100秒で分かる!擬人怪獣シリーズ!
全ての始まり・・・それはある日、三つの世界の四人の怪獣が、何処かの孤島で出会ったのがきっかけでした。
「VS」ゴジラ代表、チーム人間界。
ラゴス・ゴジラ代表、チーム怪獣界。
「‐」ゴジラ代表、チーム「‐」世界。
幸い三つ巴の戦いにはならず、「VS」ゴジラとラゴス・ゴジラが揉めたり、イシュタルがチャイルドを殺獣チョコで昇天させかけたり、絶対無敵最強可憐モスラ姉妹が結成されたり、機龍が満足に目覚めたりして終了。
最後に行こうと話していたカラオケに、本当に行ったかは知りません。
それから、各世界の怪獣達へ謎の「招待」が開始。
まず人間界のラゴス島(1954)を舞台に、一行はバラバラに島巡りへ。
ラゴス島の試練としてこの島の主の元へ向かわされ、ぬし怪獣のゴジラザウルスとぬしバトル・・・にはなりませんでしたが、同居人の初代ゴジラとはバトルになりかけます。デュエッ!
それからその初ゴジのせいで一人百鬼夜行状態になった呉爾羅との大試練に突入するも、ラゴス・ゴジラのハグで大試練達成。
「‐」バランと護国バランのドッペルゲンガー騒動もありつつ、Zクリスタルではなく心霊写真をゲットしました。
ちなみにこの初代ゴジラが後の機龍、ゴジラザウルスが後の「VS」ゴジラになります。びっくりでしょう。
これが水爆の力です。人類のバカヤロー。
お次は怪獣無法惑星・怪獣界の怪獣島。
どっちか分からない人が一人いましたが男女別に分かれ、男はダーツの旅in怪獣島へ、女(モスラ姉妹)はイシュタルとダガーラのデートの覗きへミッション・インポッシブル。
しかしレオママに愛されたいバトラが、レオママに愛でられた「‐」ゴジラに「おい、デュエルしろよ。」と喧嘩を売った事が切欠でランニングデュエルに。
ついでにのど自慢大会も中止に・・・えっ?スペゴジが歌ってるのを見た記憶がある?
知らん、そんな事は俺の管轄外だ。
バトラ「俺の伏せカードは、サンダーボルト!」
「‐」ゴジラ『だが、俺は既に伏せカードの「滅びの爆裂疾風弾<バーストストリーム>」を発動していた!』
バトラ「くらえ万丈目サンダー!!」
「‐」ゴジラ『粉砕!玉砕!大喝采!すごいぞー!かっこいいぞー!』
※イメージです。
しかし、デュエルはやっと言葉のドッジボールから脱却したダガイシュのデート会場だったアッシリ湖までアクセラレーションしてしまい、管理人のバイオ・ローズ・ドラゴンことビオランテからのダイレクトアタックを受けて両者クラッシュ!
父親ながらモスラ姉妹に嫌われつつ、男はラゴス島跡地こと生き残りの丘へ、女はインファント島(A.T.フィールド完備)へ行き、怪獣界の怪獣の時間差を知ったりしながら「VS」ゴジラとラゴス・ゴジラ、機龍と呉爾羅が時空を越えた和解をしたり、「‐」モスラが母親似のレオママ相手に擬似「逢わせ屋」状態になって全米が感動。
「‐」ゴジラとバトラもヤマトの伝統技術・土下座で許して貰い、みんな満足して終わったのでした・・・
あっ、ここで第四の世界「獣人界」からゴジラ・レッドがお試しで「招待」されて、ビオランテとダガーラと一緒に彼女のキングシーサーを探して、結局元の世界で再会していちゃいちゃしましたとさ。
※WARNING!※
いくら他の世界に興味がある、もっと居たいと思っても、勝手に別世界に行ったり居座ってはいけません!
主催者の不手際で迷った場合を除き、しばらく「招待」されなくなったり、その異世界の道自体が塞がってしまうペナルティが発生します!
これから「招待」される、されたいと考えている皆さんは勝手に人間界に行ったバルグザーダンさんの真似はしないように!
さて、ここからがある意味重要。
次に「‐」世界に怪獣界のゲストが来日・・・あれ、人間界のゲストがいない?それもこれもバルサンって奴の仕業なんだ。
ともかく、背は小さいが探求心は大きい「‐」世界のバラゴンの案内で、怪獣軍団は「‐」怪獣のパートナーの人間の元へアポ無しで突撃する事にしました。
妃羽菜遥さんの家にはモスラ姉妹から「‐」モスラ、シン、イシュタル(+フェアリー)が、瞬庚さんが所属するつくば自衛隊本部には「‐」バラン、ラゴス・ゴジラが、志真哲平さんの職場には「‐」ゴジラ、チャイルド、怪獣界ラドン、怪獣界バラン(以後法師様)が突撃。
色々会話やら、少し前に「‐」怪獣達とグレイテストな共闘をした伝説の怪獣「四神」の話やら、編み物大会やら、小さい頃に戦国時代の日本に行ったラゴス・ゴジラの話やら、飲酒運転の現行犯逮捕やらをしました・・・
シン「妃羽菜、お前ホント可愛いなァ・・・」
「‐」モスラ『こいつ(編み物)でお前を、怪獣界の人気者にしてやるよ。』
イシュタル「今回のテーマは、恋バナだ!!」
フェアリー『イシュタルさんに礼を言いなぁ!』
※イメージです。
志真さん達のお陰で怪獣達は人間文化をより深く知り、同族なのにそりが合わなかった「‐」バランと法師様も最後には「同志」になれて、満足さまでした。
それから、先の話に出た四神の西方守護「白虎」にして白い雌バランであるアンバーが「招待」され、「‐」バランの聖地である岩屋村跡地で法師様を含めた三人で語らう場が出来たのですが・・・あれ?護国バランは?どうやら、いつものように行方不明だったようです。残念!
何故か芦ノ湖にいたレオゴンと、彼(?)を連れ戻しに来たビオランテ(分身)が見守る中、雄バラン二人と雌バラン一人・・・更に「招待」されてもいないのに乱入して来た、自称「‐」バランのライバルである裸じゃないけど裸の王様なカラス・ヒジュラスを加え、アンバーを巡って壮絶なラブ・ゲームが繰り広げられたのです。
ですが、アンバーには他に想い人・・・しかもその相手は彼女のパートナーである巫子・初之穂野香さんの兄・初之隼薙(はやて)さんだったと言う衝撃の事実でゲームオーバー。
ビオランテに瞬殺されたヒジュラスを除いて、バラン二人はアンバーからのお詫びにちょっとだけ彼女の恋人気分を味わい、初めて失恋を経験したのでした・・・
ちなみに、他はインファント島(マインドクラッシュ完備)で人間界の親子モスラ・・・シンの母で無い方のアイレナと、その子供のアジゴ(姉の花子)とアジマ(弟の太郎)がモスラ姉妹入り・・・おっと、どうやらアジマはバトラと最珠羅と「メンズ組」を結成し、なんと遥さんが「特別顧問」に就任したようです。
ゴジラ一族は東京観光に行ってスペゴジ、「VS」ゴジラ、レッドで「人類撲滅同盟」を結成したかと思えば、それ以外の面々で「反人類撲滅同盟」を結成されてうやむやになったり、今度はバラゴンと婆羅護吽でバラバラ姉弟を結成したり・・・騒がしくも楽しかったようです。
そんな中機龍はいよいよ「満足同盟」を結成するも、入ってくれたのは魏怒羅だけと言う・・・
こんなんじゃ、満足できねぇぜ!
それから数年後の去年、ゴジラ62周年を記念して「‐」世界で「史上最大のラジオ番組『ゴジラジオ!』」というラジオ番組が東京・京都の二会場で同時生放送され、京都会場の司会は「‐」怪獣三人が勤めました。
内容自体はひたすらリスナーからの悩みや質問に答えるだけだったのですが・・・「‐」ゴジラを誘惑する女スペゴジ、環太平洋に勢力を置く「KAIJU」の使者など馴染みの無い者から、同じ世界の新(シン)・モスラに恋をした別世界の同一怪獣、満足を忘れちまったあいつ・・・などペンネームで分かる馴染みの存在まで、多種多様の怪獣からハガキが届きました。
しかしここで獣人界のデスギドラ・ブラウニーが会場ごと「‐」怪獣を爆破するという旨の犯行予告を出し、それは有言実行されてしまいます。
犯行理由は人類と歪んだ好意を持っている獣人界の新(シン)・モスラのセラフィへの見せしめだと言っていましたが、本当はどうやら自分の20周年を忘れられた事への逆恨みのようです。めんどくさいですね。
「‐」ゴジラ「ブラウニー!お前がいる限り、このラジオに満足は訪れない!」
「‐」モスラ「このコーナーを立て直すまでは・・・まだ、満足できませんわ・・・!」
「‐」バラン「さあ、私を満足させてくれよ!」
※イメージです。
ちなみにその頃、更なる別世界からジラに続く第二のアメリカンゴジラにしてラストサムライ・レジェンドが鍵島に現れ、夜更かししながらラジオを聞くチャイルドを寝かし付けたり、バラゴンを連れてムートーを一狩りしに行ったそうです。
その後「‐」怪獣達はブラウニーを倒しますが・・・肝心のゴジラ62歳のカウントダウンは、とっくに終わっていたのでした・・・
いかがだったでしょうか?
これで擬人怪獣シリーズをいきなり最新作から見ても大丈夫になりましたが、やっぱり最初からシリーズを見て頂くのが一番!
と、言うわけでこれからも「擬人怪獣シリーズ」の応援、よろしくお願いします!
以上、台本通りに機龍がお送りしました。
「VS」ゴジラ「いや、それ言う必要無いって機龍さん!しかもところどころアドリブ入れたせいで、もうとっくに100秒過ぎてるぞ!」
機龍「えっ、そう?けど締めの一言が残ってるから、それだけ・・・
では、また最新作でお会いしましょう!俺達の満足は、これからだ!」
「VS」ゴジラ「あんたって人は!それが言いたいだけだろおおお・・・」
プツン!
・プチあとがき
はい、この程度の短編ながらネタを積み込みまくってしまったので、あとがきと言う名の解説いきますねf^_^
ちなみに遊戯王ネタの解説はキリが無くなるのでここでは控えますが、とりあえず機龍が喋っていると言う事で鬼柳のネタが満載です(汗)
・タイトル
「100秒で分かるガンダムUC」と言う「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」のOVAシリーズをその名の通り100秒で面白おかしくまとめた公式動画が元ネタです。
見たら分かりますが、これは一般ユーザーのMADではなく「公式動画」です。オフィシャルなんです!
しかも以前ニチアサ枠で「ガンダムUC」がTV版として編集されて放送していた時(Re:0096)、最終回冒頭でいきなりこれが流れて驚いたと同時に笑いましたね・・・
ちなみに、本作も流し読みすればぎりぎり100秒で読めます。実際自分で何度も計りましたし(笑)
・第二弾解説全般
「デュエッ!」以外はポケモンサン・ムーンネタです。
物語の舞台が島である繋がりでやってみました(汗)
また、「人類のバカヤロー。」は映画「ディアルガVSパルキアVSダークライ」におけるサトシの台詞「パルキアのバカヤロー!」からです。
名場面が多い中で、最も印象に残る台詞ですねf^_^
・バルサンって奴の仕業なんだ。
「仮面ライダー555」の名物キャラ・草加雅人が発言した・・・となっている「乾巧って奴の仕業なんだ。」と言う台詞からです。
「となっている」と書いたのは、実際本編でこの台詞は使われておらず、あくまである話での長いやりとりを草加が言いそうな一言でまとめたら・・・と言う、本編並みにややこしいネタだからです(汗)
あっ、ちなみに「バルサンの仕業」は本当の事ですね(笑)
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