集合!絶対無敵最強可憐美女姉妹!
ラゴス・ゴジラ「よっ、カメーバ!今日も頑張ってんな!」
カメーバ「こんにちはっす!その人達が昨日言ってたお客様っすね?」
ラゴス・ゴジラ「あぁ!」
呉爾羅「ここで第一村人発見!」
Jr.「いやいや、もうラゴス達とか村の怪獣の人達に会ってるって。」
カメーバ「今日も平和っすけど、気を付けて下さいっすよ~!」
ラゴス・ゴジラ「分かってるって!じゃあな~!」
一方、ゴジラ一行は島の南部へ向かい、林の隣の道を悠然と歩いている所だった。
道端で草むしりをしている住民・カメーバと軽く会話を交わし、一行は先に進む。
呉爾羅「いや~、ダーツの旅って楽しいな~。」
ラゴス・ゴジラ「だろ!」
バルグザーダン「・・・あっ、思い出した。異世界の人、もう一人来てたんだった。」
スペース「もう一人?お前達、他に誰か招待相手がいたのか?」
「‐」ゴジラ『うーん、でもバランは今、山にいるし・・・』
ジラ『私達の周りに、他に招待されたって怪獣はいないと思うけど・・・呉爾羅はどう?』
呉爾羅「えっと、最珠羅も婆羅護吽も魏怒羅もバランも・・・お前の後ろにいなかったのか?」
Jr.「いやいや、背後霊みたいに言わない。」
「VS」ゴジラ「・・・あいつだ。」
スペース「あいつ?」
「VS」ゴジラ「そう、あいつだ。」
バトラ「んん?お前ら、やっと来たのか・・・遅すぎて、おかげでくつろぎ疲れたぜ。」
「VS」ゴジラの予感は、見事に的中した。
島の南部の湿地帯、木掘りのベンチに座りながら呑気に一行へそう言ったのは、先程から行方をくらませていたバトラであった。
「VS」ゴジラ「迎えに来てやっただけでも感謝しろ。本当なら俺はこのまま無視したい所だったんだからな。」
バトラ「なんだと!俺を忘れて同族同士でトークしときながら!」
ラゴス・ゴジラ「まぁまぁ、二人共落ち着けって。せっかく観光に来たんだから、楽しんでくれよ!」
「VS」ゴジラ「あ・・・あぁ。」
バトラ「ったく・・・」
バルグザーダン「いつ来てもいい湿度だよなぁ、ここ。」
ジラ『マイナスイオンに溢れてるって感じだね。』
ラゴス・ゴジラ「オレも修行が終わったら、アニキと一緒にくつろぎに来てるんだ。」
スペース「修行か・・・いつまで経ってもゴジラは手加減を知らないな。まぁその分、隙だらけだが。」
ラゴス・ゴジラ「ま、まだオレが一つ勝ってるんだからいいだろ!」
スペース「それなら次二つはオレが取ろう。いつまでも、弟に負けてばかりでいられないからな。」
ラゴス・ゴジラ「オレだって!次も絶対、アニキに黒星を付けてやるぜ!」
機龍「スペースがあんな態度を見せるとは、意外や意外・・・やっぱり、唯一の家族だからだろうな。」
「‐」ゴジラ『あとで、チャイルドにもおしえてやろっと・・・』