各異世界概説

・「始まりと終わり」の神話








始め『ここ』には何もなかった













光も音も色も生き物も…








だから、『彼女』は『ここ』に全てを創った











星も大地も海も生き物も…










その最初に生まれた三つの命は『創造』『守護』『破壊』を司った













モノは『創造神』によって生まれ、モノは『守護神』によって生き、モノは『破壊神』によって滅びる…










そういった連鎖が幾多に渡って繰り返される内に、『創造神』はモノに対する愛情とそれを失う怒りを覚えた












『守護神』はモノに対する慈愛とそれを失う悲しみを覚えた










『破壊神』はモノに対する執着とそれを失う快感を覚えた








そして、彼等は戦うことになる









『創造神』と『守護神』が怒りと悲しみの矛先を『破壊神』に向けて…










戦いは100万年間続いた。無限に近い生命力を持つ彼等の戦いは、いつ終わるか解らない永い永い戦い……











そして100万年後、遂に決着がついた










戦いに敗れ、力尽きた『破壊神』は行方を眩ました











『創造神』と『守護神』も永き戦いの末力尽きた








その後、『創造神』と『守護神』は最後の力を振り絞り、己の子供達が暮らす惑星『怪獣界』を創り眠りについた











この戦いは『三大神大戦』と呼ばれ、他の惑星を巻き込む大戦となった




















その後の『破壊神』の行方は不明だがもし、またこの『箱庭』にあの三体の神が集った時……











その時は……――――











全ての始まり ・・・






全ての終わり・・・






終わりの始まり・・・






始まりの終わり・・・
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好釦