LINE限定公開短編集
2013年・春の「‐」世界。
岩屋村でバラン族+αの交流が行われていた、その間・・・
日本、東京駅前・・・
「‐」ゴジラ『みんな、またおれの所に来てくれてありがとな!』
チャイルド『わ~い!ごじらさんが、いっぱいだ~!』
ラゴス・ゴジラ「当たり前だぜ!オレ、毎日でも来たいくらいだからな!」
「VS」ゴジラ「それ、もう移住してんのと一緒だろ。」
呉爾羅「ラゴス、都会へ住む!」
スペース「そんな事、オレが許すわけがない。こんな人間共の巣窟・・・アイツに言われて今回は来てやったが、本当に不愉快だ。」
Jr.「でも、そう言いながら結局来る所がいい兄さんですよね。」
スペース「むっ・・・」
機龍「改心フラグの形は、 人それぞれ・・・多分、あいつはまだそれに気付いていないだけさ。」
ゴジラ・レッド「なぁ、そろそろ新入りも喋っていいか?オレはゴジラ・レッド、気楽に『レッド』でいい。同じ『怪獣の王』として、宜しく頼むぜ。」
ラゴス・ゴジラ「ビオとダガーラから、話は聞いてるぜ!オレはゴジラ・ラゴス・キング!ラゴスって呼んでくれ!宜しくな!」
スペース「オレはラゴスの兄の、スペースゴジラ・ラゴス・キングだ。新しいゴジラ一族、オレは歓迎するぞ。」
ゴジラ・レッド「ビオランテは会ったから知っているが、ラゴスの兄弟にもスペースゴジラがいるんだな?こっちのスペースゴジラも、オレの所と違ってまともな兄弟で、羨ましい限りだよ。」
「‐」ゴジラ『おれはただのゴジラ、だけどチャイルドの父だから「チャイルドパパ」でいいぜ!宜しく!』
チャイルド『チャイルドだよ!よろしくね、れっどさん!』
「VS」ゴジラ「俺も本当は只の『ゴジラ』だが・・・『Jr.パパ』でいい。」
Jr.「と、言うわけで俺はゴジラジュニア、愛称は『Jr.』です。宜しくお願いします。」
ゴジラ・レッド「親子ゴジラが二組もいるのか。オレにもサバイヴとリトルって言う子供代わりのゴジラがいるから、次があったら連れて来るか。」
機龍「じゃあ、俺はレアケースかな?俺は機龍、誰が呼んだかメカゴジラ。宜しくね。」
ゴジラ・レッド「メカゴジラ、ってか機龍だろ?どっちもオレの世界に別々にいるぜ?」
機龍「あれま・・・」
呉爾羅「だが、俺はレアだぜ。何故かって?俺も只の『ゴジラ』で、漢字書き・・・つまり俺は、パパゴジラ組と機龍のジョグレス進化体だ!!」
ゴジラ・レッド「・・・こいつは、確かに色んな意味で激レアみたいだな。」
「‐」ゴジラ『よし!レッドのあいさつもやったし、きょうはみんなでとうきょうをぐるりと回るぜ!それで、あんないはバラゴンがやってくれるって言ってたんだけど、さっきどっかに・・・』
バラゴン『ゴジラさ~ん、お待たせしました~。あっ、皆さんもう集まってますね~。』
「‐」ゴジラ『おっ、来たなバラゴン!』
チャイルド『ばらごん、どこいってたの?』
バラゴン『いやぁ、実は「招待」状に先にJr.パパさんの世界のバラゴンに会っておくかって、書いてあって・・・先に会ってたんですよ~。』
婆羅護吽「そう言う事で、先にバラ君に会ってた私と、何故か私と一緒に来た魏怒羅はここから合流するよ!」
魏怒羅「・・・スー、スー。」
呉爾羅「なんだ、それでさっきからいなかったのかよ。千年竜王なだけに、千の風になって千尋と一緒に神隠しに遇ったかと思ってた。」
Jr.「何処の歌とジブリ映画?それ。」
「VS」ゴジラ「普通に行方不明と言えないのか。」
ラゴス・ゴジラ「まぁ、良かったじゃん。行方知らずになってないんなら。バラゴン同士も、仲良くなれたみたいだしな!」
バラゴン『あっ、そうそう。俺っちと婆羅護吽姉さんで「バラバラ姉弟」を結成したんで、宜しくお願いしますね~。』
婆羅護吽「私が姉で、バラ君が弟だからね?」
「‐」ゴジラ『えっ?バラゴンが弟なのか?』
ラゴス・ゴジラ「オレは逆の方がいい気がするけどな?」
魏怒羅「世にも奇妙な姉・・・」
呉爾羅「チャララララン、チャララララン~♪」
婆羅護吽「みんなして何だよ!年月の違い!二千年早いって事!ねぇ、バラ君?」
バラゴン『は、はい。そう言う事なんで・・・』
魏怒羅「zzz・・・」
スペース「少し、歪な感じの兄弟だな・・・」
「VS」ゴジラ「・・・モスラ姉妹も、似たり寄ったりだと思うが。」
機龍「ボソボソっと・・・もしかして、お姉ちゃんをやりたそうなのが分かったから、合わせた感じ?」
バラゴン『・・・実は。』
ゴジラ・レッド「質疑応答が終わったんなら、自己紹介しとくか。オレはゴジラ・レッド、宜しくな。オレの所にも女のバラゴンがいるから、いつかお前らに会わせてやりたいな。」
婆羅護吽「本当?私と同じ女バラゴン・・・それは会いたいな~。」
バラゴン『宜しくお願いします、レッドさん!俺っちもそのバラゴンに会いたいです!』
チャイルド『あれ?せいじゅうのもすらさんとばらんさんは?』
婆羅護吽「バランさんは本当の行方不明だから今回来てないけど、最珠羅はインファント島に行ってるよ。もしかして、あっちもモスラ姉妹入りしてるかも・・・」
同刻、インファント島・・・
「‐」モスラ『皆様。今日はわたくしの「聖地」へ来て下さって、本当にありがとうございます。では、まず新たなモスラ姉妹の自己紹介タイムですわね。』
アイレナ「やっと会えたわね。モスラ姉妹のみんな。私はアイレナ。この子はアジゴで、この子はアジマ。これからも、宜しくお願いするわね。」
アジゴ「私はアジゴよ!よろしくね!」
アジマ「・・・アジマです。よろしく。」
シン「あたしはシン・インファント・モスラよ!く~っ!!あたしはこの時を、ずっとずっと待ってたわ~!!!」
イシュタル「わたしはその娘の、イシュタル・インファント・モスラ。宜しくね。それにしても、アジゴとアジマにアイレナかぁ・・・」
フェアリー『何ダカ、「運命」ヲ感ジルネ!アッ、フェアリーダヨ!ヨロシク~!』
レオ「アイレナさんに、アジゴとアジマ。改めて今日一緒に来てくれて、本当にありがとう。」
「VS」モスラ「ちゃんと話すのは今日が初めてだから、私達とも仲を深めましょうね。」
バトラ「俺としたら、子供でも新しい男モスラが来てくれたのが嬉しいよな。」
最珠羅「一応、私はモスラ一族では無いのだが・・・」
アイレナ「私も嬉しいわ。こんなにも多くの守護神(モスラ)が、一同に介す場があるなんて・・・そうだ、イシュタル。私とアジゴとアジマの名前に覚えがあったみたいだけど、どう言う事?」
イシュタル「実は、わたしの世界にもアジゴとアジマって言う名前の双子のモスラ一族がいるの。」
フェアリー『今ハ、フェアリノ世界ノ地球ニアルインファント島ニイルンダ。』
シン「それで、イシュタルのグランマ・・・つまり、あたしのお母さんの名前が『アイレナ』なのよ。」
アジゴ、アジマ「「え~っ!?」」
「‐」モスラ『ただ・・・シンの祖母の方のアイレナさんは、既にお亡くなりになられていらっしゃいまして・・・』
レオ「同じ世界のデスギドラを命を懸けて封印して、この世を去ったと聞いたわ。」
「VS」モスラ「一応、見た目や性格は違うみたいだから、そこは心配しないでね。」
アイレナ「そうなのね・・・それなら、私もその尊き先代と同じ名前として、相応しい振る舞いが出来るように尽力するわ。」
アジゴ「私も、アジマとのコンビネーションならまけないわよ!」
アジマ「俺も、がんばる!」
シン「そんなに気負いしなくていいわよ。時々墓参りも行ってるし、名前が同じってだけなんだから!ねっ、イシュ!フェアリ!」
フェアリー『ソウソウ!シンハ別ニ、無理シテナイヨ!』
イシュタル「グランマは天国か『守護神』の元で、絶対わたし達を見守ってるから・・・それにしても、わたしのおばあちゃんの方のアイレナは『アイレナグランマ』だから・・・こっちのアイレナは『アイレナお母様』、って感じかな? 」
シン「それよ、イシュ!!そう言うわけで、アイレナ親子の姉妹の順番だけど・・・あたし、アイレナお母様が長女でアジゴは七女がいいと思う!!」
イシュタル「わたしは賛成!」
「‐」モスラ『わたくしも、賛成ですわ。』
レオ「私も、その順番でいいと思う。」
「VS」モスラ「今は私が長女だけど、私も賛成。お願い出来るかしら、アジゴ?アイレナお母様?」
アジゴ「うーん・・・たしかにこの中だったらいちばん下だから、しょうがないかぁ・・・でもいつか、私もお姉ちゃんになれるならオッケーよ!」
アイレナ「・・・分かったわ。この素晴らしき愛と平和の姉妹・・・『絶対無敵最強可憐美女モスラ姉妹』を、私が導いて行くわね。」
バトラ「すげぇ、新顔の癖にあの長ったらしい正式名を簡単に言いやがった・・・」
最珠羅「あらかじめ、暗記して来たのだろうか?」
シン「ありがと~!!じゃあ、宜しくね!アジゴ!アイレナお母様!それで、アジマとバトラと最珠羅は・・・どうしよ?」
「‐」モスラ『「モスラ姉妹」、なのに殿方がいるのは少し違和感がありますわね・・・?』
イシュタル「でもだからって、『モスラ兄弟』にするのもちょっとおかしい感じがする・・・」
レオ「『姉弟』だとお父さんが入るとおかしいし、『兄妹』だとアジマが入るとおかしいし・・・」
フェアリー『ウーン、ウーン・・・』
「VS」モスラ「悩ましいけど・・・今更男だからって、加入を無しにしたくは無いわ・・・」
アジマ「・・・じゃあ、『メンズ組』で分けたらどう?まだ男の人のモスラがいるかもしれないし。」
バトラ「それだ!」
最珠羅「私もそれなら、まだ良いか・・・厳密にはモスラ一族では無いのだが。」
シン「あたしも賛成~♪男モスラなら、あたしの世界にアンシャル兄さんがいるし!」
イシュタル「そうだ、兄さんがいたんだった!じゃあ、わたしも賛成~!」
レオ「私もメンズ組、ナイスアイデアだと思う!」
「‐」モスラ『今の世は女の時代ですが、男もなるべく平等に扱える場は必要ですわね。わたくしも賛成しますわ。』
フェアリー『フェアリモ、賛成ダヨ~!』
「VS」モスラ「私も賛成。良かったわね、あなた。新しい場所で、目一杯輝いてね。」
バトラ「そんなの、当然だろ~!どんと来い、男モスラ達!」
アイレナ「私も勿論賛成よ。アジマ。貴方は、とても素晴らしい事をしたの・・・流石は私の、モスラ一族の子ね。」
アジマ「・・・う、うん!やった、俺・・・!」
アジゴ「こう見えてアジマ、心の中ですっごくよろこんでんのよ~?」
イシュタル「あっ、でもわたしの世界のアジゴとアジマが姉妹入りしたら、名前が被っちゃうなぁ・・・どうしよう?」
アジゴ「私、『花子』ってあだ名があるならそっちで呼んでもいいわよ?」
アジマ「俺も、『太郎』って言うあだ名があるから・・・そっちで大丈夫。」
シン「そっか~!じゃあ、もしその時が来たらこっちで呼ぶわね☆花子!太郎!」
アジゴ、アジマ「「うん!」」
その頃、東京・銀座・・・
バラゴン『はい!これが有楽町マリオン!銀座の巨大な鏡で~す!』
「‐」ゴジラ『ほんとだ!かがみみたいになってる!かいじゅうのすがたになって、見てみたいぜ~!』
チャイルド『ぼく、じゃんぷしたらうつるかな~?』
魏怒羅「鏡開き・・・ヤシオリの酒・・・zzz・・・」
ゴジラ・レッド「これ、そんな名前なのか・・・片手で引き裂き甲斐がありそうだな。」
Jr.「あの、レッドさん?さりげ無く物騒な事言ってるんですけど?」
ゴジラ・レッド「オレは色々あって、オレの世界に存在した色んなゴジラ達の記憶と立ち位置を受け継いでるんだよ。だからこの感覚はオレと言うより、1985年にここへ来たゴジラの記憶だな。」
Jr.「へぇ・・・デジャヴ、ってやつですね。でも警察来ると面倒なんで、なるべく物騒な発言は控えて下さい。」
スペース「壊しがいがある、はオレも同感だな。人間共が支配者面して築き上げた建築物を一瞬で破壊する、これぞ怪獣の特権だ。」
ラゴス・ゴジラ「アニキ、そう言う事言うなって!思いっきりぶっ壊すんなら、スペース・ミネラルで作った城をぶっ壊そうぜ!!」
「VS」ゴジラ「それ、あんまりフォローになってねぇよ。」
Jr.「もう、言った側から~!」
呉爾羅「ありの~、ままの~、すがたみせ~る~のよ~!」
機龍「その歌は、まだちょっと早くない?」
婆羅護吽ーーバラ君、いい水先案内人っぷりだなぁ・・・
私もいつか、あんな風に出雲辺りを案内出来たらいいのにな~。
バラゴン『ここは和光本館!銀座と言えばこの建物が出て来る、銀座の象徴と言えるシンボルマークで~す!』
「‐」ゴジラ『こんどはデッカいとけいだ!』
ゴジラ・レッド「こいつも、片手で壊し甲斐があるいい建物だな・・・!」
機龍「俺も、デジャヴ・・・」
Jr.「だから、そう言う物騒な事言わないで!機龍も同調しない!」
スペース「破壊したくなる建築物を作るのが、人間共の特徴か?」
「VS」ゴジラ「もしくは、やたらと大きさ重視で作るとかな。」
ラゴス・ゴジラ「まぁこんなデカい建物、怪獣界にもオレのとこの地球にも全然無いから羨ましいな~。」
婆羅護吽「出雲には最近、あれくらい大きい建物を多く見るようになったけど・・・昔の景色と変わって行ってるのは、ちょっと複雑かな?」
チャイルド『あっ、とけいからかねのおとがする~!き~んこ~ん、か~んこ~ん♪』
呉爾羅「・・・俺の中の学生達が、急に大人しくなった。鳥肌?サブイボ?」
魏怒羅「・・・zzz・・・」
婆羅護吽「ちょっと、なんで普通なら起きる合図の時計の鐘で寝るの!起きろ~!」
バラゴン『ここが東京タワー!もはや説明不要の、日本を代表する巨大建築物です!』
ラゴス・ゴジラ「でっけ~!!オレの怪獣体よりデカいぜ、これ!!」
「‐」ゴジラ『おれだったら、よじのぼれそうだな!』
チャイルド『ぼくもやりた~い!!』
婆羅護吽「もう、公園のジャングルジムみたいに言わないの。」
ゴジラ・レッド「そういや、オレの所だと昔キングコングとメカニコングとか言う奴が、ジャングルジムみたいにこいつによじ登りながら闘ってたみたいだな。」
バラゴン『えっ、コングさんがここで闘ってたんですか!?』
ゴジラ・レッド「オレの所のゴロザウルスから話を聞いただけで詳しくは知らねぇが、アイツは嘘は言わないから間違い無いと思うぜ?しかし、オレは・・・壊した実感が無いな?あったような、ないような・・・なんか、モヤモヤすんな。オレ以外で壊したのは、確かキングギドラにガイガン、ギャオス・・・は微妙に違うか。一応モスラとガメラも壊して、あとは・・・ガラモン?シーラカンス?」
「VS」ゴジラ「とりあえず、お前の世界の東京タワーは頻繁に壊されているのは分かった・・・」
スペース「・・・人間の建築物を誉めるのは、オレとしては不本意だが・・・良いアンテナだ。これなら大量の宇宙エネルギーが集められる・・・!」
バラゴン『・・・こほん。少し取り乱してしまいましたが・・・では、大展望台までエレベーターで行ってみましょう!』
呉爾羅「えっ?階段で鼻血出しながら駆け上がらないのか?それはもう、モーレツだぞ?」
「VS」ゴジラ「何処のしんのすけだよ、おい。」
Jr.「しかもその時は超緊急事態だったからだし・・・」
機龍「ちなみに階段で登り切ったら、非売品の『ノッポン公認昇り階段認定証』が貰えますよ、奥さん。」
魏怒羅「・・・俺はアッパレで。」
一時間後、インファント島・・・
イシュタル「こっちだよ~♪イルカさ~ん♪」
フェアリー『待ッテ、待ッテ~!!』
シン「イシュもフェアリも、モスラの友達のイルカと楽しそうに遊んでるわね~♪」
「‐」モスラ『あのイルカ達は、わたくしが幼虫の頃からの友達なんですのよ♪』
アジゴ「よ~し、私も後で遊びに行くわよ~!」
アジマ「あんまり追いかけたらダメだよ、お姉ちゃん・・・」
「VS」モスラ「そう言えば、遥ちゃんは今日どうしたの?シンちゃんは前にこの世界に来た時、遥ちゃんも姉妹入りさせようかって言ってたみたいだけど・・・」
「‐」モスラ『遥は「大学の勉強」なるものがあって、今日は無理だと言われましたわ・・・遥本人が、とても残念がっていましたけれど・・・』
レオ「今日は平日の昼だから、人間の学生は学校に行かないといけないのね。私も遥に会いたかったけど・・・こればかりは、仕方無いわ。」
シン「あたしも会いたかったのにな~。勉強の為によそに行けないなんて、人間って不自由よねぇ・・・」
バトラ「別にいいんじゃないか?だって、モスラ一族でも無い人間の女なんだろ?」
最珠羅「それを言えば、私も何度も言うがモスラ一族に似ているだけの存在だ。私が大丈夫で、その遥と言う人間が駄目なのは偏見や差別に値するぞ?」
バトラ「うっ・・・」
レオ「もう、お父さんったらそう言う事言わないの!」
「VS」モスラ「せっかくメンズ組になれたのに、また外されてしまうわよ?あなた?」
バトラ「わ、分かった!それは嫌だから訂正する!どんと来い、超常人間!」
「‐」モスラ『ふふっ、遥は超常人間などではありませんわよ?ただ、わたくしの母に認められる程の「愛」を持っている・・・普通だけど立派なレディですわ。』
アイレナ「守護神に最も必要なのは、海よりも深い『愛』・・・私も会ってはいないけれど、話を聞けば分かる。遥は、私達モスラ姉妹と並ぶに相応しい人間だと思うわ。」
「‐」モスラ『アイレナお母様も、そう思いますわよね!わたくし、やはり遥を迎えに行ってここへ連れて・・・』
小美人『『それは駄目よ、モスラ。』』
「‐」モスラ『!!』
小美人『『もし、遥さん以外の人間が沢山いる時に遥さんを連れて行って、迷惑を掛けたらどうするの?それは遥さんにも、多大な迷惑を掛ける事になるのよ?』』
「‐」モスラ『は、はいっ・・・申し訳ありませんわ・・・』
小美人『『分かればいいの・・・あっ、皆さん突然お邪魔してしまってごめんなさい。私達は「小美人」、モスラの巫女をしている妖精です。』』
シン「大丈夫、モスラから話は聞いてるから♪フェアリと同じくらいの大きさで、かわいい~☆」
アジゴ「小美人?」
アジマ「妖精・・・?」
「VS」モスラ「私も話には聞いていたけど、何だか本当に『コスモス』みたいな感じね。」
レオ「私で言えば『エリアス』みたいな感じかな?でも、モルもロラも双子じゃないし、ベルベラみたいな感じの妖精はいなさそう?」
アイレナ「小美人と言う名前と、双子の妖精・・・私と一緒にいる、ヒオとマナにとても良く似ているわ。やはり、別の世界にもよく似た存在がいるのね。」
イシュタル「ただいま~!すっごく楽しかった~!それで、遠くから聞こえたんだけどモスラお姉ちゃんを怒ってたのって・・・貴女達?」
小美人『『はい。私達は小美人です。』』
フェアリー『ワァ~!チッチャイ人間ダ~!!ホントニ「小さな美人」ダネ!デモ何ダカ、オ母サンミタイ!』
「‐」モスラ『・・・穴があったら、入りたいですわ・・・!ああっ、今こそ助けて下さいませ、遥~!』