史上最大のラジオ番組「ゴジラジオ」! inゴジラフェス







2017年・11月3日。
午前11時、都内某所のスタジオ・・・



「‐」ゴジラ『・・・ってわけで、ゴジラジオ!ことしも始まるぜ!しかいはことしもおれ、チャイルドパパことゴジラだ!』
ラゴス・ゴジラ「それと、今回はオレ達ゴジラーズが司会?ってのをするぜ!オレはラゴス・ゴジラ、よろしくな!!」
「VS」ゴジラ「・・・Jr.パパこと、ゴジラだ。ちなみに俺の名前はあくまで『ゴジラ』であって、Jr.パパはこいつらと区別する為の愛称だ。あまりこっちで呼ぶなよ。」
ゴジラ・レッド「オレはゴジラ・レッド!オレも人間の猿真似なんかに来たわけじゃねぇが、オレ達ゴジラ一族の誕生日ってなら話は別だ。だから、お前らもちゃんと祝えよ。」
レジェンド「・・・ゴジラ・レジェンドだ。よろしく頼む。」



「‐」ゴジラ『お前ら、きょうは来てくれてありがとな!』
ラゴス・ゴジラ「何水臭い事言ってんだよ、オレ達ゴジラ同士で親友だろ?それに今日はゴジラの誕生日なんだし、行かないわけないじゃんか!なっ、Jr.パパ!」
「VS」ゴジラ「おい、俺に振るな・・・まぁ、ラゴスの言う通りだ。同類の記念日を祝う気持ちくらいはある。」
ゴジラ・レッド「今日はオレ達の共通の記念日だ、当たり前だろ?一部当てはまらない奴もいるが、関係あるか。今日はオレ達、ゴジラ一族の為の日だ!」
レジェンド「・・・己もそう思う。」
「‐」ゴジラ『おう!ほんと、お前らに出会えて良かったぜ!
じゃあ、そんなおれ達で送るきょうのゴジラジオは、今さっきかいさいされた「ゴジラフェス」をきねんしての、とくべつ版!!
そして、さいしょのコーナーは・・・これだ!』



「発見!今年のケー!念日!」



ラゴス・ゴジラ「このコーナーは、十年区切りで誕生した今年の記念日の人を探し、祝う企画・・・らしいぜ?」
ゴジラ・レッド「去年のゴジラジオでオレの所のデスギドラが暴れたのが、このコーナーの誕生理由らしいな?あんの半狂乱が・・・」
「VS」ゴジラ「いいから始めるぞ。最初は10周年だ。」
「‐」ゴジラ『ニキニキ!じゃあ、ことしで10しゅうねんのかいじゅうは・・・!』






レジェンド「・・・無しだ。」
ラゴス・ゴジラ「ええっ!?最初からクライマックスじゃねーか!!」
ゴジラ・レッド「強いて言うなら『ULTRA SEVEN X』か『大怪獣バトル』だが、どっちもウルトラシリーズ・・・やや場違い感は否めないな。」
「VS」ゴジラ「そういうわけだ、あとここからは『仮面ライダー』と『スーパー戦隊』って言うのも除外するからな。苦情は出すなよ?」






「‐」ゴジラ『まっ、気を取り直してダイナミックに行くぜメガ!
ことし20しゅうねんのかいじゅうは・・・?』






レジェンド『・・・レインボーモスラ、ダガーラ。』
ラゴス・ゴジラ「おおっ!ダガーラと・・・イシュタルか?おめでとう!!」
「VS」ゴジラ「ダガーラは例の『怪獣惑星』に、ほんの少しだけ出るらしいな。」
レジェンド「・・・そういうわけで、己の世界のレインボーモスラのチハヤと、ダガーラのニルヤに話を聞いて来た。」
ゴジラ・レッド「お前、ほんと無駄に行動力ある奴だな・・・」






チハヤ『・・・えっ?そうなんだ・・・いや、でも僕の誕生日は来月だし、20周年記念って言われても感覚ないよ。』
ニルヤ『怪獣惑星?チハヤの知り合いのモスラがいる世界の事か?』
チハヤ『それは「怪獣界」。次お前も「招待」に行くんだから、いい加減覚えなよ。』
ニルヤ「・・・待て、チハヤ。俺も次の「招待」に行くのか?」






「VS」ゴジラ「おい、あいつ自分が次に「招待」される事すら分かってないぞ。ずさんにも程があるだろ。」
レジェンド「・・・チハヤ曰くサプライズ、だそうだ。」
ゴジラ・レッド「いや、単に言ってないだけだな・・・あと強いて挙げるなら『北京原人』か?」
レジェンド「・・・Who are you?」
「VS」ゴジラ「北京原人?人間の進化前のサルの事か?」
ラゴス・ゴジラ「うぱー!!」







「‐」ゴジラ『うぱー!!
・・・ってなんだ?まぁいいや。さっ、手ごたえあり!信じるやつがジャスティスな30しゅうねんのかいじゅうは・・・!』






レジェンド「・・・無しだ。」
ラゴス・ゴジラ「ええっ!!?また無しかよ~!!」
ゴジラ・レッド「・・・強いて挙げるなら、『竹取物語』か?巨大な龍が出てくるらしいからな。」
「VS」ゴジラ「お前もよく色々と出てくるな?」
ゴジラ・レッド「オレの世界は様々な世界が混じり合って出来ている。そしてオレはそんな世界の王だ、知っていて当然だろ?」
「VS」ゴジラ「俺は王にも世界にもそこまで興味は無い。人間が支配する世界なら、尚更・・・だが、俺はお前のその考えは嫌いじゃない。」
「‐」ゴジラ『おれもだぜ、レッド!でも、にんげんのわるぐちだけはいい加減止めろよな!』
ラゴス・ゴジラ「オレも!!・・・んで、竹取る物語って何だ?」
ゴジラ・レッド「そこからかよ・・・」
レジェンド「・・・」
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