叔父さんのゴルーグの様子がやっぱりおかしい

※ポケモンの話し方は個体によって異なります。同種のポケモンすべてが同じ話し方をする訳ではありません。
※シュウのゴルーグ以外は話し言葉をそのまま翻訳している為、読みにくい箇所もあるかと思います。
※ポケモン達の話し言葉は人間の影響を受けたものではありません。個人の学習能力によって取得したものの様です。
以上の点を踏まえておまけをお楽しみください。

【おまけ 主人達が話している間のポケモン達 ~翻訳機能を添えて~】

「兄貴、ズガの兄貴ィ、頼まれたから手伝いましたけど、ヒョウタは何の練習してたんですかね」

「ラム オメェ何やってんのかわかってねぇのにオレ持ち上げてたんかよ!?仕方ねぇ特別にオレが教えてやらァな」

「ウッス!ありがとうございます兄貴ィ!」

「ありゃあなぁ、人間の求愛行動の一種ってモンよ。人間ってのはポケモンオレ達とは違って、色んな種類の求愛を重ねて繰り返して番になるらしいからな。しかもオレ達より番になるまで結構 時間がかかるモンなんだよ」

「なるほどー さっすが兄貴 詳しいっスね!」

「あたぼうよォ!ヒョウタとは長い付き合いだからな!!」

「にしても求愛っスか~若もそういうお年頃なんですねぇ。
しっかしあのメスがねぇ……なんか意外っス。若のイメージとちょっと違うっつーか」

「それに関してはオレも予想外だったぜ。ヒョウタはなんつーか、もっとこう……大人しいガルーラみてーな感じが好みかと思ってたんだが、まさか自分より強ェあんなメス選ぶたぁ……人間ってよくわかんねぇなぁ」

「その内 "お嬢" って呼ぶ日が来るンですかねぇ。でも若 奥手だからなぁ」

「バーロー いくら奥手っつったってヒョウタの番になるってンならお嬢じゃなくて "姐さん" 、ヒョウタも若じゃなく "親父" になるだろうが」

「ヒュウ 流石兄貴!先を見据えてンですね、考える事がオレとはやっぱちげぇや!」

「あのーすみません」

「お、どうしたィ ゴーレムの兄ちゃん」

「正直カタギではない感じの話し方と関係性に私ゴルーグ、とてもビックリしているのですがそれ以上に。ズガイドスさんの方がラムパルドさんより上なのですか?色々とこう、年齢もそうですが立場と言いますかそういうのが。
(会話の内容からしてヒョウタさんが "若" なら御父上のトウガンさんの事はやはり "親父" と呼んでいるのでしょうか……)」
「テメェ舐めてんのか!?ズガの兄貴はどう見たってすげぇだろうがァ!!」
「ヒィィやっぱりそっち系ですよね!?ヤのつく自由業ですよね!?」

「やめろラム!バトルでもねぇのにカタギのポケモンに手ェ出すんじゃねぇ!!」
「すいやせん兄貴ィ!!」

「えぇ……何ですかこの方達……ヒョウタさんは絵に描いた様な誠実さを持つThe☆好青年なのに、トレーナーとポケモンのキャラがまったく違うんですが……どうなっているんですかクロガネジム。ゴルーグと言えどもこれはビックリです」

「オレ知ってるぞ、こういう時は "おまいう" って言うんだろ」

「さっすが兄貴ィ!ものしりッスね!!」
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