史上最大のラジオ番組「ゴジラジオ」! inゴジラフェス
「‐」ゴジラ『じゃあ、次!ことし40しゅうねんのかいじゅうは・・・』
レジェンド「・・・プレシオザウルス(原文ママ)、ランホリンクス(原文ママ)。」
ゴジラ・レッド「なっ!?まさか、『恐竜・怪鳥の伝説』か!?」
ラゴス・ゴジラ「ん?どうしたんだ、レッド。お前がそんな慌てるなんてよ?」
ゴジラ・レッド「・・・悪い事は言わない、それだけはやめておけ。同じ恐竜なら『恐竜大戦争アイゼンボーグ』で、それが駄目ならせめて『惑星大戦争』にしろ!」
「VS」ゴジラ「なんなんだ、その『恐竜・怪鳥の伝説』と言うのは。」
ゴジラ・レッド「アレは恐ろしいものだ・・・プレシオザウルス(原文ママ)が、ランホリンクス(原文ママ)が・・・地球を震度100の地震が・・・!」
レジェンド「!?」
ラゴス・ゴジラ「震度100?なんか凄そうな感じだな?」
「VS」ゴジラ「震度6、7で大地が揺れて人間や動物が慌てふためく数字だ。地球なんて簡単に崩壊する・・・って言うか第一、震度100なんてありえるかよ。」
ゴジラ・レッド「だが、確かにラストで起こったんだ!震度100の地震が!」
「‐」ゴジラ『ちきゅうが無くなるなんて、いやだな・・・じゃあ、とりあえずこれはやめとくか?』
ラゴス・ゴジラ「オレも!地球が無くなるなんて、そんなの悲し過ぎるだろっ!!」
ゴジラ・レッド「分かってくれたか・・・!お前達なら、分かってくれると信じてたぞ!」
レジェンド「・・・なんと恐ろしき物語だ。」
「VS」ゴジラ「・・・やっぱり、ありえないだろ。」
「‐」ゴジラ『デュワ!ってわけで、気を取り直してことし50しゅうねんをむかえるかいじゅうは・・・?』
レジェンド「・・・ギャオス。ミニラ。カマキラス。クモンガ。ギララ。ガッパ。メカニコング。ゴロザウルス。」
ラゴス・ゴジラ「そうそう、ゴロー!!しかも今回は超いっぱいいるじゃん!」
ゴジラ・レッド「どちらかと言えば、オレの出番だな?流石にメカニコングとギララとガッパはいなかったし、ギャオスは論外だが、オレも元ミニラのサバイヴに協力させて該当する怪獣にメッセージを貰って来た。今から流すぞ。」
ラゴス・ゴジラ「ゴローからのメッセージも流すから、みんな聞いてくれよ!」
レジェンド「・・・己の世界のミニラのゆいも、宜しく。」
ゴロー『ゴロザウルス50周年?それはおめでたいな!でも俺、確か300歳はいってるからなぁ・・・まっ、とにかくおめでとさん!』
テレケ(獣人ゴロザウルス)「おおっ、オレもう50歳かぁ!あっちゅー間だなぁ~。」
カマキラスA「でもなんか~、そんな感じ無いってゆうか~?」
カマキラスB「アタシら永遠の15歳だし~。」
カマキラスC「時間も巻き戻っちゃってるから意味無い、みたいな?」
クモンガ「そう言う事を言うもんじゃないよ。まぁ、私にも感覚は無いけどさ、おめでとうは言わせて貰おうかねぇ・・・ほら、サバイヴ。あんたも何か言いな!」
サバイヴ「いや、俺は『元』ミニラだし。『ゴジラ2000』の記念ってわけでもないし・・・まぁ、おめでとう。
・・・これでいい?父さん?」
ゆい『ってわけで、本物のミニラだよ!でもこの昔のミニラ、なんかあたしと違うなぁ~?「おそ松さん」のチビ太みたいだなぁ・・・あっ、おめでとう!』
ゴジラ・レッド「あのコギャル共と蜘蛛女相手によくやってくれたな、サバイヴ。」
レジェンド「・・・お粗末。」
「VS」ゴジラ「しかし、仕方ないとは言えゴロザウルスのメッセージが連続で流れて来たのはややこしかったな。」
ゴジラ・レッド「おい、ラゴス。オレのメッセージはテレケからだって言っただろ?紛らわしいから最初に割り込むなよ。」
ラゴス・ゴジラ「あぁ、ゴメン。いても立ってもいられなくなってさ・・・」
「‐」ゴジラ『へへっ、さっきレッドはギャオスはむりだって言ってたけど、おれの知ってるギャオスのユウミはアンバーのなまかの「四神」って言う、せいぎのかいじゅうなんだ!だからアンバーにたのんで、ユウミからメッセージもらって来たぜ!』
ユウミ(四神ギャオス)『あん?50周年?オレが?いやいや、冗談よせよ。オレは一万二千年前のアトランティス生まれだぜ?たかだか50年・・・えっ、樹?いいからちゃんと祝えって?
し、しょうがねぇな~!お前がそう言うなら、特別に祝ってやらねぇ事もなくもなくもないぜ♪
・・・ギャオス誕生50周年、おめでとう。
でもな、てめぇら同族共!もしまた人間襲って喰ったりしたら、同族だろうがオレが容赦無く細切れにしてやるからなぁ!覚えてろよ!
・・・や、やっぱダメか?樹?ダメだよなぁ、はあ・・・
って、オイ!アンバー!余計なとこまで撮ってんじゃねぇよ!早くそれ止めやが・・・』
ラゴス・ゴジラ「・・・うん、確かにあいつは悪い奴じゃない。オレが保証する!でもあいつ、『オレ』って言ってたけど女だよな?胸あったし。」
「‐」ゴジラ『おう!ちょっと男っぽいけど、「巫子」のいつきといる時はママみたいだぜ。よくいつきにベタベタくっついてるし。』
レジェンド「・・・『災いの影』、ギャオスからのメッセージ。希少だ。」
「VS」ゴジラ「世界が変わると、性別やアイデンティティまで色々あべこべになるんだな。」
ゴジラ・レッド「あの堅物亀女が見たら、ひっくり返るだろうな・・・ちなみに他の怪獣を更に強いて挙げるなら『忍者ハットリくん+忍者怪獣ジッポウ』、それから『怪獣王子』ってのもいたな。」
「VS」ゴジラ「・・・ラゴス、そう言えばお前怪獣界の王子だったよな?一応。」
ラゴス・ゴジラ「そうそう!よく言ってくれたぜ、Jr.パパ!」
「‐」ゴジラ『えっ!?ラゴスって、そんなにすごいのか?』
ラゴス・ゴジラ「まぁな。親父が怪獣界の王様で、だからアニキもオレと同じ怪獣界の王子だけど・・・怪獣界じゃ飾りみたいな感じだし、オレもそれで色々気を使われんのが嫌だから、あんまし言わないけど。」
ゴジラ・レッド「オレだったら最大限活用するが、お前のやり方もアリだな。水戸黄門の印籠のような感じか?」
レジェンド「・・・ラゴスから微かに優美な気を感じていたのは、間違っていなかったのか。」
「‐」ゴジラ『さぁて、次でさいごだ!
ことし60しゅうねんのかいじゅうは・・・!』
レジェンド「・・・モゲラ。」
ラゴス・ゴジラ「モグラ?」
ゴジラ・レッド「モゲラ、だ。多分『MOGERA』の方じゃなくて、宇宙人が連れて来た土木工事用の方のモゲラだよな?」
「‐」ゴジラ『MOGERA?』
レジェンド「・・・Mobile Operation Godzilla Expert Robot Aero-type(モービル・オペレーション・ゴジラ・エキスパート・ロボット・エアロタイプ)、の略らしい。」
「‐」ゴジラ『へっ?もーび・・・』
「VS」ゴジラ「そのモゲラじゃないが・・・機龍さんの力を借りて、俺の世界のモゲラにメッセージを貰って来た。」
モゲラ『えっ?誕生50周年?やだなぁ、僕は1995年製ですよ?それに・・・って、おいいいいっ!なにまた資料使って紙飛行機してんだ、この野郎(メカゴジラ)ぉぉぉぉぉぉ!!』
ゴジラ・レッド「なんか、オレのとこのモゲラに比べて大人なのか子供なのか分かんねぇな。」
ラゴス・ゴジラ「確かにモグラって感じじゃ無いな。Jr.みたいな感じ?」
「VS」ゴジラ「色々苦労してるのは、一緒かもな・・・」