登場怪獣




オニババ
(「獣」、特5)

性別:女
年齢(人間換算):62歳
一人称:私


カテゴリー2の「KAIJU」。
名前の通りの老女で、尚且つ「KAIJU」内で最年長ではあるものの、鈍そうな外見に反して俊敏さは衰えていない。
性格は誰に対しても毒舌で短気な為、周りからはやや忌避されがち。そして子供に対して執着心が強い。
実は密かにスラターンに自慢の甲羅をぶっ壊してもらいたいという、歪んだ望み(片思い?)を持っている。
関節が弱い為、膝カックンはNG。
必殺技は両手をハサミ状に変形させての殴打と、口から吹きかける強酸性の泡。



スカナー
(「獣」、特5、特7)

性別:男
年齢(人間換算):28歳
一人称:俺(スラターンの前では「自分」。)


スラターンに遣える、褐色のカテゴリー4の「KAIJU」。
周りから呆れられる程常に彼に付き添い、尚且つ彼をしょっちゅう持ち上げる事を絶やさない・・・が、報われた例はなし。
性格は卑屈がちで、反面その他の「KAIJU」に対しては神経質で意地っ張り。
おまけに口数も多く、無駄に耐久力が高くて地獄耳だったりする。
それ故よくライジュウに二言あれこれ言ったりするが、ライジュウからは特に気に留められていない。
持ち技は複数の腕をまとめての連続殴打と体技。そして奥義として緑色のプラズマ砲「ヴェルデ・テンペスタージ(緑・雷の意味)」を放つ。



ライジュウ
(「獣」、特5、特7)

性別:男
年齢(人間換算):16歳
一人称:僕、らいじゅー


スカナーと同じくスラターン直属の配下である、カテゴリー4の「KAIJU」。
内気で精神年齢が幼く、能天気。細かい作業が苦手な為、主にスラターン邸の門番を任されている。
スカナーからはよくその言動に関して色々と言われているが、本人は特に気にする事も改善する事もない。
口元には仮面を付けており、常に頭部のフードを外さない。
戦闘時や怒った時には仮面を取り、ワニ宜しく裂けた口が露わになり、言動がほぼ咆哮に近い判別不能な言語になる。
また、泳ぎなら誰にも負けない。
必殺技は仮面を外した時に繰り出される噛みつき攻撃と、口もといマスクから噴き出される毒ガス。



アックスヘッド
(「獣」、特5)

性別:男
年齢(人間換算):20歳
一人称:僕


環太平洋の「ブリーチ」から最初に地球へ訪れた「KAIJU」で、コードネームは「トレスパッサー(侵入者)」。
セリザワ・スケールの基準になったので、最初はカテゴリー1相当だったが、現在は能力の底上げを行った事によってカテゴリー3相当。
物腰は良く相手を諭す様な言動をしばしば見せるが、実の所は表裏が激しく、腹黒い。
人類を始め、地上の怪獣達には辛辣で傲慢な態度を見せる。
一方でとても同族&家族思いで、普段は弟のナイフヘッドと妹のブレードヘッドの事を養っている良き兄。
「KAIJU」間で記憶が共有される「同調」プログラムによってナイフヘッドの怪獣芸人活動の事も全て知っているが、人間の世界に進出したがっている彼を少しだけ快く思っていない様子で、怪獣芸人には反対している。
必殺技は複数の腕から発揮される怪力と、空中から斧を繰り出しての斬撃。
そして奥義として、巨大な火炎玉を撃ってきたりも(通称・汚物消毒砲)。



ブレードヘッド
(「獣」、特5)

性別:女
年齢(人間換算):17歳
一人称:わたくし


アックスヘッド、ナイフヘッドの妹であるカテゴリー4の「KAIJU」で、愛称は「ムタヴォア」。
兄達と同じ筋肉質な体型と相反して言動は非常に丁寧だが、どこか上から目線がちで天然ボケ且つ世間知らずな一面も。
余程感情が揺れ動く事がない限り、口元には常に笑みを絶やさない。
二人の兄から強く愛されている事に多少の重みを感じてはいるものの、やや満更でもなさげなブラコン気味。
ナイフヘッドの怪獣芸人活動も反対しているが、実は地上にいた期間が短かったので、僅かに地上への憧れを持っている。
ちなみに目は前髪で隠れているように見えて実際は顔の横にあるのだが、その都合で頬に手が当てられないのが悩み。
激昂すると敬語口調が消え失せ、頭部が肥大化して顔部分の大半が「KAIJU」原型の頭部そのものとなる。
必殺技はその原型頭部からの頭突きと、「全身凶器」とも称される全身に生やした刃物による切り裂き攻撃。



デストロイア
(「人」、特5)

性別:男
年齢(人間換算):27歳
身長:186cm
血液型:AB型
誕生日:12月9日
一人称:私、俺
性格
[内向・理性・現実・判断・緊張]


人間界出身のデストロイア。
自身の誕生のきっかけとなった水中酸素破壊剤「オキシジェン・デストロイヤー」を作り出した、故・芹沢大助博士を参考にした姿をしているが、芹沢博士とは正反対に冷酷非情かつ、残忍で狡猾な性格。
「破壊と苦痛と恐怖」を見るのが大好きで、基本的にその欲望を満たす為に行動する。
自身の目的の為ならばどんな事でもする、自他共に認める悪趣味な外道で、「緋色の悪魔」とも称号出来る存在。
かつて「VS」ゴジラやJr.を凌駕し圧倒したが、目の前でJr.を殺されたと思い込んだ「VS」ゴジラの逆鱗に触れ、そこでようやく焦燥を抱く。
結局は狂戦士(バーニング)化した「VS」ゴジラには勝てず、それ以来「VS」ゴジラを絶望の淵に叩き落す事ばかり考えるようになる。
体内に直接オキシジェン・デストロイヤーを注入されたり、散々引き摺り回されたり、「VS」ゴジラの前で殺されかけた事からJr.は見るだけで逃げ出したり、名前で呼ばずに「蟹光線」呼ばわりする程に避けており、その他様々な因縁から今現在、「VS」ゴジラと機龍からの怒りを最も買っているといえる。
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好釦