集合!絶対無敵最強可憐美女姉妹!
シン「仕方ないわ、この件について今回は保留ね。また新しい姉妹が増えるかもしれないし。じゃあ次は・・・」
「‐」ゴジラ・バトラ『「な、なぁ!」』
と、そこへすかさず「‐」ゴジラとバトラが姉妹達の会話に割り込んだ。
思いもしなかった相手の出現に、姉妹達はつい面食らう。
シン「ちょっと、何の用?姉妹に入りたいとかなら・・・」
バトラ「ほ、本当にすまなかった!!」
「‐」ゴジラ『ごめん!』
姉妹達「『「えっ・・・?」』」
更に二人は地面に膝と手を付け、深々と頭を下げた。
まさしくそれは「土下座」であり、姉妹達の驚きは増すばかりであった。
バトラ「モスラ、レオ、それにお前達・・・俺はほんとにバカだ。俺の勝手な嫉妬にこいつを、お前達を巻き込んじまって・・・悪いのは全部俺だ。だから何を言われようと、帰る前にこうして謝りたかったんだ!」
レオ「お父さん・・・」
「VS」モスラ「あなた・・・」
「‐」ゴジラ『おれだってかってにあばれて、モスラとかイシュタルとか、ダガーラとビオランテってかいじゅうとか、たくさんこまらせた・・・ごめんだけじゃ伝わらないかもしれないけど、これだけはぜったいやらないとって思ったんだ!おれ、みんなとなかなおりしたいんだ!』
「‐」モスラ『ゴジラ・・・』
イシュタル「ダガーラに、ビオの事まで・・・」
バトラ「許して貰えなくてもいい!来なくていいってなら、もう来ない!それでも俺達が反省してるって事だけは、分かってくれ!」
「‐」ゴジラ『モスラ、イシュタル、シン、レオ、レオママ・・・ほんとにごめん!やっぱりおれ、みんなともういっかいなかよくしたいんだ!』
震えた声で謝罪の言葉を言いながら、二人は頭を下げ続ける。
姉妹達は相談するかのように互いの顔を見合い、意見がまとまったと判断したシンは二人に向け、一言こう言った。
シン「・・・しょうがないわね。」
「‐」ゴジラ・バトラ『「えっ?」』
「‐」モスラ『今回だけは、特別に許して差し上げますわ。』
イシュタル「うちのゴジラって、暴れて何かやっちゃってもこんなに謝らないし・・・それに比べたら。」
「VS」モスラ「私もちょっと言い過ぎたわ。私の帰る所は、レオとあなたがいるインファント島しか無いのに・・・また、やり直しましょう。」
レオ「だって、お父さん。もちろん私も同じ気持ちよ。だから、一緒にインファント島に帰ろ?」
バトラ・「‐」ゴジラ「『・・・!』」
喜びのあまり顔を上げ、親を見つけた迷子の子供にも似た泣きっ面を見せる二人。
しかし、感情が高ぶるあまり何も喋らず、嗚咽を必死にこらえている。
そんな二人に「VS」モスラと「‐」モスラが歩み寄り、二人の頭を「VS」モスラが優しく撫でる。
「‐」ゴジラ『レ、レオママ・・・?』
バトラ「っ・・・モ、モスラ・・・」
「VS」モスラ「チャイルドパパさん、やっぱり貴方はいいお父さんね。それに、あなた。いつものあなたと全然違う泣き顔・・・だけど、そうやって私とレオの前で素直になってくれるあなたが、私は大好きよ。」
バトラ「そうか・・・そうなのか・・・う、うっ、うお~~っ!!」
「‐」ゴジラ『ううぅっ・・・あり、がと・・・レオママ、みんな・・・それに、モスラ・・・』
「‐」モスラ『もう。殿方がそんなに泣くものではありませんのよ。貴方、チャイルドの親なんですから。』
「‐」ゴジラ『けど、さ・・・また、モスラやみんなとなかよくできるって、思ったら・・・!』
イシュタル「ダガーラとビオにはあとで心から謝ってたって伝えておくから、安心してね。」
レオ「今はこんなお父さんだけど、私とお母さんの為に戦ってる時って、結構かっこいいのよ。」
シン「そっ。なら・・・モスラ姉妹の養子って事で、バトラさんを入れてもいいかな?」
バトラ「そ、それは本当なのか!?」
シン「けど、あくまで今は『養子』。真の姉妹入りをしたいなら、守護神の一族としての所を見せてね♪」
バトラ「い・・・いやったぁ~~っ!!」