イッツ・ア・スモールワールド
ここからは、本作での小ネタの数々の解説を。
これまたあまりに多いですf^_^
・最初の一文「シンとかまくらさんは・・・」はポケモンの戦闘時の文章・・・っぽい感じの台詞で、実際に「つかわれた!」と言う文章は今の所無い・・・はずです。
その後の「‐」ゴジラの台詞「ひとのものとったらどろぼう!」も相手トレーナーのポケモンを捕まえようとした時の分・・・と言うか、本作では他にもポケモンネタをふんだんに使っておりますので、順番にまとめて列挙します!
・カントの台詞「やな感じぃーーーーーー!!」はアニポケの常連・ロケット団の有名過ぎる退場の言葉が元です・・・が、最近はとあるクマちゃんの介入によって「なにこの感じぃ~?」になっているのは有名ですね(汗)
・ベビー幸の台詞「わぁ~ん!わぁ~ん!ぐっすん、ひっぐ、ひどいよ~!」は、「金銀」に登場するジムリーダー・アカネが敗北後に延々と言い続ける台詞が元です。強敵のミルタンクをやっとこさ倒したと思ったら、あえて引き返さない限りずっとこのままで、困った方もきっと多かったでしょう(汗)
・アサナとティフォンの「光年」のやり取りは、初代のニビジムのトレーナーの戦闘前・後の台詞、「お前がタケシさんに勝とうなんて、一万光年早いぜ!」→「しまった!光年は時間じゃない・・・距離だ!」がイメージ元です。
・ナイフヘッドの奇声「ンバーニンガガッ!!」は、「BW」での伝説のポケモン・レシラムの戦闘前の鳴き声が元です。ちなみにもう一つレシラムには「モエルーワ!」と言う鳴き声もあり、レシラムに限らず伝説のポケモンの鳴き声テキストは全体的にこんな感じです(笑)
・ダガーラの台詞「微笑みの爆弾・・・!」はご存じ「幽☆遊☆白書」のアニメのOPの名前からです。
ア・リ・ガ・ト・ウ、ゴ・ザ・イ、マス!!
また、お気づきになった方もいるかと思いますが他にも幽白ネタを入れておりまして・・・
・愛美華さんの台詞「だって皮肉じゃない?悪党の血の方が、キレイな花が咲くんですもの!!」は女子人気No.1の植物使い・蔵馬の台詞。
・ゴジラ・レッドの台詞「100%中の100%」は特別編4でも台詞を拝借した名悪役・戸愚呂弟の台詞。
・ナイフヘッドの「次元刀」は本作きってのコメディリリーフにして漢・桑原和真最強の能力。エフェクトも同じイメージです。
・紘平の台詞「アオハルかよ。」は、カップヌードルのCMのキャッチコピーからです。
ハイジとキキが高校生になったり、大学時代のサザエさんとマスオさんを描いたと思ったら最後はなんか色々ごちゃ混ぜになったアニメのCMで有名ですね。
・シンと鎌倉さんが「爆弾の絵がプリント」されている「在来線・新幹線」型の遊具に乗っているのはお察しの通り、「シン・ゴジラ」で決行されたヤシオリ作戦に登場する「無人在来線(新幹線)爆弾」が由来です(笑)
ちなみに当初二人は空中ブランコに乗り、「シンは鎌倉さんに飛ぶ気分を感じて欲しかったが、鎌倉さんは自分が飛行物になった気分になり、放射線流を撃ちたいのを我慢する」と言うシチュエーションにしていましたが、みかんさんが難色を示された事により変更しています。
・VRアトラクションのタイトルは「遊戯王デュエルモンスターズ」に、「大怪獣バトル ウルトラモンスターズ」「大怪獣ラッシュ」「ウルトラマン フュージョンファイト!」・・・つまり、ウルトラシリーズの歴代DCD作品の名前を足しています。あからさまに柳さんと皇さん向けネタです(笑)
敵がレイブラッド星人で超獣軍団を出して来たり、ゴジラ側の怪獣のセレクトが「大怪獣バトル」で活躍したメジャー怪獣達なのにそれに混ざってマイナー怪獣のダンカンがいたりするのも、皇さん狙い撃ちネタです(汗)
しかし、ラドンとリトラ(ラドンの飛行用人形の改造怪獣)ネタを使ったからには、ジラースかゴメス(ゴジラの着ぐるみの改造怪獣)ネタも使いたかったですねぇ・・・
・「‐」ゴジラの台詞「この世にまずいメシと悪がさかえたためしは無いってな!」は、「仮面ライダーカブト」の所謂「天道語録」の一つです。
・ラゴス・ゴジラと「‐」ゴジラの掛け合い台詞「オレ達を誰だと!!」「思っていやがるっ!!」は、「天元突破グレンラガン」の主人公・シモン以下グレン団が強敵相手に啖呵を切る際に熱く叫ぶ台詞が元です。
最高のアニキ・カミナから受け継がれた熱すぎる台詞ですね・・・!
・アンバーの台詞「わたくし、気になります。」はこの前実写映画化もされた、京アニのアニメでも有名なライトノベル「氷菓」のヒロイン・千反田さんが発するパワーワード「わたし、気になります!」からです。
・カントの台詞「では、その件について隣のホテルで朝まで語り明かそうかと・・・」は、「仮面ライダービルド」屈指のネタキャラ・氷室幻徳が第一話冒頭から言い放った問題?発言が元です。
これにより「ホテルおじさん」と呼ばれるようになってから、彼のネタキャラへの道はもう始まっていたのですね・・・(笑)
・「退行化装置」こと「テイル・リバース」の名前の由来はテイルズシリーズの一作「テイルズ オブ リバース」からで、シリーズ第一作目の「テイルズ オブ ファンタジア」は当初「テイルファンタジア」と言う名前で出る予定だったと言う裏話を意識しています。
それ以外は・・・単に語感ですf^_^
・ティフォンの台詞「なん・・・だと・・・!」は「BLEACH」で頻発する、あまりに有名な台詞(言い回し?)です。
まさか、公式コラボのCMで一護(の中の人)が言うとは・・・
・バトラの台詞「だったら、土下座でもしてみるか?」は大ヒットドラマ「半沢直樹」に登場する大和田常務の、それはそれは腹の立つ台詞が元です。
まぁこの後、最終回で自分もそれはそれは屈辱的に土下座する事になるのですが・・・
・同じくバトラの「見るな・・・そんな目で俺を見るなぁっ!」の台詞は「遊戯王デュエルモンスターズ」のドーマ編での闇遊戯の台詞が元で、この数話後にかの有名な「バーサーカーソウル」の回となります(笑)
・キングシーサーの台詞「踏み込みが、足りませんよ!」は、スパロボF・F完結編でモブ(←ここ重要)敵兵士が「切り払い」と言う技能でこちらの攻撃を無効にした時の台詞「踏み込みが足りん!」が元です。
フィン・ファンネルやロケットパンチやシャイニングフィンガーを「切って」「払う」とは如何に・・・?
・ジンの台詞「忍なれど、忍ばない!」は「手裏剣戦隊ニンニンジャー」のアカニンジャー・天晴(たかはる)が締めの名乗りの前に必ず言う台詞が元です。
・同じくジンの「アイサツ前のアンブッシュ」は「ニンジャスレイヤー」に登場する概念で、言ってしまえば「戦闘前の奇襲」です。
ニンジャ同士のイクサにおいて一度だけ許され、これで倒されるようではイクサをする資格も無い。古事記にもそう書かれている。
ジンの他の台詞では「ユウジョウ!」や「コトダマ」に「ゴウランガ!」、DG連合の「アバーッ!!」もニンジャスレイヤー独自の単語の総称である「忍殺語」、つまりは元ネタは一緒で実際奥ゆかしい。
・カナエの台詞「ちーがーうーだーろぉ!!」は、去年流行語にも選ばれた某元議員の暴言が元です(笑)
・ティフォンの台詞「抱きしめたいな、チハヤ!まさにかぐや姫だ!」はなんとなくお察しの方もいると思いますが、ティフォンのキャラ造形元でもある「機動戦士ガンダム00」のグラハム・エーカーの台詞からです(汗)
僕が勝手にやっているだけなんですが、これはもう柳さんで言う所の「満足枠」と言えましょう・・・
・アサナの台詞「答えは聞かないけど!」はキャラ造形の元にした「仮面ライダー電王」のリュウタロスの有名な口癖が元で、更に後の「キミ、倒すけどいいよね?」も同じです。
何だか、意図していないのに最近カブトか電王のネタを毎回使っていますね・・・
・ティフォンの台詞「目が、目が~!」は説明不要かもしれませんが、「天空の城ラピュタ」史上屈指の悪・ネタ・愛されキャラであるムスカがバルスされた後の台詞です。
この後の同じくティフォンの「言葉を慎みたまえ、汝らはギドラ王の前にいるのだ・・・」の台詞もムスカの台詞が元になっています。
・ブラウニーの台詞「なんでだよオイ!なんなんだよ!一度くらいオレにヤラせろよこの魚野郎ォォォォォ!!」は、「ウルトラマンオーブ」を代表するネタキャラ、みんな大好きジャグラス ジャグラーのひがみ満載の台詞が元です。
・イードゥとカナエの舌戦に出てきた「バトスピ」は、最近東宝怪獣やらウルトラシリーズやらデジモンやら平成仮面ライダーやらガンダムやら、あまつさえなんとアイカツ!シリーズともコラボしている事で有名なTCG「バトルスピリッツ」の事です。
いまいち分からない方の為に解説すると、バトスピにおいてはダガーラのカードよりデスギドラのカードの方が貴重(レア)なカードで、デスギドラはメタリックフォイル加工、つまりキラキラ光るようになっていて高級感があり、様々な特殊効果を持っているカードなのに対し、ダガーラは何の加工もされておらず特殊効果も無い、一番レア度の低いカード(コモン)です。
ただグランドギドラのカードもコモンでして、ダガーラとの違いはそこそこ有用な特殊効果が一つあるだけ、しかもダガーラは効果が無い分攻撃力はかなり高く、単純な力比べではダガーラが圧勝出来ます。
遊戯王で例えれば、ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴンの攻撃力をダガーラが、(現実での)レア度はデスギドラに対応している・・・と、言う感じでしょうか?
とにかく、一度バトスピネタを使ってみたかっただけですf^_^
・ティフォンの台詞「チハヤがそんなに好きかぁぁぁ!!」は「∀(ターンエー)ガンダム」の御大将ことギム・ギンガナム渾身の絶叫が元です。
・バトラの台詞「粉砕!玉砕!大喝采!!」は・・・説明必要でしょうか?(笑)
ただ、アニメでは「社長」では無く「そっくりさん」が言っていたりする点には注意です(?)
・ゴジラザウルスの台詞「出たっ!ゴジラさんの必殺かめはめ波だ!」は、「遊戯王ZEXAL」第一話早々に放たれた名言「出た!シャークさんのマジックコンボだ!」が元です。
・・・実は単にマジックカードでモンスターの攻撃力を上げただけなので、「コンボ」と言うよりは「シナジー」が正しかったりするのですが・・・イラッとくるぜ!
・ゴジラ・レッドの台詞「歯ぁ食いしばれぇ!!そんな男は、オレが修正してや・・・」は「機動戦士Zガンダム」の主人公・カミーユの台詞が元で、とあるそれ以上でも以下でも無い人を思いっきり殴る前の予告台詞です。
・ガイガンの台詞「怪獣王の癖に、ノックもせずに人の家に突っ込んでくるとは失敬な奴め・・・」はGFWでのX星人統制官の台詞が元です。
轟天号相手にしか言えない、粋な台詞ですね(汗)
・愛美華さんの台詞、「・・・吐き気を催す邪悪、生まれながらの悪と言う事ね。」は「ジョジョの奇妙な冒険」に登場する観念で、要は根っからの極悪人と言う事です。
ネットでもこの言葉だけはよく使われていますので、聞いた事がある方は多いのではないでしょうか?
この後のミニラ・リトルの台詞「そこにしびれる・・・」「あこがれる!」も有名なジョジョネタです。
・クリス姐さんの台詞「私、そういう顔してるでしょ・・・!?」も電王ネタで、本編のラスボス・カイの口癖が元です。
そんなカイがまさか、約8年後にラムネ好きで夕日の風来坊なウルトラヒーローとなるとは・・・
この後の「‐」モスラの台詞「愛の力・・・お借りします!!」も何気にその夕日の風来坊が元ネタだったりします。
・続けての「‐」モスラの台詞、『これで決めますわ!降り注げ、閃光!アストラル・レインッ!!』はこのサイトに来る方ならもう周知の事実だと思いますが、「‐」モスラのキャラ造形の元にした「テイルズ オブ ジ アビス」のパーティメンバー・ナタリアの秘奥義の台詞が元です。
いつか使ってみたかったので、この辺りはもうノリノリで書いてました(汗)
・ゴジラザウルスの台詞「何だって!それは本当かい!?」は「仮面ライダー555」に登場する木場勇治ことホースオルフェノクが言った・・・とされる台詞で、「100秒で分かる!擬人怪獣シリーズ」で使った「乾巧って奴の仕業なんだ。」に対応する台詞です。
こちらも詳しく説明すると長くなりすぎるのでここでは省略しますが、結論だけ言うと「実は言ってない台詞」ですf^_^
・ゴジラ・レッドの台詞「ジーっとしてても・・・ドーにもならねぇ!!」は「ウルトラマンジード」の主人公・リクが変身前に言う台詞が元です。
・カナエの台詞「お前なんて、ただの金メッキだろうが!」は、「劇場版仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯」にて主人公の紘汰・仮面ライダー鎧武が黒幕であるコウガネに言い放った台詞が元です。
後に最終回でも言ったので、「鎧武」の中でも印象に残る台詞ではないでしょうか。
・シン・ゴジラ(蒲田くん)第四形態の台詞「某も、一向に構わんッッッ!!」はバキシリーズの登場人物・烈海王の台詞が元です。
いかなる無謀な条件を突きつけられても、ひたすらこの一言で返す様には心地よいくらいの潔さを感じますッッッッ!!
・愛美華さんの台詞「穏やかじゃないわね・・・」は「アイカツ!」の人気キャラ・霧矢あおい姐さんの有名な口癖が元です。「ゴジラジオin東京」でも使いましたが、使い勝手がとても良いもので・・・
あっ、間違っても最近スマブラで知名度を上げた某モナド使いのネタ台詞ではありませんので(汗)
・「ブルトン5つの誓い」はウルトラシリーズファンには有名な「ウルトラ5つの誓い」が元ネタで、加えて「ウルトラマンエース」最終回でエース兄さんが言い残した名言「優しさを失わないでくれ~」もさりげなく入れています。
・ベーレムの台詞「チョーイイネ!サイコー!」は、「仮面ライダーウィザード」の黙ると死ぬベルトとしてお馴染み、ウィザードライバーの必殺技発動ボイスが元です。
・シュウとゆいのやり取り「言いたい事も言えないこんな世の中じゃ仕方ねぇだろ。」「ぽいずんっ!」は初代実写版「GTO」の主題歌の一説が元です。
今や懐かしドラマですが、インパクト抜群のフレーズなので聞き覚えのある方も多いのでは?
そういえば「GREATEST」でも同じネタを使いましたが、あれからもう5年になるのですね・・・
・シン・ゴジラ(蒲田くん)の台詞「にきにきのわきわき!」は「ゴジラジオinゴジラフェス」でも使いましたが、「獣拳戦隊ゲキレンジャー」の主人公・ジャンが使う「ジャン語」の一番有名なものを使いました。
最後に、本作は多少心残りはあるもののやりたい事はたくさんやれた、娯楽性重視の大作になりました。
心残りについては第六・七弾のようにオムニバス短編集にしたい気持ちはあるのですが、最近本当に忙しいので短編を幾つも書く余裕はなさそうです・・・
皇さんリクエストの、本作の悪しき怪獣達視点の話はなんとか短編にするつもりです。
過去作の伏線を回収しながらもまた新しくばらまいた状態なので、以降の作品で回収して行きたいですが・・・次の話についてはもう結構考えていまして、いよいよUWを舞台にした、ジュラシックな話をしたいと考えています。
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