婆羅陀魏乃小説部屋

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四神天地「人」乃書~「破」~‐白虎編‐







愛媛県・久万高原市、某図書館・・・



アンバー『隼薙、本日はわたくしと「デート」して下さり、心から感謝します♪』
隼薙「あ、あぁ。別に穂野香とお前が入れ変わったみたいなもんだし、気にすんな。」
アンバー『はいっ。では、まずどの神話から・・・』


隼薙ーー・・・あいつ、明らかにテンション上がってら。他の奴には分かんねぇだろうが、俺には分かるぜ。
・・・ってか、こう見るとアンバーって人間にしか見えねぇな・・・本当は怪獣だって、忘れちまいそうになるな。
まぁ、今日は穂野香が選んだ服を着てるってのもある・・・つうか、いつも着物着てるから意識した事無かったけど・・・アンバーって、体付きも綺麗なんだな・・・胸は穂野香より小っせぇけど美乳だし、腹もキュッて締まってて、無駄のねぇボディラインって言うか・・・
あれ?なんか、変な気分になって来やがっ・・・?


アンバー『・・・隼薙?どうしましたか?わたくしが何か・・・』
隼薙「はっ!?な、何でもねぇよ!マジで何でもねぇから!」
アンバー『そう、ですか?』
隼薙「いいから、神話本だったよな?なら、 こいつ読もうぜ!」
アンバー『「護国聖獣伝記」?ですが、この本は・・・』
隼薙「これもれっきとした日本の神話の本だろ?昔の怪獣の事とかお前ら四神の事とか載ってんだし、ならまずこの本に変な事が載ってねぇか確かめようぜ?四神のお前のこれまでのエピソードだって、立派な神話なんだしよ。」
アンバー『・・・はい。心得ました・・・!それでは、わたくしの歴史を一緒にお浚(さら)い致しましょう。ですが、その前に・・・
図書館ではお静かに、ですよ?隼薙?』
隼薙「は、はい・・・」






穂野香ーー・・・こっそり着いて来てみたけど、上手く行ってるみたいね~♪
もっと気を効かせてよ、お兄ちゃん!
それからデート、頑張って!アンバー!

[ここまでの経緯は、擬人怪獣シリーズの短編「Pray」を見てね!]
好釦


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