集合!絶対無敵最強可憐美女姉妹!







そして、いよいよ別れの時がやって来た。
既に一同は最初に集まった怪獣島の野原に集合しており、やはりゴジラ組とモスラ姉妹組で固まっている。



ラゴス・ゴジラ「もう時間かぁ・・・案内して無い所とか、まだまだあるのに。」
呉爾羅「しかも、またダーツが怪獣島に当たるか分からないしな・・・」
Jr.「いや、そう言う問題じゃ・・・と言うか、結局最後の最後までダーツの旅ネタを貫き通したよ・・・ある意味凄い。」
機龍「だけど、俺達には帰らないといけない場所があるし・・・いつまでも、この世界にはいられない。」
「VS」ゴジラ「それに、時間なら余裕がある。生きている限り、また機会はあるだろ。」
ラゴス・ゴジラ「そっか・・・でも、確かにそうだよな。」
バルグザーダン「お楽しみは、後にとっておくって事で。」
呉爾羅「俺なんて不老不死だし、それは何度だってお前らに会えるって事だよな!」
ジラ『今度はこっちの美味しい物を食べて貰いたいね。次来れたら、とびっきりのマグロを持って来るよ!』
「VS」ゴジラ「マグロが好きなのはお前だけだ。それに偽物のお前が次も来れると思うな。」
ジラ『ほんと、あんたって人は暴言しか言えないんだねぇ!ねぇねぇ、あんた達はまた私に会いたいよね?』
ラゴス・ゴジラ、呉爾羅「「おう!」」
ジラ『ほら、冷たいのはあんただけだよ?ラゴスにもそう言う口の聞き方は良くないって、言われたんじゃないのかい?』
「VS」ゴジラ「ちっ・・・」
スペース「今のあいつにとって、弟の名を出されたら終わりだな。」
Jr.「マグロが駄目なら、クジラの肉はどうかな?それか、ハンバーガー。」
機龍「ハンバーガーはともかく、クジラの肉は色々とまずいんじゃないか?そう言えば、ジラが気に入ってたチャイルドパパがいないな?」
ラドン「あっ、確かに・・・チャイルドは知らない?」
チャイルド『とうちゃんなら、ばとらさんとあっちにいったよ?』



チャイルドが指差したのは、約束の時間が近づくこの瞬間すら無駄にしないように談笑を続ける、モスラ姉妹がいる所だった。
彼女達の後方には、確かに「‐」ゴジラとバトラがタイミングを伺うように待機している。



「‐」ゴジラ『なんか、行きずらいな・・・でも、モスラたちにわるいことをしたんだから、あやまらないと!』
バトラ「・・・おい、話の切れ目が来たみたいだぞ。行くなら今だ・・・!」



シン「うーん・・・まさかあたし達が考えたプリキュアの名前が、全部本物と被ってたなんて・・・」
「‐」モスラ『これは、また違う名前を考えるしかないですわね。』
イシュタル「母さん達、まだ諦めてなかったんだ・・・」
「VS」モスラ「・・・そういえば、私達と言えば 『歌』よね。私達に合いそうな音楽用語に『スイート』と言うのがあるの。だから・・・」
レオ「スイートなプリキュアなら、今やってるよ?」
「VS」モスラ「あっ、そうなの・・・」
シン「やっぱし、あたし達に似合うのは笑顔よ!だから5人揃ってスマイル・・・」
レオ「それもやめておいた方がいいと思うわ。何だか・・・近々使いそうな気がするの。」
シン「えぇ~!そんなのひど~い!」
イシュタル「母さん、別にレオは悪くないからね・・・」
「‐」モスラ『プリキュアの名前を考えるのも、難しいですのね。』


レオ――ある意味、知らない筈なのにぴったり被るのも凄いと思う・・・
28/33ページ
好釦