特撮②
23:56
「宇宙をとび、ミサイルを撃ち込む!全身が武器の凄いゴジラが現われた!」
---------------
明日で社会人になって、ちょうど一年となります。
親元から離れ、これから一体どうなるのかと不安だった一年前の自分が懐かしいです。
さて、今日はとにかくこれですね!
「アルファー!ケンタウルス!」
火曜のお楽しみ、特コレです!
今回は「ゴジラ対メカゴジラ」、ゴジラ最強のライバルとして名高いメカゴジラのデビュー作です。
ここで唐突の、特コレニュース!(笑)
以前AWACSさんの所で「特コレ」の名称が確定となったとお伝えしましたが、今度は宇多瀬さんの所でも特コレ名称が確定となりました!
・・・二週間近く前の話ではあるのですがf^_^;
とにかく、嬉しかったと言うニュースでした(汗)
気を取り直して、マガジンの解説を。
今回は異色の編成ばかりで、怪獣図鑑ではゴジラやキングシーサーを差し置いてメカゴジラがトップを飾る(他の例はキングギドラ程度)、本作との関連が噂される未映像化脚本「怪獣番外地」が資料館で採り上げられる、毎回必ず2ページある俳優名鑑が1ページだけで、時折俳優名鑑のページに書かれるスタッフルームが1ページを占領し、メカゴジラの発案者であるSF作家の福島正実さんのコラムが載る・・・などで、あとは兵器図録がさんふらわあ号(劇中登場のフェリー)だけだったり(笑)
川北監督のコラムも、実際に参加していたと言う事でいつも以上の熱の入りようを感じました。
感想ですが、ゴジラ誕生20周年記念作品も兼ねていただけあって、例年以上に気合いの入った作品でした。
当時、日本への返還が目前となっていた沖縄を舞台にしたストーリーは、安豆味王族の予言を中心にしたオカルト的な話ですが、地球侵略を狙うブラックホール第三惑星人の存在がストーリーにSF要素を加えており、はたまた活劇映画のエッセンスが入ってもいて・・・と、盛り沢山の仕上がりです。
また、ブラックホール第三惑星人は侵略宇宙人としては珍しく、翌年の続編「メカゴジラの逆襲」にも直接登場します。
しかしながら、この映画最大の魅力は続編も作られる程の人気を得た、メカゴジラに付きます。
ゴジラの皮を着てゴジラになりすまし、仲間のアンギラスを容赦なくいたぶるショッキングな光景、やがて現れる本物のゴジラと対峙した時の「ゴジラ対ゴジラ」のインパクトは、正体を現す時の場面と相まって今見ても抜群です。
また、「全身が武器」の煽り文句に恥じない圧倒的な火力と、機械故の無慈悲なまでの冷たさも、メカならではの魅力です。
そんなメカゴジラに存在を喰われてしまっている、同じく本作デビューのキングシーサーですが、野獣の荒々しさを体現したデザインは素晴らしく、(フルコーラスで)歌を唄う事で目覚める覚醒場面や、光線を撃ち返すプリズム眼などに独特の個性を感じます。
ちなみに僕のトラウマ場面であるアンギラスの口裂き場面ですが、今回は数年前に比べればあっさりと見れました。
それでも、見るに耐えない場面なのに変わりはなく、この場面が無ければいつでも見れるのですが・・・
「ド派手」と言う言葉が相応しい、70年代のゴジラを代表する作品でした。
次回は「マタンゴ」、今なお語り継がれる特撮ホラー映画の決定版です。
ちなみにこの作品から静岡版と全国版の統一がなされ、これで「静岡版」「全国版」の区別も無くなります。
さらば、静岡版・・・!
次回の特コレに、ご期待下さい!
「宇宙をとび、ミサイルを撃ち込む!全身が武器の凄いゴジラが現われた!」
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明日で社会人になって、ちょうど一年となります。
親元から離れ、これから一体どうなるのかと不安だった一年前の自分が懐かしいです。
さて、今日はとにかくこれですね!
「アルファー!ケンタウルス!」
火曜のお楽しみ、特コレです!
今回は「ゴジラ対メカゴジラ」、ゴジラ最強のライバルとして名高いメカゴジラのデビュー作です。
ここで唐突の、特コレニュース!(笑)
以前AWACSさんの所で「特コレ」の名称が確定となったとお伝えしましたが、今度は宇多瀬さんの所でも特コレ名称が確定となりました!
・・・二週間近く前の話ではあるのですがf^_^;
とにかく、嬉しかったと言うニュースでした(汗)
気を取り直して、マガジンの解説を。
今回は異色の編成ばかりで、怪獣図鑑ではゴジラやキングシーサーを差し置いてメカゴジラがトップを飾る(他の例はキングギドラ程度)、本作との関連が噂される未映像化脚本「怪獣番外地」が資料館で採り上げられる、毎回必ず2ページある俳優名鑑が1ページだけで、時折俳優名鑑のページに書かれるスタッフルームが1ページを占領し、メカゴジラの発案者であるSF作家の福島正実さんのコラムが載る・・・などで、あとは兵器図録がさんふらわあ号(劇中登場のフェリー)だけだったり(笑)
川北監督のコラムも、実際に参加していたと言う事でいつも以上の熱の入りようを感じました。
感想ですが、ゴジラ誕生20周年記念作品も兼ねていただけあって、例年以上に気合いの入った作品でした。
当時、日本への返還が目前となっていた沖縄を舞台にしたストーリーは、安豆味王族の予言を中心にしたオカルト的な話ですが、地球侵略を狙うブラックホール第三惑星人の存在がストーリーにSF要素を加えており、はたまた活劇映画のエッセンスが入ってもいて・・・と、盛り沢山の仕上がりです。
また、ブラックホール第三惑星人は侵略宇宙人としては珍しく、翌年の続編「メカゴジラの逆襲」にも直接登場します。
しかしながら、この映画最大の魅力は続編も作られる程の人気を得た、メカゴジラに付きます。
ゴジラの皮を着てゴジラになりすまし、仲間のアンギラスを容赦なくいたぶるショッキングな光景、やがて現れる本物のゴジラと対峙した時の「ゴジラ対ゴジラ」のインパクトは、正体を現す時の場面と相まって今見ても抜群です。
また、「全身が武器」の煽り文句に恥じない圧倒的な火力と、機械故の無慈悲なまでの冷たさも、メカならではの魅力です。
そんなメカゴジラに存在を喰われてしまっている、同じく本作デビューのキングシーサーですが、野獣の荒々しさを体現したデザインは素晴らしく、(フルコーラスで)歌を唄う事で目覚める覚醒場面や、光線を撃ち返すプリズム眼などに独特の個性を感じます。
ちなみに僕のトラウマ場面であるアンギラスの口裂き場面ですが、今回は数年前に比べればあっさりと見れました。
それでも、見るに耐えない場面なのに変わりはなく、この場面が無ければいつでも見れるのですが・・・
「ド派手」と言う言葉が相応しい、70年代のゴジラを代表する作品でした。
次回は「マタンゴ」、今なお語り継がれる特撮ホラー映画の決定版です。
ちなみにこの作品から静岡版と全国版の統一がなされ、これで「静岡版」「全国版」の区別も無くなります。
さらば、静岡版・・・!
次回の特コレに、ご期待下さい!