特撮②
17:45
「いま、壮大なロマンの目覚め!」
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この度、以前のオフ会にて書いたコラボ小説を、みかんさん&柳星張さんのサイトにて掲載させて頂く事になりました!
本来ならお2人だけの文にしようと思っていたのですが、今回のコラボ小説が柳星張さんのサイト4周年記念作品を兼ねている事と、前作がみかんさんのサイトにて既に公開されていますので、ならいっそのことお2人のサイトで公開して頂こうと思い、掲載の運びになった次第です。
作中様々なキャラが登場し、本人も忘れていたであろう設定や勝手に多々作ってしまった婆羅陀魏設定、その他数々の小ネタが敷き詰められていますが、それでも良い方はお2人の掲載を楽しみにしていて下さいf^_^;
さて、ここからが今日の本題です!
勿論、今週の本題と言えば・・・
「やっぱりヤツは生きていた!」
20を越えて絶好調?の特コレです!
今回は「ゴジラ(84)」、昭和最後のゴジラ映画にして、新生ゴジラシリーズの流れを作った分岐点的作品です。
今回もだいぶ遅れてしまいましたが、今回は主に見たい番組が被ったり、気付けば寝ていたりしたせいです(汗)
ちなみにタイトルは同梱のポスターのキャッチコピーでは無く、生頼さんのイラストが使われた特報版の方を使いました。
個人的にこちらのキャッチコピーの方が、心揺さぶられます。
マガジンは定期購読の案内が入った以外に特に変わった事はありませんでしたが、資料館を見ていると「いよいよ平成が近づいて来たなぁ・・・」と思ってしまいます。
また、あまり関係の無いニュースですが、この前のオフ会にて本屋に寄った時、みかんさんがごく自然に「特コレ」と使っていました(^^ゞ
広がる広がる、特コレの輪!(笑)
あと、昨日特コレ通販が遂に到着しましたが、まだポスターが届いていませんので、詳細はポスターが届き次第書こうと思います。
感想ですが、まさしく「社会派怪獣映画」の名が相応しい、重厚な作品でした。
当時、終焉を迎えた怪獣ブームに変わって特撮映画を支えていた災害シュミレーション映画の流れを組み、「もしも、ゴジラがこの時代に現れたら?」と言う問題をリアルに描いています。
物語中で度々登場する会議シーンの迫真さ、実際の専門家の方々をゲストに迎えた事による、練り込まれた数々の考察。
準備期間が長かったのもありますが、その全てがお手本に出来るくらいの素晴らしさです。
また、ゴジラを80メートルに巨大化させ、これまで通り人知を超えた生物として描く一方で「キンゴジ」以来ゴジラの帰巣本能に着目し、ゴジラが渡り鳥に惹かれる設定も新しく、ゴジラの動物的一面も垣間見れます。
ストーリーはほんの一部を除いてお笑い、娯楽要素の無いハードな作風となっており、怪獣災害映画の姿勢を徹底していると思いました。
その影響か、この物語の主人公が見方によっては3人(三田村首相、林田教授、牧記者)のうちの誰かになるのも特徴と言えます。
特撮面にもリアルさを描写しながらも、スーパーXのような超兵器を登場させており、スーパーXは後々の平成作品における超兵器群の祖となりました。
本作の特撮と言えば機械仕掛けのサイボット・ゴジラですが、急に顔が柔和になる点(汗)以外は、ゴジラの顔の動きや心臓の鼓動などの細かい動きを表現し、広告塔と言う意味でも良かったと思います。
しかし、冒頭のショッキラスのシーンは何度見ても「ショッキング」ですね(汗)
あと、個人的に本作と言えば小六さんによる音楽で、よく「伊福部先生だったなら・・・」と言われますが、本作の場合は悲壮感を漂わせながらも胸に染みる、小六さんの劇伴だったからこそ良かったのだと思います。
それに少しの懐かしさを感じる、80年代感溢れる音楽と作品の雰囲気だけで僕は見れますf^_^;
上映時間やゴジラの基本的デザイン、細かい所では画面のサイズやテロップ等は後の「VS」シリーズに繋がる要素ですが、それ以外は別物であり、歴史の分かれ目をも証言する、リアル怪獣映画の到達点とも言える作品でした。
次回は「大怪獣バラン」・・・遂に!遂に我らのバラダギ山神が特コレにやって来ました!
次回の特コレ、すべからく見よ!
「いま、壮大なロマンの目覚め!」
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この度、以前のオフ会にて書いたコラボ小説を、みかんさん&柳星張さんのサイトにて掲載させて頂く事になりました!
本来ならお2人だけの文にしようと思っていたのですが、今回のコラボ小説が柳星張さんのサイト4周年記念作品を兼ねている事と、前作がみかんさんのサイトにて既に公開されていますので、ならいっそのことお2人のサイトで公開して頂こうと思い、掲載の運びになった次第です。
作中様々なキャラが登場し、本人も忘れていたであろう設定や勝手に多々作ってしまった婆羅陀魏設定、その他数々の小ネタが敷き詰められていますが、それでも良い方はお2人の掲載を楽しみにしていて下さいf^_^;
さて、ここからが今日の本題です!
勿論、今週の本題と言えば・・・
「やっぱりヤツは生きていた!」
20を越えて絶好調?の特コレです!
今回は「ゴジラ(84)」、昭和最後のゴジラ映画にして、新生ゴジラシリーズの流れを作った分岐点的作品です。
今回もだいぶ遅れてしまいましたが、今回は主に見たい番組が被ったり、気付けば寝ていたりしたせいです(汗)
ちなみにタイトルは同梱のポスターのキャッチコピーでは無く、生頼さんのイラストが使われた特報版の方を使いました。
個人的にこちらのキャッチコピーの方が、心揺さぶられます。
マガジンは定期購読の案内が入った以外に特に変わった事はありませんでしたが、資料館を見ていると「いよいよ平成が近づいて来たなぁ・・・」と思ってしまいます。
また、あまり関係の無いニュースですが、この前のオフ会にて本屋に寄った時、みかんさんがごく自然に「特コレ」と使っていました(^^ゞ
広がる広がる、特コレの輪!(笑)
あと、昨日特コレ通販が遂に到着しましたが、まだポスターが届いていませんので、詳細はポスターが届き次第書こうと思います。
感想ですが、まさしく「社会派怪獣映画」の名が相応しい、重厚な作品でした。
当時、終焉を迎えた怪獣ブームに変わって特撮映画を支えていた災害シュミレーション映画の流れを組み、「もしも、ゴジラがこの時代に現れたら?」と言う問題をリアルに描いています。
物語中で度々登場する会議シーンの迫真さ、実際の専門家の方々をゲストに迎えた事による、練り込まれた数々の考察。
準備期間が長かったのもありますが、その全てがお手本に出来るくらいの素晴らしさです。
また、ゴジラを80メートルに巨大化させ、これまで通り人知を超えた生物として描く一方で「キンゴジ」以来ゴジラの帰巣本能に着目し、ゴジラが渡り鳥に惹かれる設定も新しく、ゴジラの動物的一面も垣間見れます。
ストーリーはほんの一部を除いてお笑い、娯楽要素の無いハードな作風となっており、怪獣災害映画の姿勢を徹底していると思いました。
その影響か、この物語の主人公が見方によっては3人(三田村首相、林田教授、牧記者)のうちの誰かになるのも特徴と言えます。
特撮面にもリアルさを描写しながらも、スーパーXのような超兵器を登場させており、スーパーXは後々の平成作品における超兵器群の祖となりました。
本作の特撮と言えば機械仕掛けのサイボット・ゴジラですが、急に顔が柔和になる点(汗)以外は、ゴジラの顔の動きや心臓の鼓動などの細かい動きを表現し、広告塔と言う意味でも良かったと思います。
しかし、冒頭のショッキラスのシーンは何度見ても「ショッキング」ですね(汗)
あと、個人的に本作と言えば小六さんによる音楽で、よく「伊福部先生だったなら・・・」と言われますが、本作の場合は悲壮感を漂わせながらも胸に染みる、小六さんの劇伴だったからこそ良かったのだと思います。
それに少しの懐かしさを感じる、80年代感溢れる音楽と作品の雰囲気だけで僕は見れますf^_^;
上映時間やゴジラの基本的デザイン、細かい所では画面のサイズやテロップ等は後の「VS」シリーズに繋がる要素ですが、それ以外は別物であり、歴史の分かれ目をも証言する、リアル怪獣映画の到達点とも言える作品でした。
次回は「大怪獣バラン」・・・遂に!遂に我らのバラダギ山神が特コレにやって来ました!
次回の特コレ、すべからく見よ!