私と、ワルツを
数日後、人間界に「カンピ・ルーラ」ことフレアが現れて「招待」状をガメラとイリスに渡し、「最初で最後」の「招待」を楽しもうと語り合う。
同じ頃、「招待」状の内容を見た「VS」ゴジラは固く拳を握りしめる。
更に数日後の朝、「招待」が開催。
今回は人間界の怪獣達全員が参加する事になり、集合場所の東京タワー前に怪獣達が続々と集結。
団体一覧
・「VS」ゴジラ、「VS」モスラ、「VS」キングギドラ
・ガメラ、イリス
・Jr.、レオ、トト
・バトラ、「VS」ラドン
・機龍、鎌倉さん
・アイレナ、アジゴ、アジマ
・イードゥ、ゴーゴ
・「VS」ビオランテ、「VS」スペゴジ
・メカゴジラ、モゲラ
そんな中で遂にガメラと「VS」ゴジラが顔を合わせてしまい、Jr.とイリスが修羅場を覚悟するが、「VS」ゴジラは「楽しんで来い。」とだけガメラに言い、その後も余計な事を言ったキングギドラがどつかれた事以外に特に何もないまま時間が過ぎ、一同驚愕。
イリス・バトラから疑問符が消えない中、「VS」モスラ・機龍・鎌倉さんは「今回の招待」だけは最後まで平和的に済ませたいからだろうと悟る。
また、勝手に侵略者組(グランドギドラ、カナエ、ギャオス、レギオン、オルガ、ジーダス)はともかく、何故か呉爾羅がいない事にJr.が気付き、最珠羅達から旅の途中だからと説明されるも、不安に駆られる。
イリスは「VS」モスラにガメラと「VS」ゴジラが仲良くなれる方法がないか聞く。
「もういい加減、アイツとガメラも仲良しになってもいいんじゃない?なんか・・・変なプライドで一方的に嫌われるガメラが可哀想よ。」
しかし、「VS」モスラはお互いが相手の事を尊重しているからこそ、今の関係を続けているのでは、と諭す。
「もし、ゴジラがガメラを受け入れたら今までの自分を否定する事になるし、ガメラがゴジラを受け入れたら理由があれば争いをしてもいい事になる・・・だからガメラには『嫌われる勇気』が、ゴジラには『嫌う勇気』がある・・・そう思うわ。」
やがて「招待」の時間になり、様々な世界で様々な怪獣達が交流を繰り広げる。
「オムニバスパート」として、それぞれの作者にそれぞれ自作品世界のパートを送る。
一方で「勝手に侵略者」組はまたカラオケボックスで会議中。今までもこれからも、悪しき怪獣達には頼らないスタンス。カナエも第八弾は同族のよしみで参加しただけ。