史上最大のラジオ番組「ゴジラジオ」! inゴジラフェス
ここまで見て下さって、ありがとうございます。
本作は前回の「ゴジラジオ」と同じく11月3日のゴジラの記念日向けに書いたものですが、当初予定していた第八弾が諸々の都合で間に合わなくなり、急遽書いた話です。
また、今年はみかんさん・皇さん・城村さんが東京のゴジラフェスの方に行かれ、ゴジラ誕生祭in京都に女性陣の誰も参加しなかった事を受け(東京会場には皇さんと城村さんが飛び入り参加されました)、ゴジラフェスと同時進行の流れにしました。
ちなみに同日に男性組に送った、依頼物置場に掲載している「ゴジラジオin「G」クロ」は本作の直前までの話となっており、コンドウを橋渡し役として両方に登場させていますが、これも前回と同様に双方の短編のリンクを意識したものです。
コンドウについて、詳しくは後述します。
今回書くにあたっては前作との差別化を意識し、前作が1コーナーだけだったので3つのコーナーに分けてそれぞれ違う内容になるように心がけました。
また、第八弾が延期になった事へのお詫びに第八弾より登場予定の怪獣を先出ししたり、皇さんのアイデアで第八弾の予告を最後に入れたりしました。
前回が質疑応答に特化した内容に対し、今回はバラエティに富んだ話になったかと思います。
では、各コーナーについてあれこれ・・・
・「発見!今年のケー!年日!」
某予知脳怪獣が絡む(笑)このコーナーは、特撮に限らず毎年起こる「○周年」をそのままコーナーにしたもので、僕の愛とマニアックさが出た内容になったかと思いますf^_^
「‐」ゴジラが○周年のコールをする時の台詞も、全てその年にやっていた戦隊・ライダー・ウルトラシリーズを連想する台詞でして・・・
「ニキニキ!」
10周年の「獣拳戦隊ゲキレンジャー」より、主人公の漢堂ジャンの口癖「ジャン語」の一つ。
「最初からクライマックス」
これだけラゴス・ゴジラの台詞ですが・・・
10周年の「仮面ライダー電王」より、モモタロスのあまりに有名な台詞・・・と言うか、第六弾でも同じネタを使ってますね(汗)
「ダイナミックに」
20周年の「ウルトラマンダイナ」より、ダイナの名前の由来になった言葉の一つ。
「行くぜメガ!」
20周年の「電磁戦隊メガレンジャー」より、OPの歌詞から。
「手ごたえあり!」
30周年の「光戦隊マスクマン」より、当時のおもちゃのCMのナレーションから。
カズレーザーさんがネタで使って・・・と言うよりそのお陰で戦隊ファン以外にも知られた、超マニアックなネタです。
「信じるやつがジャスティス」
30周年の「仮面ライダーBLACK」より、OPの歌詞から。
「デュワ!」
50周年の「ウルトラセブン」より、ウルトラセブンの特徴的な掛け声。
・・・となっていますf^_^
ちなみにこのコーナーで登場する怪獣の内、Wゴロザウルス・カマキラス・クモンガ・モゲラについては今後登場予定はあるかは未定でした・・・が、出番にバラツキはあれど今後の登場は決定していますので、楽しみにしていて下さい。
さりげなく登場させた、「‐」世界サイドの新キャラである四神ギャオス・ユウミは第九弾辺りにでも出したいと思っています。
・「語ろう!永遠の平成ゴジラ・・・のゴジラ!」
タイトルの元ネタは最近出版されている「永遠の平成仮面ライダーシリーズ 語ろう!」シリーズで、主にゴジラフェスとのすり合わせ、第八弾で新登場予定のゴジラ達の伏線が主になっています。
ただ、予め言いますと城村さん宅の釈ゴジ、「尊(ミコト)」は出る予定はありませんので、ご了承下さい。
機龍ことアソカと共にせっかく愛称を考えて頂いたので、第八弾以降の何処かで出したいですが・・・
シンゴジの箇所にて、蒲田くんこと皇さん宅のシン・ゴジラの呼び方で揉める場面がありますが、その時挙がる名前には「VS」ゴジラ以外には元ネタがあります。
「超(スーパー)ゴジラ」
ファンには有名な、SFCのゴジラゲーの名前です。
タイトルにもある「超ゴジラ」がスペースゴジラのデザイン元になったのも、また有名ですね。
「トラゴジ」
「エメゴジ」とも呼ばれる98版ハリウッドゴジラの呼び名で、制作会社が「トライスター」なのが由来です。
「帰って来たシンゴジラジャック二世」
「ウルトラマンジャック」と公式に呼ばれているにも関わらず、今なおファンの間で呼び名で揉める「帰って来たウルトラマン」。
それに対しての解決策としてジョークで言われる、彼の呼び名を全てくっつけた「帰って来た新ウルトラマンジャック二世」が元です。
これだけゴジラネタじゃありませんね(笑)
「アンリーシュド」
あのバランが使えたり、第六弾でも名前を出したクリスタラックが登場する日本未発売のゴジラゲー「GODZILLA Unleashed」からです。
ちなみに「Unleashed」とは「開放される・解き放たれる」と言う意味で、シン・ゴジラの生態としてはあながち間違っていなかったりします。
それから、特別編4内の「「G」を継ぐ者」で思わせぶりな事を書いておきながら呉爾羅があっさりと登場していますが、ここからの部分が恒例のアドリブ執筆だったのと、呉爾羅の再登場のハードルはそれだけ低いと言う事を示す為に登場させました。
ここでレジェンドから「GOD SPEED LOVE」の言葉が贈られていますが、言葉の由来は「仮面ライダーカブト」の同名の映画からで、「GOD SPEED」と言う言葉自体は「成功を祈る・道中安全」を意味する慣用句として英語圏で使われています。
・「あの方は、どうしているのでしょう?」
このコーナーは「ゴジラジオin「G」クロ」とのリンクと、コンドウを登場させる為に設けたコーナーです。
コンドウは「G」クロの登場人物で、去年の「ゴジラジオin東京」でも登場しているのですが、一応知らない方の為に彼を軽く紹介しますと、本人も名乗っている通り一言で言えば作者・・・つまり小説内における僕のアバターキャラです。
と、言うのも「G」クロには明らかに宇多瀬さんをモデルにした「関口 亮」、モンスターさんをモデルにした「田冶 冬樹」と言うアバターキャラがいるので「じゃあ僕も出して大丈夫だよね!」と言うノリで生み出したキャラで(汗)、本編では「G」のアマチュア情報屋をしているただのアニメ・特撮オタクの範囲でいますが、じゃあ何故そんなキャラがこのシリーズにまで顔を出しているのか?と申しますと、このシリーズにおいてのコンドウは他とは違う役割があるからです。
もしかしたら、その立ち位置や「「G」を継ぐ者」を見た方はなんとなくお分かりかと思いますが・・・
正直に言いますと、このコンドウこそが「‐」世界担当の招待者であり、「「G」を継ぐ者」に登場した「関西弁を話す普通の男」にして、番外編3でバラン一族を召集した「バラン贔屓の招待主」の正体です。
こう設定や真相を並べると、比較的納得していただけたと思います・・・他の招待主がどれも正真正銘の「神」揃いですから、それに負けないキャラである以上は僕の小説のキャラなら「作者の代弁者」かな、と。
ちなみに、最後にコンドウが見せた「コンティニュー」ですが、「さいしょから~」の辺りはポケモンのゲームスタート画面、設定自体は「仮面ライダーエグゼイド」に登場する我らの土管社長こと、新檀黎斗(だんくろと)もしくは檀黎斗神のコンティニュー設定からもろに引用しました(笑)
何故彼が土管社長だの「新」や「神」が名前に付いているのかはご自身で見る・調べて頂きたいのですが、「神」と同じこのコンティニュー設定があれば「神」たる他の招待主と肩を並べられる気がするのと、いずれコンドウが彼のような立ち位置のキャラになって欲しいと言う思いと、「ゴジラジオin「G」クロ」から無事こちらに登場出来たのかの理由付けになると思いまして・・・f^_^
ともかく、コンドウがここまで来る間に何があって最初から疲労困憊だったのかは、「ゴジラジオin「G」クロ」をご覧下さい。
何故最後に唐突に水野晴郎氏・淀川長治氏のネタを使ったのかも、見れば分かります。
他には番外編3に続いてのセルヴァムの登場ですが、番外編3では飛行型を出したので、もう一つのタイプである羽の無い方、イモムシ型を出してみました。
こちらは飛行型の餌らしいので、ゴジラーズの熱線で余裕でしょう(汗)
それから、急ごしらえで書いた第八弾予告は全体的に東宝特撮映画の予告をオマージュしました。
まずタイトルを出す、最後はタイトルを二回繰り返し言う、12月公開予定、〆は12月への期待を煽る・・・
また、予告の台詞の大半は現在書き上がっている本編の序盤から拝借しましたので、本編を見ると「こんな所で!?」と思う台詞もいくつかありますf^_^
あと、予告ラストで愛美華さんが言う「愛美華の結婚前夜」の元ネタはもちろん、ドラえもんの名エピソード「のび太の結婚前夜」からです。
最後に、本作は第八弾の繋ぎ・急場しのぎで生まれた短編ですが、5年前に構想していたゴジラジオは本作のようにゴジラ一族だけでMCをすると言う内容だったので、図らずも初期構想が実現する形になりました。
密かに考えていたゴジラジオのシリーズ化も軌道に乗った感じですし、来年の11月3日もゴジラジオが書けたら・・・と思います。
あとは肝心の第八弾を、予告通り来月までに完成させなければ・・・!
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