特撮②

19:23
「山から海から襲い来る危機!大東京は死の決戦場!」
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さてさて、今日はまず拍手レスから。



モンスターFさん
第一章の感想、誠にありがとうございます!
今回は真っ直ぐな恋愛物語にする事は初期から決まっていまして、それに見合った諦めない主人公にしたいと思い、憐太郎のキャラが産まれました。
しかしながら、「G」の垣根を超えた恋愛はモンスターさんの方で既にされていましたね(汗)
第二章の件も、ありがとうございます。
スタートが遅れすぎましたので、極力早めに開始したいと思います。



ここからは今日の日記です。
昨日は夜通しで「G」クロ第一章の訂正作業をしました。
前半と後半で書いた期間が開いていた都合で、文や人物の口癖に統一性が無くて苦労しましたが、何とか突貫工事さは改善されたと思います。
執筆時にもページの入れ替えや文章の追加をしたりしていますので、もししおり等で途中から最後まで見た方は、出来れば最初から読み直してみる事を推奨致します。
第二章については構想がちゃんと固まり次第公開して行きますので、もうしばらくお待ち下さい。



そして1日早いですが、今日はこの日ですよ!



「ガイラサン、スコシオサエテ。」

水曜では無く、火曜(発売日)の特コレです!
発売日が分かっているのにわざわざお知らせメールを登録しているのも、僕くらいでしょう!(汗)
今回は「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」、東宝特撮怪獣映画の異色作にして傑作です。
マガジンを見ていて今回、つい「おおっ!」となってしまったのがサンダとガイラの名前の由来が乗っていた事ですね。
この二体の名前の由来がずっと分からなかったのですが、山(サン)ダと海(ガイ)ラだそうで・・・
長年の謎が解けてなるほど・・・と思いつつも、どうしてこんな簡単な事に気づかなかったのか、とついつい自分に突っ込んでいましたf^_^;


感想ですが、これ程までに怪獣の悲哀を描いた作品も少ないだろうと思いました。
研究所を逃げ出した末に山奥でひっそりと暮らしていた山のサンダ、その道中にて怪我をした時の細胞から産まれた海のガイラ。
同じフランケンシュタインの細胞を持ち、出会いながらも育った環境が違う故に生き方までも違ってしまい、二体が対立してからラストまでの展開は希望から一気に絶望に叩きつけられるかのようなショッキングさがありました。
二体の闘いも怪獣同士と言うよりも、本当に兄弟同士の私闘であり、史上最大の兄弟喧嘩の物語とも言えるでしょう。
サンダは顔こそ厳ついですが、兄と言う事でガイラより精悍な顔つきで、自衛隊の攻撃で傷付いたガイラを助けて介抱したり、子供の頃に研究所で優しく接してくれたアケミ女史を崖から助けたりする姿は、とても親近感が持てます。
逆にガイラは徹底的に恐怖の存在として描かれ、特に羽田空港で女性を食べる光景は、当時の子供達のトラウマなのも理解出来ますね・・・
ちなみに冒頭の大ダコやサンダの逃亡時の話など、前作に当たる「フランケンシュタイン対地底怪獣」を思わせる所がありますが、実は時事列に矛盾のあるパラレル的な関係で、仮面ライダーで言えばクウガとアギトの様な関係です。
特撮面では前作「フラバラ」に通ずる、ゴジラシリーズとはまた違う寸法のセットのリアルさが素晴らしく、その壊れ方や工夫が凝らされた巨人同士の闘いも特筆物でした。
忘れてはならないのが、華々しいデビューを飾ったメーサー殺獣光線車の存在で、「地球防衛軍」のマーカライト・ファープ→「モスラ(61)」の原子熱線砲と続いた東宝パラボラ超兵器の完成型にして、到達点と言えるでしょう。
「×メカゴジラ」にて、メーサー砲が原子熱線砲の発展形であると言う設定が非常に納得が行くのも分かりますね~。
この時流れた「L作戦マーチ」は後々「VS」ゴジラでも二回使われた名曲で、必聴ですよ!
いつもより多く語ってしまいましたが、それだけ僕の心を震わせた作品でした。



次回は「ガス人間第一号」、特コレ初の変身人間シリーズです。
静岡版もなんと次回は「ガス人間」だそうで、いよいよ全国版と静岡版が一つになる時が迫って来ました。
記念すべきその作品は何なのか・・・今後の特コレも目が離せません。
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好釦