新・記録日誌
「こんの、バカ兄貴ーーーーー!!」
2026/03/03 23:43サイト婆羅陀魏CCCP特撮
3月に入り、急に気温が上がったり雨模様が続いたり花粉症が本格的に増える時期になったり・・・と、一気に季節が春になりましたね。
別に時期としてはおかしくないのですが、去年も秋を飛ばしていきなり冬が来たような感覚だったので、同じ感じで唐突に冬が終わったのが何だか寂しいですね・・・
皆様も体が寒暖差に馴染んでいないかと思いますので、無理せず体を暑さに馴染ませて下さい。
さて、約二週間振りの日記なのでその間に関する報告をば・・・
まずはTOP画を3月の「シン・婆羅陀魏CCCPΔ」に変更。
今回は「Next「G」」より美歌で、「CCCPΔ」がトリオ方式なのを利用して10・15・20歳時の各デザインを集結させてみました。何だかポケモンやベビーゴジラ系列の進化図みたいですが、実はこの構図は「電光超人グリッドマン」及び「SSSS.GRIDMAN」超全集の表紙のイメージだったり・・・
今回の知られざる麗しの風景は「山形県・白川湖の水没林」で、弥彦村近隣にもありそうな風景なので人選としてもちょうど良かったかと思います。
パートナーの翼共々、本編三部作時点では特徴的なあだ名を付ける設定以外はサブキャラの域は出なかった感じですが、後日談三部作が生まれた事で必然的に次世代のヒロイン枠となり、兄の血は引きつつもみどりさんの後を継ぐに相応しい、ビンタの似合う肝っ玉系ヒロインとして描けたかと思います。
何よりも、成長に合わせて三種類のデザインを用意したのは今の所美歌だけですし。
ちなみに個人的には15歳Ver.美歌が一番好きなデザインで、川北監督が「今この時(「VSスペースゴジラ」)にしか描けない」からこそリトルゴジラに強い思い入れがあった気持ちが、何だか分かる気がします。ポケモンで言えば、一部を除いて不遇な御三家中間(一進化)ポケを愛でるような感じ?
これからも主人公兼ヒロインの睦海とはまた違った、「Next「G」」の次世代ヒロインとしての出番と役割を、翼と共に描く機会があれば・・・と思っています。
次に、先月23日に「ガメラ3」4K HDR版リバイバルを、26日に「ゴジラシアター」の「VSスペースゴジラ」を母と共に観て来ました。
母が20日からダンディーオヤジと旅行に行っていたり、上映時間の都合で23日に両作同時に観れなかったのは残念ですが、代わりに26日に心斎橋や梅田で色々楽しめました(^^)d
色々楽しんだ内訳はLINE VOOMに丸投げしますが(汗)、大丸梅田のリニューアル工事によって今月9日に一旦営業終了してしまうゴジラストアUmedaに行けたのが一番良かったですね・・・
一応、ストア自体は4月にNu茶屋町に移転して営業を再開する予定ですが、2年前に「映画わんぷり」休暇を取っていた事で開店初日に行った身としては、もうポケモンセンターや仮面ライダーストア等々と同居していた、「大丸梅田のゴジラストアUmeda」は戻って来ないのかと思うと、一抹の寂しさを感じずにいられません・・・
せめてもの手向けとして買った、ストア限定の初代アンギラスソフビ(イマジネイティブカラーVer.)の写真を創造画集の「特撮グッズ」にアップしていますので、是非ご覧下さい。
「ガメラ3」4K HDR版の感想は5年前に(「ガメラ3」4K HDR版感想)、「VSスペースゴジラ」の感想は「ゴジラ誕生祭2012」や「京都怪獣映画祭NIGHT6」の時に少々書いていますが(「「ゴジラ誕生祭2012」レポート後編」「「京都怪獣映画祭NIGHT6」レポート」)、「VSスペースゴジラ」は裏話が中心なので改めてまたまた長めに作品について語り、平成ガメラ三部作リバイバル上映を全て観て個人的に思った事を最後に書いて行きます。
見るのがしんどいと言う方は、とりあえず創造画集の「特撮グッズ」の「ガメラ60th関連グッズ」に「ガメラ3」入場者特典の60周年記念券(ガメラ3Ver.)と記念券勢揃いの写真を、「特撮名所・イベント」の「逆ゴジ像」に新しく撮影した写真を追加しましたので、それだけでもご覧下さいf^_^
「VSスペースゴジラ」はファンならご存知の通り、アメリカ版ゴジラの製作・公開が遅れた事によって急遽作られた作品であり、「新「VS」シリーズ第一弾」のような位置付けで製作しながら結局アメリカ版ゴジラの公開の目処が立った事で次作の「VSデストロイア」でシリーズが完結したのもあり、他作品に比べると設定や特撮の粗が見える点は否めません(本作でテレキネシスが使える程に超能力がパワーアップした三枝さんが、次作の「VSデストロイア」で超能力の限界を感じている描写があるなど)。
ですが、それ以上に貪欲なまでに「新たなゴジラ映画を見せる」、と言うチャレンジング精神をひしひしと感じる作品であり、本作の真の主人公と言える新たなゴジラ一族・スペースゴジラの誕生は、ウルトラシリーズの超獣を彷彿とさせる異質さとカッコ良さを両立した良デザイン、飛行形態や多数の技の演出も相まって、間違いなく本作の功績と言えるでしょう。
アステロイドベルトでのガンダムシリーズ辺りでありそうな実写版無重力戦や、結晶体犇(ひし)めくさながら異空間と化した福岡での熾烈なる長期戦は、シリーズ全体でも強く印象に残る一戦に仕上がっていると思います。
他にも、「地球防衛軍」から白銀の合体ロボとしてリブートされて再登場した川北メカイズムマシマシなロボット怪獣枠・MOGERA、「VSモスラ」とのミッシングリンクと女性向け要素を担ったフェアリーモスラとコスモス、川北監督とゴジラ双方の寵愛を受けて今なお愛される本作の萌え枠(笑)なリトルゴジラ、そして前作「VSメカゴジラ」から引き続き描かれた強い同族意識故に、実質兄弟と言えるスペースゴジラから狙われ、図らずも起きたMOGERA(人類)との共闘の末に打ち倒す事となった、憎いあンちきしょうなゴジラ・・・等、怪獣サイドのアピールは十二分です。
ドラマ面でも、「VSビオランテ」以降は良くも悪くも「超能力キャラ」でしか無かった三枝さんがしっかりと1人の女性・ヒロインとして登場し・・・
・女性だからこその多数の私服姿やショートヘアへのイメチェン。
・僕の記憶では今の所商品化された事の無い、「インファントの紋章ピアス」と言う本作で頻出する超能力演出を強調するアイテム。
・ロケ地の沖永良部島に映える、新城とのほのかな恋模様。
・↑を経てもなお変わらない、ゴジラ・リトルへの強い愛着。
・・・などで、もはや小高恵美女史のPVとも言える程に「三枝未希」と言うキャラクターの魅力を存分に描いているのは、決して見逃せないポイントでしょう。
三枝さん以外でも、「一見クールな狙撃主に見えるが実は強引で熱血漢な一面がある」新城と「基本三枚目だが実は操縦技術とサポート性能が高い」佐藤(キヨ)によるバディものとしては一級品ですし、本作の裏主人公である山下賢章監督曰くの「ココロメン」な結城さんと「VSビオランテ」とのリンク役でもある権藤千夏さんとの熟年バディ、更にこのWバディに三枝さんや分かりやすい身内の悪役である大久保、そしてスーパーヴィランのスペースゴジラが加わる事で、ゴジラを中心にしたスリリングでかつ歴代屈指のゴジラファーストな物語が出来上がっています。
これは前述の「怪獣映画祭NIGHT6」レポートリンクにもある、無茶が過ぎる「最初期ストーリー案の10ヶ条」を守りながら脚本を作った柏原寛司さんの手腕に加え、スケジュール圧迫によって焦燥気味だったからこそ出せた川北監督の圧倒的な映像パワー、それに負けじとロマン味溢れるストーリー・画面作りを追及したり「84ゴジラ」以来の主題歌を採用した山下監督の新旧スタッフの個性がぶつかり合い、後に「ゴジラ2000」やアニゴジ三部作を手掛ける服部隆之さんのハリウッドスタイルを全面に押し出した小気味良い劇伴を添えた結果として生まれたのが、「ゴジラVSスペースゴジラ」と言う作品なのだと思います。
要は、スペースゴジラの誕生シーケンスと似たような感じですねf^_^
あと当然ながら、昨年オフ会10に行った影響で後半の福岡パートはウキウキしながら観ていました(笑)
それと、個人的に語っておきたいポイントとして・・・前述通り本作は「新「VS」シリーズ第一作」の立ち位置として製作された可能性があり、各設定のおさらいを兼ねてか「VSキングギドラ」以外のシリーズ作品の出来事について普及する描写があります。
その点を踏まえて・・・ファンの中で時々話題に上がる「もし『VSキングギドラ』での歴史改変が無かったら?」に近い、「もしこのまま『VSデストロイア』が製作されずに「VS」シリーズが続いていたら?」と、僕は思ってしまいまして。
特報の方の「ゴジラ7」の内容を見るに、恐らく「VSスペースゴジラ」公開前に「VSデストロイア」製作が決まっているので、今の所「新「VS」シリーズ第二弾」と思われる没プロットやメモの類いは見付かっておらず、内容は完全に僕の想像になりますが・・・川北監督が「VSスペースゴジラ」は当初ゴジラが帰って来ないラストにする予定だった事(スペースゴジラと相打ちになった?)、「今しか描けないリトルゴジラ」と発言している事から、「VSデストロイア」で無くとも次回作でゴジラの世代交代は描かれていた可能性が高く、もしくは「VSデストロイア」から更にシリーズを続けていた可能性もありえます。
他で例えるなら「ゴジラvsコング」後もシリーズを続けているモンスターバース、当サイト界隈で言ってしまえば「Next「G」」を公式が作ったような感じで、特に公式から断言されてはいませんが「VSデストロイア」後の話では無いかと考察されている「ゴジラvsガイガンレクス」及び「ゴジラvsメガロ」を見るに、この仮説もあながち的外れでは無いのではないか?と思えて来ます。
どちらも昭和怪獣を新解釈でリメイクしていますし、「ゴジラ×コング スーパーノヴァ」にそれこそスペースゴジラが出る噂があったり、川北監督が機を見てはメカニコングを出したがっていたり、「VSデストロイア」の初期案でアンギラスを出す予定があった事を考えると、シリーズが続いていたら様々な昭和怪獣がリメイクされて再登場していたかもしれません・・・バランとか(汗)
ただ、当初はシリーズ最後の作品になる筈だった「VSメカゴジラ」及び「vsコング」でビッグネーム怪獣を使い切ってしまい、次回作はやむなく新怪獣をメインで出す事になったのを考えると、新怪獣中心路線もあったかと思います・・・「Next「G」」みたいにf^_^
完全に与太話ですが、それだけ「VS」シリーズにはまだまだ物語を生み出す余地が、魅力が存在する証拠でもあると思いますし、これからも「ゴジラ「VS」シリーズ」と言う存在は輝きを放ち続けるのだと、僕は思いますね。
それから、平成ガメラ三部作リバイバル上映を完走して思った事ですが・・・正直に言って、今回は「ゴジラシアター」に比べて客入りが明らかに少なかったです。
「VSスペースゴジラ」は最終日の朝の回だったのもあって満員御礼では無かったですが、それでも若年層や親子連れが来ていたり、中央席は当然ながら全体的に半分くらいは席が埋まっていたり、三連休は言わずもがなだったのに対して、「ガメラ3」は祝日の昼の回だったにも関わらず「VSスペースゴジラ」より客数は少なめで、KINEZOで予約はしましたが予約しなくとも狙っていた前方中央席が取れたのでは?と思えた程であり、入場者特典もまだ配っているのを考えると客入り自体が少なめなのでしょう。
賛否こそありますが「ガメラ3」への評判・支持は今なお高い筈ですし、5年前の上映時はコロナ禍だったにも関わらず今回以上の客入りだったと記憶しているので、理由を挙げるとするならば・・・
・ラージフォーマット+映画代高騰による、高めの映画代(割引無しで1人2700円)。
・ゴジラシアターは1300円で4K作品が観れて、GGG(ゴジラ・ガクセイ・ゴヒャクエン)が適応される学生なら500円で観れる。
・5年前に全く同じモノを上映済。
・入場者特典が本編のフィルムしおりではなく、チケット風記念券。
・ゴジラとガメラの知名度・宣伝の浸透度の違い。
・・・でしょうか?
ドルビーシネマで再び観た「ガメラ3」に再び感動し、ラージフォーマットで映画を観る事の良さを何度か語ってもいる身として、自分で書いていて辛くはありますが・・・理由としては十分ありうるでしょう。
僕もなるべく割引サービスがある日を狙って観に行きますし、現在62歳の母がいるお陰でペア50割適応で1500円(+600円)×2=4200円で観れましたが、そうも行かない方が多いでしょうからやはり最大の理由は映画代が高い、に尽きると思います。
やはり割引サービスは色々あるとは言え、2000円前後のお金を払わないといけないのが「映画館で映画を観る」と言う事への壁になっている感はあるので、少しでも元々の映画代を下げて頂きたいですね・・・
ガメラ60周年企画のクライマックスに、公開当時の平成ゴジラと平成ガメラの観客数の違いを改めて見せつけられたような結果になってしまいましたが、それでもまた平成ガメラ三部作をドルビーシネマで観れたり、「ガメラEXPO」で念願の生ガメラを見れたのは本当に良き思い出になりましたし、65周年を迎える2030年にまた記念企画を色々開催して頂きたいです。
・・・その時はとりあえず、関西の劇場での昭和ガメラ作品全作上映+勇者ガメラ上映を、大阪でやるならテアトル梅田以外の劇場でやって欲しいです(汗)
別に時期としてはおかしくないのですが、去年も秋を飛ばしていきなり冬が来たような感覚だったので、同じ感じで唐突に冬が終わったのが何だか寂しいですね・・・
皆様も体が寒暖差に馴染んでいないかと思いますので、無理せず体を暑さに馴染ませて下さい。
さて、約二週間振りの日記なのでその間に関する報告をば・・・
まずはTOP画を3月の「シン・婆羅陀魏CCCPΔ」に変更。
今回は「Next「G」」より美歌で、「CCCPΔ」がトリオ方式なのを利用して10・15・20歳時の各デザインを集結させてみました。何だかポケモンやベビーゴジラ系列の進化図みたいですが、実はこの構図は「電光超人グリッドマン」及び「SSSS.GRIDMAN」超全集の表紙のイメージだったり・・・
今回の知られざる麗しの風景は「山形県・白川湖の水没林」で、弥彦村近隣にもありそうな風景なので人選としてもちょうど良かったかと思います。
パートナーの翼共々、本編三部作時点では特徴的なあだ名を付ける設定以外はサブキャラの域は出なかった感じですが、後日談三部作が生まれた事で必然的に次世代のヒロイン枠となり、兄の血は引きつつもみどりさんの後を継ぐに相応しい、ビンタの似合う肝っ玉系ヒロインとして描けたかと思います。
何よりも、成長に合わせて三種類のデザインを用意したのは今の所美歌だけですし。
ちなみに個人的には15歳Ver.美歌が一番好きなデザインで、川北監督が「今この時(「VSスペースゴジラ」)にしか描けない」からこそリトルゴジラに強い思い入れがあった気持ちが、何だか分かる気がします。ポケモンで言えば、一部を除いて不遇な御三家中間(一進化)ポケを愛でるような感じ?
これからも主人公兼ヒロインの睦海とはまた違った、「Next「G」」の次世代ヒロインとしての出番と役割を、翼と共に描く機会があれば・・・と思っています。
次に、先月23日に「ガメラ3」4K HDR版リバイバルを、26日に「ゴジラシアター」の「VSスペースゴジラ」を母と共に観て来ました。
母が20日からダンディーオヤジと旅行に行っていたり、上映時間の都合で23日に両作同時に観れなかったのは残念ですが、代わりに26日に心斎橋や梅田で色々楽しめました(^^)d
色々楽しんだ内訳はLINE VOOMに丸投げしますが(汗)、大丸梅田のリニューアル工事によって今月9日に一旦営業終了してしまうゴジラストアUmedaに行けたのが一番良かったですね・・・
一応、ストア自体は4月にNu茶屋町に移転して営業を再開する予定ですが、2年前に「映画わんぷり」休暇を取っていた事で開店初日に行った身としては、もうポケモンセンターや仮面ライダーストア等々と同居していた、「大丸梅田のゴジラストアUmeda」は戻って来ないのかと思うと、一抹の寂しさを感じずにいられません・・・
せめてもの手向けとして買った、ストア限定の初代アンギラスソフビ(イマジネイティブカラーVer.)の写真を創造画集の「特撮グッズ」にアップしていますので、是非ご覧下さい。
「ガメラ3」4K HDR版の感想は5年前に(「ガメラ3」4K HDR版感想)、「VSスペースゴジラ」の感想は「ゴジラ誕生祭2012」や「京都怪獣映画祭NIGHT6」の時に少々書いていますが(「「ゴジラ誕生祭2012」レポート後編」「「京都怪獣映画祭NIGHT6」レポート」)、「VSスペースゴジラ」は裏話が中心なので改めてまたまた長めに作品について語り、平成ガメラ三部作リバイバル上映を全て観て個人的に思った事を最後に書いて行きます。
見るのがしんどいと言う方は、とりあえず創造画集の「特撮グッズ」の「ガメラ60th関連グッズ」に「ガメラ3」入場者特典の60周年記念券(ガメラ3Ver.)と記念券勢揃いの写真を、「特撮名所・イベント」の「逆ゴジ像」に新しく撮影した写真を追加しましたので、それだけでもご覧下さいf^_^
「VSスペースゴジラ」はファンならご存知の通り、アメリカ版ゴジラの製作・公開が遅れた事によって急遽作られた作品であり、「新「VS」シリーズ第一弾」のような位置付けで製作しながら結局アメリカ版ゴジラの公開の目処が立った事で次作の「VSデストロイア」でシリーズが完結したのもあり、他作品に比べると設定や特撮の粗が見える点は否めません(本作でテレキネシスが使える程に超能力がパワーアップした三枝さんが、次作の「VSデストロイア」で超能力の限界を感じている描写があるなど)。
ですが、それ以上に貪欲なまでに「新たなゴジラ映画を見せる」、と言うチャレンジング精神をひしひしと感じる作品であり、本作の真の主人公と言える新たなゴジラ一族・スペースゴジラの誕生は、ウルトラシリーズの超獣を彷彿とさせる異質さとカッコ良さを両立した良デザイン、飛行形態や多数の技の演出も相まって、間違いなく本作の功績と言えるでしょう。
アステロイドベルトでのガンダムシリーズ辺りでありそうな実写版無重力戦や、結晶体犇(ひし)めくさながら異空間と化した福岡での熾烈なる長期戦は、シリーズ全体でも強く印象に残る一戦に仕上がっていると思います。
他にも、「地球防衛軍」から白銀の合体ロボとしてリブートされて再登場した川北メカイズムマシマシなロボット怪獣枠・MOGERA、「VSモスラ」とのミッシングリンクと女性向け要素を担ったフェアリーモスラとコスモス、川北監督とゴジラ双方の寵愛を受けて今なお愛される本作の萌え枠(笑)なリトルゴジラ、そして前作「VSメカゴジラ」から引き続き描かれた強い同族意識故に、実質兄弟と言えるスペースゴジラから狙われ、図らずも起きたMOGERA(人類)との共闘の末に打ち倒す事となった、憎いあンちきしょうなゴジラ・・・等、怪獣サイドのアピールは十二分です。
ドラマ面でも、「VSビオランテ」以降は良くも悪くも「超能力キャラ」でしか無かった三枝さんがしっかりと1人の女性・ヒロインとして登場し・・・
・女性だからこその多数の私服姿やショートヘアへのイメチェン。
・僕の記憶では今の所商品化された事の無い、「インファントの紋章ピアス」と言う本作で頻出する超能力演出を強調するアイテム。
・ロケ地の沖永良部島に映える、新城とのほのかな恋模様。
・↑を経てもなお変わらない、ゴジラ・リトルへの強い愛着。
・・・などで、もはや小高恵美女史のPVとも言える程に「三枝未希」と言うキャラクターの魅力を存分に描いているのは、決して見逃せないポイントでしょう。
三枝さん以外でも、「一見クールな狙撃主に見えるが実は強引で熱血漢な一面がある」新城と「基本三枚目だが実は操縦技術とサポート性能が高い」佐藤(キヨ)によるバディものとしては一級品ですし、本作の裏主人公である山下賢章監督曰くの「ココロメン」な結城さんと「VSビオランテ」とのリンク役でもある権藤千夏さんとの熟年バディ、更にこのWバディに三枝さんや分かりやすい身内の悪役である大久保、そしてスーパーヴィランのスペースゴジラが加わる事で、ゴジラを中心にしたスリリングでかつ歴代屈指のゴジラファーストな物語が出来上がっています。
これは前述の「怪獣映画祭NIGHT6」レポートリンクにもある、無茶が過ぎる「最初期ストーリー案の10ヶ条」を守りながら脚本を作った柏原寛司さんの手腕に加え、スケジュール圧迫によって焦燥気味だったからこそ出せた川北監督の圧倒的な映像パワー、それに負けじとロマン味溢れるストーリー・画面作りを追及したり「84ゴジラ」以来の主題歌を採用した山下監督の新旧スタッフの個性がぶつかり合い、後に「ゴジラ2000」やアニゴジ三部作を手掛ける服部隆之さんのハリウッドスタイルを全面に押し出した小気味良い劇伴を添えた結果として生まれたのが、「ゴジラVSスペースゴジラ」と言う作品なのだと思います。
要は、スペースゴジラの誕生シーケンスと似たような感じですねf^_^
あと当然ながら、昨年オフ会10に行った影響で後半の福岡パートはウキウキしながら観ていました(笑)
それと、個人的に語っておきたいポイントとして・・・前述通り本作は「新「VS」シリーズ第一作」の立ち位置として製作された可能性があり、各設定のおさらいを兼ねてか「VSキングギドラ」以外のシリーズ作品の出来事について普及する描写があります。
その点を踏まえて・・・ファンの中で時々話題に上がる「もし『VSキングギドラ』での歴史改変が無かったら?」に近い、「もしこのまま『VSデストロイア』が製作されずに「VS」シリーズが続いていたら?」と、僕は思ってしまいまして。
特報の方の「ゴジラ7」の内容を見るに、恐らく「VSスペースゴジラ」公開前に「VSデストロイア」製作が決まっているので、今の所「新「VS」シリーズ第二弾」と思われる没プロットやメモの類いは見付かっておらず、内容は完全に僕の想像になりますが・・・川北監督が「VSスペースゴジラ」は当初ゴジラが帰って来ないラストにする予定だった事(スペースゴジラと相打ちになった?)、「今しか描けないリトルゴジラ」と発言している事から、「VSデストロイア」で無くとも次回作でゴジラの世代交代は描かれていた可能性が高く、もしくは「VSデストロイア」から更にシリーズを続けていた可能性もありえます。
他で例えるなら「ゴジラvsコング」後もシリーズを続けているモンスターバース、当サイト界隈で言ってしまえば「Next「G」」を公式が作ったような感じで、特に公式から断言されてはいませんが「VSデストロイア」後の話では無いかと考察されている「ゴジラvsガイガンレクス」及び「ゴジラvsメガロ」を見るに、この仮説もあながち的外れでは無いのではないか?と思えて来ます。
どちらも昭和怪獣を新解釈でリメイクしていますし、「ゴジラ×コング スーパーノヴァ」にそれこそスペースゴジラが出る噂があったり、川北監督が機を見てはメカニコングを出したがっていたり、「VSデストロイア」の初期案でアンギラスを出す予定があった事を考えると、シリーズが続いていたら様々な昭和怪獣がリメイクされて再登場していたかもしれません・・・バランとか(汗)
ただ、当初はシリーズ最後の作品になる筈だった「VSメカゴジラ」及び「vsコング」でビッグネーム怪獣を使い切ってしまい、次回作はやむなく新怪獣をメインで出す事になったのを考えると、新怪獣中心路線もあったかと思います・・・「Next「G」」みたいにf^_^
完全に与太話ですが、それだけ「VS」シリーズにはまだまだ物語を生み出す余地が、魅力が存在する証拠でもあると思いますし、これからも「ゴジラ「VS」シリーズ」と言う存在は輝きを放ち続けるのだと、僕は思いますね。
それから、平成ガメラ三部作リバイバル上映を完走して思った事ですが・・・正直に言って、今回は「ゴジラシアター」に比べて客入りが明らかに少なかったです。
「VSスペースゴジラ」は最終日の朝の回だったのもあって満員御礼では無かったですが、それでも若年層や親子連れが来ていたり、中央席は当然ながら全体的に半分くらいは席が埋まっていたり、三連休は言わずもがなだったのに対して、「ガメラ3」は祝日の昼の回だったにも関わらず「VSスペースゴジラ」より客数は少なめで、KINEZOで予約はしましたが予約しなくとも狙っていた前方中央席が取れたのでは?と思えた程であり、入場者特典もまだ配っているのを考えると客入り自体が少なめなのでしょう。
賛否こそありますが「ガメラ3」への評判・支持は今なお高い筈ですし、5年前の上映時はコロナ禍だったにも関わらず今回以上の客入りだったと記憶しているので、理由を挙げるとするならば・・・
・ラージフォーマット+映画代高騰による、高めの映画代(割引無しで1人2700円)。
・ゴジラシアターは1300円で4K作品が観れて、GGG(ゴジラ・ガクセイ・ゴヒャクエン)が適応される学生なら500円で観れる。
・5年前に全く同じモノを上映済。
・入場者特典が本編のフィルムしおりではなく、チケット風記念券。
・ゴジラとガメラの知名度・宣伝の浸透度の違い。
・・・でしょうか?
ドルビーシネマで再び観た「ガメラ3」に再び感動し、ラージフォーマットで映画を観る事の良さを何度か語ってもいる身として、自分で書いていて辛くはありますが・・・理由としては十分ありうるでしょう。
僕もなるべく割引サービスがある日を狙って観に行きますし、現在62歳の母がいるお陰でペア50割適応で1500円(+600円)×2=4200円で観れましたが、そうも行かない方が多いでしょうからやはり最大の理由は映画代が高い、に尽きると思います。
やはり割引サービスは色々あるとは言え、2000円前後のお金を払わないといけないのが「映画館で映画を観る」と言う事への壁になっている感はあるので、少しでも元々の映画代を下げて頂きたいですね・・・
ガメラ60周年企画のクライマックスに、公開当時の平成ゴジラと平成ガメラの観客数の違いを改めて見せつけられたような結果になってしまいましたが、それでもまた平成ガメラ三部作をドルビーシネマで観れたり、「ガメラEXPO」で念願の生ガメラを見れたのは本当に良き思い出になりましたし、65周年を迎える2030年にまた記念企画を色々開催して頂きたいです。
・・・その時はとりあえず、関西の劇場での昭和ガメラ作品全作上映+勇者ガメラ上映を、大阪でやるならテアトル梅田以外の劇場でやって欲しいです(汗)
