特撮②

17:28
『俺はゼロ・・・ウルトラマンゼロ!セブンの息子だ!』
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さて、今日は昨日観に行った「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説」の感想を書こうと思います。



感想ですが、明日感想を書く予定の「W×ディケイド」がストーリー重視なのに対し、ウルトラ銀河伝説は映像・バトルが中心の作品でした。
ストーリーは単純明解で、ラストを除いて公開されているあらすじ以上のネタバレは少ないですが、この映画では光の国の描写を始めとしてウルトラ一族誕生の瞬間、カラータイマーが付いていない宇宙警備隊候補生や一般人、ウルトラの父・母の本名など、とても重要な要素が多いです。
特に光の国の描写は透明感溢れる美しい感じで、まさにウルトラ一族の故郷!と言う感じでしたね~。


戦闘面では合成技術とワイヤーワークをフル活用した圧巻の戦闘が殆ど常に繰り広げられ、重力を無視した縦横無尽な戦闘は、ウルトラマンだからこそ出来るスタイルだと思いました(^-^)b
ウルトラファミリーを始めとして海外の戦士や別次元の光の国の戦士まで、光の国のウルトラ戦士がたっぷり登場してくれるのも魅力の一つです。
唯一ダイナのみ光の国の戦士ではありませんが、本編の最後の後に今回と繋がったと考えれば納得の登場であり、去年の「超8兄弟」に続いてまたパワフルな戦いを見せてくれました。
個人的には、冒頭のベムラー対メビウスの戦いで一人前の戦士となったメビウスの姿を見て、とても感慨深いものを感じましたね・・・


また、今回の敵である「光の国の悪いウルトラマン」のベリアルですが、もう強いの一言!
ギガバトルナイザーで怪獣墓場の怪獣達を操り、歴戦のウルトラ戦士達を寄せ付け無いそのパワーと狡猾さは、まさしく悪のボスたる風格がありました。
ラスボスの100体合体怪獣のベリュドラも「混沌」を象徴したかのような強さとデザインで、どこにどの怪獣がいるのかが分からなかったくらいでしたf^_^;
そして今回の主人公とも言えるウルトラマンゼロは、半人前時代のメビウスとは違う意味で「若い」ウルトラ戦士でした。
荒い口調もそうですが、強さを求めるあまりプラズマスパークの光に手を出しかけ、セブン達に押さえられる所や、レオ兄弟の修行を嫌々受けている所などが反抗期の少年みたいに見えまして(汗)
ですが自分がセブンの息子であると言う真実を知り、助けを求める(怪獣墓場の決戦で倒れるまで助けを求めていません。)父のメッセージに立ち上がり、自分がセブンの息子であると名乗って怪獣軍団を倒して行くその勇姿は、本当にかっこよかったです!
スラッガーが二本ある所やその使い方も、斬新でしたね~。
ラストで自分の父と知ったセブンに取った行動も、良かったです。
ちなみにベリアルもゼロと同じ理由(+レイブラッド星人)で悪になった過程がありますが、そう考えるとゼロもベリアルのようになりかけた存在と言えますね。


あと忘れてはならないのが「大怪獣バトル」シリーズから登場のZAPですが、今回が「大怪獣バトルNEO」の続きなので本編のネタバレ満載でした(汗)
一応調べては来たものの、お陰で今放送中の本編の結末を知る事になってしまいましたf^_^;
まぁ、ネタバレは気にしない方ですし、以降も本編は楽しんで見ますが。
レイブラッド星人の遺伝子を最も受け継ぐレイオニクスとしてその本能に苦しむレイ=レイモンとZAPクルーとの絆、ウルトラ戦士の中に一人(?)混ざるヒーロー怪獣のゴモラの活躍、初見のEXゴモラのかっこ良さ等、こちらも楽しませて頂きました!
噂のムサシ隊員もこちら絡みで出て来ますが、実は小泉元首相以上に嬉しいゲストだったりしますf^_^;
欲を言えば、「コスモース!」と変身して欲しかったですね~。



長くなりましたが、それだけ今回は面白い作品でした!
まだ次回作がありそうな終わり方でしたので、次回作を今から楽しみにしています(^^ゞ
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好釦