イベント系小話色々

『心配事(クン美奈)』

女心と秋の空と言う言葉がある様に女性の心は移ろいやすい。
彼女も例外ではなく、常にころころ心変わりする。
ミーハーでかっこいい男を見ると必ず騒ぐし気が抜けない。
そんな彼女は恋多き女で惚れっぽい
そして秋生まれの愛の星金星を守護に持つ愛の女神
頭こそ馬鹿でうさぎさんよりドジを極めているが活発で明るい性格の上、顔も良いから異性にモテる。
いつもクールで透かしているが俺以外に本気で好きな奴が出てきやしないか内心ハラハラしている





『愛しているから(旧作R絶交期まもうさ)』

君を失いたくなくて遠ざけた
「愛情を感じられなくなった」と嘘の言葉を並べ冷たい言葉を吐きわざと君に嫌われようと冷たい態度をとった。
けれど罪悪感と後悔、そして少しでも君の力になりたくてタキシード仮面として何度も助けに行ってしまった。
中途半端な思わせぶりの態度に君を困惑させてしまったのか脈があると思われ、何も知らない君を勘違いさせることになるとは考えもしなかった。
余計に苦しめる結果になった事に浅はかな考えだったことを思い知らされる。
だけどそれでも愛しているから君に生きていて欲しかった。
わがままで素直になれない俺を許してくれとは言わない。
憎んでくれていい。嫌いになってくれてもいい。
君が元気で生きていてくれるなら。





『不安(ジェダレイ)』

クールビューティと言う言葉が代名詞で、その通りクールで美しい見た目の彼女。
しかし凛とした瞳は彼女の信頼する火の如く熱く燃え盛っている。
クールに見えるのは常に弓矢の様に心にピンと一本の糸を張り、いつでも矢を放てる様に予防線を張っているから。
しっかり者で責任感が強く絶対的意思を持っているからこその態度。
だけど俺にだけはもっと緩めてくれてもいいと思う。
俺ってそんなに頼りない?






『勉強脳(ゾイ亜美)』

全国模擬試験No.1常連の彼女の偏差値は300あると言われている程に頭がいい。
どんな事でも詳しくすぐに答えが返ってくる。
だけど恋愛偏差値はそれに反比例して、無いに等しい。
勉強以外はてんでダメでうさぎに負けず劣らずの天然。
恋愛に無頓着だから他の奴に心移りの心配はないけど、私との事をどう思っているのか全く分からなくて正直辛い。
どうしてこんなに頭を悩まされなきゃいけないの?
恋愛のお勉強もしてくれると嬉しいんだけどな





『秘密(ネフまこ)』

彼女の手料理は美味い!1億点満点だ!
どれも絶品でいくらでも食える。
まことの料理はどれも大好きだ。
栄養バランスも考えられていて助かる。
でもついつい食べすぎて太りそうになって大変だ。
毎日欠かさず結構な時間を割いて筋トレをしている。
それこそ趣味は筋トレの勢いだ。
屈強の戦士で四天王の中でも筋肉質。マスターである衛を体を張って守れる様に筋トレは欠かしていなかったが、まことの手料理を食べる様になって余計筋トレに力が入っている様に思う。
これは誰にも言わないで内緒にしててくれよな!









☆☆☆☆☆☆


『薔薇(旧作まもうさ)』

戦いでピンチになると必ず飛んでくる赤い薔薇
これを見るといつも心が高鳴るし安心する
セーラームーンになりたての時から助けてくれるタキシード仮面様
最初は憧れの存在なだけだったけど、前世からの恋人で現世でも付き合えるなんて幸せ
薔薇はどうしてるの?と聞いた事がある
地面を切り裂いたり花弁が顔に付いたり特殊だからきっと特別な方法で採取されてるのかなと思って
まもちゃん曰く念じると何故か赤い薔薇となって現れるんだとか
育ててたんじゃなくて驚いた







『疑問(ゾイ亜美)』

勉強だけが私の取り柄でそれ以外に長所なんて無い
なのに何故私と付き合ってくれているのかしら?
勉強ばかりで周りが見えず忘れてしまいがちになるのに…
私といて楽しいのかしら?
私なら私を選んだりしないわ
きっとその内愛想つかされちゃうかも
それでも仕方ないと思う








『感情(ジェダレイ)』

私に男なんていらない。
うさぎを守る使命があるからお呼びじゃない。
恋人なんて作ったら独占欲で彼を困らせるに決まってる。
だから好きを見せないよう弓矢の様にピンと一本の糸を張って男を寄せつけないようバリアを張っていたのに…。
あなたが心の中に入ってくる。
掻き乱される。こんな感情があったなんて…
自分が自分じゃなくなってくみたいで怖い。







『手料理(ネフまこ)』

まことの手料理は美味いと言っていつもいっぱい食べてくれるから嬉しくなってついつい作りすぎてしまう。
美奈達に料理振る舞うのも楽しいけど、恋人に作ってあげるってのは更に幸せだと心が温かくなるって知って大食らいの恋人に幸せになって欲しくて作りすぎる。
無理させてるんじゃないかと思って残してもいいと毎回言っても全部食べきって完食してくれる。
栄養バランスは考えてたり作ってるつもりだけど、くれぐれも太らないでくれよな?




『“楽しい”と“楽”(クン美奈)』

私と性格は真逆で真面目な堅物だし
余計な事喋ったりしないから普段何考えてるかもさっぱり分かんないし
一緒にいて楽しいかと言われると別に楽しくは無いかな?
でも「楽」ではある。
素でいられるし気も張らなくて良いし自分でいられる場所って感じがする。
お互い主君であるうさぎとまもちゃんが1番っていう暗黙の了解の元なのが1番楽な所だったりする。
私の気持ちを優先してくれるし、察してくれる。
そんな存在そうはいない。
数々の恋をした(ほぼ片想いだ)けどやっぱ私にはあんたしかいないしあんたがいいわ!









☆☆☆☆☆☆

『運命(エンセレ)』

運命の出会いだと思った。そう信じていた。
だけど君は月の世界の住人でプリンセス。
信じたくなかった。
動き出した感情はもう止まらない。
止めるられない。止める事が出来ない。
止め方が分からない。
君がこんなにも愛おしい。
君と会えない日は君の住んでいる月を見上げ君を想う。
決して交わらない君との未来を夢に見て。





『未来(エンセレ)』

一目惚れだった。
月から地球を見守っていてあなたを見つけた。
会いたくてよく地球へ降り立ち出会い恋をした。
思っていた以上に素敵な人だった。勿論、外見もそして中身も。
どんどん好きになった。
会う度に気持ちが深くなった。
だからこそ切なく苦しくなった。
何故私達に未来が無いの?






『小さな乙女(エリちび)』

君の夢は誰より美しく光り輝いていた。
だから私は君の所にたどり着いた。
「エリオスが言ってる乙女は私の事じゃない」と傷ついていたけれど、そんな傷つきやすい君だからこそきっと誰より素敵なレディになれると思うんだ。
人は傷つき、悩み、いっぱい泣いて成長するものだから。
だから自信を持って、僕の乙女よ。





『美少年(エリちび)』

初めて必要とされてると思ったの。
でもやっぱり違ってた。
失意のどん底の私の前に現れた美少年、ペガサスだと思ってたのに人間だった。
悩んでたのに不謹慎だけど悩みが一時吹っ飛んだ。
そして思考回路はショート寸前に陥った。
どうかペガサスが私の未来の王子様でありますように!
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