新・記録日誌

「行くぜキリコちゃ~ん♪」「キリコちゃん!・・・隊長?」

2026/05/28 22:33
小説サイト特撮
前回の日記で書いた「虹色部隊・菖蒲」隊長ズの設定ですが、あれから「ゴジラ8」本編含めて多少修正しました。
勢いで書いた所があり、例えば菖蒲隊長ズの階級を「陸自〇尉」と言うツッコミ所満載な書き方をしていたりしましたが(汗)、ちゃんと調べて修正したり新たな設定・描写を加筆しています。
思い付きの産物なので賛否あるかもしれませんし、彼女達の出番を増やした事によって本編の進行が更に遅れている感はありますが・・・最近描いたゴジラ対ラゴウでのディベートシーンは、「菖蒲」隊長ズが雪菜に従うだけの存在では無い、多種多様な個性を持っているからこそ描けたと思っています。唐突に出した以上は、出した意義のあると思って頂ける出番や立ち回りを与えたい所存です。
また、「回想貯蔵庫」の婆羅陀魏キャラ誕生日記事に菖蒲隊長ズ追加組の誕生日を追加しました。
ちなみに雪菜・南野の誕生日がどちらも7月なので、菖蒲隊長ズの誕生月は意図的に連続するように設定しています。つまりは5月13日の風山みやこバースデーから9月1日の寺森のどかバースデーまでの4ヶ月間が菖蒲隊長ズのバースデー月間、と言うわけですね。





それと、こちらでは今更の報告ですが先週22日に「ゴジラシアター」の「×メガギラス」を観て来ました。
今回は午前10時20分からの上映だったので、前回と違って余裕を持ってなんば別館まで行けましたし、前回のトラブルの影響かドリンク提供が梅田で例えるなら大阪ステーションシティシネマのような、ドリンクバー方式に変わっていました。
450円で固定にはなったものの、好きなドリンクを好きなだけ入れて氷も好きに入れ放題、おかわりも何度もOK、劇場スタッフさんの負担も減る・・・と、システムとしては僕のようなドリンクをよく飲む方にとっては良いと思いますし、同じ劇場で別の作品を観る時や、上映後に劇場を出る前に容器を使い回してドリンク・氷の補充が出来ますからね。
特になんば別館はスクリーンと売店の距離が近いのでおかわりしに行きやすいですし、僕も上映前におかわりしに行きましたし・・・ただ、上映中にトイレに行きたくなる確率も高くなるのでそこはお気を付け下さいf^_^
ちなみに当日の観客数は・・・珍しく微妙でした(汗)後述しますが地味寄りの作品+平日だからでしょうか?満員御礼だとそれはそれで困るのですが、人があまりいないのもそれはそれで何だか寂しいですね・・・
その帰りにふと思い付いて淀屋橋駅で降り、去年の「ゴジ逆・ビオランテ」聖地巡りの写真を撮り直したり、その時に断念した「×メガギラス」の聖地の一つである大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)・堂島大橋を撮って来たりしました。
創造画集の「特撮名所・イベント」内の「淀屋橋・中之島」にその時の写真を追加していますので、是非ともご覧下さい(^^ゞ






「×メガギラス」の感想ですが、旧サイトでは「ゴジラ2000」とセットで微感想を昔書いたくらい(「ゴジラ2000」「×メガギラス」微感想)、劇場では「ゴジラ誕生祭2015in京都」で観たっきりなので(ゴジラ誕生祭2015in京都レポート)、長めの感想を・・・そのせいで日記公開が上映が終わった今日になってしまったのですがf^_^



率直に申しますと、約11年振りのスクリーン鑑賞だったのもあり、今までで一番のめり込みながら楽しく観れました。
まず、本作がミレニアムシリーズ以降の国内ゴジラ作品・・・機龍二部作や山崎ゴジラことマイナス二部作(・・・で良いのか?)を除いた、毎回設定をリセットしながら新しい物語を作る、と言う作風は間違いなく本作がきっかけでしょう。
前作の「ゴジラ2000」はエメゴジの影響もあって「ゴジラらしい国産ゴジラ映画を作る!」と言う感じでしたが、本作はあまり「ゴジラらしさ」に囚われずにエンタメ特撮作品としての面白さを重視しているように思います。
ミレニアムシリーズ自体の特徴にもなった戦うヒロイン・辻森桐子隊長が主人公、よくウルトラシリーズっぽいと言われるGグラスパーやグリフォン、秘密兵器ディメンション・タイドの存在、スピーディーでテンポの良いストーリー展開、後に機龍二部作も手掛ける大島ミチルさんの起用・・・と、ゴジラ界隈が今より保守的だった当時としては異質にも思われる要素を入れまくっています(ちなみに当時の僕はその辺りは全く気にせず「面白いな~。」と思いながら見ていました)。
この辺りは間違いなく、今回念願のゴジラ映画初監督となった手塚昌明監督の手腕で、1954年のゴジラ初上陸をわざわざギラゴジで新規で撮ったり、成虫・親玉を増やした上でメガヌロンを再登場させたり、故・星由里子女史を起用したり、「事実は堂々と公表しろ!!」と言ってそうな議員を出したりして(笑)、歴代東宝特撮作品へのオマージュは捧げつつ、エンタメ作品としてのゴジラ映画の良さを最大限発揮させたのはとても初監督とは思えない、拍手モノの偉業でしょう(^^)d
手塚監督作品と言えばのタイトルバックのカッコ良さ(「ゴジラ」のロゴを高速で横切る「メガギラス」ロゴからの銃撃で現れる「G消滅作戦」!)、エンドロール後の監督ご本人登場のポストクレジットなども、本作から健在です。
特撮面も後の「ウルトラマンマックス・メビウス」で見せた、鈴木健二監督らしさが発揮された「生」っぽくも前作以上にややコミカルで明るい特撮が画面いっぱいに描かれていて、滑らかなグリフォンの動きやメガギラスの超高速アクションは後のしらさぎやドッグファイター、モスラ・ラドンが踏襲していたり、ゴジラ側もそれに合わせてか尾をクルクルさせてメガニューラを退治したり(何故知っている?)、妙に高速で顔振りをしたり、ちょっとだけ走ったり、ジャンピングプレスをかましたり・・・と、昭和後期や「GFW」を思わせるアクション・仕草をしており、一部配色以外はデザインが同じミレゴジと上手く差別化されています。
お遊び以外でもCG技術を生かしたメガニューラの大量羽化や奇岩島でのゴジラに群がる様、特に泳ぐゴジラの背中に文字通り「登る」辻森隊長の場面は、本作を代表するカットと言えるでしょう。
虫嫌いの方にはメガヌロン・メガニューラ絡みは非常にきついですが、奇岩島から去るメガニューラの中に一匹落下している個体がいたり、水没した渋谷に潜る時にちゃんと水掻きしていたりと芸が細かく、メガギラスも上手くトンボにドラゴン要素を足した中々の良デザインなのに「当たらなければどうと言う事はない(赤い彗星)」とばかりにゴジラを挑発したり、「志村ー!後ろ後ろ!」ネタをやったりと、実に憎らしい子悪党っぷりを存分に見せてくれます(笑)

ストーリーも前述通り、平成作品でも屈指のテンポの良さで進んで行くのであまりストレスは無く、辻森隊長もゴジラに恩人を殺された身でありながら「ゴジラへ復讐する」と言うよりは「ゴジラを打倒して平和な世界を実現させる」、と言うGグラスパー隊長としての使命で動いている感があり、この辺りはゴジラへの復讐者キャラである「VSスペースゴジラ」の結城さんや「ゴジラ-1.0」の敷島とは明確に違う点でして(ちなみにほぼ同じ経緯持ちの「×メカゴジラ」の家城さんもゴジラへの復讐よりも機龍隊としての使命や機龍との調和を優先しています)、工藤との絡みを含めてシリアスになり過ぎないように配慮されていると思いました。
あと個人的には、水没した渋谷から逃げるルーズソックスを履いたガングロギャル、アニメの聖地になりつつも未だ電気街として有名だったアキバ、工藤が使うお手製パソコン(工藤ちゃんオリジナル)やナースちゃんにキリコちゃん(笑)、山ちゃんが「おっはー!!」していた頃のおはスタ・・・等々、2000年当時らしさ満載だったのがツボでしたね。
1990年生まれの僕にとって、「VS」シリーズの時代(90年代前~中期)は物心付くか付かないかくらいの頃なので懐かしさは感じるものの、学生としてしっかりとした記憶や経験・体験が染み付いている90年代末や2000年代の方が、実感のある懐かしさが湧くと言いますか・・・公開当時の雰囲気や日常描写を感じられる作品は幾つもありますが、「×メガギラス」はSF・近未来要素はありつつも「あの頃」を切り取った要素・描写もまた多く、その点では「ゴジラ2000」と共通していると言えますね。
一応ツッコミ所も挙げるなら、手塚監督も「意味ある?」と言っていた大阪都の設定(大阪が舞台になったのが殆ど冒頭のみ・・・)、大阪城の左右に陣取る国会議事堂と防衛庁(汗)、メガギラス軍団自体はお邪魔虫でしか無いのでいなくても作劇上あまり問題は無く、メガギラス戦で人類側が蚊帳の外になってしまっている、少年が背負うにはあまりに重いメガヌロンの卵投棄問題(この辺は特撮作品あるあるですが)、「いや、それは・・・メガギラスだ。」で有名な山口博士の後手後手っぷりでしょうかf^_^



・・・と、長々と書いてしまいましたが、今回はそれだけ本作の良さが再発掘出来た、素晴らしい機会でした。
正直本作はゴジラシリーズ作品では地味な方に入り、僕も以前「ゴジラシアター」では本作か「ゴジラ2000」のどちらかが一番最後の上映作品、と言う名の後回しになる・・・と失礼な予想をしてしまいましたが、本作が以降のゴジラシリーズに与えた影響が多いのは語った通りで、僕としては主に「‐」シリーズでインスパイアされまくっている事に改めて気付かされました(「‐」ゴジラの背鰭切り、グリフォンオマージュのむささび、グリフォン自体も「G」クロ婆羅陀魏編第五章で登場予定、「GREATEST」「GENOCIDE」(と「G」クロモンスター編第五章特別編で)のディメンション・タイド登場、「5」のメガギラス軍団登場及び小笠原諸島でのゴジラとの交戦、「8」の小笠原諸島の無人島でのラゴウ起動テスト決行や「奇岩島」から拝借した「亀岩島」など)。
何よりも、本作は「21世紀初のゴジラ映画」と言う立派な肩書きがある事は、決して忘れてはいけません。
虫嫌いで無ければ、ミレニアムシリーズでは暗黙の了解になっている「初ゴジ」での出来事に当たるゴジラ初上陸を冒頭で描いているので「初ゴジ」予習の必要はあまり無く、比較的クセの少ない作風なのもあって初心者にも薦めやすいゴジラ作品だと思いますし、本作がもっと再評価される事を願います・・・!



次回の「GMK」も劇場では約10年前に観たっきりなので(「ゴジラ誕生祭2016in京都」レポート)、是非とも行きたいのですが・・・色々あって、もしかしたら無理かもしれません。
その「色々」については話すと長くなるので、また次の日記にて。

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