4×4×4







それから仕切り直す形でトークは再開され、冷静になったWゴジラが会話に参加する事になった。
「VS」ゴジラはこの中で最も会話が苦手であったが、機龍・Jr.・レオのサポートのお陰で、何とか会話に参加出来ていた。



機龍「そういえばゴジラ、もしJr.があの時イシュタルのチョコを食べていたら、どうする?」
Jr.「えっ、俺が?」
「VS」ゴジラ「なっ!そ、その時は・・・」
機龍「その時は?」
「VS」ゴジラ「お・・・起こしに行くに決まってるだろ!」
Jr.「と、父さん・・・」
「‐」ゴジラ『だよな!やっぱりお前も、おれたちと同じじゃないか。』
「VS」ゴジラ「同じ?」
シン「そっ。子供の事が心配にならない親なら、Jr.がここまで慕って来るわけないじゃない。だからいい加減素直になりなさいよ、お父さん。」
「VS」ゴジラ「・・・あぁ。」
チャイルド『ねぇ、じゅにあさんのおとうさん。』
「VS」ゴジラ「んっ?」
チャイルド『じゅにあさんのこと、すき?』
「VS」ゴジラ「・・・当たり前だ。」



スペース「ゴジラ、どうしてそんなにあいつに突っかかっていたんだ?」
ラゴス・ゴジラ「なんか、気にくわなくて。冷たいし、全然喋らねぇし、それに・・・わざと心の中で思ってる事と違う事ばっか言うし。」
レオ「向き不向きは対人関係にもあるし、それは簡単には解決出来ないものだと思うわ。だからこそ、相手の声をちゃんと聞いてみるのが大切なんじゃないかしら。」
「‐」バラン『言葉を打つけるだけでは、只の意見の押付け合いにしかならない。それが争いに発展する事も、少なくは無い。』
「‐」モスラ『言いたい事を言うだけでは無くて、相手が言いたい事も聞くのが、円満なコミュニケーションの秘訣だと思いますわよ。』
ラゴス・ゴジラ「う~ん・・・オレって、ほんと頭に血が上りやすいからなぁ・・・分かった、これからは気をつけるよ。」
イシュタル「と言うかゴジラって、いつもそうやってスペゴジや母さんに余計な事を言って、不幸な目に遭ってない?」
ラゴス・ゴジラ「うっ・・・」
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好釦