各異世界概説
・時事列
本編1~7話→コラボ小説1弾~6弾→本編8話→コラボ小説7弾以降(今ここ)→本編9話
本編9話は8話から5年後。
怪獣界での1年は「‐」世界では約7年なので、第9話時点での「‐」世界は2052年?
9話終了後は更に100年経過。
「‐」世界は・・・2752年?
・怪獣界全体関係
三大神は強力な存在故に常に微量だが、彼らのエネルギー(力)が世界中に垂れ流しの状態になっており、それは時に周囲に様々な影響をもたらす。
本来「創造神」が怪獣界の核になるのは怪獣界に悪影響を及ぼすので、ビオランテがアッシリ湖から動かないと言う制約で「創造神」の力を抑えている。
なのでアッシリ湖から離れられないビオランテは分身を、怪獣界の核と同化している「創造神」、地球のインファント島で眠りに付いている「守護神」は高次元領域に意識のみを飛ばしている。
「創造神」の一族の聖域は、「創造神」の眠る怪獣界の「核」に繋がっている。インファント島の聖域同様、ゴジラ一族なら異世界の者は入ることが可能。
ただし、「核」に近づけば近づくほど「創造神」のオーラが増すので、強い精神力を持った者でも近づくのは困難。
地球のインファント島と怪獣界のインファント島の違いは、地球側のインファント島に人間がいること。
居住区もあり、元々の島民達は何百年前に引っ越していて無人だが、「守護神」の力で朽ちることなく現存している。
祭壇の裏手には見晴らしのいい広い草原があり、そこでよく「守護神」が黄昏れている。
「三大神大戦」が始まる遥か昔。
宇宙に点在する(創造神が創った)星の文明が発達すると「怪獣」が生まれ、その頂点に立つ存在が創造神の姿と名前を冠する「ゴジラ」と呼ばれた。
最終的に星は全て「破壊神」に喰われ、破壊された。
怪獣界に住む怪獣達は全てその「自然の摂理からの復讐者」=「怪獣」のモデルで、 創造神が怪獣界を創ったのも怪獣達が復讐者ではなく、一つの生物として生きるようにとの願いが込められている。
・キング関係
第4話で登場、「ある者」に洗脳された状態。
元に戻す方法は「スペースが自らの手でキングに致命傷を与えること」。
強い且つ慕っていたキングにスペースは苦戦し葛藤しつつ、最終的にキングを解放。
しかし元々キングには命を削られる呪いが掛けられていて、洗脳されていた間は停まっていたが、解放と同時に再び発動してキングは死亡。
第3話でビオランテがラゴスとスペースを試したのは、時には大切な者をも殺さなければならない非情さを身に付けさせる為の試練であり、あらかじめキングが「このような形で現れる」のを知っていた。
スペゴジはビオがキングを見殺しにしたようなものだと激しく非難、ラゴスの説得によりある程度理解を示すものの、以降スペゴジはビオに対してつっけんどんに接するようになる(第四弾留守中のスペゴジとビオの会話等)。
・ビオランテ関係
植物の筈なのに何故か高熱と冷気に強く、全く効かない。
実は「記憶」を司る神で、年齢は怪獣界と同い年(約50億歳)。「創造神」の一族にしてキングの妹(ゴジラ兄弟の叔母)。
その事実は第9話までは怪獣界の怪獣達の誰も知らないが、スペースは何となく勘づいている。
キングの事を凄く寵愛し、ゴジラ兄弟は亡き兄の大切な忘れ形見。特にキングの幼獣期に瓜二つのジュニアは特別可愛がっている。
現怪獣界で一番強く、ゴジラとスペースがタッグを組んでも勝てなかった。
怪獣界のあらゆるところにも分身を作る事が可能で、アッシリ湖に居るのが本体。
樹液攻撃はとても強力で、再生能力が高いスペースでさえ喰らった後暫く傷口が塞がらない程。
招待主の一人でもあり、第五弾のバラン側の「招待」は彼女が提案した。
理由は僧バランが会いたいとうるさく言うアンバーと、ラゴス・ゴジラから小耳に挟んだ「-」バランに興味があった為。
怪獣界の核になっている「創造神」の力を抑える為にアッシリ湖から動けない事情で、本体は怪獣島以外の場所での「招待」に参加出来ないが、分身がいるので特に気にしていない。
・リエラ関係
6500万年前のギドラ一族襲撃時に、1度死亡している。が、死の直前に「いつか必ず生まれ変わって再びキングの元に還ってくるから、それまで待っていて下さい。」と約束する。
そしてラゴス・ゴジラ達が生まれる300年前、本当に怪獣として生まれ変わりキングと再会する。
因みにビオランテはこの時を越えたラブストーリーに号泣したとか。
夫婦仲は大変良く、スペース曰くしょっちゅうアッシリ湖でデートしていたとか。
義姉に当たるビオランテとの仲も良かった。彼女から話を聞いていたので、怪獣界の事、三大神、息子達の事も全て把握していた。
最初のキングとリエラの出会いのきっかけ・・・
ビオ「そう言えば兄(あに)様、兄様は結婚はしないのかの?」
キング「・・・む。」
ビオ「・・・。・・・考えたこともなかったって顔してるの。」
キング「・・・うむ。」
当時キングは怪獣界全ての者を平等に見てたので、恋愛諸々は皆無だった。
実はリエラが転生した場所はニライカナイで、最初は人間として転生して生活していたが、ある時に怪獣だった頃の記憶が甦り、肉体が怪獣化したのが真相。
リエラはニライカナイを後にし、流れ着いた島でキングと再会する。
前世の記憶が甦るのは、ましてや人間から怪獣に転生する事象は怪獣界にニライカナイがある以上はあり得ない話ではないが、まず起こり得ない。それほどまでにキングを想う気持ちが強かったのではないか、とビオランテは見ている。
更に人間から怪獣に転生したリエラだが、完全に怪獣化したわけではないらしく肉体の奥底に「人間の因子」が残ってしまった。
怪獣は「創造神」の意向により人間との間に子は成せない。故にキングとの子は成せないと言われたが・・・。
人間が絡む事なのでこの真実を知るのは「創造神」、「守護神」、キング、ビオランテ、アイレナグランマ、アジゴ・アジマ(地球のインファント島にいる方)、そしてリエラ本人だけ。
他の怪獣はリエラは再び怪獣に転生してキングと結ばれたとしか知らない。
・スペース関係
怪獣界は宇宙エネルギーも満ちているので、オリジナルのようにタワー経由でのエネルギー補給は必要ない。
周囲に自在に結晶を生やし、足場にしたり、退路を塞いだり出来る。
武器の結晶剣は漫画版で使っていたのと同じ形で、結晶が消える条件は本人の意思か本人が死んだ時かのどちらか。
結晶の選良者には強さごとにレベルがあり、結晶を砕くことが出来るのは自身よりレベルの高い選良者か「神」のみ(後者はスペース本人は知らない) 。
スペースミネラルは元は『破壊神』の余剰力で生まれたもの(破壊神6割、残りは創造神と守護神の2割ずつ)。
第八弾で『破壊神』と繋がりがあるクリス姐さんの結晶エネルギーを奪うのは、実はかなり危ない行為だった。
・ラゴス関係
感情高ぶりによる瞳変色の削除。本編の設定上の都合による。火龍も触れなくて良い。
第四弾回想で登場した五歳のラゴスは、実年齢は40歳位。
初期は鈍感設定はなく、シンとは恋人だった。
・ラゴスは昔(100年以上前ラゴス島崩壊前日)シンに水色の玉が付いたヘアゴムをプレゼントした。普段ポニーテールのシンに同じ物を付けてツインテールにしたら似合うからだと。ラゴスはツインテールが好みらしい。
・当然シンは凄く喜び「明日付けるね♪」と約束するが、その翌日・・・
・故郷と母を失い悲しみに暮れるラゴスを見てシンはヘアゴムを封印した。
・それから100年後、成虫になったシンは姿をラゴスとスペゴジにお披露目する際思いきってヘアゴムを解禁。
・ラゴスはヘアゴムに直ぐに気付き「やっぱり凄く似合うな!可愛いぜシン!」と満面の笑顔。
・シン赤面。スペゴジは後ろで頭を抱えてデカイ溜め息(あんな台詞を堂々と屈託のない笑顔で・・・)
・シン→シンゴジ関係
自分の事を慕ってくれてるシンゴジに母性本能を抱いている。
周りから(特にモスラ姉妹)シンゴジに恋愛感情を抱いているように見られているのには気付いているが、あくまで母性感情。
シンの中ではシンゴジは初めて出会ったあの子(第2形態)のまま。
たとえシンゴジが女性でも態度は変わらない!とのこと。
シンゴジがシンより背が高く、カップルっぽく見えるからそう思えるだけで、もしシンゴジがチャイルドかジュニア位の年(背格好)なら、親子か歳の離れた兄弟として見える?
・イシュタル関係
初期設定ではシンとラゴスの子供だった。小さいアホ毛はその名残。
祖母(アイレナ)の事は「グランマ」と呼んでいる。
アンシャルへの呼称の参考、初対面時・・・
イ「よろしくお願いします。アンシャルアンクル。」
ア「えっと、イシュタル普通にアンシャルでいいよ。呼びづらいだろうし、何よりアンクルって叔父さんって意味・・いや、確かに叔父だけどあんまりそう感じないと言うか、とにかくアンシャルでいいから!」
イ「う、うん。分かった。」
シ「あはは・・兄さんから見たらイシュは姪って言うより妹みたいに見えるもんね・・・」
・デア(ゴジラ・アース)関係
「創造神」と「破壊神」の余剰力が、とある惑星(異世界の地球?)の巨木と合わさって生まれたゴジラ。
余剰力の比率は「創造神」が9割、「破壊神」が1割。
「創造神」の人間殲滅の思考を受け継いで人間は嫌っているが、やはりゴジラ一族にはやや甘め。
「神」程の力と立場は持っていないものの、それでも大抵の怪獣が足元に及ばないくらいの圧倒的な力があり、生まれた惑星を半ば支配している。
ゴジラ・フィリウスとオリジナルセルヴァムは、彼女から生まれた個体。
※同世界におけるアニゴジ世界観では、ハルオ達地球脱出組がおらず、デアが世界のほぼ全ての人間と怪獣を駆逐した。
フツアとモスラ(卵)はいる。
ビルサルド版メカゴジラはいない。
創造神→イレギュラーだが自身を生んだ、敬愛する父。
キング→兄弟にあたる存在だが、人間好き故に快く思っていない。
ビオ→植物由来だからか、キングよりかは友好的。
スペゴジ→人間嫌い、破壊神の因子を扱っている諸々もありゴジラ一族で一番友好的。
ラゴス→自身より強大な力を持つ高位な存在でありながら、人間に肩入れしているので気に食わない。
ジュニア→怪獣と人間の中立の存在かつまだ子供なので、普通に接する。
・ザーゲ(レジェゴジ)設定
[身長]185cm
[年齢]32歳(人間換算)
[一人称]俺
[二人称]お前
ある世界の生態系の頂点に立つ王=ゴジラの一族の末裔。
寡黙で無愛想に見えるが、口と顔に出ないだけで以外と感情豊か克つ従者想い。
何もなくてもニュワンの事をじっと見たり足に目がいったりと、実は相当なむっつりスケベ。
ビアンコ(KoMラドン)は幼馴染みで、かつてのアパシーとの戦いでは共に戦ったが、現代ではアパシーに洗脳されて下僕に堕ちた彼との戦いを強いられた。
アパシーとは太古からのライバル。生態系を崩す侵略者の排除とは別に、身に覚えのない闘争心を抱いている。
武器は長ドス。何世代か前のニュワンから献上されたキセルを愛用。いざとなれば鈍器にもなる。
「創造神」の余剰エネルギーから生まれた存在で、怪獣界のゴジラ達とは本家と分家のような関係。
・「創造神」関係
招待主の一人で、第一弾、第三弾以降のゴジラ側のメイン招待主。
50億年前に怪獣界を創造した後、「破壊神」から怪獣界を守るため怪獣界の核と同化する(最終回で判明)。
極度な人間嫌いだが嘗ては人間も創造し、平等に愛していた。
しかし自然を破壊し戦争を繰り返し、挙げ句に世界そのものを食い潰す姿に失望し、完全に身限る。
そんな世界は「破壊神」に破壊させ、時には自身で破壊した。
故に人間には冷徹なまでに無慈悲となり、何十億も人間体の姿を晒した事がなく、ビオランテですら知らない。
彼の人間体の姿を知っているのは「守護神」、「破壊神」、「彼女」、そしてガジャ・ナーガだけで、その姿は黒髪緑眼の男性・・・ある怪獣と瓜二つの顔をしている。
ラゴス・ゴジラ達は直に「創造神」を見たことはなく、未だに自分達は神の一族なのか、本当に「創造神」は存在するのか若干の半信半疑気味。
そんなラゴス・ゴジラがガジャ・ナーガを見て反応した訳は、自分自身も知らない「正体」に関係している。
怪獣やゴジラ一族には寛大で、「守護神」と「彼女」は苦手。
自身を含め、ゴジラ一族=「G」は人間との関わりを捨てられないことを内心嘆いている。
一人称・自称
二人称・主
性格は厳格で寡黙。
人間には無慈悲故、「守護神」や「彼女」の制止がなければ鎌倉さんを消そうとした人間達を滅ぼそうとした程。
ある意味、「人類撲滅同盟」の元締め?
口調はガジャ・ナーガに似ているが、より威圧的な感じ。
ゴジラ一族を優先的に「招待」しているが、理由は「破壊神」及び悪しき怪獣達への牽制・対策と、異世界のゴジラ一族への興味。
第三弾特別編でゴジラ・レッドを、第六弾でレジェンドを試しに呼び寄せたのも彼。
ガジャ・ナーガとは最初に接触しに行った事や共振する個性を感じたのもあって親友と呼べる仲であり、初接触時に人間体の姿も見せた程。
それ故彼が去って最も悲しんだのは「創造神」で、後任の呉爾羅には性格の不一致もあって厳しく接している。
人間の遺伝子が入っている「‐」ゴジラも最初は毛嫌っており、第一弾で彼を「招待」するつもりは無かったが、他の招待主の説得・・・「『創造神』が人間をまた好きになるかもしれない」と言う願いもあって、渋々参加させた。
最近はほんの少しだけ、認めて来ている。
・「守護神」関係
招待主の一人で、第一・三弾以降のモスラ側のメイン招待主にして、全体的な補助を務める。
守護神の一族のパワースポットは、インファント島の祭壇。
地球のインファント島の祭壇と繋がっており、そこに「守護神」が座している。
三大神の中で一番寛大なので、「招待」には積極的。
モスラ一族を優先的に「招待」したり、第三弾で「VS」モスラに一時的に「‐」モスラの母を降霊させたり、「チハヤ、降る」で獣人界に迷い込んだチハヤを現代のUWに戻したりしている。
人間の姿は銀髪蒼眼の女性。
三大神の中で一番フレンドリーなので他の招待主達との関係は良好だが、長い付き合いの「創造神」と「破壊神」には毒を吐く事も。
守護神たる母蘇羅は三大神の中で1番鉄壁であり、大戦中唯一ノーダメージで終戦。
破壊神は母蘇羅に風穴を空けられたり、切り裂かれたりしたので母蘇羅の事を性格も相まって恐れている。創造神も同様。
恋愛と言う概念は理解しているが、異性と言える存在が「創造神」か「破壊神」しかおらず、今まで恋愛感情を見せて来る者が不在だった都合で恋愛経験をしたことがなかった・・・が、単身わざわざ本体のいるインファント島に現れたレガシィを見て、ようやく自身に異性として好意を寄せられてることに気づく。
どう対応していいか困惑しているものの、理解後は今後こんな機会はもうないだろうとし、レガシィとの関係を楽しんでいる。
「創造神」と違って行動範囲に制限はないが、立場上インファント島から基本的に出ず、大抵は祭壇にいる事が多い。
・ドハモス設定
本名:ニュワン・インファント・モスラ
[身長]165cm
[年齢]20歳(人間換算)
[一人称]私
[二人称]貴方
怪獣の女王。王たるゴジラ・ザーゲの傍らに居ることを自身の使命とし、ザーゲの為なら命を捧げる覚悟を持つ。
普段は温厚で、人間にも怪獣達にも友好的だが、ザーゲに仇なす者には敵意を剥き出しにする。また少し嫉妬深い。
ザーゲの事は「王」と呼び、滅多に個体名で呼ばない。
武器は足のホルダーに仕込んだ毒針。
刺された者は傷は癒えても1000年は後遺症が残るらしい。
本名の通り「守護神」の一族の1人で、シン、イシュタル達とは親戚のようなもの。
彼女達に比べ戦闘能力は低いが、輪廻転生を繰り返す特徴を持つ。
・「破壊神」関係
別の世界から現れる機会を伺っている状態で、デスギーはメッセンジャーボーイ兼パワーのアンテナ的な存在。
大戦以降、「創造神」と「守護神」は「破壊神」が復活するのを常に警戒しているが、第9話までは動かない。
もしも「破壊神」が本格的に動き出せば、「創造神」も「守護神」も動かざるを得ず、神話の通り怪獣界はおろか宇宙全体は大混乱に陥る。
「破壊神」の居場所は「創造神」と「守護神」とビオランテが知っているが、怪獣界の混乱を防ぐためにあえて黙秘中。
擬人怪獣シリーズ中で基本的に「破壊神」は表舞台には出せない。間接的にならぎりぎりOK。
ちなみに、ギドラ族贔屓と言うわけではない。
人間の姿は金髪赤眼の男性。 会話の際は、必ず三分割にして話す癖がある。
ラゴス・ゴジラとスペースの方がシン・イシュタルより「破壊神」の気配に敏感(特にラゴス・ゴジラ) 。
破壊神は破壊欲を満たす為、創造神の創った星を破壊・・・正しくはその星の「核」を破壊し続けている。
かつてセルヴァムが怪獣界と地球に来たのは、自身が眠りに付いている間に創造神と守護神に嫌がらせをする為。
・アパシー関係
その正体は「破壊神」から堕ちた鱗の分身。デスギー・ラクス・ラスールとは兄弟の様なもの。
母蘇羅が苦手な「破壊神」の記憶を極端に引き継いでいる都合、モスラ一族全般に苦手意識があり、特にニュワンが一番苦手。
かつてザーゲの母・ヒュドラを殺害しており、その際瀕死のヒュドラは「お前は必ず、私の息子が殺す。」とアパシーに言い残した際、アパシー(ウノ)は「・・・そうか。愉しみにしておく。」とほくそ笑み、ヒュドラにトドメを刺した。
・ラクス関係
オリジナル同様に実体は無く物理攻撃は通用しないが、右目に付いたガルビトリウムを攻撃する事で物理攻撃が通るようになる。但し倒してもそれは一時的なもので、完全に死ぬ事は無い。
実は、キング失踪の主犯。
140年前、ラゴスが生まれる直前にラクスが破壊神の命令で怪獣界を襲撃。彼の悪行を承知していたキングは、己を殺す為に現れたと判断し対峙。
応戦するが、ラクスの体質(攻撃無効)に攻撃が一切効かず苦戦。降伏を迫るラクスだが、当然キングは降伏せずに抵抗を続ける・・・しかし、健闘虚しくキングはラクスに胸から吸収され、この件を最後にラクスは「口」の役目を降ろされる。
その様子を幼いスペゴジが目撃しまうが、ビオランテによってフラッシュバックすら起こらない程に完全に記憶は消去されている。
ラクス襲撃自体は目撃していた当然怪獣界の皆にも真実は伏せ、「キングは黄金の終焉と戦い、その後を追って旅に出た」と伝えられ、ラクス襲来に反応したのかその後すぐにラゴス誕生。
キングの気配が消えた為、真実を知るリエラ、ビオランテは嘆き悲しんだが、不思議と死んだ気がしないと漏らし、怪獣界ではその後三日三晩雨が降り続けた。
キングはラクスに喰われたが、その行先は破壊神の腹の中に取り込まれ、本来なら創造神の創造物であるキングは一溜りも無いが、破壊神はいずれ成長した息子達への刺客にする為、わざと生かす事にする。
破壊神の破壊エネルギーに満ちた腹の中で、キングは肉体の破壊と再生、そして精神の侵食を100年以上に渡って受け続ける事になる。
そして140年後、外に出されたキングは最早精神がほぼ死んだ状態で、動けない肉体はラスールに無理矢理操作され、息子達の前に現れた。
ちなみにラゴスやスペゴジ達はキング一族関与の件は知らないが、ラゴスは何となく察している。
・「彼女」関係
本名は超越神・「オーリジン」。
姿が女性故に「彼女」と言われるが、本当の姿も名も自分自身で分からないので便宜上の姿と名をしている。
普段は10代位の少女の姿をしており、演技っぽい口調で話す。
招待主の正体の一人で、招待主達の中心たる「代表者」。
第一弾の出来事の主犯で、以降の「招待」のメンバーやシチュエーションも大体は「彼女」考案。
漫画や小説で言う作者のような存在で、異世界への「招待」なら余裕。
静観者・傍観者なので、「招待」した怪獣達の交流を楽しんで見ている。
いつも飄々としているものの、時々ドライな面を覗かせるのはレガシィコングと一緒だが、本気になると三大神すら畏縮するプレッシャーを放ち、三大神はおろか箱庭(怪獣界)すら一瞬で消せる。
第八弾でデスギーが出現した事で「破壊神」が悪しき怪獣達に関わっていることが確定し、怪獣界の怪獣達は「破壊神」ひいては三大神が今後どう動くか警戒している・・・が、実際は「彼女」が「破壊神」を脅しているので、シリーズ中での本格的な介入はない。
(この辺りの「招待主」達の会話をオムニバスで書けたらな~)
ビオ「はぁ・・・完璧にバレたの。まあ、遅かれ早かれいずれバレることは分かっていたが。」
創造神「・・・奴が表舞台に出ない限り、自称等も出るわけには行かぬ。その時は、‘’今‘’ではない。・・・そうだろう?オーリジン?」
・ジュニアの呼称表
ラゴス→ゴジ兄(にい)
スペゴジ→スー兄
シン→そのままシン
イシュタル→イシュ
フェアリー→フェアリ
兄以外呼び名は他とあんまり変わりません!
・機龍関係
本名は「クエイ・ラゴス・ゴジラ」。
キングの双子の兄。
「破壊神」が潜むある世界に偵察に赴くが、その世界の人間の造った「あの兵器(オキシジェン・デストロイヤー?)」により白骨化させられ、絶命。
それから骨を引き揚げられ、機龍として甦るが記憶が失われている。
成長したジュニアと交戦する。
□ラゴス・ゴジラの正体
「心」を司る神。まだ精神的に未熟なのでその力の大部分は封印されているが、時に感情の爆発により三大神すら予想できない力を発揮する。相手の心を読める力を持つが、異性の恋愛の感情は分からないようだ。
生まれる際、卵の中で肉体の殆どがなく心臓のみで生存していた為、「創造神」の肉体の一部を与えられている。故に他のゴジラ一族にはない高い再生能力を持つ。
他の一族にはない読心術や治癒能力を持っていることは多少疑問に思っていたものの特に気にしてはいなかったが、「招待」で他の世界の「ゴジラ」達と出会うことでその疑問が再燃。
同じ「ゴジラ」でも何処かが違うと密かに感じるようになり、「ゴジラ」の中でも特に高い戦闘能力を持つレジェンドやシン・ゴジラ達に出会っても疑問は解消されなかった。
他の世界の「ゴジラ」達と出会うことで個を確立出来た呉爾羅と違い、彼は逆に自身の存在に益々疑問を持つようになる。
そして、出雲での「招待」でガジャ・ナーガと出会った時、今までにない感覚を味わう。
不思議な感じと称したそれは自身と同じもの・・・すなわち、自身もあちら側の存在なのではという疑惑。
ゴジラジオinゴジラフェスで招待主になった呉爾羅と、第七弾でブルトン・レガシィを見たときにラゴス・ゴジラはガジャ・ナーガと同じものを感じた=招待主の一員だと気付いており、「創造神」はそれを予期して第七弾でガジャ・ナーガが姿を現すのを、良く思っていなかった。
ビオランテに対しても、対峙した際に読心術で内に秘める感情には気付いているが、事情があるなら・・・と特に追及はしていない。
実は前世は人間であり、「三大神大戦」が起こる前のとある世界に住んでいた「青年王」と呼ばれるラゴス・ゴジラとは真逆の冷酷で無慈悲な人間だった。
破壊神が接触した人間で、興味本位で世界に降臨した破壊神に殺されかけるも、殺される寸前に自害。
その後、色々あって神の魂を宿して現世に現れたのがラゴス・ゴジラだが、「青年王」の性情を危惧した「彼女」に記憶を封じられている為、その時の記憶は全く持っていない。
因みに破壊神は人間の分際で自身に刃向かった、殺す前に自害した・・・と異様に執着しており、その執着心は現在ラゴス・ゴジラに向けられている。
破壊神の分身達は破壊神の記憶の断片を引き継いでいる都合、アパシーのようにラゴス・ゴジラの「真の正体」を知っている・察している者もいる。
本編1~7話→コラボ小説1弾~6弾→本編8話→コラボ小説7弾以降(今ここ)→本編9話
本編9話は8話から5年後。
怪獣界での1年は「‐」世界では約7年なので、第9話時点での「‐」世界は2052年?
9話終了後は更に100年経過。
「‐」世界は・・・2752年?
・怪獣界全体関係
三大神は強力な存在故に常に微量だが、彼らのエネルギー(力)が世界中に垂れ流しの状態になっており、それは時に周囲に様々な影響をもたらす。
本来「創造神」が怪獣界の核になるのは怪獣界に悪影響を及ぼすので、ビオランテがアッシリ湖から動かないと言う制約で「創造神」の力を抑えている。
なのでアッシリ湖から離れられないビオランテは分身を、怪獣界の核と同化している「創造神」、地球のインファント島で眠りに付いている「守護神」は高次元領域に意識のみを飛ばしている。
「創造神」の一族の聖域は、「創造神」の眠る怪獣界の「核」に繋がっている。インファント島の聖域同様、ゴジラ一族なら異世界の者は入ることが可能。
ただし、「核」に近づけば近づくほど「創造神」のオーラが増すので、強い精神力を持った者でも近づくのは困難。
地球のインファント島と怪獣界のインファント島の違いは、地球側のインファント島に人間がいること。
居住区もあり、元々の島民達は何百年前に引っ越していて無人だが、「守護神」の力で朽ちることなく現存している。
祭壇の裏手には見晴らしのいい広い草原があり、そこでよく「守護神」が黄昏れている。
「三大神大戦」が始まる遥か昔。
宇宙に点在する(創造神が創った)星の文明が発達すると「怪獣」が生まれ、その頂点に立つ存在が創造神の姿と名前を冠する「ゴジラ」と呼ばれた。
最終的に星は全て「破壊神」に喰われ、破壊された。
怪獣界に住む怪獣達は全てその「自然の摂理からの復讐者」=「怪獣」のモデルで、 創造神が怪獣界を創ったのも怪獣達が復讐者ではなく、一つの生物として生きるようにとの願いが込められている。
・キング関係
第4話で登場、「ある者」に洗脳された状態。
元に戻す方法は「スペースが自らの手でキングに致命傷を与えること」。
強い且つ慕っていたキングにスペースは苦戦し葛藤しつつ、最終的にキングを解放。
しかし元々キングには命を削られる呪いが掛けられていて、洗脳されていた間は停まっていたが、解放と同時に再び発動してキングは死亡。
第3話でビオランテがラゴスとスペースを試したのは、時には大切な者をも殺さなければならない非情さを身に付けさせる為の試練であり、あらかじめキングが「このような形で現れる」のを知っていた。
スペゴジはビオがキングを見殺しにしたようなものだと激しく非難、ラゴスの説得によりある程度理解を示すものの、以降スペゴジはビオに対してつっけんどんに接するようになる(第四弾留守中のスペゴジとビオの会話等)。
・ビオランテ関係
植物の筈なのに何故か高熱と冷気に強く、全く効かない。
実は「記憶」を司る神で、年齢は怪獣界と同い年(約50億歳)。「創造神」の一族にしてキングの妹(ゴジラ兄弟の叔母)。
その事実は第9話までは怪獣界の怪獣達の誰も知らないが、スペースは何となく勘づいている。
キングの事を凄く寵愛し、ゴジラ兄弟は亡き兄の大切な忘れ形見。特にキングの幼獣期に瓜二つのジュニアは特別可愛がっている。
現怪獣界で一番強く、ゴジラとスペースがタッグを組んでも勝てなかった。
怪獣界のあらゆるところにも分身を作る事が可能で、アッシリ湖に居るのが本体。
樹液攻撃はとても強力で、再生能力が高いスペースでさえ喰らった後暫く傷口が塞がらない程。
招待主の一人でもあり、第五弾のバラン側の「招待」は彼女が提案した。
理由は僧バランが会いたいとうるさく言うアンバーと、ラゴス・ゴジラから小耳に挟んだ「-」バランに興味があった為。
怪獣界の核になっている「創造神」の力を抑える為にアッシリ湖から動けない事情で、本体は怪獣島以外の場所での「招待」に参加出来ないが、分身がいるので特に気にしていない。
・リエラ関係
6500万年前のギドラ一族襲撃時に、1度死亡している。が、死の直前に「いつか必ず生まれ変わって再びキングの元に還ってくるから、それまで待っていて下さい。」と約束する。
そしてラゴス・ゴジラ達が生まれる300年前、本当に怪獣として生まれ変わりキングと再会する。
因みにビオランテはこの時を越えたラブストーリーに号泣したとか。
夫婦仲は大変良く、スペース曰くしょっちゅうアッシリ湖でデートしていたとか。
義姉に当たるビオランテとの仲も良かった。彼女から話を聞いていたので、怪獣界の事、三大神、息子達の事も全て把握していた。
最初のキングとリエラの出会いのきっかけ・・・
ビオ「そう言えば兄(あに)様、兄様は結婚はしないのかの?」
キング「・・・む。」
ビオ「・・・。・・・考えたこともなかったって顔してるの。」
キング「・・・うむ。」
当時キングは怪獣界全ての者を平等に見てたので、恋愛諸々は皆無だった。
実はリエラが転生した場所はニライカナイで、最初は人間として転生して生活していたが、ある時に怪獣だった頃の記憶が甦り、肉体が怪獣化したのが真相。
リエラはニライカナイを後にし、流れ着いた島でキングと再会する。
前世の記憶が甦るのは、ましてや人間から怪獣に転生する事象は怪獣界にニライカナイがある以上はあり得ない話ではないが、まず起こり得ない。それほどまでにキングを想う気持ちが強かったのではないか、とビオランテは見ている。
更に人間から怪獣に転生したリエラだが、完全に怪獣化したわけではないらしく肉体の奥底に「人間の因子」が残ってしまった。
怪獣は「創造神」の意向により人間との間に子は成せない。故にキングとの子は成せないと言われたが・・・。
人間が絡む事なのでこの真実を知るのは「創造神」、「守護神」、キング、ビオランテ、アイレナグランマ、アジゴ・アジマ(地球のインファント島にいる方)、そしてリエラ本人だけ。
他の怪獣はリエラは再び怪獣に転生してキングと結ばれたとしか知らない。
・スペース関係
怪獣界は宇宙エネルギーも満ちているので、オリジナルのようにタワー経由でのエネルギー補給は必要ない。
周囲に自在に結晶を生やし、足場にしたり、退路を塞いだり出来る。
武器の結晶剣は漫画版で使っていたのと同じ形で、結晶が消える条件は本人の意思か本人が死んだ時かのどちらか。
結晶の選良者には強さごとにレベルがあり、結晶を砕くことが出来るのは自身よりレベルの高い選良者か「神」のみ(後者はスペース本人は知らない) 。
スペースミネラルは元は『破壊神』の余剰力で生まれたもの(破壊神6割、残りは創造神と守護神の2割ずつ)。
第八弾で『破壊神』と繋がりがあるクリス姐さんの結晶エネルギーを奪うのは、実はかなり危ない行為だった。
・ラゴス関係
感情高ぶりによる瞳変色の削除。本編の設定上の都合による。火龍も触れなくて良い。
第四弾回想で登場した五歳のラゴスは、実年齢は40歳位。
初期は鈍感設定はなく、シンとは恋人だった。
・ラゴスは昔(100年以上前ラゴス島崩壊前日)シンに水色の玉が付いたヘアゴムをプレゼントした。普段ポニーテールのシンに同じ物を付けてツインテールにしたら似合うからだと。ラゴスはツインテールが好みらしい。
・当然シンは凄く喜び「明日付けるね♪」と約束するが、その翌日・・・
・故郷と母を失い悲しみに暮れるラゴスを見てシンはヘアゴムを封印した。
・それから100年後、成虫になったシンは姿をラゴスとスペゴジにお披露目する際思いきってヘアゴムを解禁。
・ラゴスはヘアゴムに直ぐに気付き「やっぱり凄く似合うな!可愛いぜシン!」と満面の笑顔。
・シン赤面。スペゴジは後ろで頭を抱えてデカイ溜め息(あんな台詞を堂々と屈託のない笑顔で・・・)
・シン→シンゴジ関係
自分の事を慕ってくれてるシンゴジに母性本能を抱いている。
周りから(特にモスラ姉妹)シンゴジに恋愛感情を抱いているように見られているのには気付いているが、あくまで母性感情。
シンの中ではシンゴジは初めて出会ったあの子(第2形態)のまま。
たとえシンゴジが女性でも態度は変わらない!とのこと。
シンゴジがシンより背が高く、カップルっぽく見えるからそう思えるだけで、もしシンゴジがチャイルドかジュニア位の年(背格好)なら、親子か歳の離れた兄弟として見える?
・イシュタル関係
初期設定ではシンとラゴスの子供だった。小さいアホ毛はその名残。
祖母(アイレナ)の事は「グランマ」と呼んでいる。
アンシャルへの呼称の参考、初対面時・・・
イ「よろしくお願いします。アンシャルアンクル。」
ア「えっと、イシュタル普通にアンシャルでいいよ。呼びづらいだろうし、何よりアンクルって叔父さんって意味・・いや、確かに叔父だけどあんまりそう感じないと言うか、とにかくアンシャルでいいから!」
イ「う、うん。分かった。」
シ「あはは・・兄さんから見たらイシュは姪って言うより妹みたいに見えるもんね・・・」
・デア(ゴジラ・アース)関係
「創造神」と「破壊神」の余剰力が、とある惑星(異世界の地球?)の巨木と合わさって生まれたゴジラ。
余剰力の比率は「創造神」が9割、「破壊神」が1割。
「創造神」の人間殲滅の思考を受け継いで人間は嫌っているが、やはりゴジラ一族にはやや甘め。
「神」程の力と立場は持っていないものの、それでも大抵の怪獣が足元に及ばないくらいの圧倒的な力があり、生まれた惑星を半ば支配している。
ゴジラ・フィリウスとオリジナルセルヴァムは、彼女から生まれた個体。
※同世界におけるアニゴジ世界観では、ハルオ達地球脱出組がおらず、デアが世界のほぼ全ての人間と怪獣を駆逐した。
フツアとモスラ(卵)はいる。
ビルサルド版メカゴジラはいない。
創造神→イレギュラーだが自身を生んだ、敬愛する父。
キング→兄弟にあたる存在だが、人間好き故に快く思っていない。
ビオ→植物由来だからか、キングよりかは友好的。
スペゴジ→人間嫌い、破壊神の因子を扱っている諸々もありゴジラ一族で一番友好的。
ラゴス→自身より強大な力を持つ高位な存在でありながら、人間に肩入れしているので気に食わない。
ジュニア→怪獣と人間の中立の存在かつまだ子供なので、普通に接する。
・ザーゲ(レジェゴジ)設定
[身長]185cm
[年齢]32歳(人間換算)
[一人称]俺
[二人称]お前
ある世界の生態系の頂点に立つ王=ゴジラの一族の末裔。
寡黙で無愛想に見えるが、口と顔に出ないだけで以外と感情豊か克つ従者想い。
何もなくてもニュワンの事をじっと見たり足に目がいったりと、実は相当なむっつりスケベ。
ビアンコ(KoMラドン)は幼馴染みで、かつてのアパシーとの戦いでは共に戦ったが、現代ではアパシーに洗脳されて下僕に堕ちた彼との戦いを強いられた。
アパシーとは太古からのライバル。生態系を崩す侵略者の排除とは別に、身に覚えのない闘争心を抱いている。
武器は長ドス。何世代か前のニュワンから献上されたキセルを愛用。いざとなれば鈍器にもなる。
「創造神」の余剰エネルギーから生まれた存在で、怪獣界のゴジラ達とは本家と分家のような関係。
・「創造神」関係
招待主の一人で、第一弾、第三弾以降のゴジラ側のメイン招待主。
50億年前に怪獣界を創造した後、「破壊神」から怪獣界を守るため怪獣界の核と同化する(最終回で判明)。
極度な人間嫌いだが嘗ては人間も創造し、平等に愛していた。
しかし自然を破壊し戦争を繰り返し、挙げ句に世界そのものを食い潰す姿に失望し、完全に身限る。
そんな世界は「破壊神」に破壊させ、時には自身で破壊した。
故に人間には冷徹なまでに無慈悲となり、何十億も人間体の姿を晒した事がなく、ビオランテですら知らない。
彼の人間体の姿を知っているのは「守護神」、「破壊神」、「彼女」、そしてガジャ・ナーガだけで、その姿は黒髪緑眼の男性・・・ある怪獣と瓜二つの顔をしている。
ラゴス・ゴジラ達は直に「創造神」を見たことはなく、未だに自分達は神の一族なのか、本当に「創造神」は存在するのか若干の半信半疑気味。
そんなラゴス・ゴジラがガジャ・ナーガを見て反応した訳は、自分自身も知らない「正体」に関係している。
怪獣やゴジラ一族には寛大で、「守護神」と「彼女」は苦手。
自身を含め、ゴジラ一族=「G」は人間との関わりを捨てられないことを内心嘆いている。
一人称・自称
二人称・主
性格は厳格で寡黙。
人間には無慈悲故、「守護神」や「彼女」の制止がなければ鎌倉さんを消そうとした人間達を滅ぼそうとした程。
ある意味、「人類撲滅同盟」の元締め?
口調はガジャ・ナーガに似ているが、より威圧的な感じ。
ゴジラ一族を優先的に「招待」しているが、理由は「破壊神」及び悪しき怪獣達への牽制・対策と、異世界のゴジラ一族への興味。
第三弾特別編でゴジラ・レッドを、第六弾でレジェンドを試しに呼び寄せたのも彼。
ガジャ・ナーガとは最初に接触しに行った事や共振する個性を感じたのもあって親友と呼べる仲であり、初接触時に人間体の姿も見せた程。
それ故彼が去って最も悲しんだのは「創造神」で、後任の呉爾羅には性格の不一致もあって厳しく接している。
人間の遺伝子が入っている「‐」ゴジラも最初は毛嫌っており、第一弾で彼を「招待」するつもりは無かったが、他の招待主の説得・・・「『創造神』が人間をまた好きになるかもしれない」と言う願いもあって、渋々参加させた。
最近はほんの少しだけ、認めて来ている。
・「守護神」関係
招待主の一人で、第一・三弾以降のモスラ側のメイン招待主にして、全体的な補助を務める。
守護神の一族のパワースポットは、インファント島の祭壇。
地球のインファント島の祭壇と繋がっており、そこに「守護神」が座している。
三大神の中で一番寛大なので、「招待」には積極的。
モスラ一族を優先的に「招待」したり、第三弾で「VS」モスラに一時的に「‐」モスラの母を降霊させたり、「チハヤ、降る」で獣人界に迷い込んだチハヤを現代のUWに戻したりしている。
人間の姿は銀髪蒼眼の女性。
三大神の中で一番フレンドリーなので他の招待主達との関係は良好だが、長い付き合いの「創造神」と「破壊神」には毒を吐く事も。
守護神たる母蘇羅は三大神の中で1番鉄壁であり、大戦中唯一ノーダメージで終戦。
破壊神は母蘇羅に風穴を空けられたり、切り裂かれたりしたので母蘇羅の事を性格も相まって恐れている。創造神も同様。
恋愛と言う概念は理解しているが、異性と言える存在が「創造神」か「破壊神」しかおらず、今まで恋愛感情を見せて来る者が不在だった都合で恋愛経験をしたことがなかった・・・が、単身わざわざ本体のいるインファント島に現れたレガシィを見て、ようやく自身に異性として好意を寄せられてることに気づく。
どう対応していいか困惑しているものの、理解後は今後こんな機会はもうないだろうとし、レガシィとの関係を楽しんでいる。
「創造神」と違って行動範囲に制限はないが、立場上インファント島から基本的に出ず、大抵は祭壇にいる事が多い。
・ドハモス設定
本名:ニュワン・インファント・モスラ
[身長]165cm
[年齢]20歳(人間換算)
[一人称]私
[二人称]貴方
怪獣の女王。王たるゴジラ・ザーゲの傍らに居ることを自身の使命とし、ザーゲの為なら命を捧げる覚悟を持つ。
普段は温厚で、人間にも怪獣達にも友好的だが、ザーゲに仇なす者には敵意を剥き出しにする。また少し嫉妬深い。
ザーゲの事は「王」と呼び、滅多に個体名で呼ばない。
武器は足のホルダーに仕込んだ毒針。
刺された者は傷は癒えても1000年は後遺症が残るらしい。
本名の通り「守護神」の一族の1人で、シン、イシュタル達とは親戚のようなもの。
彼女達に比べ戦闘能力は低いが、輪廻転生を繰り返す特徴を持つ。
・「破壊神」関係
別の世界から現れる機会を伺っている状態で、デスギーはメッセンジャーボーイ兼パワーのアンテナ的な存在。
大戦以降、「創造神」と「守護神」は「破壊神」が復活するのを常に警戒しているが、第9話までは動かない。
もしも「破壊神」が本格的に動き出せば、「創造神」も「守護神」も動かざるを得ず、神話の通り怪獣界はおろか宇宙全体は大混乱に陥る。
「破壊神」の居場所は「創造神」と「守護神」とビオランテが知っているが、怪獣界の混乱を防ぐためにあえて黙秘中。
擬人怪獣シリーズ中で基本的に「破壊神」は表舞台には出せない。間接的にならぎりぎりOK。
ちなみに、ギドラ族贔屓と言うわけではない。
人間の姿は金髪赤眼の男性。 会話の際は、必ず三分割にして話す癖がある。
ラゴス・ゴジラとスペースの方がシン・イシュタルより「破壊神」の気配に敏感(特にラゴス・ゴジラ) 。
破壊神は破壊欲を満たす為、創造神の創った星を破壊・・・正しくはその星の「核」を破壊し続けている。
かつてセルヴァムが怪獣界と地球に来たのは、自身が眠りに付いている間に創造神と守護神に嫌がらせをする為。
・アパシー関係
その正体は「破壊神」から堕ちた鱗の分身。デスギー・ラクス・ラスールとは兄弟の様なもの。
母蘇羅が苦手な「破壊神」の記憶を極端に引き継いでいる都合、モスラ一族全般に苦手意識があり、特にニュワンが一番苦手。
かつてザーゲの母・ヒュドラを殺害しており、その際瀕死のヒュドラは「お前は必ず、私の息子が殺す。」とアパシーに言い残した際、アパシー(ウノ)は「・・・そうか。愉しみにしておく。」とほくそ笑み、ヒュドラにトドメを刺した。
・ラクス関係
オリジナル同様に実体は無く物理攻撃は通用しないが、右目に付いたガルビトリウムを攻撃する事で物理攻撃が通るようになる。但し倒してもそれは一時的なもので、完全に死ぬ事は無い。
実は、キング失踪の主犯。
140年前、ラゴスが生まれる直前にラクスが破壊神の命令で怪獣界を襲撃。彼の悪行を承知していたキングは、己を殺す為に現れたと判断し対峙。
応戦するが、ラクスの体質(攻撃無効)に攻撃が一切効かず苦戦。降伏を迫るラクスだが、当然キングは降伏せずに抵抗を続ける・・・しかし、健闘虚しくキングはラクスに胸から吸収され、この件を最後にラクスは「口」の役目を降ろされる。
その様子を幼いスペゴジが目撃しまうが、ビオランテによってフラッシュバックすら起こらない程に完全に記憶は消去されている。
ラクス襲撃自体は目撃していた当然怪獣界の皆にも真実は伏せ、「キングは黄金の終焉と戦い、その後を追って旅に出た」と伝えられ、ラクス襲来に反応したのかその後すぐにラゴス誕生。
キングの気配が消えた為、真実を知るリエラ、ビオランテは嘆き悲しんだが、不思議と死んだ気がしないと漏らし、怪獣界ではその後三日三晩雨が降り続けた。
キングはラクスに喰われたが、その行先は破壊神の腹の中に取り込まれ、本来なら創造神の創造物であるキングは一溜りも無いが、破壊神はいずれ成長した息子達への刺客にする為、わざと生かす事にする。
破壊神の破壊エネルギーに満ちた腹の中で、キングは肉体の破壊と再生、そして精神の侵食を100年以上に渡って受け続ける事になる。
そして140年後、外に出されたキングは最早精神がほぼ死んだ状態で、動けない肉体はラスールに無理矢理操作され、息子達の前に現れた。
ちなみにラゴスやスペゴジ達はキング一族関与の件は知らないが、ラゴスは何となく察している。
・「彼女」関係
本名は超越神・「オーリジン」。
姿が女性故に「彼女」と言われるが、本当の姿も名も自分自身で分からないので便宜上の姿と名をしている。
普段は10代位の少女の姿をしており、演技っぽい口調で話す。
招待主の正体の一人で、招待主達の中心たる「代表者」。
第一弾の出来事の主犯で、以降の「招待」のメンバーやシチュエーションも大体は「彼女」考案。
漫画や小説で言う作者のような存在で、異世界への「招待」なら余裕。
静観者・傍観者なので、「招待」した怪獣達の交流を楽しんで見ている。
いつも飄々としているものの、時々ドライな面を覗かせるのはレガシィコングと一緒だが、本気になると三大神すら畏縮するプレッシャーを放ち、三大神はおろか箱庭(怪獣界)すら一瞬で消せる。
第八弾でデスギーが出現した事で「破壊神」が悪しき怪獣達に関わっていることが確定し、怪獣界の怪獣達は「破壊神」ひいては三大神が今後どう動くか警戒している・・・が、実際は「彼女」が「破壊神」を脅しているので、シリーズ中での本格的な介入はない。
(この辺りの「招待主」達の会話をオムニバスで書けたらな~)
ビオ「はぁ・・・完璧にバレたの。まあ、遅かれ早かれいずれバレることは分かっていたが。」
創造神「・・・奴が表舞台に出ない限り、自称等も出るわけには行かぬ。その時は、‘’今‘’ではない。・・・そうだろう?オーリジン?」
・ジュニアの呼称表
ラゴス→ゴジ兄(にい)
スペゴジ→スー兄
シン→そのままシン
イシュタル→イシュ
フェアリー→フェアリ
兄以外呼び名は他とあんまり変わりません!
・機龍関係
本名は「クエイ・ラゴス・ゴジラ」。
キングの双子の兄。
「破壊神」が潜むある世界に偵察に赴くが、その世界の人間の造った「あの兵器(オキシジェン・デストロイヤー?)」により白骨化させられ、絶命。
それから骨を引き揚げられ、機龍として甦るが記憶が失われている。
成長したジュニアと交戦する。
□ラゴス・ゴジラの正体
「心」を司る神。まだ精神的に未熟なのでその力の大部分は封印されているが、時に感情の爆発により三大神すら予想できない力を発揮する。相手の心を読める力を持つが、異性の恋愛の感情は分からないようだ。
生まれる際、卵の中で肉体の殆どがなく心臓のみで生存していた為、「創造神」の肉体の一部を与えられている。故に他のゴジラ一族にはない高い再生能力を持つ。
他の一族にはない読心術や治癒能力を持っていることは多少疑問に思っていたものの特に気にしてはいなかったが、「招待」で他の世界の「ゴジラ」達と出会うことでその疑問が再燃。
同じ「ゴジラ」でも何処かが違うと密かに感じるようになり、「ゴジラ」の中でも特に高い戦闘能力を持つレジェンドやシン・ゴジラ達に出会っても疑問は解消されなかった。
他の世界の「ゴジラ」達と出会うことで個を確立出来た呉爾羅と違い、彼は逆に自身の存在に益々疑問を持つようになる。
そして、出雲での「招待」でガジャ・ナーガと出会った時、今までにない感覚を味わう。
不思議な感じと称したそれは自身と同じもの・・・すなわち、自身もあちら側の存在なのではという疑惑。
ゴジラジオinゴジラフェスで招待主になった呉爾羅と、第七弾でブルトン・レガシィを見たときにラゴス・ゴジラはガジャ・ナーガと同じものを感じた=招待主の一員だと気付いており、「創造神」はそれを予期して第七弾でガジャ・ナーガが姿を現すのを、良く思っていなかった。
ビオランテに対しても、対峙した際に読心術で内に秘める感情には気付いているが、事情があるなら・・・と特に追及はしていない。
実は前世は人間であり、「三大神大戦」が起こる前のとある世界に住んでいた「青年王」と呼ばれるラゴス・ゴジラとは真逆の冷酷で無慈悲な人間だった。
破壊神が接触した人間で、興味本位で世界に降臨した破壊神に殺されかけるも、殺される寸前に自害。
その後、色々あって神の魂を宿して現世に現れたのがラゴス・ゴジラだが、「青年王」の性情を危惧した「彼女」に記憶を封じられている為、その時の記憶は全く持っていない。
因みに破壊神は人間の分際で自身に刃向かった、殺す前に自害した・・・と異様に執着しており、その執着心は現在ラゴス・ゴジラに向けられている。
破壊神の分身達は破壊神の記憶の断片を引き継いでいる都合、アパシーのようにラゴス・ゴジラの「真の正体」を知っている・察している者もいる。
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