特撮②

20:48
「凄絶、驚異!巨卵から大蛾へ、全世界を襲う猛威!」
---------------
昨日の日記の公言をいきなり破るタイトルですみませんf^_^;
ですが、流石にこれが来てはこちらを優先しないといけませんので・・・



「キミハ、アルイテデルツモリカネ?フッフッフッ・・・」

そう、お待ちかねの特コレです!
ここまで「東宝特撮映画 DVDコレクション」をフューチャーしているのも、ここくらいでしょう!(笑)
そんな今回は「モスラ(61)」ですが、内容の前に雑誌の構成の変化について少々。
今までは表紙代わりの用紙にマガジンとDVDが付いている方式でしたが、今回は表紙・マガジン・DVDがバラバラになっていまおり、次刊からこの方式になると思います。
今回、わざわざ横にして撮ったのも、その為です(汗)
買いに行った時に本誌が包装してあったので、どうしたのかと思っていましたが、この方式に変わっては包装は必要不可欠ですね。
マガジンとDVDが表紙に固定されていないので、買った時の状態で保存したい僕にはちょっと頭を悩ませる方式になりましたが、マガジンは非常に読みやすくなりました。
今までマガジンを取るのが嫌だったので、特製バインダーを買う予定はありませんでしたが、この方式になっては購入も考えないといけないかもしれませんね・・・



話を内容に戻します。
マガジンを読んでいて気になった所ですが、資料館に載っている最も初期のポスターに色々と興味深い事が書かれていました。
ポスターの映画の題名が「大怪獣モスラ」となっており、英題も「MOSLA」であるなど、この映画の情報の変化が伺えるものでした。
何だか「大怪獣バラン」と似ているこの初期題名は、違う資料の一部にも使われていました。
また、超大作と言う事で館内ポスターの大きさも半端なく、B全判の縦2×横4のそのド級サイズは「キングサイズ」の異名があったそうです。
あと、今回の「川北紘一監督に聞く」はご本人に会って来た影響か、妙に親近感が湧きました(汗)



本編の感想ですが、後の「モスラ対ゴジラ」でも描かれる人間のエゴと可能性、平和への祈りが中心に据えられた物語でした。
小美人を介して人間が持つ「悪」の部分と「善」の部分が徹底的に描かれ、今回の「悪」代表であるネルソンの最後は本当に衝撃でした・・・
もちろん、この映画の主役はモスラですが、今回は「一途な母性愛的本能」(特コレマガジンより)で動いている為、後々の作品に見られる「平和の使者、味方」の要素は少ないです。
無論、人間がそうさせたとも言えますが・・・
ちなみにこれを数年前に見た時、原子熱線砲でモスラの繭を焼き払う場面で「えっ、本当にやばいんじゃ・・・」と思った記憶があります。
モスラの存命なら知っている筈なのに、そう思ったのは繭を攻撃する描写がこれだけだからでしょうf^_^;
昭和特撮作品ではあまり無い、100分超えの超大作はやはり面白かったです。


次号は「日本沈没(73)」、災害パニック映画の傑作と呼ばれる作品です。
怪獣や兵器こそありませんが、予告を見てそんな点は一気に気にならなくなりました(汗)
次号も楽しみです!
43/65ページ
好釦