Pray




・おまけ④
「どきっ☆タイタンズだらけの水着大会!」






ヒオニ「王、カロル。着替えが終わりましたわ。」
ルンフイ「・・・どう、かしら?」



ある夏の日・・・
人間達が不用意に近寄らない、グレートバリアリーフの孤島の砂浜で、タイタンズ四名による海水浴が行われていた。
レジェンドとカロルが各自のパーソナルカラーのスタンダードなサーフスタイルのメンズパンツなのに対し・・・ルンフイの水着は胸元が空いた黄緑のワンピースタイプで、ヒオニの水着は胸元が網状のレースで覆われている、ボトムスにパレオが巻かれた紫混じりの青いビキニであり、ルンフイ・ヒオニ共に普段は衣服の都合でそれ程目立たない豊満なスタイルが、開放的なデザインの水着によって一層際立っていた。



カロル「ヒュー♪どっちもいい感じっスねぇ~!眼福眼福っと・・・王もそう思いませ・・・」
レジェンド「・・・」
カロル「・・・って、まさかこれくらいで照れてるんッスか?王?」
レジェンド「・・・に、似合っていると思っただけだ。」
カロル「ほー?」
ルンフイ「あ、ありがとう。私の王。ちょっと、大胆だとは思ったけど・・・ヒオニに従ってみてよかったわ。」
カロル「えっ?今回はお前が水着のプロデュースをしたのかよ?」
ヒオニ「ええ。殿方に選ばせたら、潜在的ないやらしさが出そうだと思いましたので・・・ちなみに、女王の後ろは・・・こうなってますの♪」
ルンフイ「・・・」
レジェンド、カロル「「!?」」



いつもの「女王」としての威厳は何処へやら、ヒオニに従うがままにルンフイはやや恥じらいながら背中を見せると、そこにはレジェンドとカロルの視線を釘付けにする「秘密」があった。
ワンピースタイプに見えたルンフイの水着の背部は、トップスを結ぶ細めの紐とTバックのみとなっており、ルンフイの美しいバック・ヒップラインが惜し気も無く晒されていたのだ。



カロル「おお・・・」
レジェンド「・・・」
カロル「って、王おおおおおおっ!?」
ルンフイ「えっ?どうしたの、王!?」
ヒオニ「あら・・・ラストサムライな王には、これでも刺激が強すぎたのかしら?これでもれっきとしたアメリカンゴジラですのに、困った殿方ですわねぇ・・・」



その後、まるで砂浜に出来上がった砂山のように伏したレジェンドは結局、一日中目を覚ます事は無かったと言う・・・










愛美華「はい、おまけはこれでお・わ・り♪ここまで見てくれて、本当にありがとう。これからも、私達UWの怪獣達を宜しくね♡」
カロル「おいコラ、何勝手にオレ達の代表面して締めようとしてんだ!この話は王と女王の話だろうが!」
愛美華「あら、貴方の女神様はノーカウントなの?一応この話、あの女神様の話でもあるのよ?」
カロル「!!」
アンバー『わ、わたくしはそんなつもりでは・・・あくまで、「客演」程度です・・・』
レジェンド「・・・『本作の裏テーマは、「女神(アンバー)賛歌」です。(カンペ)』、らしい。」
ルンフイ「この紙、今さっきコンドウとか言う人間から渡されたわ。本当にそうなの?」
アンバー『ええ!?』
カロル「オ、オレもそう・・・」
シューニャ「待て、この話は我らギドラ兄弟が挫折から復活に至るまでの感動のサクセスストーリーだぞ?つまりキサマらは我らの引き立て役だ、異論は一切認めん。」
ドゥッカ「そう言う事だ!分かったんなら邪魔者は引っ込んでろ!しっ!しっ!」
アニトヤ「シュー兄ちゃんとドゥ兄とおれも、そーだそーだと言ってま~す!あっは♪」
カロル「って、お宅らはでしゃばんなくていいッスから!オレの折角のチャンスを奪うなァ!」
ブラウニー「それを言ったら、オレも・・・」
レガシィ『はいは~い、残念ながらギドラ兄弟共は全員不正解なので、みんな揃ってボッシュートで~す☆』
ギドラ兄弟「「「あ~れ~!!」」」
ブラウニー「ケー!なんでオレまで一緒なんだぁ~!!」
フレア「あっ、ブラウニーが巻き込まれてる・・・見境なくヴィランの勧誘ばっかりしてるからだよ。」
アンバー『えっと・・・自業自得、と言う事にしておきましょうか・・・?』
レジェンド「・・・次は、己がボッシュートする。」
ルンフイ「私も一緒にボッシュートするわ。私の王(キング)。」
チハヤ「ちなみに、そこのゴジモスさん?ボッシュートって言葉の意味、分かってて言ってる?」
シン・ゴジラ(品川くん)「しんも、ぽぽさまとふいさまとぼ、しゅーお(と)する。」
ヒオニ「未知の旅へ~♪踏み出せ~と~♪未知の旅へ~えぇ~っ♪」
ベヒーモス、メトシェラ、バーブ「「「もっと設定と出番を下さい。」」」
ダゴン「儂にはもう、出番は無いのかのう?」



フレア「と、言うか・・・今さっき『終わり』って言わなかった?」
アンバー『これは明らかに新しい話が始まっています・・・ね。』
チハヤ「このメンバーとこの空気なら、こうなる気はしたけどね・・・」
レガシィ『こう言う時は、神様にお願いするんだよ?ってわけで・・・ツッチー、ゴー!!』
土御門『ツッチーと呼ぶな。何度言わせるつもりだ・・・とりあえず、ここはお主が締めろ。ルンフイ。』
ルンフイ「分かったわ、土御門。じゃあ、私の王。締めの言葉をお願いね。」
土御門『否、何故そうなる。』
レガシィ『レジェっちマニアのルンルン様なら、やっぱそうなるよねぇ~。』
レジェンド「・・・これにて、終了。」
シン・ゴジラ(品川くん)「お、わ、い(り)。」






・おまけ⑤
「おわり・・・?」、おわり。
もうなんにもやらないわよ?
あなたの愛美華より♡
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好釦