未制作作品集




・冒頭、「彼女」のナレーション?
宇宙から、「黄金の終焉」が怪獣界に迫る。


一方、怪獣界では「招待」が行われ、ラゴス・ゴジラ達がこれから各地を案内しようとしていた。
「‐」世界での時事列は2019年11月20日(コラボ小説第一弾を送った日)。


「招待」メンバー
・怪獣界
ラゴス・ゴジラ
スペース
ジュニア
シン
イシュタル
ダガーラ
ラドン
バルグザーダン
僧バラン

・「‐」世界
「‐」ゴジラ
「‐」バラン
ハルナ
チャイルド
アンバー

・獣人界
ゴジラ・レッド
キングシーサー
サバイヴ
リトル
セラフィ
シゾット
シン・ゴジラ(蒲田くん)
アンギラス

・UW
レジェンド
チハヤ
アロナ
ヒタム
シン・ゴジラ(品川くん)
愛美華さん
紘平

英恒
弥寿
シュウ
ゆい
ニルヤ



が、その時突然空から現れたメカゴジラタワーが広場に突き刺さり、中から出てきたガイガンの装置の力(アクション1・2)で島中を覆う謎のフィールドが張られ、フィールドの外に出られなくなる。
しかし、九人のゴジラ達だけは第一弾の舞台となった無人島に匿われ、現れたビオ・ブルトン・レガシィ・コンドウによってこの無人島はどの世界にも属さない、しかしどの世界とも繋がっている招待主達の集合場所、高位次元への入り口であるとつげられる。
更に招待主達は九人のゴジラ達を「ゴジラ10勇士」に任命し、怪獣達の先頭に立って「悪しき怪獣達」と戦って欲しい、怪獣界を消そうと「黄金の終焉」こと「星を喰う者」がもう近くにまで迫っている事、メカゴジラタワー内部と「星を喰う者」の持つ「核」・メテオライトを破壊出来るのは恐らくラゴス・ゴジラだけであり、彼だけは最後の最後まで守って欲しいと言われる。
一同も快諾(シュウと尊は「好きなだけ暴れていいなら」の条件付き)し、再び怪獣界に戻ってメカゴジラタワー内部への侵入を試みる。

「ゴジラ10勇士」メンバー
・「‐」ゴジラ
・ラゴス・ゴジラ
・ゴジラ・レッド
・レジェンド
・シュウ
・サバイヴ
・紘平
・弥寿
・シン・ゴジラ(蒲田くん)

最後の一人は、後から来るとの事。


タワー内に乗り込もうとするゴジラ10勇士だが、タワー周囲の防衛システムの光線が妨害し、破壊してもナノメタルによって瞬時に再生され手こずる。
そこへシン・ゴジラ(品川くん)、スペース、アソカ、英恒、幸、ゆい、チャイルド、リトル、ジュニアが加勢。
10勇士以外のゴジラメンバーで「サイドキック(命名・幸)」を結成し、10勇士のサポートに回ると宣言。
防衛システムを任せ、10勇士はタワー内へ。



・入り口
怪獣界にボーイハントに来たクリス姐さんが待ち伏せ。
自ら志願したスペースとの戦闘になり、キリングモード(本気)の彼と互角に渡り合う。
「・・・ここでオレと戦う事を選んだのが間違いだったな。ここは見知った怪獣しかいない島、アッシリ湖にさえ被害を出さなければ、多少やり過ぎても問題は無い・・・久々に本気でやれそうだな!」
「お前はレッドの子供に度々手を出し、チャイルド親子やリトル、アジマ・・・果てはラドンやジュニアすら狙ったな?煩悩に従って行動しているお前に、オレは負けない!」
「・・・はぁ。お義兄さまと言い、私の知っているゴジラ達はこうも何故つまらない人ばかりなのかしら?私はただ本能に従っているだけ、本能が求めるモノを手に入れたいのは、誰だって一緒。貴方もそうじゃないの?」
「本能、か・・・確かに、オレもそれは否定しない。ただ、オレは・・・!」
「オレより強い相手と戦いたい、そして倒したい!その闘争本能に従っている!お前のように、自分より弱き者で欲求を満たすようなふしだらな真似なんてしない!」
「だから貴方も、お義兄さまもつまらない人なのよ!それに私は少年愛に生きているだけ、弱いだけの人なんて私もごめんだわ!」
「オレもそれには同意だが、オレはそいつがまた強い意思で向かって来るなら、全力で応える!だがお前はその意思すらも自分の勝手でへし折る、悪趣味なだけの奴だ!そしてオレは、そんなお前を絶対に許さない!」



・1階
レジェンドVSムートー夫妻。



・2階
シュウVSライジン・ハクジャ・シュライクソーン。
実質シュウとライジンの一騎打ち。



・3階
ゴジラ・レッドVSガイガン・メガロ。



・4階
紘平VSヘッド三兄弟。
自分と兄弟構成や境遇が同じ事で、アックスヘッドにやや同情する紘平。



・5階
弥寿VSデスギー。
破壊神の力を直に受け、互角。



・連絡通路
サバイヴVSブラウニー。
度々セラフィを汚そうとしていたブラウニーへの、サバイヴの溜まった怒りが炸裂。



タワー最上階にはマスターシステムにして最強の防衛システム「メカゴジラヘッド」が攻撃をして来る。
「‐」ゴジラが陽動し、その隙にラゴス・ゴジラが「核」の破壊に向かうが、更にオプシディアン・フューリーが襲い掛かる。


外ではライジンの差向けたドローンイェーガー隊と、アサナ・カナエが共に暴れ回る。
それを阻止せんと新モスラ達とシン、ダガーラ3がそれぞれの宿敵に立ち向かうが、ブラウニーとデスギーがいない事に気付いたセラフィとシンはタワーに向かい、相手のいないシゾットはキングシーサーの所へ行き、彼女をゴジラ・レッドの所に行かせて代わりにドローンイェーガーの相手をする。



アッシリ湖ではヒタムがアロナを守る為にレザーバック・オオタチと戦闘を開始。
「いいデートスポットねぇ、レザー。」
「そうだなぁ。だが、デートはアイツを倒してからになりそうだァ!」
「アロナ、お前は戦わなくていい。戦うのは、オレの役目だ・・・!」


愛美華さんはビオの花々とアロナを守る為に花畑に茨の壁を張り、ビオが招待主と気付いたような発言をしながら何処かへ去って行く。
「ほう、お前も中々やるではないか。同じ種族として鼻が高いな。」
「ありがとう、よく言われるわ。それより、今なら天上の更に上にいる貴女の『仲間』と連絡を取っても大丈夫よ?」
「なんと、大した事を言ってくれるのう?どうやって気付いた?」
「・・・女の勘、かしら?それじゃあ私、兄様を助けに行って来るわ。」

ビオは招待主達に連絡を取り、怪獣界にとにかく多くの怪獣を呼び寄せて欲しいと相談。
緊急事態に招待主達も同意し、各自担当の世界から怪獣達を呼び寄せる。

創造神「怪獣界の維持は、我に任せよ・・・!」


南部湿地帯ではゴロザウルスがアンギラスと共にオニババと、西部森林地帯ではマンダ・カメーバ・レッドムーン一家・メガギラスを逃がす為にラドンとバルサンがスカナー・ライジュウと、北部岩礁地帯では「‐」バラン・アンバーがヒジュラスと交戦するも、各地のドローンイェーガーの増援もあって苦戦。
インファント島・ラゴス島にもドローンイェーガーが現れ、インファント島には「‐」モスラが、ラゴス島には僧バランが駆け付け応戦。
更に広場にはドローンイェーガーが作ったブリーチからティフォン・スラターンが現れ、サイドキック達を圧倒。



と、そこへ招待主達が救援を要請した怪獣(恐竜)達が続々と怪獣界に降り立つ。
湿地帯にはレクシィとブルーが、森林地帯にはジンとえんば組・リキが、岩礁地帯には帰って来た怪獣界のキングシーサーが、インファント島にはGFWモスラ(アピ)が、ラゴス島にはフレア・シナトが、広場にはゴジラ・アースとセルヴァム・マナ・ユウミが参戦。
更にメカゴジラタワーに惹かれて広場にヘドラも来るが、ナノメタルが気に入らずヘドロで防衛システムをダウンさせて行く。
「地球の上に、誰も・・・誰もいなけりゃ泣く~事~も、でき~な~い・・・」



各階のゴジラ達にも助っ人が来る。
入り口・スペースにはビオランテ(分身)。
タッグでクリス姐さんを追い払う。
「お前にこれ以上本気モードになられたら、結局私の花に被害が出そうだからの。」
「また2対1?ゴジラ一族が卑怯なのは何処も同じなのね?」
「残念じゃが、悪役の言葉など聞く耳持たんのでの。じゃからおとなしくやられとれ。」


――お前も対して変わらんだろう、ビオ・・・


「まさか、お前と組んで戦う事になるとはな。父を見殺しにしたお前と、ジュニアの為に。」
「私もお前もジュニアを守りたかった、ただそれだけじゃよ。」


――それに、若き頃のあやつに似たジュニアを汚されるのだけは、まっぴらごめんじゃからの。


1階・レジェンドにはバラゴン。
2階・シュウにはカント・ドゴラ。
3階・ゴジラ・レッドにはキングシーサー。
4階・紘平には愛美華さん。
5階にはシン。
連絡通路・サバイヴにはセラフィ。
最上階にはアオイと、最後のゴジラ10勇士であるゴジラ・フィリウス(怪獣界)が駆け付け、一気に悪しき怪獣達は追い込まれて行く。



そこへ遂に「星を喰う者」が怪獣界に到着し、悪しき怪獣達はアンティヴァースに撤退して行く。
怪獣達の攻撃も「星を喰う者」には効かず、ラゴスの攻撃も何故か「核」には通じない。
逆にピンチになったラゴスを救いに現れたのは呉爾羅。
時間稼ぎをするから「神ってる」壊し方を思い出せと言い、体内の亡霊達の思いが力になった「オーバーソウル(Zガンダム)」状態になった呉爾羅は他の護国聖獣の力を組み合わせた攻撃などで「星を喰う者」と互角に渡り合い、亡霊達の力を一つにして一日一度だけ発射できる特大級の光線(通称「霊丸」)で「核」の一つを破壊する。
「バラン、力を貸せ!疾風怒濤!」
「最珠羅、力を貸せ!守護光円陣!」
「婆羅護吽、力を貸せ!紅蓮腕(かいな)!」
「魏怒羅、力を貸せ!引力放射熱線!」
「俺の中にいるみんな・・・この俺に、力をちょっとだけ分けてくれ・・・!
よし・・・みんな、ありがとな!じゃあ、行くぞぉっ!!
レイ、ガァァァァァァン!!」


呉爾羅が時間を稼いだ間に、ラゴスは両親からの言葉を思い出す。

「ゴジラ・・・あなたの『心』は、どんな存在にだって負けないわ。たとえ『神』にさえ、あなたの心には・・・」
「・・・心を具えろ、ゴジラ。その時生まれる力は『神』をも貫く。お前だけが出来る、唯一無二の力だ・・・!」

そしてラゴスは「神」の力を発揮し、メカゴジラタワーと「星を喰う者」の残りのメテオライトを破壊する。
「星を喰う者」は消え去り、怪獣界に平和が訪れた・・・が、異世界から怪獣達を呼ぶのに人間界の境界線を使った事により、人間界との繋がりがもうすぐ無くなってしまう事が呉爾羅から語られる。
「・・・怨んでくれてもいい。俺、怨まれ慣れてるし。」
しかし呉爾羅を責める者は誰もおらず、人間界の怪獣達とゆかりのある怪獣達が、各自で別れの挨拶をする。


高次元領域では招待主の中に「創造神」と「守護神」の存在を感じ始めたラゴス達、特に自身の正体に気付きかけているラゴスは「まだ真実を知るには早すぎる」とし、しばらくの間「招待」しない事になる。
4/4ページ
好釦