イッツ・ア・スモールワールド







バラゴン『あっ、いたいた!ゴジラさ~ん!チャイルド~!』
チャイルド『ばらごんだ!ばらご~ん!!』
「‐」ゴジラ『よっ、バラゴン。おそかったな?』
バラゴン『えぇ。ちょっとこの二人を待ってたので・・・紹介します。こちらが前に言ってたレジェンドさんの世界の最後の「招待」者の、キングコングさん。こちらがキングコングさんの同行者でマブダチの、レガシィコングさん。』
レガシィ「チョリ~ッす!レガシィコングで~す!これからもシクヨロ~♪」
コング「・・・よろしく。」
「‐」ゴジラ『あぁ!よろしくな!』
チャイルド『うわぁ~。しろくろのごりらさんみた~い!』
バラゴン『それで、どうして皆さん子供になっちゃったんですか?』
「‐」ゴジラ『おれもよく分からねぇんだけど、急にここに集まれってれんらくが来て、変なこうせんあびたらこうなっててさ・・・』



リトル「よ~し!じゃあみんなでかけっこしよ!かけっこしたいの、このゆびと~まれっ!」
ミニラ、ジュニア、幸、アジゴ、アジマ「「「「「はぁ~い!!」」」」」
ゆい「あたしもやる~!」
ラドン「じゃあ僕がよ~いドン!するね!」



チャイルド『とうちゃん、ぼくもいってくるね~!』
「‐」ゴジラ『おう!ころばないようにし・・・』



・・・と、その時。
突如地面から無数の結晶体が突き出たかと思うと、リトル達、ラゴス・ゴジラとスペース、「‐」ゴジラ親子、Jr.をそれぞれ囲ってしまった。



リトル達「「「「「えっ!?」」」」」
「‐」ゴジラ、ゴジラ・レッド『「なっ!?」』
チャイルド『ふえっ!』
バラゴン『ゴ、ゴジラさん!?チャイルド!?』
ザウルス、初代ゴジラ「「Jr.!」」
アイレナ「アジゴ!アジマ!」
アジゴ、アジマ「「お母さーん!!」」
幸「と、とうしゃ~ん!!」
紘平「幸っ!!」
シュウ「おい、どういう事だ!」
シン「ゴジラ!?スペゴジ!?ジュニア!?」
シン・ゴジラ(鎌倉さん)「・・・!」
ラドン「みんな、一応大丈夫だよ!でも、これって・・・」
Jr.「僕たち、つかまっちゃった!?」
ゆい、ミニラ「「え~っ!?」」
リトル「そ、そんなぁ・・・」
イシュタル「すごくつめたくて、いやなかんじがする・・・」
ラゴス・ゴジラ「あれ?なんかオレ、これにみおぼえあるぞ?」
ジュニア「ボク、スー兄思い出す・・・なんでだろ?」
スペース「とうぜんだ・・・これはオレのつかう『スペース・ミネラル』とほぼ同じもの・・・つまり、相手は・・・!」
???「正解よ、スペゴジ君?流石は同族ねぇ・・・」



そこに現れたのは、悪しき怪獣達・・・クリス・ナイフヘッド・ティフォンに加え、アサナ・ブラウニー・カナエ・デスギーのDG連合。
この最悪の来客に、各々が警戒する。



「‐」ゴジラ『げっ!お前!』
リトル「こ、この声ってまさか・・・!?」
スペース「やはりお前か・・・クリス!」
ゴジラ・レッド「テメェ、性懲りも無くまた来やがったのか!!」
「‐」モスラ『いよいよ手段を選ばなくなったのですね?このふしだらゴジラさん?』
クリス「モスラの小娘が、何とでも言いなさぁい?私が用があるのは魔法の力で子供になった、かわいいかわいい男の子達なんだから・・・」
キングシーサー「これが魔法であるものですか!全部、貴方達の仕業でしょう!」
クリス「だとしても、関係ないわ?全員子供にならなかったのは残念だけど、男の子達はみ~んな私のモノになるんだから・・・あはぁ♪チャイルド親子もリトルもジュニアもいいけど、子供になったラゴス君とスペゴジ君、ミニラに戻ったサバイヴに、そこの知らないベビー君なんて最高ねぇ・・・!
あのラドン君とショタモスラ君、Jr.君もいいわぁ・・・」
幸「ひっ!」
ミニラ「や、やっぱり僕も?」
アジマ「あの人、こわい・・・!」
ラドン「大丈夫、僕が守るからね・・・!」
紘平「ちょっとお前さ、人の子供に変な事言うなよ!」
愛美華「そうよ、それは私の台詞。先に言わないでちょうだい?」
紘平「いや、それも違うだろ。」
シュウ「おいてめェ・・・ゆいは無視か、コラ?」
紘平「それも違うっての!」
ラゴス・ゴジラ「オレたちは、おまえのものになんてならね~ぞ!!」
アジゴ「そうよ!気持ち悪い事言わないで!」
アイレナ「楽しい遊園地で、こんな事をするなんて・・・アジゴとアジマを、みんなを早く解放しなさい!」
ナイフヘッド「残念だが、それはムリだな!姐さんは女は子供だろうが対象外なんだよ!」



ティフォン「我が野望の、偉大なる第一歩は目前。だが、その前に達成すべき事がある・・・そう、チハヤ。汝を我が愛玩具とし、永久(とわ)に愛でる事・・・!」
アサナ「いじめがいのある子が居過ぎて、よりどりみどりだなぁ~。でも、まずはキミからだよ・・・ねぇ?チハヤちゃん。」
チハヤ「アサナシオスにティフォン・・・でも、あれ?」
ニルヤ「何故、お前らまで子供になっている?」
アサナ「うるさいなー。ニルヤ君だって同じなんだから黙っててよ。」
ティフォン「この仮初めの姿は・・・そう、公平を期す為の手加減。ハンディキャップと言う物だ、いいな?慈悲深い我とアサナシオスの施しに、咽(むせ)び泣くがいい。」
ニルヤ「・・・うっかり浴びたんだな?お前達も。」
アサナ「あー、あー、聞こえなーい。」
ニルヤ「・・・」



ブラウニー「よう、お姫サマ・・・最高だなぁ!また小さいアンタにあんな事やそんな事が出来るなんて・・・!それにいつぞやのモスラ共にもリベンジ出来るんだからな!滾(たぎ)るぜぇ!!ケーッ!」
チハヤ「こっちはあのときの!やっぱりふういんが・・・ほんっと、さいてー!」
ラーバ「ブラウニー、こんなときにきちゃうなんて・・・!」
イム『・・・!』
チハヤ「だいじょうぶだよ、ラーバ!みんなでちからをあわせて、ぼこぼこにしちゃおうよ!」
「‐」モスラ『わたくしも力を貸しますわよ。ラーバ。あんな変態を、野放しになんてしてはいけませんわ!』
ラーバ「イム、チハヤ、ねえさん・・・!ありがとう!」
ブラウニー「ケー!子供の分際で言わせておけば・・・!三人揃って俺が可愛がってやるよ!!」
「‐」モスラ『お黙りなさい!この女の敵!ゴジラジオの時は不覚にも逃げられましたが、今度こそ封印しますわ!覚悟なさい!』



デスギー「シン!!イシュタル!!おれはこの時を、どれだけ待ちわびたかっ!!!」
シン「デスギー!やっぱり、いきてたのね!!」
デスギー「そのダサい渾名で呼ぶなぁっ!他の奴からもそう呼ばれるようになっちまっただろーが!!」
ダガーラ「こいつが、デスギドラ・・・イシュタルを苦しめた最悪の敵・・・!」
イシュタル「わるいかいじゅうをこんなにあつめて、もくてきはなんなの?」
デスギー「目的?そんなの決まってんだろ?おれ達DG連合による、お前ら新モスラ達へのお礼参りだぁ!!!」



カナエ「俺達デスギドラは、お前ら新モスラにいつも虐げられて来た・・・!お前らのせいで、俺達の誕生日を誰も祝ってくれねぇんだよ!しかもそれに抗議したブラウニーを、あんな目に遭わせやがって・・・!許せねぇ!!」
レオ「そんなことでおこってたの?じゃあちょっとはやいけど、おたんじょうびおめでとう。」
イードゥ「俺からもおめでとう。これで満足したら、さっさと帰れ。」
カナエ「ちがああああああうっ!!そういう事を言ってんじゃねぇよ!お前ら新モスラ共が消え失せろ、って言ってんだよ!」



アロナ「あの方達がどうして怒っているのか、私には分かりませんが・・・喧嘩はいけませんよ~!」
ヒタム「・・・アロナ、それで解決したらみんな苦労しない。」
「VS」モスラ「私も出来れば平和的に解決したいけど・・・」
バトラ「それは無理そうだな・・・だったら、徹底抗戦だ!」
シゾット「あいつら、気に入らない・・・!」
ベーレム『ベーレムモ!アイツラノ顔面二、酸カケテヤル!行コウ!シゾット!』
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好釦