Who will know‐誰が知っているだろう‐




シン「ゴジラ同士、いい感じじゃない♪でも、あたしにも違う世界のモスラ達で作った『絶対無敵最強可憐美女姉妹』があるの。だから、シンゴジもこれから作ればいいのよ☆」
ラゴス・ゴジラ「あっ、ずるいぞシン!それオレが言おうとしてたのに!!」
呉爾羅「よっしゃ!今こそ『ゴジラーズ』結成の時だな!」
Jr.「違うよ、呉爾羅!前にもしゴジラでチーム作るなら『ゴジレンジャー』でいこうって言っただろ!?」
機龍「いや、それは俺の『満足同盟』に組み込まれてた筈だけど?」
「VS」ゴジラ「さりげなく嘘を言うな、機龍さん。」
ジラ『しょうがないねぇ、間を取って「スーパーゴジラブラザーズ」はどうだい?モスラ姉妹には、ゴジラ兄弟だろう?』
ゴジラ・レッド「名前の理屈はともかく間は取れてるのか?それ?」
「‐」ゴジラ『えっと、ゴジラが1、2、3、4・・・』
チャイルド『ぼくらも、もすらさんみたいになれるんだね~!すごいね~!』
スペース「全く、最後はシン・ゴジラをしめやかに見送る予定はどうしたんだ。」
レジェンド「・・・時間だ。」



レジェンドのその言葉と同時に、空から光のエレベーターが異世界のゴジラ達に降りて来た。
彼らの、別れの時だ。



「‐」ゴジラ『じゃあな~!みんな~!』
チャイルド『じゃあね~っ!』
ゴジラ・レッド「次の機会を、楽しみにしているぞ!」
レジェンド「・・・さらばだ。」
スペース「また会おう。」
ラゴス・ゴジラ「絶対、また会おうな~!」



光と共に、在るべき世界へ戻って行くゴジラ達。



シン「・・・シンゴジ。あたし、やっぱりあなたとあの時出会えて良かった!!こう言うの、運命って言うのかな?きっとあたし、シンゴジと出会う為にあの日『招待』されたのかなって思うし、シンゴジも同じ思いだったら嬉しいな。
あの時あたしはあなたを助けられなかったけど・・・今やっと、あなたを助けられたよね?
次がどうなるか分からないけど、あたしはシンゴジとなら何処へ行っても絶対楽しいし、あたしの世界にも来て欲しいな♪
とにかく!ぜったいまた会おうね!『シン』同士の、約束!!」



小指と小指を結び、「シン」の名を持つ二人は約束を交わす。
シン・モスラは最後まで笑顔をシン・ゴジラに向け、シン・ゴジラは最後に一言・・・初めてある言葉をシン・モスラへ喋った。
そして、異世界の怪獣達は遥か空の先へ去って行った・・・
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好釦