特撮②


22:02
「怪獣ゴジラ対新登場の暴龍アンギラス!日本全土狭しと暴れ廻る驚天動地の巨篇!」
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昨日ようやく「VS」短編が終わり、これでようやく合作に専念出来る状況になるかと思いましたが・・・まだ年賀状が残っていたりします(汗)
明日か明後日までに出さないと元旦には届きませんので、何とか間に合うようにしたいです。



そんな中ですが、これだけは優先させて下さい(汗)



「よぉ、花婿!」

そう、今年最後の特コレです!
七号の今回は「ゴジラの逆襲」、特撮映画界から見ても始めて怪獣同士の戦いを描いた作品です。
マガジンについては、半折りポスターを見て「初代ゴジラ」のポスターを見た時も思った事なのですが、ゴジラとアンギラスの足元に隊員がいたのか!と思いました。
細かい所まで見れる半折りポスターは、やっぱりいいですね。
また、資料館は歴史的大ヒットを記録した、初代ゴジラの続編の期待感を煽る雰囲気に満ちていました。



本編の感想ですが、やはり大阪でのゴジラ対アンギラスは凄い迫力でした。
「凄い猛犬の闘争を撮影し、その姿態をモデルにしと巨獣の動きを工夫してみようと思っている(東宝スタジオメール)」との通り、この作品における戦いはとても生々しいものであり、ゴジラの唸り声や尾を使っての威嚇、ひたすらゴジラの喉を狙うアンギラスなど、恐怖すら感じる戦いです。
モノクロだからだけでは無い全体的に暗い雰囲気の映像や音楽、微速度撮影で撮られた異様な動きも、それに一役かっていると思います。
神子島でのゴジラ封印の場面も緊迫感ある場面で、ストーリーと相まって迫力がありました。
「ポンポン砲」こと24連装ロケット砲車が出て来るのも、この作品からです。

ストーリーについては、これまでの僕はどうも特撮に目が行ってよく見ていなかったきらいがありましたが、前回の「日本沈没」がストーリー路線だった影響か、しっかりと見れました。
ただ淡い恋愛模様や飛行機乗り同士の絆を描いた作品では無く、人物や生活描写が本当に丁寧な作品で、だからこそゴジラとアンギラスによる大阪壊滅のショッキングさが増し、ごくありふれた人々の日常描写は、初代ゴジラよりも細かく描いていると思います。
ちなみに北海道の宴会シーンにてソーラン節を歌う場面がありますが、ソーランは小・中学生時代に毎年運動会で踊っていました。
筋肉痛になるくらい大変ですが、ちゃんと踊れるとかっこいいので、運動が嫌いな僕もこれは他の人以上に取り組んでいましたしf^_^;
高校に行って体育大会にソーランが無いと聞いてがっかりしたくらいですから、思い入れがあったのは確実です。
今はまだ運動している方ですので、もしかしたら高校時代より踊れるかもしれませんね(汗)
・・・すっかり話題が逸れてしまいましたが、怪獣バトルの基礎を見事に構築した、偉大な作品でした。



来年最初の次号は「キングコング対ゴジラ」、年初めに相応しい傑作が来てくれました。
来年の特コレも、楽しみです!
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好釦