登場怪獣

‐特別編7登場怪獣‐



アンギラス
(「獣」、特7、今昔)

性別:男
年齢(人間換算):13歳
一人称:オイラ


獣人界出身のアンギラス。
ゴジラ・レッド一番の弟分にして、サバイヴの頼れる相談相手。
「暴龍」の二つ名を持つ筋金入りの野生児で、生まれつき背負った棘々の甲羅は攻撃・防御双方に使える。
性格は陽気でカンが鋭く、やや無鉄砲。
三魔獣の怪獣島襲撃をきっかけに、ルシカ・フレアと共に「新生護国聖獣」と言うチームを結成しており、一応のリーダー役。
怪獣島に来た当初は、自分の父を葬った2代目ゴジラの立ち位置と宿命を継いだゴジラ・レッドを憎み、いつか父と同じ目に遭わせてやろうと敵対心でいっぱいだった(アンギラスの父が2代目ゴジラを襲った理由は、新天地の開拓の為に岩戸島を拠点にしようとしていた為)。
しかしある日、初代キングギドラ・龍鬼(リュウキ)が怪獣島に襲来。
ゴジラ・レッドと当時の彼の舎弟だったテレケが窮地に追いやられているのを見捨てようとした所、ミニラとラーバの説得を受けて加勢する事を決意。
他の怪獣達と団結して辛くも勝利を収めた後、その際に足を負傷したテレケに勧められる形でゴジラ・レッドの舎弟となり、彼と行動を共にする中で憎しみを捨てた。
常に額に付けているバンダナは父の形見で、如何なる時も離さない。
シルバー(昭和メカゴジラ)と戦った時の事が原因で、ガイガンを始め機械系の怪獣に多少のトラウマがある。
ルシカとは友達以上恋人未満の関係と言っているが、怪獣島の住人達からは実質カップル扱いされている。
必殺技は野生的かつ荒々しい体技と、体を丸めて繰り出す「暴龍怪球烈弾」ことアンギラスボール。
更に背中の棘をミサイルのように放つ秘技もあるが、まだ完全に使いこなせていない。



ルシカ
(「獣」、特7、今昔、LINE)

性別:女
年齢(人間換算):12歳
一人称:アタイ、私


獣人界出身のバラゴン。
アンギラスのガールフレンドかつツッコミ役で、「新生護国聖獣」の紅一点にして切り込み役。
アンギラスと同様にとても陽気で、ちょっとボーイッシュな野生児。
しかし元々が肉食恐竜だった性か、一端キレるとアイヌ語で「怒る」を意味する愛称に相応しい、激しい口調へと変貌する。
獣人界における護国三聖獣と何らかの繋がりがあるらしいが、本人があまり話さないので詳細は不明。
怪獣島の地中に住み家があり、そこで夜を過ごす。
昔は昼が苦手だったが、アンギラスのお陰で克服した。
必殺技は「地底怪獣」を冠するバラゴン族共通の戦法である、地遁術と火炎放射。



テレケ
(「獣」、番4、特7、今昔)

性別:男
年齢(人間換算):22歳
一人称:オレ


獣人界のゴロザウルス。
ストリートスタイルの服装をした青年で、怪獣島の住人達の兄貴分。
アンギラスの前のゴジラ・レッドの舎弟で、本来ゴジラ・レッドの相棒は彼がなるはずだったが、龍鬼と戦った際に足が不自由になり、まだゴジラ・レッドを憎んでいたアンギラスの為もあって、その座をあえて彼に譲る。
舎弟をやめた後もゴジラ・レッドからはとても信頼されており、アンギラスの戦闘術の師範も務めている。
性格は大雑把で脳天気、しかし仲間を傷つけられれば容赦はしない。
同世界のジラに一方的なライバル意識を持たれ、迷惑している事も。
愛称がアイヌ語で「蹴り」を意味するように本来は足技が得意で、カンガルーキックを必殺技にしていたが、足が不自由になった今は棒術をメインにし、カンガルーキックは奥の手としている。



ジャイガー
(「獣」、特7)

性別:男
年齢(人間換算):不明
一人称:俺、儂


1万2千年前、アトランティスと共に海底に沈んだ超文明大陸・ムー出身の大魔獣。
同世界のマンダ兄妹の元同僚で、現在は孤島・ウェスター島でバルゴンと共に暮らしている。
その出生と古風な老人言葉から、一見若く見えてかなりの年長者なのだが、年寄り扱いされる事を嫌う。
なので同居しているバルゴン以外の者達からは、「頭の堅い奴」だと思われている。
性格は気難しく、神経質。ただ島の地下に埋めた悪魔の笛が偶発的に鳴ると、普段の彼とは思えない程に取り乱す。
バルゴンの事は普段から厳しく接しているものの、内心では孫のように思っており、彼の独り立ちを密かに願っている。
首から下げた装飾品にはムー大陸の魔力が詰まっており、破壊されると一気に老化してしまう。
得意技は人間を一瞬で白骨化させるマグネチューム(極高周波)光線と唾液固形ミサイル、秘技は尾の先から出す雄だろうが雌だろうが問答無用で幼体を寄生させる吸血針。
足裏のマグネチック吸盤の引力を逆流させ、水の上でも滑る様に移動する神業を持つ。



バルゴン
(「獣」、特7)

性別:男
年齢(人間換算):見た目は中学生程だが、精神年齢は幼児レベル。
一人称:ワイ


ニューギニアの奥地にある秘境「虹の谷」を出身とする冷凍怪獣で、神戸で生まれ大阪で暴れまくった影響である関西弁が特徴。
皮膚が水で溶けてしまう特殊な性質から、他に類を見ない程の水嫌い。ただし、少し浴びるだけならOK。
現在はジャイガーに拾われ、ウェスター島で共同生活をしており、仮・保護者となった彼を「お爺ちゃん」と呼んで慕っている。
ジャイガーにせがみまくって、故郷のニューギニアに帰る事もしばしば。
性格は至って純真で素直だが、卵が巨大なオパールに似ていた事で強欲な人間に狙われたからか、欲望に正直な部分がある。また、かなりの光り物好き。
技は長い舌の先から吹き出す冷凍ガスと、背中の直列した角から出される虹色殺人光線。



スラターン
(「獣」、特7)

性別:男
年齢(人間換算):45歳
一人称:俺、我


「KAIJU」達の首領である、セリザワ・スケール最上級のカテゴリー5の「KAIJU」で、同カテゴリーのライジンと並ぶアンティヴァースサイドの最後の切り札。
別名、「大魔獣帝」。普段は寡黙だが、戦闘時にテンションが上がると饒舌になる。
性格は残虐非道且つ冷酷、創られてからずっと創造主・プリカーサーの近くにいた影響で、彼等のモットーである「弱い奴は全て滅ぶべし」を自らの信条としている為、常に威圧的態度を崩さず、自分に逆らう相手を自らの尻尾でいたぶるのが趣味。
傍らでライジュウとスカナーを従わせており、雑用などの面倒な事は全て彼らにやらせ、いつもは基本的に自室で涅槃像のように横たわっている。
ぱっと見、露出狂もとい売春婦としか思えない格好は自らの趣味・・・らしい。そして、両性具有。
必殺技は三叉の尻尾での執拗な叩きつけと、背鰭が輝いた際に放たれる破壊光線。
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好釦