怪獣今昔物語集
ブラウニー「ケー!まずはご挨拶だぜ、作者サマァ!
7月25日はアンタの誕生日って事で、何故か最近やってなかったこのコーナーを久々にやるとするか!」
『発見!今年のケー!念日!』
ブラウニー「このコーナーは・・・って、アンタに説明はいらねぇか。じゃあ、早速始めるぞ・・・あっ、ちなみに今回は個人向けだから特撮ヒーロー関係も積極的に扱うが、別に大丈夫だよな?答えは聞いてない。
まず、10周年を迎えたのは・・・」
???「フフフフフ・・・」
ブラウニー「あん?誰だ、お前!」
バット星人「私は、バット星人!今年は『ウルトラマンサーガ』10周年と聞き、やって来たぞ!」
ブラウニー「いや、まだ言ってねぇよ!」
バット星人「見るがいい、私の最高傑作・ハイパーゼットンの美しい姿を・・・!これが、全ての宇宙に死をもたらす神の姿だ!!」
ハイパーゼットン『ゼッ、トォン・・・』
ブラウニー「聞いてねぇし・・・と言うか全ての宇宙に死を、とか随分デカく出やがったな?不死身のオレを差し置いて・・・ケー!なんか気にいらねぇぜ!」
バット星人「さぁ、一兆度の火の玉を放てハイパーゼットン!!これは、私からの『ウルトラマンサーガ』10周年の祝砲・・・」
ウルトラマンサーガ『サァァァァァァ、ガァ!!』
ハイパーゼットン『ゼッ、ト・・・!!』
バット星人「ぎゃあああああああああああ~!!」
ウルトラマンサーガ『主役を差し置いて、お前が祝砲を撃とうなんざ・・・二万年早いぜ。』
ブラウニー「マジか、マジで?マジだ・・・サーガ、キターーーッ!!一撃でシャットダウン完了しやがった・・・
あ、ちなみにこれ全部10周年作品ネタな?仮面ライダーウィザードとフォーゼと特命戦隊ゴーバスターズ。スーパーヒーロータイム系は多分こんな感じでやるから、よろしく勇気!・・・by、「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」。
ちなみに他には・・・「非公認戦隊アキバレンジャー」?「琉神マブヤー THE MOVIE」?「非公認」と言う名の公式の悪ふざけはまだいいとして・・・このローカルヒーロー、映画なんかやってたのか?」
ブラウニー「続けて、20周年を迎えたのは・・・『ゴジラ×メカゴジラ』だ!
だからとりあえず、獣人界の機龍のオッドと・・・ムカつくがサバイヴを呼んで来てやったぜ!ケー!」
サバイヴ「俺も同感だ。なんでお前が仕切ってるんだよ?」
オッド「まぁまぁ、ここは祝いの場ですから争いは止めましょう?サバイヴ。それにしても、あれからもう20年経ったのですね?」
サバイヴ「20年か・・・そういや、つい最近更に20年後の機龍二部作の物語をイメージしたアレコレが公開されたな。」
オッド「草木に包まれた私の、機龍の姿は驚きでしたね・・・私もいつか、あのように母なる大地と一つになれるでしょうか?」
サバイヴ「・・・なれるんじゃないか?多分。」
オッド「・・・はい、ありがとうございます。」
ブラウニー「・・・コホン!さて、しみったれた感じはこれくらいにして・・・」
サバイヴ「しみったれたってなんだ?やっぱりお前、ブッ飛ばすか?」
ブラウニー「うるせぇ!20年経ってもお前らはこうやって新展開とかグッズとか出しやがって!イライラするんだよ!ケー!」
オッド「・・・ジェラシー?」
???『フハハハハハ・・・!』
サバイヴ「っ!辺りが、急に暗くなった・・・!」
オッド「何事です・・・?」
ブラウニー「今度は何だよ・・・」
サンドロス『我ガ名ハ、サンドロス・・・20年前ト言エバ、「ウルトラマンコスモス」デ色々トアッタ年ダッタナ?例エバ、我ガ登場シタ・・・』
ブラウニー「『THE BLUE PLANET』公開、だろ!だから、オレが言う前に出て来んなこのマイナー野郎!!」
サバイヴ「コスモスで色々あったって、ムサシが急に番組に出られなくなった、アレか?」
オッド「それも驚きでしたね・・・ちなみに、この一件により『THE BLUE PLANET』には『ムサシ少年編』と言う、別バージョンが存在しています。」
ブラウニー「このタイミングで初めて『ウルトラマンネオス』を見た奴も多かっただろうなぁ・・・って、そうじゃねぇだろうがぁ!」
サンドロス『ナニ、気ニスル事ハ無イ・・・我ノ闇ガ全テヲ包ム。ソウスレバ・・・』
ウルトラマンコスモス『ジュアアアッ!』
ウルトラマンジャスティス『デェアアアアア!』
サンドロス『ウボアアアアアア~!!』
ブラウニー「・・・また呼んでもいないのに、ヒーローがシュシュっと参上しやがった(「忍風戦隊ハリケンジャー」)。しかも、最近龍臣プロが推しまくったお陰でマイナーから抜け出しつつあるジャスティスまで・・・んっ?そういやさっき来たウルトラマンサーガの合体元って・・・」
サバイヴ「ウルトラマンジャスティス、アイツが宇宙正義デラシオンの意志とやらか・・・」
オッド「人間の姿になったら、本当に吹石一恵さんみたいになるのでしょうか?」
ブラウニー「いや、それ全部次の年の『FINAL BATTLE』での事だからな?『BLUE PLANET』の時点だと、アイツ本当に謎のウルトラマンだからな?じゃあ、次の30周年に・・・」
???「ここか、祭りの場所は・・・」
ブラウニー「祭り?何言ってんだこのヤロ・・・」
仮面ライダー王蛇「あぁ・・・お前、さっき『イライラする』って言ってたよな?俺も今イライラしている所だ・・・相手しろ。」
ブラウニー「はぁ!?なんで仮面ライダー、しかもその中でブッチギリのイカレ野郎が・・・はっ、そういや『仮面ライダー龍騎』も20周年だった・・・!」
オッド「何でしょう、あの人から発せられる間違い無く悪意なのに、何処か純粋な感じもする異様な気配は・・・サバイヴ、気を付けて。」
サバイヴ「言われなくても分かってる、こいつ絶対ヤバいヤツだ・・・!」
仮面ライダー王蛇「サバイヴ・・・戦わなければ生き残れない、ってか?上等だ・・・お前ら全員相手してやる、来いよ。」
ブラウニー「ざけんな、オイ!ライダーじゃねぇのにライダーバトルしろってか!早く止めに来いよ、神崎士郎!こう言うゴチャゴチャしたのは好きじゃねぇんだよ!ケー!」
仮面ライダー王蛇「はっはっは、愉快だぜ・・・あぁ、イライラするんだよ・・・!」
(只今、トラブルにより放送を一時中断しております。
お見苦しい映像をお見せしてしまい、申し訳ありませんでした。
放送再開まで、もうしばらくお待ち下さい。)
ブラウニー「お、終わったぁ・・・20分の時間制限無かったら、ヤバかったな・・・それにしてもあんのキ〇ガイライダー、時間ギリギリまで向かって来やがって・・・!次来たら覚えとけ!ケー!!
それで、今度こそ次は30周年の作品だが・・・ゴジラファンなら説明不要の「ゴジラVSモスラ」・・・ってわけで、キヒッ!キヒヒヒヒ・・・!今回は特別に、天国から獣人界の平成モスラのフローラさんと、バトラのガイトさんに来て貰いましたぁ!!」
フローラ『こ、こんにちは・・・』
ガイト『・・・チッ。』
ブラウニー「ケーッ!怒りと悲しみに満ちたその顔、最高だぜ!だが、今日のオレは紳士的だ・・・運が良かったな?折角お二人が期間限定復活を果たしたって事で、娘及び姪のセラフィお姫サマを呼んでおりますので、入って貰いましょうかァ!!」
ガイト『なっ!?』
フローラ『ラーバが、ここに来るの!?』
ブラウニーーー・・・まぁ、これはお姫サマと感動の抱擁をする直前にお前らを天国に送り返してやる、地獄のドッキリなんだけどなァ・・・!
楽しみだぜ、お姫サマの顔が絶望で歪むその瞬間が・・・
ブラウニー「さぁ、お入り下さい!セラフ・・・」
ヤマト『やぁ、30周年おめでとう。』
ブラウニー「・・・ゑ?」
フローラ『・・・どなた?』
ガイト『オイ、これは何の冗談だ?オレの知るラーバは少なくとも間違いなく女だぞ?ちゃんと目付いてんのかテメエ?』
ブラウニー「いやいやいや!なんでお姫サマじゃなくてガピヤブラザーズの邪魔をしやがった野郎が来るんだ!?部外者は帰ってくれウルトラマン!!」
ヤマト『帰ってきた、の間違いじゃないかな?それより、俺もちゃんと用事があって来たんだが・・・ここなら、呼んでも大丈夫か。』
ブラウニー「呼ぶ?オレはお前なんか呼んでねぇけどなぁ?」
ヤマト『~♪』
ブラウニー「また人の返事を聞いてねぇし・・・ケー!しかしその剣、何処かで見覚えあるな?」
ガイト『アイツ、イイリズムするじゃねぇか・・・』
フローラ『何だか元気が沸いて来るわね。ガイト。』
ヤマト『・・・時を駆ける希望、未来へのファンタジーよ・・・今、この「獣奏剣」の音色に導かれ、『后土』の勾玉の元に出でよ!
来い!守護獣ドラゴンシーザー!』
ドラゴンシーザー『グァオオオオオオン!!』
フローラ『あら?何だか知らないメカゴジラが来たわね?』
ガイト『いや、少々似てるがメカゴジラじゃねぇぞ?』
ブラウニー「ド、ドラゴンシーザー!?これって『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の・・・はっ、これも30周年だった!それに『獣奏剣』ってドラゴンシーザーを呼び出せるアイテムじゃねぇか!だからコイツが来たってのか!」
ヤマト『その通り。これ以上の適任者はいない、ってコンドウに言われてね。この音色も、コンドウに教えて貰ったんだ。』
ブラウニー「あんのヘボ招待主めぇ!!」
フローラ『それにしても、ラーバはいつ来るのかしら?』
ガイト『・・・ん?なんか、緑色のヤツがこっちに来るぞ?』
フローラ『本当ね!ラーバよ、きっと!あの子は緑が良く似合う子だったわ!』
ガイト『・・・いや、なんかやたらガタイが良いと言うか、生々しいと言うか、トゲトゲしいと言うか・・・』
ブラウニー「やっとお姫サマの到着か?それじゃあお待たせしました、感動の再会・・・」
仮面ライダーシン『ウヴァァァァァ!!』
ブラウニー「ちょ、ちょっと待てぃ!!同じ緑色でもコイツなんか呼んでな・・・ごふっ!く、首が・・・こ、このままだと、脊椎ぶっこ抜かれるぅ!!」
フローラ『なんて乱暴なバッタ怪人なのかしら・・・』
ガイト『アレ、一応は仮面ライダーらしいぞ?』
ヤマト『「真・仮面ライダー 序章」と言う作品の主人公らしい。あのブラウニーと言う者からとてつもない悪意を感じて来たらしいが、助けた方がいいのだろうか?』
ガイト『ほっとけ。自業自得だ、ざまあみろ。』
フローラ『私も・・・彼はちょっとお灸を据えて貰った方がいいと思うし、そもそも不死身だから・・・』
ヤマト『それなら致し方無いか・・・ちなみに、他にも「特捜エクシードラフト」と「うたう!大竜宮城」と言う作品が30周年との事だ。おめでとう。』
ドラゴンシーザー『グウウウウ・・・』
ヤマト『んっ?早く次の40周年に行こう、だって?まぁ、もう少し待ってくれ。何故なら・・・』
セラフィ「ブラウニー!今度はまた何の悪さを・・・えっ?」
イム『!!』
フローラ『っ!?貴女、もしかしてラーバ!?それに、イム!?』
ガイト『成虫になってるが、間違いない・・・!お前、ラーバだな!?』
セラフィ「お母さん・・・!ガイトおじさん・・・!お、お母さぁぁぁぁん!!」
イム『~!!』
フローラ『ラーバ・・・ラーバッ!!イムッ!!』
ガイト『・・・マジでやってくれやがったのか、アイツ・・・今日だけは、テメエに感謝するぞ・・・!』
セラフィ「まさか、本当にもう一度会えるなんて・・・でも、会いたかった・・・!」
イム『・・・!!』
フローラ『私もよ、ラーバ・・・!イム・・・!』
ヤマト『・・・この親子の再会に、水を差したくは無いからね。』
ブラウニー「ゼェ、ゼェ・・・もう少しで、首無しになる所だったぜ・・・ケーッ・・・折角の地獄のドッキリも、ただのお涙頂戴になっちまったしよ・・・はぁ。
それで、40周年の作品だが・・・この頃は特撮暗黒期だったんだよなぁ。ウルトラマンも仮面ライダーも新作無し、戦隊で何とか特撮ヒーロー番組を繋いでた感じだし・・・」
ギャバン「チュウッ!!」
ブラウニー「・・・あれ?今なんかが光の速さで通って行ったような・・・まぁいいか。
んで、この時の戦隊は『大戦隊ゴーグルファイブ』で、あとは・・・『バッテンロボ丸』?あぁ、『不思議コメディシリーズ』とか言うヤツか。これも『メタルヒーローシリーズ』と並んで、特撮ヒーローを支えた功労者だけどな・・・んっ?じゃあさっき光の速さで通ったのって・・・『宇宙刑事ギャバン』?」
ギャバン「40周年、よろしく勇気!」