特撮②

22:22
「陸海空を暴れ廻る魔のバラン!空想怪獣映画の決定版!」
---------------
今日、「デジモンクロスウォーズ」を見ました!
下記の文も待機しているので感想は軽めにしますが、一言で言えば「正統派」な作品でした。
初めて名前を聞いた時は「デジモンでディケイド(どちらも東映製作)をやるのか?」と思いましたが、蓋を開ければとにかく真っ直ぐな作品に仕上がっていたと思います。
作画も丁寧で、テンポの良いストーリーと合わせてぐいぐいと引き込まれましたね(^-^)b
「ほっとけない!」なタイキと、「俺の歌を聞けぇ!」なシャウトモンがこれからどんな冒険を見せてくれるのか、毎回が楽しみです!






仕切り直しまして、今日と言えばこれを除いて何があるでしょうか!



「VARAN the Unbelievable」

ずっとずっと待ち望み続けた、特コレです!
嬉しさのあまり、TOP画をこの写真に変えたくらいですし(汗)
今回は「大怪獣バラン」、もはや説明不要である古き良き怪獣映画です。
実際に買って見て頂く為に深く紹介していないマガジンも今回、特別に物凄く長めに書いていこうと思います(汗)


まずは大判ポスター!
作品を代表するポスターを隅々まで見れる大判ポスターですが、今回もまた凝視の末に発見がありました。
空を舞うバランの下に撃墜されたと思しき、煙を上げて飛ぶ戦闘機(対潜哨戒機P2V-7「おおわし」?)、その更に下に炎に包まれる羽田空港と、沢山の戦車を目視!
ポスターの雰囲気は前半部分ながら、後半部分の見所も詰め込まれた秀逸なデザインと言えます。


解説&みどころは本作の製作背景を簡潔に解説しており、公開された1958年(昭和33年)当時の情勢も分かります。
東京タワーの完成や、チキンラーメンの販売が開始されたのも本年です。
あと触れる事と言えば、初めての国産特撮ドラマ「月光仮面」が始まった事でしょうか。
しかし、スチール写真のバランがいちいちかっこいいですな(^^ゞ


怪獣図鑑は当然1ページを使ってバランを紹介しており、片隅で紹介されていた「怪獣総進撃」の時とは違います!
横・背中のアングルからの写真もあるので、描く際の参考にもなりますよ~。
ちなみにバランの正確な身長と体重は不明との事ですが、これは場面によって10mくらいだったり、はたまたゴジラ並みだったりと一定していなかった影響があるようです。
兵器図録では劇中で出撃した兵器があます事なく紹介され、戦闘機(ノースアメリカン F-86F セイバー)のコクピット描写の為に実寸大のセットが組まれていたと言う、初耳な情報もありました。
バランに引導を渡した、特殊火薬も紹介されています。


俳優名鑑では今回、何とスタッフルームにてかの「特撮の神様」、円谷英二氏について書かれています!
他にも昭和特撮映画を支えた名役者の方々の名前が、サブ役に名を連ねている事が分かります。


撮影秘話では貴重なメイキング写真が豊富に見れ、バラン造形に携わった特殊美術造形の村瀬継蔵さんの述懐も見る事が出来ます。
特撮ファンの中では語り種の、羽田空港セットがとにかく大きく、巨大に作り過ぎたと言うのも納得の大きさです。
また、着ぐるみ試着中の写真に映る両手を広げたバランが何処か可愛いです(笑)


資料館では様々な宣材が紹介されており、大小色々なポスターに海外での宣材、DVDブックレットでも紹介されていた塗り絵、パンフレットに五円ブロマイドなどが見れます。
また、今回も準備稿・決定稿について触れられており、子供達がバランごっこに興じる場面など、撮影時に決定稿から削られたシーンも多いようで、削られた場面と比較して珍しく「この脚本家が手掛けた作品に比べて、キャラクター描写に乏しい。」との突っ込みが入っています。
確かに本作から脚本を手掛けた関沢新一さんの、以降の作品に見られるコントのようなやりとりはあまり見られず、それが本作を地味にしている感は否定出来ません。
ですが、「東宝特撮総進撃」と言う本にて造形師にして業界屈指のバラン好き・品田冬樹さんが「この作品ほど怪獣を特化して見れる作品は無い。」と言う通り、本作ではあくまでバランを主役にする為にキャラ描写を薄くした可能性はありますし、だからこそバランは怪獣ファンの中における今の位置を獲得出来たとも言え・・・すみません、話が逸れました(汗)


最後は川北監督に訊く!
毎回主に特撮面での見所や注目する場面を語っておられますが、今回も本作の魅力を的確に語って下さり、緻密かつリアルな自衛隊描写に本作を「自衛隊の広報映画」と言っていますf^_^;



長くなりましたが、ここからは本作を観た感想を・・・と行きたい所ですが、流石にこれから感想を書いてしまうと長すぎますねf^_^;
観たい番組が被ってDVDも見れずしまいですので、明日またじっくりと感想を書こうと思います。
次回、特コレバラン感想編にご期待下さい!(汗)
18/65ページ
好釦