Pray
・おまけ①
「デコピン」
真の「王」となったレジェンドが、カロルを赦した後・・・
ある疑問がどうしても拭えなかったカロルは、その疑問をレジェンドにぶつけてみる事にした。
カロル「・・・でも、何でオレへの罰が『デコピン』なんスか?」
レジェンド「・・・・・・丁度いい所に、額があったからだ。」
カロル「嘘が下手ッスね・・・王って・・・」
その後、女王(ルンフイ)復活の時・・・
カロルは目の前の女王(と王)への反逆に対する罪悪感と、これから待ち受ける天罰への恐怖から半分ヤケクソ気味な様子(ベヒーモス談)で、ルンフイへの自暴自棄な謝罪を行った。
カロル「じ、女王!!先日は大変失礼しまし・・・イッ、テェ!!」
ルンフイ「・・・ふふっ。これで、手打ち。」
・・・が、ルンフイからカロルに下された「天罰」は、既視感(デジャヴ)を感じる額へのデコピン一発であった。
デジャヴの元凶である、レジェンドからのデコピンに比べると痛くは無かったのだが・・・
カロル「・・・あっ。」
痛みを上回ったのは、カロルが両者の「罰」から察した「何か」への驚愕であった。
カロルーー・・・王もきっと、女王にされた事があるんだなぁ・・・
デコピン。
・おまけ②
「『号令』・NG版」
シューニャ「さあ、目覚めよ・・・地球の巨神達(タイタンズ)。」
アニトヤ「タイタンズ!」
シューニャ「・・・我らがこの星の、王となった。」
アニトヤ「となった!」
シューニャ「・・・ドゥ。ニトを黙らせろ。」
ドゥッカ「へーへー・・・そう言うわけだ、頼むから黙れ。ニト。」
アニトヤ「え~っ!エコーがあった方が、シュー兄ちゃんの『威厳』がふえるじゃ~ん!」
ドゥッカ「エコーか?それをエコーと言い張るのか?オマエのやってる事は、逆に兄貴の威厳も恐怖もやる気も根こそぎ削いでんだよ!」
アニトヤ「じゃあ、そんなに言うならドゥ兄がやってよ~!ドゥ兄なら、ちゃんとシュー兄ちゃんの『イゲン』も『キョーフ』も『ヤル気』もふえるエコーができるんでしょ?」
ドゥッカ「そ、そう言う問題じゃねぇよ!これはだな・・・タイタンズ共を最初から恐怖で支配した方が後から奴らを訪ね回る手間が省けたり結託してのリンチの危険性を回避する等で色々面倒臭く無くなると、兄貴が思い付いた秘策で・・・」
シューニャ「・・・ドゥ、やっぱりお前も黙ってろ。」
例えるなら、卒業式での卒業生による答辞の掛け声に似た、アニトヤによるこの「号令」案は却下され、結局「号令」はシューニャのみが行う事となった・・・
・おまけ③
「理想と現実」
ルンフイ『どうして、カロル!何故、あなたは「偽りの王」に従うの?何故、王と私と共に「偽りの王」と戦わないの?』
カロル『限りない命を持つあんたには、絶対分かんねぇんっスよ!限りある命を持ったオレの・・・生きる為なら何だってしないといけねぇ、オレの気持ちなんかよ!』
ルンフイ『あなたに、タイタンズとしての誇りは無いの?自分に嘘を付いて、「偽りの王」に侮辱されながら服従して、私達の王に逆らってまで生きて、貴方は幸せなの?』
カロル『じゃあ、そのキレイ事を他のタイタンズにも言ってみろってんだ!それにあんたが何と言おうが、今はあいつらが「王」なんだ・・・だから、仕方ねぇんだ!悔しいとか幸せだとか、もう関係ねぇんだよ!』
ルンフイ『・・・ここに来るまでの間に、他のタイタンズ全員から似た事を言われたわ。でも、私は絶対に王を裏切らない・・・たとえ味方が一人もいなくても、私と王以外の全員が敵になっても、私は側にいる・・・!私の王の、ゴジラ・レジェンドの元に。
それでも、邪魔をすると言うのなら・・・カロル、私は怪獣の女王としてあなたに「罰」を与える!』
カロル『やってみろよ・・・!オレは「炎の悪魔」、ギドラの手先!生き延びる為なら女王だろうが何だろうが・・・全部焼き尽くしてやんよッ!!』
カロル「・・・こうして、オレは泣く泣く女王と・・・」
ヒオニ「それ、嘘ですわよね?」
メトシェラ「嘘だな・・・」
バーブ「ウソツキ。」
ベヒモス「戦った相手が『女王』と知った時、彼は滝のような汗を掻いてい・・・」
カロル「それ以上言うなァ!!」
王と女王からの信頼は取り戻そうと、他のタイタンズからの信頼を取り戻すにはまだ時間がかかりそうな、「炎の悪魔」であった・・・
「デコピン」
真の「王」となったレジェンドが、カロルを赦した後・・・
ある疑問がどうしても拭えなかったカロルは、その疑問をレジェンドにぶつけてみる事にした。
カロル「・・・でも、何でオレへの罰が『デコピン』なんスか?」
レジェンド「・・・・・・丁度いい所に、額があったからだ。」
カロル「嘘が下手ッスね・・・王って・・・」
その後、女王(ルンフイ)復活の時・・・
カロルは目の前の女王(と王)への反逆に対する罪悪感と、これから待ち受ける天罰への恐怖から半分ヤケクソ気味な様子(ベヒーモス談)で、ルンフイへの自暴自棄な謝罪を行った。
カロル「じ、女王!!先日は大変失礼しまし・・・イッ、テェ!!」
ルンフイ「・・・ふふっ。これで、手打ち。」
・・・が、ルンフイからカロルに下された「天罰」は、既視感(デジャヴ)を感じる額へのデコピン一発であった。
デジャヴの元凶である、レジェンドからのデコピンに比べると痛くは無かったのだが・・・
カロル「・・・あっ。」
痛みを上回ったのは、カロルが両者の「罰」から察した「何か」への驚愕であった。
カロルーー・・・王もきっと、女王にされた事があるんだなぁ・・・
デコピン。
・おまけ②
「『号令』・NG版」
シューニャ「さあ、目覚めよ・・・地球の巨神達(タイタンズ)。」
アニトヤ「タイタンズ!」
シューニャ「・・・我らがこの星の、王となった。」
アニトヤ「となった!」
シューニャ「・・・ドゥ。ニトを黙らせろ。」
ドゥッカ「へーへー・・・そう言うわけだ、頼むから黙れ。ニト。」
アニトヤ「え~っ!エコーがあった方が、シュー兄ちゃんの『威厳』がふえるじゃ~ん!」
ドゥッカ「エコーか?それをエコーと言い張るのか?オマエのやってる事は、逆に兄貴の威厳も恐怖もやる気も根こそぎ削いでんだよ!」
アニトヤ「じゃあ、そんなに言うならドゥ兄がやってよ~!ドゥ兄なら、ちゃんとシュー兄ちゃんの『イゲン』も『キョーフ』も『ヤル気』もふえるエコーができるんでしょ?」
ドゥッカ「そ、そう言う問題じゃねぇよ!これはだな・・・タイタンズ共を最初から恐怖で支配した方が後から奴らを訪ね回る手間が省けたり結託してのリンチの危険性を回避する等で色々面倒臭く無くなると、兄貴が思い付いた秘策で・・・」
シューニャ「・・・ドゥ、やっぱりお前も黙ってろ。」
例えるなら、卒業式での卒業生による答辞の掛け声に似た、アニトヤによるこの「号令」案は却下され、結局「号令」はシューニャのみが行う事となった・・・
・おまけ③
「理想と現実」
ルンフイ『どうして、カロル!何故、あなたは「偽りの王」に従うの?何故、王と私と共に「偽りの王」と戦わないの?』
カロル『限りない命を持つあんたには、絶対分かんねぇんっスよ!限りある命を持ったオレの・・・生きる為なら何だってしないといけねぇ、オレの気持ちなんかよ!』
ルンフイ『あなたに、タイタンズとしての誇りは無いの?自分に嘘を付いて、「偽りの王」に侮辱されながら服従して、私達の王に逆らってまで生きて、貴方は幸せなの?』
カロル『じゃあ、そのキレイ事を他のタイタンズにも言ってみろってんだ!それにあんたが何と言おうが、今はあいつらが「王」なんだ・・・だから、仕方ねぇんだ!悔しいとか幸せだとか、もう関係ねぇんだよ!』
ルンフイ『・・・ここに来るまでの間に、他のタイタンズ全員から似た事を言われたわ。でも、私は絶対に王を裏切らない・・・たとえ味方が一人もいなくても、私と王以外の全員が敵になっても、私は側にいる・・・!私の王の、ゴジラ・レジェンドの元に。
それでも、邪魔をすると言うのなら・・・カロル、私は怪獣の女王としてあなたに「罰」を与える!』
カロル『やってみろよ・・・!オレは「炎の悪魔」、ギドラの手先!生き延びる為なら女王だろうが何だろうが・・・全部焼き尽くしてやんよッ!!』
カロル「・・・こうして、オレは泣く泣く女王と・・・」
ヒオニ「それ、嘘ですわよね?」
メトシェラ「嘘だな・・・」
バーブ「ウソツキ。」
ベヒモス「戦った相手が『女王』と知った時、彼は滝のような汗を掻いてい・・・」
カロル「それ以上言うなァ!!」
王と女王からの信頼は取り戻そうと、他のタイタンズからの信頼を取り戻すにはまだ時間がかかりそうな、「炎の悪魔」であった・・・