怒りを通り越して呆れてしまった。
…どうやら俺の彼女は本当に薬学狂いなようだ。
「今度媚薬飲む時は俺の前だけにしてくれよ。」
呆れた顔で告げると「はーい。」と気の抜けた返事が帰ってきただけだった。