第3章〈完結〉
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次の日夕方にはシュウは無事に退院する事が出来た。
「ほんと何事もなくてよかった。」
「あぁ。ナマエのおかげだな。」
「昨日も言ったけど、死なないからってあんまり油断しないでね。限度があるんだから!」
「次からは気をつける。今回は同じFBIだからとつい油断してしまった。」
「そういえばジェイムズから連絡あったけど、もう一度改めて全員の身元をきちんと調べるらしいよ。」
「そうか。人事も大変だな。」
「ランビックと仲間は逮捕されたから、おそらくそこから芋づる式に他の残党も捕まえられる可能性が高いって。」
「そうか。ではもう少しアメリカにいる必要があるかもしれんな。」
「そうだね…。」
「ん、電話だ。…ジェイムズ。…俺は大丈夫ですよ。…分かっています、もう少しこちらにいるつもりですから。はい。…ついでにもう少し狙撃訓練してやろうかと思っています。…お詫びと礼…?……。それでは…実は家を買おうと思っているんですが、どこか良い所があれば紹介して欲しい。…えぇ、では。」
「…ジェイムズから?」
「あぁ。ついでに良い物件があれば紹介してもらおうかと思ってな。」
「それは助かるね。ついに持ち家かぁ…。」
「基本的に転々としていたからな。ようやく腰を据えられそうだ。」
「そうね。シュウは随分引越してるもんね。」
「アパートが全焼した時は本当に驚いたよ。火事だけは気をつけないとな。」
「何事も安全第一。」
駐車場に着くとキャメルさんが待っていた。
「赤井しゃん!無事で本当に良かったです!」
シュウを見るなり涙ぐんだ。
「キャメル、心配かけたな。そう簡単には死なないから大丈夫だ。」
「本当に無理はしないで下さいね。家まで送りますから車にどうぞ。」
「悪いな。」
「ありがとう、キャメルさん。」
車に乗り込んで10分ほどすると後をつけるかのようについてくる不審な車があった。
急いでナンバーを調べてみたが盗難車らしい。
「キャメル。目の前の信号を左に曲がったら突き当たりを右に曲がれ。曲がったらストレートの道だからそのまま良いと言うまで進め。」
「分かりました!まず左曲がります!」
シュウはカバンから拳銃を取りだした。
「次、突き当たりを右!」
銃にサイレンサーを付けて窓を開けた。
「そのまま真っ直ぐ行きます。」
「よし、ついてきたな。」
「ナマエ、俺が撃ったらアイツらを頼むぞ。」
「OK。」
「3.2.1…」
小さく発砲音が聞こえ、追跡車はタイヤがパンクし走行不能だった。
止まった車に瞬時に移動し、乗っていた男3人を魔法で紐を出してそれぞれ拘束した。
「お前らは組織の人間か?」
「クソッ!ッ…!?」
「お前達の口の中の自決用の毒薬ならここにある。」
手を広げて見せた。
「残念だったな。悪いが舌を噛まないようしないとな。」それぞれ猿轡を噛ませた。
それぞれ縛り上げているとUターンしてきたシュウ達が戻ってきた。
「捕まえたよー!」
「組織の残党か?…ランビックの仲間かもしれん。」
「赤井さんを狙っての事かもしれませんね!」
「日本よりも随分命を狙われている気がするな。」
「日本では別の姿でいる事が多いからね…。
それにこっちは銃社会。攻撃しやすいんだろうね。」
「…厄介だな。こちらでも沖矢として過ごす事を検討すべきかもしれん。」
「うーん。」
しばらくするとFBIの仲間が来て全員連行された。
とりあえず今日は家に帰宅してゆっくり過ごす事にした。
「ナマエ、俺はどの程度なら死なない?」
「全身木っ端微塵でなければ大丈夫。
全員バラバラだと、身体に魂を結びつけているドッグタグもバラバラになってると思うから助からない。
例えば腕が切れたとかなら、切れた腕があればくっつけられる。
内蔵の損傷や病気はすぐさま回復するから大丈夫。
つまり病死はない。
毒を飲んだり注射で打たれても、それもすぐさま回復するから相殺されて症状がない。」
「薬は効くのか?」
「病気にならないから薬は飲む必要ないけど、死ぬような薬でなければ効果が出るかもしれない…。
睡眠薬とか安定剤とか覚せい剤、媚薬とかは効くのかも。検証した事ないから分からないけど。
クロロホルムが効かなかったのは、ただシュウが耐性あっただけだろうし。」
「では暇があったら検証してくれ。」
「えっ、何を?」
「媚薬がどの程度まで効くのか。
効果が出るのか弱く出るのか分からないと、万が一の時対処に困るかもしれない。」
「えーっ。…じゃあ休みの日にね。すごーーく暇な時に、1回だけね。シュウも辛くなるだろうし。」
確か志保ちゃんはアメリカに居るはず。保護観察下に居るから会えるだろう。そのうち凄い強力な媚薬を作って貰おうかな〜。
そこら辺の薬だと元々耐性があるから良く分からない。新しく開発したような薬が良いだろう。
私は魔法薬には詳しいけど、一般的な薬には志保ちゃんの方が詳しいはずだから協力を得よう。
そう考えて2人で眠りについた。
「ほんと何事もなくてよかった。」
「あぁ。ナマエのおかげだな。」
「昨日も言ったけど、死なないからってあんまり油断しないでね。限度があるんだから!」
「次からは気をつける。今回は同じFBIだからとつい油断してしまった。」
「そういえばジェイムズから連絡あったけど、もう一度改めて全員の身元をきちんと調べるらしいよ。」
「そうか。人事も大変だな。」
「ランビックと仲間は逮捕されたから、おそらくそこから芋づる式に他の残党も捕まえられる可能性が高いって。」
「そうか。ではもう少しアメリカにいる必要があるかもしれんな。」
「そうだね…。」
「ん、電話だ。…ジェイムズ。…俺は大丈夫ですよ。…分かっています、もう少しこちらにいるつもりですから。はい。…ついでにもう少し狙撃訓練してやろうかと思っています。…お詫びと礼…?……。それでは…実は家を買おうと思っているんですが、どこか良い所があれば紹介して欲しい。…えぇ、では。」
「…ジェイムズから?」
「あぁ。ついでに良い物件があれば紹介してもらおうかと思ってな。」
「それは助かるね。ついに持ち家かぁ…。」
「基本的に転々としていたからな。ようやく腰を据えられそうだ。」
「そうね。シュウは随分引越してるもんね。」
「アパートが全焼した時は本当に驚いたよ。火事だけは気をつけないとな。」
「何事も安全第一。」
駐車場に着くとキャメルさんが待っていた。
「赤井しゃん!無事で本当に良かったです!」
シュウを見るなり涙ぐんだ。
「キャメル、心配かけたな。そう簡単には死なないから大丈夫だ。」
「本当に無理はしないで下さいね。家まで送りますから車にどうぞ。」
「悪いな。」
「ありがとう、キャメルさん。」
車に乗り込んで10分ほどすると後をつけるかのようについてくる不審な車があった。
急いでナンバーを調べてみたが盗難車らしい。
「キャメル。目の前の信号を左に曲がったら突き当たりを右に曲がれ。曲がったらストレートの道だからそのまま良いと言うまで進め。」
「分かりました!まず左曲がります!」
シュウはカバンから拳銃を取りだした。
「次、突き当たりを右!」
銃にサイレンサーを付けて窓を開けた。
「そのまま真っ直ぐ行きます。」
「よし、ついてきたな。」
「ナマエ、俺が撃ったらアイツらを頼むぞ。」
「OK。」
「3.2.1…」
小さく発砲音が聞こえ、追跡車はタイヤがパンクし走行不能だった。
止まった車に瞬時に移動し、乗っていた男3人を魔法で紐を出してそれぞれ拘束した。
「お前らは組織の人間か?」
「クソッ!ッ…!?」
「お前達の口の中の自決用の毒薬ならここにある。」
手を広げて見せた。
「残念だったな。悪いが舌を噛まないようしないとな。」それぞれ猿轡を噛ませた。
それぞれ縛り上げているとUターンしてきたシュウ達が戻ってきた。
「捕まえたよー!」
「組織の残党か?…ランビックの仲間かもしれん。」
「赤井さんを狙っての事かもしれませんね!」
「日本よりも随分命を狙われている気がするな。」
「日本では別の姿でいる事が多いからね…。
それにこっちは銃社会。攻撃しやすいんだろうね。」
「…厄介だな。こちらでも沖矢として過ごす事を検討すべきかもしれん。」
「うーん。」
しばらくするとFBIの仲間が来て全員連行された。
とりあえず今日は家に帰宅してゆっくり過ごす事にした。
「ナマエ、俺はどの程度なら死なない?」
「全身木っ端微塵でなければ大丈夫。
全員バラバラだと、身体に魂を結びつけているドッグタグもバラバラになってると思うから助からない。
例えば腕が切れたとかなら、切れた腕があればくっつけられる。
内蔵の損傷や病気はすぐさま回復するから大丈夫。
つまり病死はない。
毒を飲んだり注射で打たれても、それもすぐさま回復するから相殺されて症状がない。」
「薬は効くのか?」
「病気にならないから薬は飲む必要ないけど、死ぬような薬でなければ効果が出るかもしれない…。
睡眠薬とか安定剤とか覚せい剤、媚薬とかは効くのかも。検証した事ないから分からないけど。
クロロホルムが効かなかったのは、ただシュウが耐性あっただけだろうし。」
「では暇があったら検証してくれ。」
「えっ、何を?」
「媚薬がどの程度まで効くのか。
効果が出るのか弱く出るのか分からないと、万が一の時対処に困るかもしれない。」
「えーっ。…じゃあ休みの日にね。すごーーく暇な時に、1回だけね。シュウも辛くなるだろうし。」
確か志保ちゃんはアメリカに居るはず。保護観察下に居るから会えるだろう。そのうち凄い強力な媚薬を作って貰おうかな〜。
そこら辺の薬だと元々耐性があるから良く分からない。新しく開発したような薬が良いだろう。
私は魔法薬には詳しいけど、一般的な薬には志保ちゃんの方が詳しいはずだから協力を得よう。
そう考えて2人で眠りについた。