婆羅陀魏乃小説部屋

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「G」クロ学園七不思議編‐ダイコー

ダイコー『突然ごめんなさい、なんだな。君・・・チェリィちゃんが言っていた噂の転校生、なんだな?僕は、オカ研部員のダイコー。よろしくお願いするんだな。
それで、君は学園七不思議について調べていると聞いたんだな。僕が知っているのは・・・まず、中等部の校舎の2階から3階への階段の踊り場にある大きな鏡を4時44分に覗くと、怪物によって鏡の中の異世界「ミラーワールド」に吸い込まれる・・・と言う話。でも運が良かったら、ミラーワールドの中にいる「鏡の騎士」が助けてくれるらしいんだな。
それから、高等部の校舎の屋上へ繋がる4階の階段が、本来は十二段なのに夜に上がると一段増えて十三段になっている・・・と言う話。その段を踏んでしまうと別の空間に行ってしまって、そこには「ネスパ」だか「レディア」だか言う謎の人がいて、その人の実験台にされてしまうらしいんだな。
あとは・・・真夜中になると、この音楽室からピアノを弾く音と歌声が聞こえる・・・と言う話。その正体は実はあのジャンヌ・ダルクの幽霊で、彼女の歌声を聞くとどんな魔も祓われるらしいんだな。多分、三つ目の話なら危害は無いから・・・このままここに留まって、自分の目で確かめてみるだな?僕は・・・色々あって一緒に付き合うのは無理だけど、パレッタ先生に頼めばきっと大丈夫なんだな。』

[あ・・・確かこれで、六つ目になっちゃったんだな。]
好釦


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