LINE限定公開短編集
「ぱんだ~~~~~~~~っ!!」
チャイルド『みてみて~!ぱんださん、だよ!がお~っ!!』
バラゴン『これ、志真さんの知り合いの人間がくれたんだ~♪ちなみに、おれっちはクマっすよ~!』
ラドン「うわっは~!チャイルド、似合い過ぎ!バラゴンもいい感じだよ!」
ヒルメ「か~わいい~っ♡ねぇ、あたし達もあれ着てバラくんとお揃いにしようよ?」
婆羅護吽「わ、私?いやいや、私は別にいいよ・・・こう見えて約千歳だし。」
ルシカ「そ、そうだって!あんな子供みたいなの、アタイが着れるかってんだ!」
ヒルメ「え~?ルシカもバラちゃんも似合うと思うんだけどなー?ルシカなら、アンギラスもきっとカワイイって言ってくれるよ?バラちゃんなら、もっと人間達から応援されちゃうよ?」
婆羅護吽「うっ・・・!」
ルシカ「バッ、バカ!誰がアンギラスなんかに好かれたいって・・・」
バラゴン『おれっちは、バラ姉さんもルシカもヒルメお姉ちゃんも、いい感じになると思いますよ~?これ、実は女子用の雨合羽ですし・・・』
ラドン「あっ・・・やっぱり?薄々思ってはいたんだけど・・・」
カグツ「同じバラゴン一族のヒルメが頼んでんだ、とりあえず着てみりゃいいんじゃねぇか?」
婆羅護吽「・・・みんながそこまで言うなら、しょうがないな。私はお姉さんなんだから、弟や妹の期待には応えないとね!」
ルシカ「に、似合って無いって言われたら・・・責任取ってよ?」
ヒルメ「だよね♪あたしは何着よっかなー?パンダか~、クマか~、あっ!カエルもある!」
ラドン「バラゴンが着てもあまり違和感は無かったし・・・僕も着てみよっかな?チャイルドとお揃いのパンダ。」
ヒルメ「じゃあ、あたしもやっぱりパンダにしよ♪ねっ、チャイルド~♪」
チャイルド『えへへ、ひるめおねえちゃんって、あったくってやわらか~い♪』
カグツ「おい、ヒルメ。そのわがまま体形(ボディ)であんま抱き付くなよ?その小童の性癖歪んじまうぞ。」
ヒルメ「えっ?なんで?カグツ従兄さん?」
ルシカ「・・・あれが『発育の暴力』、ってヤツかい。」
婆羅護吽「なんか、同じ護国聖獣としてのバラゴンなのに微妙に負けたような、この気分は何だろ・・・」
ラドン「ま、まぁ相手がクリスとかじゃないだけ全然・・・はっ!そうだルシカ、ここにクリスが来たりしない?あんな可愛いチャイルド、絶対狙って来るよ?」
ルシカ「なんか『前のSSSでゴジラ達に叩きのめされたから大丈夫』、だってさ?と言うかあんた、地味にチャイルドの可愛さをアピールして来たね・・・」
バラゴン『まぁもし来たとしても、俺っち達が絶対護るからね。』
婆羅護吽「そう!私達バラバラ姉弟が・・・あれ?でもカグツは兄貴分で、ヒルメとルシカは妹分なのか・・・名前、どうしよう?」
カグツ「バラゴンズ、でいいんじゃね?外国被れが嫌だってなら、漢字で書いて『婆羅護吽等』とかよ。」
婆羅護吽「うーん・・・片仮名にしたらなんかプロ野球チームの名前みたいだし、漢字にしたらヤンキーの当て字みたいだし・・・」
ルシカ「アタイは確か、『あまぞんぷらいむ』とか言うのでやってる、血生臭い仮面ライダーが浮かんだよ?」
バラゴン『まさか、本当にこんなにバラゴン一族が揃うなんて思ってもみなかったからね~。かと言う俺っちも全然浮かばないし、ヒルメお姉ちゃんは・・・うん、チャイルドとのパンダごっこに夢中だ。』
ヒルメ「一緒にパンダコパンダしようね~、チャイルド♪」
チャイルド『うん!ぱふぱふ~♪』
アオイ『遥とさくらが作ったあのカッパ、やっぱり可愛いね。婆羅護吽もルシカも、恥ずかしがらずに着てみたら絶対可愛くなるって、ボクは思うんだけどな?ボクもあれのカエルのカッパを着た事あるけど、レンと紀子も可愛いって言ってくれたし♪』
ユウミ『・・・へ?お前が?女物のカッパを?本気(マジ)で言ってんのか?』
リキ『最近、アオイに女装癖があると小耳には挟んでおったが・・・本当だったようじゃのう。』
アオイ『そうだ、ユウミとリキも一緒に着てみようよ!樹もジュリアも、きっと喜ぶよ?』
ユウミ『はあ!?お前、バカな事言ってんじゃねぇぞ!オレがあんなキャピキャピしたの着れっかよ!細切れにすっぞ!?』
リキ『それはわしにとっても、見る者にとっても罰ゲームにはならんか?せめて、ジュリアと交代せんか?とりま。』
アキツ「・・・あれ?おれ達は?オイ、忘れるなよ!ギドラは除け者か!アンギラだからダメってか!?」
スサノ「別にいいって・・・だりぃし。」
魏怒羅「・・・タヌキ、で・・・スカピー。」
マガヒ「タタタタタオタタタタタタタタタワタタタタタタタタタタタタタリ夕タタタタタタタタデタタタタタスタタタタタタタタタ!!」