小説

23:15
グウィゥゥゥゥゥゥゥゥウウン・・・
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今日は「大怪獣バラン」公開63周年、バランの誕生日です!
今年のバラン関係のトピックと言えば、去年のこの日に話したデフォリアルのバランが届いたり、アンバーが三次元に降臨したり、「ゴジラSP」で遂にバランが登場した事ですね!
・・・えっ?ゴジラ・アンフィビア?いやいや、顔も体も鳴き声も明らかにあれはバラン・・・
と、冗談はさておき(笑)、今年もこうして何かしら触れられる事があるのは、ファンとしては嬉しい限りですね。
ニジゲンノモリのゴジラミュージアムでも、偶然の産物で「ゴジラVSバラン」な一枚が撮れたりしましたしf^_^
来年もこうして、何かしらバランについて話せる事がある事を祈って・・・
誕生日おめでとう!バラン!






さて、以前から予告していたバラン63周年記念短編ですが・・・急遽、拍手短編での公開の予定を変更して、擬人怪獣シリーズの短編集「怪獣今昔物語集」の一作として公開する事にしました。
元々擬人化要素のある作品で、最近は一部を除いて擬人化作品は擬人怪獣シリーズの作品として公開していましたが、本作は2ページ程度の作品である都合、単独の章として公開するにはボリュームが足りず、だからと言ってオムニバス短編の一つとして公開するにも・・・と、頭を悩ませていました。
なので昔のように拍手短編として公開しようと思っていた所、テーマを統一しない単純なオムニバス短編としてなら公開出来る作品が幾つかある事に気付き、今回の公開となりました。
擬人怪獣シリーズも、「婆羅陀魏グラフティー」で途中まで公開した「THE BIRTH OF LEGACY KONG」を除けば、最後に書いた「Pray」から約一年半は新作を発表していないので、流石にそろそろ何か発表をしなければ・・・と言う点もあります(汗)
そんな経緯がありつつようやく公開出来た、今回の記念短編「狭霧‐Varan's Fog‐」は、タイトルで分かった方もいらっしゃるかもしれませんが・・・一昨年の「京都怪獣映画祭」と昨年の「大大大全集2020」で僕と母が観た、あの名作インディペンド人形時代劇特撮怪獣映画「狭霧の國」の、独自の続編のような内容の作品です。
独自の続編のよう、と書いた通り観ていなければ分からないような内容では無く、観ていれば本作から「‐」世界の怪獣として新たに登場する怪獣・ネブラの前後事情が分かりやすい、もしくは感情移入しやすいくらいで、観ていたらいたで戸惑うかもしれない独自設定も色々入れていますので、観ている方も観ていない方もイーブン・・・だと思いますf^_^
とりあえず、「狭霧の國」を観てからずっとやりたいと思っていた、バランを作った男・村瀬継蔵氏によって息を吹き込まれたネブラと、ネブラの魅力の源流の一つとなった不朽のオリジンであるバラン、そして僕が考え生み出したオリジナルのバラン・アンバーの対面こそが全てです。
「狭霧の國」を観た方も観ていない方も擬人化が大丈夫ならまずは見て頂き、観た方は同作の感動を思い出しながらあのラストの先の物語に思いを馳せ、観ていない方は少しでも同作に興味を持って頂ければ・・・と、思っています。
更に擬人怪獣シリーズの「登場怪獣紹介」にネブラのプロフィールを、画集の「小説イメージ画」にネブラ人間体の画像を追加しました。合わせて是非ご覧下さいm(_ _)m



ちなみに、半分この短編を公開する為に作った当の短編集ですが、「G」クロで言うなら「余談集」のような感じでして、本当に時事列も内容もバラバラですf^_^
皇さん・城村さんに昔送った年賀状のSSSだったり(初夢シリーズ)、第七弾執筆からしばらくしてみかんさんから送られて来たSSSだったり(「招待主」はそこにいる)、元々はコラボ界隈のLINEグループ内限定で書いた短編だったり(「アイスクリーム、You Scream」・「叩いてかぶってジャンケンポン!」)・・・と、出典元からして多種多様な内容になっています。こちらも是非見て頂ければと思います。
41/95ページ
好釦