新・記録日誌
『あっ、それから確認なんだけどさ・・・あの「帝国」の超お尋ね者の渚ユウジって、やっぱり関口君?』
2025/04/11 12:50小説
さて、今日は遅れましたが先日完成した「G」クロアニバーサリー作品「Geek」について色々と書いて行きます。
作品本編をご覧になった事前提で書いて行くのと、最初に少々「G」クロ宇多瀬編に対する苦言とも取れる事を書いています。
それらを了承した方のみ、下に進んで下さい。
また、合計約16000字くらい書いたらフォレスト+の日記は10000字までしか書けない事が判明したので、急遽前後編の二回に分けて掲載する事とし、この記事では本作自体の概説や主要人物に関する解説に留め、その他のキャラやオマージュ・パロディ元解説は次の日記に譲る事としますf^_^
・・・まず、前述の「苦言」について書かせて頂きますと、もしかしたら同じ事を思っていた方もいらっしゃるかもしれませんが・・・率直に言って、「求ム者」以降の「G」クロ宇多瀬編での僕のキャラに関する扱いは決して良くは無い、と常々思っています。
今回の主人公であるパレッタを例にすると、初登場の「求ム者」こそ扱いはとても良いのですが、「守ル者」以降の作品では台詞が一言のみ→特に何もしない→名前のみ登場・・・と明らかに出番が減っている、と言った具合です。
それ以外にも「扱い」の件については色々書きたい事はありますが、今回は批判や糾弾がメインでは無いので省略します。
それに本作や「パレッタの宇宙開拓史」「2021年を振り返って・・・」等、近年の宇多瀬作品へのフォロー要素のある作品を見れば言わずとも・・・と言う感じですし(汗)
僕が「G」クロを完成させていない事や、キャラごとの使いやすさや魅力の違い、宇多瀬編がストーリー・設定重視の傾向にある点の影響は否定出来ませんし、特に「G」クロ未完の件は何も言い訳出来ません。
僕も「擬人怪獣シリーズ」を連載していた経緯や、「客演」への考えの違いから過敏になっている所は否めませんが・・・「G」クロモンスター・AWACS編における僕のキャラの扱い、と言うか他作者キャラの「客演」を見るとどうしても色々思わざるを得ない、それ程までに素晴らしい「客演」が描かれているのと、その「客演」・・・他作者キャラのアッセンブル(集結)要素を最初に解禁したのは「求ム者」である、と言うのは紛れも無い事実です。
それに問題としているのはあくまでも「客演」についてであり、本作を書くに当たって宇多瀬編第二部を改めて読み直して、僕自身が強いバイアスを掛けていただけだった部分はあったのに気付いたり、練りに練られたストーリーラインや設定の緻密さ・壮大さに驚嘆させられ、やはり宇多瀬さんは凄い作品を書かれるのだと心底感心したと共に、そんな宇多瀬作品で活躍する僕のキャラの姿がもっと見たかった・・・と言う「親心」、いや嫉妬・悲観・懺悔等々が入り交じる醜い感情が、どうしても抑えられませんでした。
これは罷(まか)りなりにも宇多瀬作品をリスペクトしているからこそ起こる感情であり、興味も魅力も感じない作者・作品では感じませんし、むしろ「出すな!」とすら思うでしょう。
それに、本作は「Grasper」と同じく単に宇多瀬作品絡みのサイドストーリー、パレッタと関口の関係性や「G」動力炉絡みの話を書いてみたい・・・と思ったのがスタート地点ですし、そもそも「求ム者」公開時点でまだ「GALE」や「GREATEST」くらいでしか出番の無かったパレッタを起用して下さった事が全ての始まりなので、その点は感謝しかありません。
他にも日本丸メンバーとしてのパレッタ、引田の「めっ!」、ギャオス再登場など宇多瀬作品に出た事でこちらにとってもプラスになった事はありますので。
・・・と、解説を前に長々と不愉快な暴露じみた文章を書いてしまいましたが、本作は僕なりに「G」クロ宇多瀬編にちゃんと向き合った作品であり、その都合で僕の宇多瀬編への正直な思いはどうしても無関係では無い事から、批判・苦情を承知で書かせて頂きました。
これらを頭の片隅に置いておきつつ、以降の解説を読んでから是非本作や宇多瀬編第二部以降を読み直して、皆様なりに「Geek」と言う作品を受け止めて頂ければ、と思います。
もちろん本作で宇多瀬編、加えて婆羅陀魏編や「G」クロそのものへの理解・解釈が深まったと思って頂ければ、こんなに嬉しい事はありません。
駄文、誠に失礼致しましたm(_ _)m
さて、気を取り直しまして・・・ここからは本作についての解説を。
経緯は上記の通り、「Grasper」と同じ経緯で宇多瀬さん向けの短編として、「G」動力炉誕生秘話を描くサイドストーリーにする予定でした・・・が、主に関口・「G」動力炉関係を描くに当たって宇多瀬編第二部の動向をある程度説明する必要があり、「求ム者」から少しかいつまむくらいのつもりが、「沼津防衛戦」や「月ノ民決戦」も僕なりに描きたくなり、本格的な引用・加筆訂正をして行った結果、さながら追加要素多数の総集編映画のような「中編」作品となりました。
ただ、宇多瀬編第五・六章完成以降に書かれた「G」クロ諸作品での出来事やキャラの顔合わせによって、引用するに当たってどうしても矛盾が生じている所はありますので(「爾禍錬成」で沼津防衛戦より先にメカゴジラが登場、「Grasper」で瀬上と隼薙・アークが対面済み等)、修正をする必要はどうしてもありましたし、ついでに色々追加シーンやら伏線やらを仕込んだと言う事でf^_^
後半からは婆羅陀魏サイド・・・と言うよりは婆羅陀魏バージョンの「沼津防衛戦」「月ノ民決戦」を描けたら、と言う意気込みで書いていましたし、パレッタ・関口の出会いと別れと再会を紡ぐ物語であるのは言わずもがな、2人の共通の友であるコンドウとパレッタとのファーストコンタクトと去就を描いたり、アバターキャラでは残された立場となった冬樹へのフォローもしたり、遂に「デルタンダルA」ことAさんのアバター?キャラも出せたり・・・と、行間を埋める役割はしっかり果たせたと思います。
こうした経緯から、「Grasper」より短いくらいのボリュームにする予定が、結果「GENOCIDE」すら超える作品になりましたが、前述通り僕なりに宇多瀬編に向き合った結果・・・それこそ、「求ム者」未来編パートで空間を越えて肩を組み合うパレッタと関口のように、宇多瀬編と婆羅陀魏編との橋渡し役を担う力作となった・・・そう思っています。
まぁ、ニューヨーク会談・沼津防衛戦・月ノ民決戦パートは情報量の膨大さ故に説明文が雑多・過剰にならないよう、あくまであらすじ程度に状況を説明した所も多く、だからこその総集編・ダイジェスト仕様になっていますので、婆羅陀魏キャラ含めて細かい動向・状況はあちらを読んで頂く前提で書いていますし、そこは引用パート含めて宇多瀬さんの力をお借りした感じですf^_^
同じくダイジェスト要素のある「GENOCIDE」と違って大元の作品はありますし、ステマ気味ですが宇多瀬編第二部・・・厳密には「探ス者」「求ム者」「守ル者」は必読、出来れば「銀河vsデストロイアin三保」「澪標」「遺恨」「雲隠」「「G」熱大陸」「タ・ガ・メ!」、あとモンスター編第六章「相克交錯」・・・要は関口関連作品の履修推奨なので、皆様も是非「Geek」を読んだ後は該当作品を読んでみて下さい!(汗)
ちなみに、今回はパレッタがメインなのでページタイトルも一風変わったものにしまして、最たる部分は他作品ならキャラの台詞やキャッチコピー的な言葉が書いてある目次ページ冒頭に、「求ム者」後半から引用したパレッタが「G」動力炉を造った事を暴露したシーンのパート、実質のプロローグが書いてある事でしょうか(目次のページタイトルも「もくじ・・・と言うよりプロローグ?」にしていまして(笑)、ページ下部の「ページ一覧」から確認出来ます)。
このシーンは「Geek」本編クライマックスのパレッタと関口の「再会」及び、ラストの台詞からそのまま繋がるイメージにしていますので、読了後は是非目次ページに戻ってみて下さい・・・ループする形にはなりますがf^_^
ここからは、各キャラについて。
◇パレッタ
今回のW主人公の片割れ、「仮面ライダーW」で言えば左(翔太郎)側。
本編中四度も泣いたり、「第二次関東大震災」の被災者になって「想造」が出来ない程のPTSDに罹ったり、結果的に失敗すると分かっているタイムマシン(仮)を想造する事になったり・・・と、基本的にマイペースでピンチを知らない印象である他作者作品ではあり得ない程に大変な目に遇っていますが、これぞ原作者作品だからこそ・・・と言う事で。
今回の裏テーマに「変化」があるので、約1000年生きている爾落人の彼女にも変化を付ける為に続々と試練を与えた形になりましたが、結果として「日本丸」メンバーとして和夜・蛾雷夜達から世界を守り抜き、その為の術として「G」動力炉を生み出し、最後の関口との別れは涙を流さずに受け入れ別れを告げられた・・・と言う形で結実させられました。
同じ自分に敬意を示す男ではあるものの、割と嘘つきで食えないヤツな関口と素直に尽くす弟子のコンドウ、それぞれ違う関係性を描けたのもメリハリが出せたと思いましたし、双方とのファーストコンタクト及び離別が描けたのも統一性があったかと思います。
また、本作のキモである「何故関口はパレッタに「G」動力炉製作を依頼し、パレッタも製作を引き受けたのか?」と言う点については細やかに描く必要があると思い、「関口が珍しく敬意を示す相手」と言う設定に説得力を持たせる為にも、あえて桐生江司を含めて厳しい問いを投げ掛けたり、「凰愛の大噴火」から「G」動力炉を受け取るまでの過程を電話の中で描き、2人の関係性をより多く示す事にしました(これは解説後編で書きますが朱夏の出番を最小限にしたかった都合もあります)。
何気に「想造」の段取りを詳しく描写したのも初めてで、一度設計図を魔方陣として作ってしまえば以降は過程を省略してダイレクトに具現化出来る、と言うイメージです。他で例えればハガレンのエドの「手パン」や、「NARUTO」の少年ナルトの印みたいな感じ?
なので「GREATEST」で出したバイラス円盤や、「G」クロモンスター編第六章内長編「ヤクソクノトキ」で出したキングジョーはまさに「突貫工事」であり、AWACS編第六章内長編「爾落転換」で一時期に「想造」を得た凌が続々とロボット怪獣を造っていたのも、何気に凄い事になります・・・これで「丸パクり」さえしなければf^_^
他にもチェリィや引田との友情、桐生篤之や太宰治との縁、AWACS編第五章内長編「決着の日」の描写を元にしたパレッタのアトリエ登場、最初にして最後となった「カシマシ君」こと玄奘との絡み、タイムマシン(仮)の想造からのモンスター編第五章内短編「カイコウスルタビビトタチ」とのリンクなど、設定の拡張や多方面へのフォローも出来たかと思います。
◇関口
今回のW主人公の片割れ、「仮面ライダーW」で言えば右(フィリップ)側。
少しだけ扱った事はありましたが、本格的に出すのは初めてなので宇多瀬編に向き合うと言う意味でも、彼の足跡を追いながら言動を把握して行く作業が必要でした・・・先に書いた通り、宇多瀬編は膨大な情報が多方に分散されているので、どちらにせよ第二部の読み直しは必須でしたし(汗)
その結果はこの作品そのものとして出たと信じていますし、時事列が激しく転換する宇多瀬編第二部に対して、本作ではニューヨーク会議から時事列順に関口の行動を並べ、「渚ユウジ」と言う形での「変化」を見せたからこそ、また違う印象で見れたかと思います・・・まぁ、それが本作が難産気味になったりボリュームが増えまくった主な原因でもありますがf^_^
本作のキモ「「G」動力炉の製作の依頼」も、同じクリエイターとしてパレッタに敬意を持って重要な依頼を任せられる関係性が築かれる過程をしっかりと描けたと思いますし、「求ム者」ではさらっと触れられていた「未来からのメッセージ」が届いた瞬間・・・関口亮と渚ユウジの対面、及びレイアの本作での先行登場が出来たのも、本作を書いた大きな意義だと思っています。
なお、GR-1をMOGERAと合体させる際に最強クラスのスーパーロボット達(ゲッターエンペラー・マジンカイザー・超天元突破グレンラガン・ジェネシックガオガイガー)の事を彷彿とさせる台詞を叫んでいますが、マジンガーについては今現在間違いなくカイザー以上に最強のマジンガーたる「マジンガーZERO」がいるので、そこはさりげなく差し替えています。
あと、前述の通り本編ラストのパレッタの「ハリセンボン飲ます」台詞から目次ページのパートに繋がりますが、関口が本当にハリセンボンを飲んだかはご想像にお任せします(笑)
◇コンドウ
本作の裏主人公。「仮面ライダーW」で言えば・・・ふざけんなよ、と言われるのを承知で「風都探偵」のときめ?
かつてガチで関口・冬樹の元ネタ(笑)と飲みに行った事があり(「東京観光リターンズ」レポート)、「GUARDIAN」でも出した事のある錦糸町駅前居酒屋「ほのか」での「「G」友の会」による飲み会から始まり、そのままニューヨーク会談中の沼津カルテットへと繋がったり、「Grasper」で登場した緋色真珠を瀬上から譲って貰う過程を入れて同作と繋げ、「Goes」で登場した「Zディスク」に遺された解説(暴露)映像の先の「最期」を描く事で同作とも繋ぎ・・・と、まさにリンク役を果たした後に「コンドウ」へと変わるオリジンとなったパレッタとの師弟関係の始まりを描く、と言う立ち回りは彼だからこそ出来たかと思います。
拍手短編「近場へ行きたい」で舞台になった天王寺を「GENOCIDE」に続けてまた出せたり、存在の示唆だけですがリアル婆羅陀魏ファミリーこと母や姉・甥・姪も出せましたし(^^ゞ
ちなみに、実はコンドウが死ぬ展開は「守ル者」でおしゃべりなパレッタ・隼薙が一言しか喋っていない理由付けとして、喋れない程にショッキングな出来事があったという事とし、パレッタは弟子のコンドウが「組織」に殺されたから・・・と言う設定を思い付いたからです。
よってコンドウは本当は「大人の事情」によって殺された事になりますが、ある意味「擬人怪獣シリーズ」での招待主・真のアバターキャラとしてのコンドウが生まれた理由付けにもなりましたので、これぞまさしく「人生塞翁が馬」?
とにもかくにも僕自身も似た感じ・時期に死亡し、本作が予言になってしまわない事を願って、なるべく平穏に生きようと思います・・・
余談ながら、コンドウが永眠している(事になっている)「一心寺」は実在する寺で、僕の母方の祖父が眠っているのも本当ですし、僕も母も死んだら遺骨をここへ納骨して貰う予定です。
また、「Zプラン」パートでコンドウが「Goes」と違って関西弁を話していますが、これは「Goes」ではネウの装置によってコンドウの言葉が標準語に変換されているからで、設定上他の所も全て関西弁で話しています。
それと、コンドウがパレッタと会う前に観ていた「アニメの映画」は、時事列上(2011年12月24日)「映画けいおん!」を想定しています。天王寺かどうかは忘れましたが、偶然にも僕も実際に入場者特典目当てでこの日に観に行っていましたし(汗)
あと、パレッタへのメッセージでの発言通りコンドウは死後、異世界へと転生するのですが・・・それはまた別の物語、と言うかもはや言わずもがなと言う事で(笑)
◇「G」動力炉
登場人物ではありませんが、重要な存在なので個別に解説。
「探ス者」「求ム者」内で示された情報によれば、「G」動力炉の「G」とは「グラビティ」の方の「G」を兼ね、重力子(グラビトン?)やレギオンを引き寄せる電波を放出する、外見は自動車のエンジンに似ているガンヘッドやプロトモゲラにも搭載可能な永久機関で、銀河を4010年に送った際に副作用で「真理」を一時的に没収したり、真MOGERAのシンクロ・想像具現化(クーソーゾー)能力を発揮させる道具・・・となっていますが、僕が改めて「探ス者」を読み返すまで外見・重力子・電波関係の設定をすっかり忘れていたので、「ガンヘッドは全ての「G」兵器の基礎になったからエンジン部は全ての「G」兵器と互換性がある」、と言う設定を独自に追加したり、想像の具現化までも出来る永久機関の仕組みを僕なりに考えてしまいましたf^_^
その結果、タイムマシン(仮)とディメンション・タイドで「時空」に関わるモノを「想造」させていた事から「時空」を再現する機構を、同アニバーサリー作品の「Grasper」とのリンク要素として「万物」を構成する四大元素を増幅・蓄積・放出する緋色真珠を、「真理」に似た能力の「因果」の女である朱夏の協力で「全ての物事が上手くいく」バタフライエフェクト発生システムを動力部に搭載した、パレッタ曰くの「よくばりセット」となりました。
まぁこれくらいガン積みしないと「何でも出来る」存在には出来ませんし、宇多瀬さんも「正直勢いと無茶苦茶を成立させる為の存在なので、細かい設定はあまり考えていなかった」と言っていましたので、こちらも勢いで無茶苦茶な理屈を関口曰くの「闇鍋方式」で構築させて頂きましたf^_^
しかしながら、パレッタに大きな挫折も「G」に纏わる者達との縁も欠けた状態で「想造」しても説得力に欠けるので、遅れに遅れながらも今のタイミングで本作を完成させた意味はあったかと思います。
恐らくは銀河が終盤まで「真理」を使えない状況を作る為の「真理」の一時的な没収も、近い「G」の「因果」に引き寄せられたから・・・と言う、今だからこそ出来るこじつけでまかり通れますし。
余談ですが、本作のプロットを考えていた頃(2017年)はまだ「爾禍錬成」が存在していなかったので、パレッタをPTSDから立ち直らせる役として世莉を起用し、ここでパレッタと本格的な縁を作る予定でしたが(一応ニューヨーク会談で面識はあり)、「爾禍錬成」公開後はガラテア→朱夏と変遷して行った経緯があります。
それと、動力部の各部位の外見はポケモンDPの「神と呼ばれしポケモン」が元になっていまして・・・
黄白色の心臓にも見えるハートマークを彷彿とさせる形状の永久機関→アルセウス。
全てを内包していると言う事で、創造主たるアルセウスカラーにしてみました。アルセウスフォンみたいな変な出っ張りは付いていません(笑)
重力子発生装置とエネルギー制御装置を兼ねた内部の黒金色の球体→ギラティナ。
ギラティナ要素に悩んだ結果、装置の外見を「破れた世界」を元ネタにした反物質世界をイメージした形にし、ギラティナカラーにしてみました。
太極図を成すように配置された「時間」発生機構である深蒼色・「空間」発生機構である薄紫色の大きな勾玉→ディアルガとパルキア。
時間の勾玉はディアルガの胸元の、空間の勾玉はパルキアの両肩の宝石のイメージです。
・・・と、なっています。
残念ながら「ヤクソクノトキ」で「G」動力炉はMOGERA共々レリックに破壊されてしまいますが、「クーソーゾー」は「GENOCIDE」でも切り札になりましたし、関口の置き土産にしてパレッタ史上最高の「想造」物の一つである事に、異論は無いと思います。
→To Be Continued(続きは次の日記で)・・・
作品本編をご覧になった事前提で書いて行くのと、最初に少々「G」クロ宇多瀬編に対する苦言とも取れる事を書いています。
それらを了承した方のみ、下に進んで下さい。
また、合計約16000字くらい書いたらフォレスト+の日記は10000字までしか書けない事が判明したので、急遽前後編の二回に分けて掲載する事とし、この記事では本作自体の概説や主要人物に関する解説に留め、その他のキャラやオマージュ・パロディ元解説は次の日記に譲る事としますf^_^
・・・まず、前述の「苦言」について書かせて頂きますと、もしかしたら同じ事を思っていた方もいらっしゃるかもしれませんが・・・率直に言って、「求ム者」以降の「G」クロ宇多瀬編での僕のキャラに関する扱いは決して良くは無い、と常々思っています。
今回の主人公であるパレッタを例にすると、初登場の「求ム者」こそ扱いはとても良いのですが、「守ル者」以降の作品では台詞が一言のみ→特に何もしない→名前のみ登場・・・と明らかに出番が減っている、と言った具合です。
それ以外にも「扱い」の件については色々書きたい事はありますが、今回は批判や糾弾がメインでは無いので省略します。
それに本作や「パレッタの宇宙開拓史」「2021年を振り返って・・・」等、近年の宇多瀬作品へのフォロー要素のある作品を見れば言わずとも・・・と言う感じですし(汗)
僕が「G」クロを完成させていない事や、キャラごとの使いやすさや魅力の違い、宇多瀬編がストーリー・設定重視の傾向にある点の影響は否定出来ませんし、特に「G」クロ未完の件は何も言い訳出来ません。
僕も「擬人怪獣シリーズ」を連載していた経緯や、「客演」への考えの違いから過敏になっている所は否めませんが・・・「G」クロモンスター・AWACS編における僕のキャラの扱い、と言うか他作者キャラの「客演」を見るとどうしても色々思わざるを得ない、それ程までに素晴らしい「客演」が描かれているのと、その「客演」・・・他作者キャラのアッセンブル(集結)要素を最初に解禁したのは「求ム者」である、と言うのは紛れも無い事実です。
それに問題としているのはあくまでも「客演」についてであり、本作を書くに当たって宇多瀬編第二部を改めて読み直して、僕自身が強いバイアスを掛けていただけだった部分はあったのに気付いたり、練りに練られたストーリーラインや設定の緻密さ・壮大さに驚嘆させられ、やはり宇多瀬さんは凄い作品を書かれるのだと心底感心したと共に、そんな宇多瀬作品で活躍する僕のキャラの姿がもっと見たかった・・・と言う「親心」、いや嫉妬・悲観・懺悔等々が入り交じる醜い感情が、どうしても抑えられませんでした。
これは罷(まか)りなりにも宇多瀬作品をリスペクトしているからこそ起こる感情であり、興味も魅力も感じない作者・作品では感じませんし、むしろ「出すな!」とすら思うでしょう。
それに、本作は「Grasper」と同じく単に宇多瀬作品絡みのサイドストーリー、パレッタと関口の関係性や「G」動力炉絡みの話を書いてみたい・・・と思ったのがスタート地点ですし、そもそも「求ム者」公開時点でまだ「GALE」や「GREATEST」くらいでしか出番の無かったパレッタを起用して下さった事が全ての始まりなので、その点は感謝しかありません。
他にも日本丸メンバーとしてのパレッタ、引田の「めっ!」、ギャオス再登場など宇多瀬作品に出た事でこちらにとってもプラスになった事はありますので。
・・・と、解説を前に長々と不愉快な暴露じみた文章を書いてしまいましたが、本作は僕なりに「G」クロ宇多瀬編にちゃんと向き合った作品であり、その都合で僕の宇多瀬編への正直な思いはどうしても無関係では無い事から、批判・苦情を承知で書かせて頂きました。
これらを頭の片隅に置いておきつつ、以降の解説を読んでから是非本作や宇多瀬編第二部以降を読み直して、皆様なりに「Geek」と言う作品を受け止めて頂ければ、と思います。
もちろん本作で宇多瀬編、加えて婆羅陀魏編や「G」クロそのものへの理解・解釈が深まったと思って頂ければ、こんなに嬉しい事はありません。
駄文、誠に失礼致しましたm(_ _)m
さて、気を取り直しまして・・・ここからは本作についての解説を。
経緯は上記の通り、「Grasper」と同じ経緯で宇多瀬さん向けの短編として、「G」動力炉誕生秘話を描くサイドストーリーにする予定でした・・・が、主に関口・「G」動力炉関係を描くに当たって宇多瀬編第二部の動向をある程度説明する必要があり、「求ム者」から少しかいつまむくらいのつもりが、「沼津防衛戦」や「月ノ民決戦」も僕なりに描きたくなり、本格的な引用・加筆訂正をして行った結果、さながら追加要素多数の総集編映画のような「中編」作品となりました。
ただ、宇多瀬編第五・六章完成以降に書かれた「G」クロ諸作品での出来事やキャラの顔合わせによって、引用するに当たってどうしても矛盾が生じている所はありますので(「爾禍錬成」で沼津防衛戦より先にメカゴジラが登場、「Grasper」で瀬上と隼薙・アークが対面済み等)、修正をする必要はどうしてもありましたし、ついでに色々追加シーンやら伏線やらを仕込んだと言う事でf^_^
後半からは婆羅陀魏サイド・・・と言うよりは婆羅陀魏バージョンの「沼津防衛戦」「月ノ民決戦」を描けたら、と言う意気込みで書いていましたし、パレッタ・関口の出会いと別れと再会を紡ぐ物語であるのは言わずもがな、2人の共通の友であるコンドウとパレッタとのファーストコンタクトと去就を描いたり、アバターキャラでは残された立場となった冬樹へのフォローもしたり、遂に「デルタンダルA」ことAさんのアバター?キャラも出せたり・・・と、行間を埋める役割はしっかり果たせたと思います。
こうした経緯から、「Grasper」より短いくらいのボリュームにする予定が、結果「GENOCIDE」すら超える作品になりましたが、前述通り僕なりに宇多瀬編に向き合った結果・・・それこそ、「求ム者」未来編パートで空間を越えて肩を組み合うパレッタと関口のように、宇多瀬編と婆羅陀魏編との橋渡し役を担う力作となった・・・そう思っています。
まぁ、ニューヨーク会談・沼津防衛戦・月ノ民決戦パートは情報量の膨大さ故に説明文が雑多・過剰にならないよう、あくまであらすじ程度に状況を説明した所も多く、だからこその総集編・ダイジェスト仕様になっていますので、婆羅陀魏キャラ含めて細かい動向・状況はあちらを読んで頂く前提で書いていますし、そこは引用パート含めて宇多瀬さんの力をお借りした感じですf^_^
同じくダイジェスト要素のある「GENOCIDE」と違って大元の作品はありますし、ステマ気味ですが宇多瀬編第二部・・・厳密には「探ス者」「求ム者」「守ル者」は必読、出来れば「銀河vsデストロイアin三保」「澪標」「遺恨」「雲隠」「「G」熱大陸」「タ・ガ・メ!」、あとモンスター編第六章「相克交錯」・・・要は関口関連作品の履修推奨なので、皆様も是非「Geek」を読んだ後は該当作品を読んでみて下さい!(汗)
ちなみに、今回はパレッタがメインなのでページタイトルも一風変わったものにしまして、最たる部分は他作品ならキャラの台詞やキャッチコピー的な言葉が書いてある目次ページ冒頭に、「求ム者」後半から引用したパレッタが「G」動力炉を造った事を暴露したシーンのパート、実質のプロローグが書いてある事でしょうか(目次のページタイトルも「もくじ・・・と言うよりプロローグ?」にしていまして(笑)、ページ下部の「ページ一覧」から確認出来ます)。
このシーンは「Geek」本編クライマックスのパレッタと関口の「再会」及び、ラストの台詞からそのまま繋がるイメージにしていますので、読了後は是非目次ページに戻ってみて下さい・・・ループする形にはなりますがf^_^
ここからは、各キャラについて。
◇パレッタ
今回のW主人公の片割れ、「仮面ライダーW」で言えば左(翔太郎)側。
本編中四度も泣いたり、「第二次関東大震災」の被災者になって「想造」が出来ない程のPTSDに罹ったり、結果的に失敗すると分かっているタイムマシン(仮)を想造する事になったり・・・と、基本的にマイペースでピンチを知らない印象である他作者作品ではあり得ない程に大変な目に遇っていますが、これぞ原作者作品だからこそ・・・と言う事で。
今回の裏テーマに「変化」があるので、約1000年生きている爾落人の彼女にも変化を付ける為に続々と試練を与えた形になりましたが、結果として「日本丸」メンバーとして和夜・蛾雷夜達から世界を守り抜き、その為の術として「G」動力炉を生み出し、最後の関口との別れは涙を流さずに受け入れ別れを告げられた・・・と言う形で結実させられました。
同じ自分に敬意を示す男ではあるものの、割と嘘つきで食えないヤツな関口と素直に尽くす弟子のコンドウ、それぞれ違う関係性を描けたのもメリハリが出せたと思いましたし、双方とのファーストコンタクト及び離別が描けたのも統一性があったかと思います。
また、本作のキモである「何故関口はパレッタに「G」動力炉製作を依頼し、パレッタも製作を引き受けたのか?」と言う点については細やかに描く必要があると思い、「関口が珍しく敬意を示す相手」と言う設定に説得力を持たせる為にも、あえて桐生江司を含めて厳しい問いを投げ掛けたり、「凰愛の大噴火」から「G」動力炉を受け取るまでの過程を電話の中で描き、2人の関係性をより多く示す事にしました(これは解説後編で書きますが朱夏の出番を最小限にしたかった都合もあります)。
何気に「想造」の段取りを詳しく描写したのも初めてで、一度設計図を魔方陣として作ってしまえば以降は過程を省略してダイレクトに具現化出来る、と言うイメージです。他で例えればハガレンのエドの「手パン」や、「NARUTO」の少年ナルトの印みたいな感じ?
なので「GREATEST」で出したバイラス円盤や、「G」クロモンスター編第六章内長編「ヤクソクノトキ」で出したキングジョーはまさに「突貫工事」であり、AWACS編第六章内長編「爾落転換」で一時期に「想造」を得た凌が続々とロボット怪獣を造っていたのも、何気に凄い事になります・・・これで「丸パクり」さえしなければf^_^
他にもチェリィや引田との友情、桐生篤之や太宰治との縁、AWACS編第五章内長編「決着の日」の描写を元にしたパレッタのアトリエ登場、最初にして最後となった「カシマシ君」こと玄奘との絡み、タイムマシン(仮)の想造からのモンスター編第五章内短編「カイコウスルタビビトタチ」とのリンクなど、設定の拡張や多方面へのフォローも出来たかと思います。
◇関口
今回のW主人公の片割れ、「仮面ライダーW」で言えば右(フィリップ)側。
少しだけ扱った事はありましたが、本格的に出すのは初めてなので宇多瀬編に向き合うと言う意味でも、彼の足跡を追いながら言動を把握して行く作業が必要でした・・・先に書いた通り、宇多瀬編は膨大な情報が多方に分散されているので、どちらにせよ第二部の読み直しは必須でしたし(汗)
その結果はこの作品そのものとして出たと信じていますし、時事列が激しく転換する宇多瀬編第二部に対して、本作ではニューヨーク会議から時事列順に関口の行動を並べ、「渚ユウジ」と言う形での「変化」を見せたからこそ、また違う印象で見れたかと思います・・・まぁ、それが本作が難産気味になったりボリュームが増えまくった主な原因でもありますがf^_^
本作のキモ「「G」動力炉の製作の依頼」も、同じクリエイターとしてパレッタに敬意を持って重要な依頼を任せられる関係性が築かれる過程をしっかりと描けたと思いますし、「求ム者」ではさらっと触れられていた「未来からのメッセージ」が届いた瞬間・・・関口亮と渚ユウジの対面、及びレイアの本作での先行登場が出来たのも、本作を書いた大きな意義だと思っています。
なお、GR-1をMOGERAと合体させる際に最強クラスのスーパーロボット達(ゲッターエンペラー・マジンカイザー・超天元突破グレンラガン・ジェネシックガオガイガー)の事を彷彿とさせる台詞を叫んでいますが、マジンガーについては今現在間違いなくカイザー以上に最強のマジンガーたる「マジンガーZERO」がいるので、そこはさりげなく差し替えています。
あと、前述の通り本編ラストのパレッタの「ハリセンボン飲ます」台詞から目次ページのパートに繋がりますが、関口が本当にハリセンボンを飲んだかはご想像にお任せします(笑)
◇コンドウ
本作の裏主人公。「仮面ライダーW」で言えば・・・ふざけんなよ、と言われるのを承知で「風都探偵」のときめ?
かつてガチで関口・冬樹の元ネタ(笑)と飲みに行った事があり(「東京観光リターンズ」レポート)、「GUARDIAN」でも出した事のある錦糸町駅前居酒屋「ほのか」での「「G」友の会」による飲み会から始まり、そのままニューヨーク会談中の沼津カルテットへと繋がったり、「Grasper」で登場した緋色真珠を瀬上から譲って貰う過程を入れて同作と繋げ、「Goes」で登場した「Zディスク」に遺された解説(暴露)映像の先の「最期」を描く事で同作とも繋ぎ・・・と、まさにリンク役を果たした後に「コンドウ」へと変わるオリジンとなったパレッタとの師弟関係の始まりを描く、と言う立ち回りは彼だからこそ出来たかと思います。
拍手短編「近場へ行きたい」で舞台になった天王寺を「GENOCIDE」に続けてまた出せたり、存在の示唆だけですがリアル婆羅陀魏ファミリーこと母や姉・甥・姪も出せましたし(^^ゞ
ちなみに、実はコンドウが死ぬ展開は「守ル者」でおしゃべりなパレッタ・隼薙が一言しか喋っていない理由付けとして、喋れない程にショッキングな出来事があったという事とし、パレッタは弟子のコンドウが「組織」に殺されたから・・・と言う設定を思い付いたからです。
よってコンドウは本当は「大人の事情」によって殺された事になりますが、ある意味「擬人怪獣シリーズ」での招待主・真のアバターキャラとしてのコンドウが生まれた理由付けにもなりましたので、これぞまさしく「人生塞翁が馬」?
とにもかくにも僕自身も似た感じ・時期に死亡し、本作が予言になってしまわない事を願って、なるべく平穏に生きようと思います・・・
余談ながら、コンドウが永眠している(事になっている)「一心寺」は実在する寺で、僕の母方の祖父が眠っているのも本当ですし、僕も母も死んだら遺骨をここへ納骨して貰う予定です。
また、「Zプラン」パートでコンドウが「Goes」と違って関西弁を話していますが、これは「Goes」ではネウの装置によってコンドウの言葉が標準語に変換されているからで、設定上他の所も全て関西弁で話しています。
それと、コンドウがパレッタと会う前に観ていた「アニメの映画」は、時事列上(2011年12月24日)「映画けいおん!」を想定しています。天王寺かどうかは忘れましたが、偶然にも僕も実際に入場者特典目当てでこの日に観に行っていましたし(汗)
あと、パレッタへのメッセージでの発言通りコンドウは死後、異世界へと転生するのですが・・・それはまた別の物語、と言うかもはや言わずもがなと言う事で(笑)
◇「G」動力炉
登場人物ではありませんが、重要な存在なので個別に解説。
「探ス者」「求ム者」内で示された情報によれば、「G」動力炉の「G」とは「グラビティ」の方の「G」を兼ね、重力子(グラビトン?)やレギオンを引き寄せる電波を放出する、外見は自動車のエンジンに似ているガンヘッドやプロトモゲラにも搭載可能な永久機関で、銀河を4010年に送った際に副作用で「真理」を一時的に没収したり、真MOGERAのシンクロ・想像具現化(クーソーゾー)能力を発揮させる道具・・・となっていますが、僕が改めて「探ス者」を読み返すまで外見・重力子・電波関係の設定をすっかり忘れていたので、「ガンヘッドは全ての「G」兵器の基礎になったからエンジン部は全ての「G」兵器と互換性がある」、と言う設定を独自に追加したり、想像の具現化までも出来る永久機関の仕組みを僕なりに考えてしまいましたf^_^
その結果、タイムマシン(仮)とディメンション・タイドで「時空」に関わるモノを「想造」させていた事から「時空」を再現する機構を、同アニバーサリー作品の「Grasper」とのリンク要素として「万物」を構成する四大元素を増幅・蓄積・放出する緋色真珠を、「真理」に似た能力の「因果」の女である朱夏の協力で「全ての物事が上手くいく」バタフライエフェクト発生システムを動力部に搭載した、パレッタ曰くの「よくばりセット」となりました。
まぁこれくらいガン積みしないと「何でも出来る」存在には出来ませんし、宇多瀬さんも「正直勢いと無茶苦茶を成立させる為の存在なので、細かい設定はあまり考えていなかった」と言っていましたので、こちらも勢いで無茶苦茶な理屈を関口曰くの「闇鍋方式」で構築させて頂きましたf^_^
しかしながら、パレッタに大きな挫折も「G」に纏わる者達との縁も欠けた状態で「想造」しても説得力に欠けるので、遅れに遅れながらも今のタイミングで本作を完成させた意味はあったかと思います。
恐らくは銀河が終盤まで「真理」を使えない状況を作る為の「真理」の一時的な没収も、近い「G」の「因果」に引き寄せられたから・・・と言う、今だからこそ出来るこじつけでまかり通れますし。
余談ですが、本作のプロットを考えていた頃(2017年)はまだ「爾禍錬成」が存在していなかったので、パレッタをPTSDから立ち直らせる役として世莉を起用し、ここでパレッタと本格的な縁を作る予定でしたが(一応ニューヨーク会談で面識はあり)、「爾禍錬成」公開後はガラテア→朱夏と変遷して行った経緯があります。
それと、動力部の各部位の外見はポケモンDPの「神と呼ばれしポケモン」が元になっていまして・・・
黄白色の心臓にも見えるハートマークを彷彿とさせる形状の永久機関→アルセウス。
全てを内包していると言う事で、創造主たるアルセウスカラーにしてみました。アルセウスフォンみたいな変な出っ張りは付いていません(笑)
重力子発生装置とエネルギー制御装置を兼ねた内部の黒金色の球体→ギラティナ。
ギラティナ要素に悩んだ結果、装置の外見を「破れた世界」を元ネタにした反物質世界をイメージした形にし、ギラティナカラーにしてみました。
太極図を成すように配置された「時間」発生機構である深蒼色・「空間」発生機構である薄紫色の大きな勾玉→ディアルガとパルキア。
時間の勾玉はディアルガの胸元の、空間の勾玉はパルキアの両肩の宝石のイメージです。
・・・と、なっています。
残念ながら「ヤクソクノトキ」で「G」動力炉はMOGERA共々レリックに破壊されてしまいますが、「クーソーゾー」は「GENOCIDE」でも切り札になりましたし、関口の置き土産にしてパレッタ史上最高の「想造」物の一つである事に、異論は無いと思います。
→To Be Continued(続きは次の日記で)・・・
