登場怪獣




アパシー・ギドラ
(「怪」、特9)

性別:男
年齢(人間換算):32歳
身長:198cm(兄弟共通)
一人称:私(ウノ)、俺(ドゥエ)、ぼく(トレ)
二人称:お前、貴様(ウノ、ドゥエ)・君、お前(トレ)


怪獣界のKoMギドラ。
異名は「零(ゼロ)」。
太古の昔に宇宙から飛来した怪獣で、目的は世界の支配と破壊。
ギドラ一族でもトップクラスの実力の持ち主。
冷徹非情なリーダー格の長男・ウノ、好戦的で意地悪な次男・ドゥエ、好奇心旺盛で無邪気だが1番残酷な三男・ウノの三つの人格が一つの体に存在する三重人格者。
一声で世界中の怪獣達を洗脳出来る能力を持つ。天候すら自由に操り、首を失っても短時間で再生する程自己再生能力も高い。
弱った獲物を成層圏から突き落とし、それでも生きている場合は獲物の身体に噛み付き、エネルギーを吸って仕留める、と言う残忍な戦法を好む。
自身の高い戦闘能力故プライドも高く、基本的に他のギドラ族は見下しているが、ラクスについては見下しと言うよりは危険視している。
ゴジラ・モスラ族と戦うのは、血に刻まれた宿命として受け入れている・・・が、とある理由でモスラ一族全般が苦手。
ちなみに、各人格が表に出る主な確率はウノ5割・ドゥエ1割・トレ4割で、戦闘時はドゥエの確率が増加する。
出ていない人格は脳内で会話しており、この脳内会話は同世界のギドラ族及び別世界のキングギドラ系統には聞こえるが、デスギドラ・カイザーギドラ系統の亜流ギドラ族には少し聞こえにくい。



ラクス・ギドラ
(「怪」、特9)

性別:男
年齢(人間換算):25歳
身長:195cm~測定不能
一人称:私
二人称:そなた


怪獣界のアニゴジギドラ。
異名は「黄金の終焉」。
ギドラ一族の中で、最も危険な個体。「三大神大戦」後、敗れた「破壊神」の代わりに「口」として生み出され、以後数々の惑星及びゴジラ族を捕食して来た。
あらゆる物理攻撃、熱線、ビーム等は効かずに素通りする・・・が、ラクス側は普通に対象に接触出来る、ズルい特性を持つ。
140年前の「ある時」を境に「口」の役目は終わったが、今度は自身の腹を満たす為に「ゴジラ」のみの捕食を開始する。が、同時に弱点も出来てしまったようで・・・?
高エネルギー体なら何でも大好物で、同族のギドラ達にも共食い上等で興味津々。
逆にモスラ族は胃もたれを起こすので、好まない。
人間態では獲物は口からではなく、胸から抱擁する様に皮膚吸収する、「死の抱擁」と呼ばれる特殊な捕食手段を取る。
ちなみに捕食やギドラ族の話題等、興味のある事以外は余り周囲に関心を向けない。



ラスール・ギドラ
(「怪」、特9)

性別:女
年齢(人間換算):27歳
身長:170cm
一人称:あたし
二人称:あんた


ギドラ一族の一人で、数ある「破壊神」の分身の中で唯一の女性。
異名は「女王龍」。
ギドラ一族の例に漏れず、残酷非情。実力はアパシーやラクスに比べ低いが、姉御肌な面と可愛らしい相手の世話を焼こうとする姿勢から、そのまま「姉御」と呼ばれ慕われている。
ギドラ族以外の全ての怪獣を下僕にする「ユニバーサル」な野望を持っているが、同世界のシン・ゴジラに邪魔されてからは、彼への「落とし前」が最優先になっている。
念力を自在に操り、周りの地形物を敵にぶつけたり自身の身を守ったり、相手の肉体を操る(精神は操れない)・・・など、多彩な技を持つ。
また、自身の鱗から手下である分身を創り出せる。



龍聖(リュウセイ)
(「獣」、特7、特9)

性別:男
年齢(人間換算):29歳
一人称:余、私


獣人界の「VS」キングギドラで、「悪しき怪獣達」の代表者の一人。
元々は男性だったが、思春期に入ってから父・龍鬼からの一方的な怨念によって両乳房から顔が現れ、その後完全な女体になってしまった。
しかし、今でもあくまで龍皇の双子の「弟」として健在中。
自分から打ち明けない限り、他人から女扱いされる事を極端に嫌う。
性格は高貴な軍人に恥じず自他ともに厳しく、極めてプライドが高い。自らを慕うガイガンを始めとした同族達にはさりげない優しさを見せる半面、ガイガンと親密なメガロを疎ましく思う面も。
クリスとは互いに実力を認め合った友人関係で、彼女の自宅・結晶邸によく誘われている。
戦闘時には両肩から金色の竜を出して引力光線を放ち、相手を翻弄する他にも蹴りをメインとした体技も得意としている。
緊急時には右目が仮面で隠れたメカキングギドラと化し、主に銃を使った戦闘を行う。他にも腹部のマシンハンドで相手を拘束可能。



龍皇(リュウオウ)
(「獣」、特9)

性別:男
年齢(人間換算):29歳
一人称:私


獣人界のカイザーギドラで、龍聖の双子の兄。
獣人界に存在するギドラ族を管轄する、実質上の長。性格は弟と似て冷徹で頑固、表情を滅多に変えない。
だが、厳しい態度の中にも弟&部下思いなのは変わらず、同族に危機が起これば自身が盾として出向いて応戦することも。
ただし何故か酒には弱く、いったん酔えば誰彼構わず絡んだり、口調も一層砕けたものとなるせいで龍聖から一族の長としての威厳を保つ為、なるべく禁酒を勧められている・・・が、一族最強&司令官故の重荷でストレスが溜まり過ぎてどうしようもない時、こっそり嗜んでいる。
普段は機敏性を生かしたモンスターXの姿で生活している為、相手への小手調べや自分が雑魚と見做した者には、俊敏な動きの格闘戦が主になる。
必殺技はデストロイド・カイザーと、見る者を圧倒させる多種多様の体技。



ルケティウス
(「獣」、特9)

性別:男
年齢(人間換算):不明、見た目は青年。
一人称:我(ルケティウス)、俺(デュオ)、ボク(トリア)


獣人界のKoMギドラ。
名前はギリシャ語で「光をもたらす者」の意。
ループの際にこっそり地球から逃げ出し、再びタイタンズの「王」に返り咲くべく力を貯める為に宇宙を漂流していたが、何時しか「何処か遠くの名も無き惑星」に辿り着いてしまい、そこで見知ったデスフォデスに新たな獲物だと標的にされている。
しかし本人は大して気にしておらず、「血の気が荒いが最初の配下が出来た」として現在は腐れ縁の仲。
現ギドラ族との関係は、「王である自分が軍人に入り混じって戦地に立つ必要はない」と思っている都合、あくまで「協力者」と言う立場を取っているが、全怪獣の絶対的な王となるチャンスを掴めると思った時、自ら戦陣に赴くことも。
その不純な目的の為、ブルトンからは監視対象の一人として認定されている。
性格は神父姿に違わず、誰に対しても説法を交えつつ温和に接するが、それも新たな配下を作るための演技で、本来の性格は常に血に飢えており、残忍で狡猾。
そのせいで龍皇達からは「戦力にはなるが、王になるためには同族を手に掛ける事すら厭わない」、として警戒されている。
同世界のギャレゴジ・ラオとはループ前から因縁の仲でありながら、執着している内にいつしか歪んだ愛情が芽生えており、愛憎入り乱れた思いを抱いている模様。
サイドヘアーに付けている豪華な髪飾りは本来左右に付けていたものの、その右部分はループ前に起こしたゴジラ族皆殺しの際に吹き飛ばされた(デュオがいつも不機嫌なのもこの為)。
また、肩にかけたストラからは「デュオ」「トリア」と呼ばれるギドラ族特有の龍の頭が伸びており、それぞれが独立した意思を持ち、人語を介せる。左右の首を切断されても時間を置けば自己再生が可能。
右の首・デュオは前述の事があって常に苛立っているばかりか主の黒い部分を凝縮したような性格で、弱者を虐めたり煽ったりするのが好きなドS。ルケティウスの本音を漏らす際、気味の悪い笑い声を浮かべる癖がある。
左の首・トリアは末っ子気質なのか、いつも好奇心旺盛で遊び好きな甘えん坊。よく舌を出して、自分達にとって悪い奴ではないか味見をしたがる癖があり、ルケティウスによく咎められる。自分で強調したい事は、二度繰り返す癖がある。
どちらかが本音を漏らすせいでルケティウスから叱責を喰らう事も多いが、何だかんだで彼が大好き。
デスフォデスの事はトリア曰く、「口が悪くておっかないけど良い遊び相手」と認識している模様。
必殺技は引力光線と、デュオ・トリアによる噛み付き攻撃。更に激昂時には全身から放たれる全方位の稲妻で、周囲の敵を殲滅させる事も可能。
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好釦