第3章〈完結〉
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改めてジェイムズに連絡した。
「ジェイムズ、ご心配おかけしました。もう戻りましたから。えぇ。ハイジャックの件は報告書に記載した通りです。そこは上手く誤魔化して下さい。犯人と一緒に撃たれたなんて書けませんから。
あ、家の件、是非見たいです。
…わかりました、では明日。」
「どうだった?」
「明日家を見に行かないか?だそうだ。
いくつかピックアップしてくれたらしい。」
「やった!見に行きたい!」
「気に入ったら買っておいても良い。
どうせ1年なんてあっという間だからな。」
「ちょっと早い気もするけど、気に入ったら考える。」
次の日
ジェイムズが家に迎えに来てくれた。
候補の家は3箇所。
全てFBIの施設に車で30分以内という好立地だ。
通勤が長いのは面倒だから助かる。
3軒見て最後が1番気に入った。
左右対称の洋館と呼ぶのに相応しい立派な家だった。
外観は中央が黒いレンガの壁、左右はダークブラウンのウッド調の壁。屋根は黒。
中央に白い柱が4本立っており2階に繋がっていて
ちょっとしたベランダになっている。
少し工藤邸感があるかもしれない。
ドアは金色の装飾が施されている。
中は3LDK、お風呂場1つ、シャワールームが1つ。
一部屋がどれもとても広い。
「ジェイムズ、ここは随分高そうなんだが…。」
「ここだけは新築ではなくてな。
実は私の知り合いが何億もかけて建てた家で、仕事の関係で海外に引っ越さなくてはならなかったらしい。
泣く泣く手放すことになったと言っていたよ。
まだここは建てて1年位、住んでから3ヶ月で引っ越しでまだまだ綺麗だよ。
だから良い人がいれば安く譲りたいそうだ。」
「値段は?」
「1億。」
「1億か。…30年で月々約27万。まぁ俺一人の収入で生活費含めても余裕だな。」
「私も支払うよ?」
「子供が居たら働く余裕がないかもしれないじゃないか。将来どうなるかは分からない。」
「ナマエ君、そうだぞ。無理は禁物だ。
私としても二人が結婚した今、あまり無茶な仕事を振りたくはない。私にとったら二人は子供同然。
家庭が上手くいくのが第一だよ。
FBIには色々と手当もある。
ローンの返済はどうにでもなるから大丈夫だ。
それに君たちが住んでくれたら私も知り合いも安心だ。」
「そこまで言うなら。ジェイムズ、ありがとう。」
「ここにするか?」
「良い所だよね。シュウ、ここにしよう。」
「決まりだな。」
「契約書は1年後、きちんとアメリカに帰ってきてから手続きをしよう。」
「ジェイムズ、ありがとう。」
「ありがとうございます。」
「ここの掃除はどうするかね?ハウスキーパー雇って時々掃除してもらうか?」
「大丈夫、知り合いに掃除頼むから。」
「そうかね。じゃあ鍵を渡しておこう。契約書を交わしてなくても、時々アメリカに帰ってきた時この家を使って貰って構わないから、好きにしてくれ。
ここはもう君たちの家だよ。」
鍵を受け取り帰宅した。
ハティやスコールに時々掃除をしてもらうよう依頼しておいた。
なんか便利屋みたいな扱いで申し訳ないけど、快く引き受けてくれた。
家も決まったことだし後は日本での仕事を片付けるだけ。
この日の3日後飛行機で日本へ戻った。
今度はハイジャック等なく無事に帰宅出来た。
「ジェイムズ、ご心配おかけしました。もう戻りましたから。えぇ。ハイジャックの件は報告書に記載した通りです。そこは上手く誤魔化して下さい。犯人と一緒に撃たれたなんて書けませんから。
あ、家の件、是非見たいです。
…わかりました、では明日。」
「どうだった?」
「明日家を見に行かないか?だそうだ。
いくつかピックアップしてくれたらしい。」
「やった!見に行きたい!」
「気に入ったら買っておいても良い。
どうせ1年なんてあっという間だからな。」
「ちょっと早い気もするけど、気に入ったら考える。」
次の日
ジェイムズが家に迎えに来てくれた。
候補の家は3箇所。
全てFBIの施設に車で30分以内という好立地だ。
通勤が長いのは面倒だから助かる。
3軒見て最後が1番気に入った。
左右対称の洋館と呼ぶのに相応しい立派な家だった。
外観は中央が黒いレンガの壁、左右はダークブラウンのウッド調の壁。屋根は黒。
中央に白い柱が4本立っており2階に繋がっていて
ちょっとしたベランダになっている。
少し工藤邸感があるかもしれない。
ドアは金色の装飾が施されている。
中は3LDK、お風呂場1つ、シャワールームが1つ。
一部屋がどれもとても広い。
「ジェイムズ、ここは随分高そうなんだが…。」
「ここだけは新築ではなくてな。
実は私の知り合いが何億もかけて建てた家で、仕事の関係で海外に引っ越さなくてはならなかったらしい。
泣く泣く手放すことになったと言っていたよ。
まだここは建てて1年位、住んでから3ヶ月で引っ越しでまだまだ綺麗だよ。
だから良い人がいれば安く譲りたいそうだ。」
「値段は?」
「1億。」
「1億か。…30年で月々約27万。まぁ俺一人の収入で生活費含めても余裕だな。」
「私も支払うよ?」
「子供が居たら働く余裕がないかもしれないじゃないか。将来どうなるかは分からない。」
「ナマエ君、そうだぞ。無理は禁物だ。
私としても二人が結婚した今、あまり無茶な仕事を振りたくはない。私にとったら二人は子供同然。
家庭が上手くいくのが第一だよ。
FBIには色々と手当もある。
ローンの返済はどうにでもなるから大丈夫だ。
それに君たちが住んでくれたら私も知り合いも安心だ。」
「そこまで言うなら。ジェイムズ、ありがとう。」
「ここにするか?」
「良い所だよね。シュウ、ここにしよう。」
「決まりだな。」
「契約書は1年後、きちんとアメリカに帰ってきてから手続きをしよう。」
「ジェイムズ、ありがとう。」
「ありがとうございます。」
「ここの掃除はどうするかね?ハウスキーパー雇って時々掃除してもらうか?」
「大丈夫、知り合いに掃除頼むから。」
「そうかね。じゃあ鍵を渡しておこう。契約書を交わしてなくても、時々アメリカに帰ってきた時この家を使って貰って構わないから、好きにしてくれ。
ここはもう君たちの家だよ。」
鍵を受け取り帰宅した。
ハティやスコールに時々掃除をしてもらうよう依頼しておいた。
なんか便利屋みたいな扱いで申し訳ないけど、快く引き受けてくれた。
家も決まったことだし後は日本での仕事を片付けるだけ。
この日の3日後飛行機で日本へ戻った。
今度はハイジャック等なく無事に帰宅出来た。