イッツ・ア・スモールワールド
ザウルス「解決したようだね、あの子の問題は。」
初代ゴジラ「少なくとも、俺達の敵では無くなったようだな。」
バラゴン『ほんと、良かったっすよ!』
アンバー『やはり同じ一族同士、手に手を取り合っていきたいものですね・・・!』
「‐」バラン『同感だ。平和的に終結摺るに越した事は無い。』
レジェンド「・・・お前はどう思う。」
コング「群れられるのなら、群れればいい。オレにとっては遠い昔の事だが・・・」
メガロ「よかったねぇ・・・蒲田くん・・・!」
ガイガン「お前まで貰い泣きしてどうする!敵が増えたって事だぞ!」
メガロ「あっ、そっか。」
ガイガン「しかし、これは厄介過ぎる事態になったぞ・・・シン・ゴジラ込みで対抗出来ると踏んでいたからな・・・」
メガロ「じゃあ、どーするの?」
ガイガン「この手段だけは使いたくなかったが・・・」
メガロ「?」
ガイガン「・・・戦術的撤退だ!!」
メガロ「に~げろ~!」
シン・ゴジラ(蒲田くん)の感動の場面にゴジラ・レッド達が気を取られている隙に、ガイガンとメガロは破壊された窓から外へ逃げようとする。
初代ゴジラ「おい、奴ら窓の方へ行ったぞ!」
シン・ゴジラ(蒲田くん)「あっ、まて~!!よくもかまにうそついたな~!!」
ゴジラ・レッド「逃げんのか、テメェら!!」
ガイガン「戦術的撤退と言え!作戦は破綻したが、退行化光線の二発目を発射する時間稼ぎは出来たしな!
そうだ、言い忘れていたが退行化装置『テイル・リバース』はこのゴジラタワーそのもの!この部屋の機械を破壊しても止める事は出来ない!更にゴジラタワーは外部・内部共にスペース・チタニウム製!例えシン・ゴジラが三体集まろうが破壊する事は不可能!
お前ら全員、赤ん坊の頃からやり直すんだな!!」
メガロ「そう言うわけだから、僕とガイガンのデートの邪魔しないでよ?じゃあ、バイチャ~。」
ゴジラ・レッド「こんの、待てぇ!!」
「‐」バラン『逃がさんぞ、貴様等!』
ゴジラ・レッド、「‐」バランがそれぞれ熱線、真空波でガイガンとメガロを攻撃するも、一瞬早く窓の外に逃げられてしまい、そのまま二人は飛び去ってしまった。
「‐」バラン『くっ、間に合わ無かったか・・・!』
ゴジラ・レッド「昔から逃げ足だけは速い連中だな、あんの野郎共!」
初代ゴジラ「逃げたものは仕方が無い。それよりここに来た目的を果たすぞ。」
アンバー『ひとまず、ドゴラ様をカント様の元に連れて行きましょう。この塔の破壊はそれからでも・・・』
バラゴン『えぇっ!?なんか、この装置に「退行化光線発射まであと二分十八秒」って書いてありますよ!?』
ザウルス「何だって!?それは本当かい!?」
レジェンド「・・・一刻の猶予も無いと言うわけか。」
ゴジラ・レッド「なら、誰かが残ってこのタワーをぶっ潰すしかねぇな・・・よし、オレが残るからお前らはあの扉から脱出しろ。」
アンバー『なっ、何を仰っているのですか!レッド様!』
ドゴラ「スペースチタニウムって、初代メカゴジラのシルバーさんの体にも使われてる金属・・・ゴジラさんでもこわせないよ、きっと・・・! 」
ゴジラ・レッド「アイツらはオレの100%中の100%を知らないだけだ・・・ならそれを思い知らせて、奴らの高くなった鼻をもぎ取ってやらねぇと気が済まねぇんだよなぁ・・・!」
シン・ゴジラ(蒲田くん)「じゃあ、かまものこる!わるいことしたの、かまもいっしょ・・・だからかまもほんきだして、ぜ~んぶばらばらにする!」
ゴジラ・レッド「お前は行け!折角友達が出来たのに、ここで死んだら意味ねぇだろ!」
シン・ゴジラ(品川くん)「しんも、おこう(のこる)。ぶぅさまと、かまさまといっしょ。」
シン・ゴジラ(鎌倉さん)「・・・」
バラゴン『シンゴジさん達まで残るって言い出すなんて・・・』
ザウルス「こんなの、特攻と一緒じゃないか・・・相手が鬼畜米兵でもないのに・・・!」
コング「だが、役割としては申し分無い。あの四人なら出来る可能性がある。それにオレが残って、可能性を確実にすればいいだけだ。」
レジェンド「・・・己も残る。」
シン・ゴジラ(品川くん)「ぽぽさまと、ぼーさまも?わぁ~い。」
ゴジラ・レッド「そうか、そりゃ助かるぜ・・・ってワケだ、早く行け!お前らがいるとこっちも始められないんでな!」
初代ゴジラ「レッド達の攻撃が間に合わなかったら、それこそ終わりだ!行くぞ!」
ザウルス「・・・じゃあ絶対に帰って来るって、俺と約束してくれないか?」
アンバー『わたくしからも、どうかお願い致します。必ず全員揃って、今回の「招待」を終わらせましょう・・・!』
バラゴン『俺っちも皆さんの事、信じてるっすよ!!』
ドゴラ「・・・かまたくん、かえってきたらあたしと、お友達になってね・・・まってる!」
「‐」バラン『又、会おう・・・!』
苦渋の決断を下したザウルス達は「扉」に入ってブルトンの元に戻り、全員行った事を確認したゴジラ・レッド達は各々で自身に込められた力を解放して行く。
シン・ゴジラ(鎌倉さん)「・・・ううっ・・・!!」
シン・ゴジラ(品川くん)「あーーーーーーーーーーーーーー・・・」
シン・ゴジラ(蒲田くん)「かまの・・・っ!ジブンの・・・ォッ!!某(それがし)の力・・・見せてやろうッッッッ!!!」
シン・ゴジラ(蒲田くん)は第三形態を経て、全身に邪悪な刻印が施されたまさに「破戒僧」と呼ぶべき、血走った目がおぞましき屈強な半裸の男性の姿・・・「第四形態」となった。
レジェンド「・・・総てを、斬る!」
コング「こんな所で、終わるわけにはいかない・・・だからオレは破壊(ブレイク)する、全てを!!」
ゴジラ・レッド「ジーっとしてても・・・ドーにもならねぇ!!いくぞ、お前ら!!」