怪獣今昔物語集







「その時」まで、あと約4時間半・・・

アンバー『もうすぐ、岩屋村跡に到着ですね。』
「‐」バラン『其うだな・・・むっ?其う言えば御前、珍しく装飾品を付けて要るな?』
アンバー『はい。アオイ・・・ガメラが持っていけばきっと良い出会いがあると思うよ、と預けて下さいました。』
「‐」バラン『あぁ、彼奴の装飾品か。相変わらず、御人好しな奴だ。然し、去年の彼の出会いを凌駕掏る遭遇が有る等、到底思えんがな。』
アンバー『去年の10月14日は驚きましたね・・・まさかわたくし達が知らない異世界のバランと、異世界を渡る剣客の「朱雀」様とお会い出来るとは。』
「‐」バラン『出会いは別に良い。今年の生誕日は、問答(クイズ)等せずに静粛に過ごすと決めた・・・行くぞ、アンバー。』
アンバー『そうですね・・・では、行きましょう。貴方が「神」として座していた、あの地へ。』
「‐」バラン『・・・後、其の装飾品は似合って要ると、私は思うぞ。』
アンバー『・・・ふふっ。お褒めの言葉、ありがとうございます♪』






「クイズ アンバーの100のコト」に続く・・・
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好釦