特撮
14:55
「鈍いわねぇ~、おばさん。」
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さて、今日は「ゴジラ誕生祭2019in京都」のレポートを書いて行こうと思います。
ただ、今回もトークショーの内容は門外不出でしたので、西宮ガーデンズでの「GODZILLA GENERATION 生頼範義・開田裕治・西川伸司 3ILLUSTRATORs 咆吼」の事やトークショー以外の事が中心になると思います。
その点だけ、どうかご容赦下さい。
あっ、ちなみに今回もバランパーカーは着用して来ていますf^_^
11月2日・夕方5時半に車で家を出発し、6時半に阪急西宮ガーデンズに到着。
早速イベント会場に行き、まずは物販コーナーを見て母が欲しがっていた、西川伸司先生書き下ろしのSDキャラの2020年卓上カレンダーとリトルゴジラの缶バッジ、コースター4点(ミレゴジ、リトル、アンギラス、ポスター版「VS」メカゴジラ)を確保。
レジに行こうとすると、入口で今日開催されていた「怪獣絵師」の異名であまりに有名な開田裕治先生のサイン会が、もうすぐ受付を終了するとのお知らせが。
まさか、昼からやっていたサイン会がまだやっているとは思いもせず、慌てて画集「GODZILLA GENERATION 3ILLUSTRATORs 咆吼」を一緒に購入。
会場裏でよもや会える日が来るとは思っていなかった開田先生から、画集に僕の名前入りでサインを頂きました・・・
確か僕の後ろには誰もおらず、僕のサインが終わってからすぐに片付けに入っていたので、僕が最後だったようですが・・・滑り込みでこんな最高の機会に巡り合えて、まだメインイベントが始まっていないのに気分は最初からクライマックスでした(汗)
それから迫力あり過ぎるお3方のイラストだけでなく、90式メーサー戦車・スーパーX2・ファイヤーラドン・メガニューラ・ブラックホール砲の劇中使用プロップや、ビオランテ花獣体・ゴジラザウルスの検討用模型の展示を見て、更にテンションがアップ。
展示物は全て撮影禁止だったので写真は一切撮っていませんが、どれも非常に見応えがありました(^^ゞ
西川先生がイベント初日に描かれたドローイングイラストも余さず写メし、ちびゴジラのスタンプラリーをしてステッカーを貰い、大満足のまま7時半に西宮ガーデンズを出て京都に向かいました。
ちなみに画集ですが、生頼範義先生のかの有名な平成ゴジラ映画のポスターイラストだけで無く、西川・開田両先生の個性が炸裂した圧巻のイラストが沢山載っている、見るだけでワクワクが止まらない画集です。
皆様も是非、ご購入の検討を!
夜9時半過ぎに京都に到着し、車を駐車場に停めてから近くのローソンで買い出しをして、車中で晩ご飯に。
10時半に京都みなみ会館さんへ行って開場を待ち、途中キャストさんの車から降りて来た1人の女性に「んっ?」と思いつつ・・・11時にいよいよ、「ゴジラ誕生祭2019in京都」が始まりました。
「三大怪獣」上映後に何かがある事が予告されてから、今回のゲストであり、開場前に見掛けた女性である「ゴジラ2000」の篠田イオ役の鈴木麻由さんが入場され、トークショーが開始。
冒頭で書いた通りトークの内容は書けませんが、鈴木さんは「ゴジラ2000」時の可愛い雰囲気と声はそのままに大人になったイオちゃんと言う感じで、トークが苦手とおっしゃりながらも愛嬌あるトークを僕らに提供して下さって、とても楽しいトークショーでした(^^)b
劇中冒頭の「つまり~」から始まる、「動く震源」の原理を説明した台詞も何も見ずに言ったりと、女優業を引退されているのが勿体なさ過ぎるお方でしたよ・・・
深夜0時前にトークショーが終了し、もう1人のゲストでありかつ、「ゴジラ誕生祭2012」で名前が変わる前にお会いした事のある喜多川2tom(旧・務)さんが入場され、微妙に余った時間を鈴木さんとのWトークで繋いだ後、誕生祭恒例のキャストさん作のカウントダウン映像が流され・・・11月3日、ゴジラ65周年の日を迎えたのでした。
カウントダウン後にフォトセッションに入り、直筆サイン入りブロマイドのお渡し会がスタート。
みなみ会館さんのオンラインチケットのトラブルの影響と(先月の「超大大大全集R」レポートで書いたチケット購入画面が出て来なかった件はこれが理由のようです)、鈴木さん・喜多川さんのご厚意で参加人数が100枠から130枠まで広がった事で、なんとフリーパスや当日券に関係なく参加出来るようになりまして、人数的に無理だろうと諦めていたお渡し会に参加出来る事に。
加えて今回は握手可能だったのですが・・・鈴木さんと握手した瞬間、ろくに女性との握手経験が無い僕は「か細い女性の手だ・・・!」と、今年3月の「劇場版ウルトラマンR/B」先行上映会でアサヒ(其原さん)と握手した時並みに、内心舞い上がってしまいました(汗)
女性ゲストとの握手なら何度か経験はあるのですが・・・やはり、まだまだ慣れませんねf^_^
その後の喜多川さんとの握手は鈴木さんと先に握手したからか、かなりゴツく感じました。
喜多川さん自体は割と細身な方なのですが、流石は現役スーツアクターです・・・
加えて僕としては、「ゴジラ誕生祭2012」の際に頂いた喜多川さんのサインを滲ませてしまうと言う失態がありましたので、滲む事の無いしっかりとした喜多川さんのサインが頂けたのが嬉しかったですね。
ちなみに、130枠になって今回の入場者数を越えたと言う事で、先月の「超大大大全集R」に続いておかわりが行われていました。
深夜0時半に鈴木さんが退場し、続けて喜多川さんのトークショーが開始。
こちらもトーク内容は書けませんが、喜多川さんはとても饒舌で苦労したエピソードでさえも僕らを笑わせて下さいました。
話が長くなるから、と言う理由で深堀りせずに終わった話も幾つかありましたので、また次に来られる時が楽しみになるトークショーでしたね。
1時前にトークショーが終了し、あとは「ゴジラ2000」の上映を待つだけ・・・と思いきや、劇中での「揚がったよ~♪」の台詞で印象的なイオちゃんコロッケの販売告知の為だけに、鈴木さんが「揚がったよ~♪」の台詞と共に一瞬だけ再登場。
母曰くは開場前に見た時の服装だったとの事なので、本当にこの台詞を言う為に待って下さっていたようです・・・!
無論、急いで近所のスーパ・・・では無くイオちゃんコロッケを購入し、1時10分に20周年を迎えた「ゴジラ2000」の上映が始まりました。
スクリーンで観るのは初めてにして、平成ゴジラ映画最後の未スクリーン鑑賞作であった「ゴジラ2000」ですが、やはり新世紀を迎えんとする中で「VS」シリーズやエメゴジとはまた違う、新しい描写やストーリーを提示してくれるこの映画は当時も今も新鮮な気分にさせてくれると同時に、世紀末と言う時代背景故の終末感も感じさせてくれます。
作品の顔のミレゴジは文句無しのかっこよさですし、スクリーンで観る背後からのアングルはもう最高ですよ!
また、冒頭の函館襲撃シーンは演出やBGMも相まって「神の獣」が現れたかのような神秘性と終末感を感じる、僕のゴジラ映画史上屈指の大好きなシーンです。
公開当時はポケモンに興味が移ってはいましたが、この作品があったから僕はゴジラへの興味を失わずに済みましたし、令和元年を迎えた今にスクリーンで観れた事が嬉しくてしょうがない、最高のミレニアム映画でした。
ちなみに今「まだ結婚できない男」を見ているからか、片桐こと「『まだ』結婚できない男になる前の」阿部寛さんを最初に見た時につい笑いが・・・
あと、例のイオちゃんコロッケシーンでは明らかに劇場がガサガサしていましたし、僕もコロッケはここで食べました(笑)
イオちゃんと言えば、以前みかんさんにお借りして読んだ漫画版では某ルリルリみたいだったり(汗)、ミレニアンが今で言うアバターのモデルにしたりと、こちらも斬新な立ち回りでしたね・・・
古本屋で見かけたら、手に取ってみて下さい。
深夜3時に上映が終了し、10分の休憩後に50周年を迎えた「ゴジラ ミニラ ガバラ オール怪獣大進撃」が上映。
以前「超大大大全集DX」で観た時は感想は簡素にしましたが、僕はこの作品がとても大好きかつ思い入れがありまして、主な理由は主人公の一郎君を見ていると他人の気がしないからです。
いじめられっ子で、親が仕事でよくいなくて、拾った物や自作のアイテムに自分だけの設定を作って、空想と怪獣が好きで・・・だからこそ、一郎君が頭の中で描く怪獣島やミニラとの交流がとても面白く感じますし、ミニラのお陰で強盗を追い払っただけで無く、いじめっ子の方のガバラを見返すだけでなく彼らと友達になる・・・と言う結末が素晴らしくもあり、羨ましくも感じるのです。
思い入れ以前に少年の空想と取り巻く環境、現実と非現実が巧みにリンクし、影響し合う構成は完成度が高いと思いますし、「ゴジラ対ヘドラ」で本格化する公害への警鐘もさりげなく発信していたりします。
難しく書きましたが・・・要は怪獣好きの少年少女なら、誰もが自分の頭の中に自分だけの怪獣島を作っていたはずで、そこにはゴジラのように憧れる怪獣が、ミニラのように仲良くなれる怪獣が、ガバラのように危うい存在の怪獣がいたはずです。
一郎君にとってはミニラが大明神だっただけで、皆様の中にもゴジラ大明神やモスラ大明神、ガメラ大明神やウルトラ大明神などの現実の辛さから救ってくれた存在がいたはずなんです。
そう言う所を思い出しながら本作を見れば、きっと僕の伝えたい事や本作の魅力が分かって頂けると信じています。
ちなみに、フィルムの赤み具合や飛び方は以前観た時と同じでしたf^_^
4時20分に上映が終了し、トイレに行って喜多川さんの判入りの西川先生のミレゴジとアンギラス・バランのイラストと、鈴木さんが描かれた「ゴジラ2000」20周年のお祝いイラストを写メ。
4時40分の「三大怪獣 地球最大の決戦」上映前に終わりの挨拶が行われたのですが、キャストの藤村さんが疲れからか弱冠壊れ気味のトークを繰り広げていたのが面白かったです(笑)
そうして始まった、55周年にしてみなみ会館さんの開館と同じ年に公開された「三大怪獣」はこの時の為に買った、バャリースオレンヂクラシックを飲みながらレトロな気分で鑑賞しました(実は「三大怪獣」にはバャリースオレンヂは出て来ませんが・・・)。
こちらもスクリーンでは初めてでしたが、お蔵入りになったクロサワ映画の間に合わせとは思えない程に、全てのクオリティが高いですね。
ストーリーラインは「ゴジラ6」の参考の一つにしましたし、「ゴジラKoM」のマイケル・ドハティ監督も熱弁していましたが、かつて大作映画で単独で主役を張った同じ製作会社のキャラが一同に介し、いがみ合いながらも最後は共闘し、巨大な敵に立ち向かう・・・これってまさに東宝怪獣版「アベンジャーズ」ですよね。
クロスオーバー作品やシェアードワールド作品なら最近は色々とありますし、特撮怪獣界ではモンスターバースが今まさに進行中ですが、それらの先駆けと言える本作はまさに記念碑的な作品です。
アベンジャーズ要素を抜きにしても、純粋に面白いですからね。
ちなみに、「ヒーロー大集合」を更に推し進めた「インフィニティ・ウォー」や「エンド・ゲーム」は、東宝特撮で言えば「怪獣総進撃」になると個人的に思っています。
早朝6時半の上映終了後、予告されていた「何か」が起きたのですが・・・それはなんと、あの小林清志氏のナレーションによる、ゴジラ誕生祭2020の開催の予告でした。
明らかに「VSスペースゴジラ」と「VSデストロイア」の後付け特報のパロディであるナレーションを、「VS」シリーズの予告編や「VSメカゴジラ」のナレーションをされていた小林氏が読み上げる・・・笑いよりも圧倒的に驚きの感情が上回り、「SPECIAL NARRATIONS」として小林氏の名前とアフレコ写真が出て来た時には、会場にどよめきが起こっていました。
僕もナレーションを聞いて「あれ?」と思ってはいましたが、まさか本当にご本人だったとは・・・間違いなく、今年最大のサプライズです・・・!
それから轟天号パーカーを着た方にバランパーカーについて尋ねられたりしつつ、車に戻って京都を出て、朝マックを食べたり買い出しをしたりして、朝10時半頃に帰宅。
少し休んで西宮ガーデンズの事や誕生祭の事を振り返った後、僕も母も爆睡したのでした・・・
今回は久々に母と二人だけの11・3イベント参加でしたが、西宮ガーデンズのイベントが実質イベント第一部くらいのボリュームでした。
2年振りのゴジラ誕生祭も特に不快な事も無く、素晴らしい出来事の連続でしたし、行って良かったと心から思える一日でしたね。
年末の「京都怪獣映画祭NIGHT7」は、正直無職である都合で無理かもしれませんが・・・早く仕事を見つけて、なるべく行きたいと思っています。
もちろん、来年のゴジラ誕生祭2020は京都会場に参加させて頂きます!
最後に、西宮ガーデンズのイベントとゴジラ誕生祭、東京の誕生祭とゴジラフェスに参加した全ての方々へ、感謝の気持ちを!
やったぜ、ベイビ~!!
「鈍いわねぇ~、おばさん。」
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さて、今日は「ゴジラ誕生祭2019in京都」のレポートを書いて行こうと思います。
ただ、今回もトークショーの内容は門外不出でしたので、西宮ガーデンズでの「GODZILLA GENERATION 生頼範義・開田裕治・西川伸司 3ILLUSTRATORs 咆吼」の事やトークショー以外の事が中心になると思います。
その点だけ、どうかご容赦下さい。
あっ、ちなみに今回もバランパーカーは着用して来ていますf^_^
11月2日・夕方5時半に車で家を出発し、6時半に阪急西宮ガーデンズに到着。
早速イベント会場に行き、まずは物販コーナーを見て母が欲しがっていた、西川伸司先生書き下ろしのSDキャラの2020年卓上カレンダーとリトルゴジラの缶バッジ、コースター4点(ミレゴジ、リトル、アンギラス、ポスター版「VS」メカゴジラ)を確保。
レジに行こうとすると、入口で今日開催されていた「怪獣絵師」の異名であまりに有名な開田裕治先生のサイン会が、もうすぐ受付を終了するとのお知らせが。
まさか、昼からやっていたサイン会がまだやっているとは思いもせず、慌てて画集「GODZILLA GENERATION 3ILLUSTRATORs 咆吼」を一緒に購入。
会場裏でよもや会える日が来るとは思っていなかった開田先生から、画集に僕の名前入りでサインを頂きました・・・
確か僕の後ろには誰もおらず、僕のサインが終わってからすぐに片付けに入っていたので、僕が最後だったようですが・・・滑り込みでこんな最高の機会に巡り合えて、まだメインイベントが始まっていないのに気分は最初からクライマックスでした(汗)
それから迫力あり過ぎるお3方のイラストだけでなく、90式メーサー戦車・スーパーX2・ファイヤーラドン・メガニューラ・ブラックホール砲の劇中使用プロップや、ビオランテ花獣体・ゴジラザウルスの検討用模型の展示を見て、更にテンションがアップ。
展示物は全て撮影禁止だったので写真は一切撮っていませんが、どれも非常に見応えがありました(^^ゞ
西川先生がイベント初日に描かれたドローイングイラストも余さず写メし、ちびゴジラのスタンプラリーをしてステッカーを貰い、大満足のまま7時半に西宮ガーデンズを出て京都に向かいました。
ちなみに画集ですが、生頼範義先生のかの有名な平成ゴジラ映画のポスターイラストだけで無く、西川・開田両先生の個性が炸裂した圧巻のイラストが沢山載っている、見るだけでワクワクが止まらない画集です。
皆様も是非、ご購入の検討を!
夜9時半過ぎに京都に到着し、車を駐車場に停めてから近くのローソンで買い出しをして、車中で晩ご飯に。
10時半に京都みなみ会館さんへ行って開場を待ち、途中キャストさんの車から降りて来た1人の女性に「んっ?」と思いつつ・・・11時にいよいよ、「ゴジラ誕生祭2019in京都」が始まりました。
「三大怪獣」上映後に何かがある事が予告されてから、今回のゲストであり、開場前に見掛けた女性である「ゴジラ2000」の篠田イオ役の鈴木麻由さんが入場され、トークショーが開始。
冒頭で書いた通りトークの内容は書けませんが、鈴木さんは「ゴジラ2000」時の可愛い雰囲気と声はそのままに大人になったイオちゃんと言う感じで、トークが苦手とおっしゃりながらも愛嬌あるトークを僕らに提供して下さって、とても楽しいトークショーでした(^^)b
劇中冒頭の「つまり~」から始まる、「動く震源」の原理を説明した台詞も何も見ずに言ったりと、女優業を引退されているのが勿体なさ過ぎるお方でしたよ・・・
深夜0時前にトークショーが終了し、もう1人のゲストでありかつ、「ゴジラ誕生祭2012」で名前が変わる前にお会いした事のある喜多川2tom(旧・務)さんが入場され、微妙に余った時間を鈴木さんとのWトークで繋いだ後、誕生祭恒例のキャストさん作のカウントダウン映像が流され・・・11月3日、ゴジラ65周年の日を迎えたのでした。
カウントダウン後にフォトセッションに入り、直筆サイン入りブロマイドのお渡し会がスタート。
みなみ会館さんのオンラインチケットのトラブルの影響と(先月の「超大大大全集R」レポートで書いたチケット購入画面が出て来なかった件はこれが理由のようです)、鈴木さん・喜多川さんのご厚意で参加人数が100枠から130枠まで広がった事で、なんとフリーパスや当日券に関係なく参加出来るようになりまして、人数的に無理だろうと諦めていたお渡し会に参加出来る事に。
加えて今回は握手可能だったのですが・・・鈴木さんと握手した瞬間、ろくに女性との握手経験が無い僕は「か細い女性の手だ・・・!」と、今年3月の「劇場版ウルトラマンR/B」先行上映会でアサヒ(其原さん)と握手した時並みに、内心舞い上がってしまいました(汗)
女性ゲストとの握手なら何度か経験はあるのですが・・・やはり、まだまだ慣れませんねf^_^
その後の喜多川さんとの握手は鈴木さんと先に握手したからか、かなりゴツく感じました。
喜多川さん自体は割と細身な方なのですが、流石は現役スーツアクターです・・・
加えて僕としては、「ゴジラ誕生祭2012」の際に頂いた喜多川さんのサインを滲ませてしまうと言う失態がありましたので、滲む事の無いしっかりとした喜多川さんのサインが頂けたのが嬉しかったですね。
ちなみに、130枠になって今回の入場者数を越えたと言う事で、先月の「超大大大全集R」に続いておかわりが行われていました。
深夜0時半に鈴木さんが退場し、続けて喜多川さんのトークショーが開始。
こちらもトーク内容は書けませんが、喜多川さんはとても饒舌で苦労したエピソードでさえも僕らを笑わせて下さいました。
話が長くなるから、と言う理由で深堀りせずに終わった話も幾つかありましたので、また次に来られる時が楽しみになるトークショーでしたね。
1時前にトークショーが終了し、あとは「ゴジラ2000」の上映を待つだけ・・・と思いきや、劇中での「揚がったよ~♪」の台詞で印象的なイオちゃんコロッケの販売告知の為だけに、鈴木さんが「揚がったよ~♪」の台詞と共に一瞬だけ再登場。
母曰くは開場前に見た時の服装だったとの事なので、本当にこの台詞を言う為に待って下さっていたようです・・・!
無論、急いで近所のスーパ・・・では無くイオちゃんコロッケを購入し、1時10分に20周年を迎えた「ゴジラ2000」の上映が始まりました。
スクリーンで観るのは初めてにして、平成ゴジラ映画最後の未スクリーン鑑賞作であった「ゴジラ2000」ですが、やはり新世紀を迎えんとする中で「VS」シリーズやエメゴジとはまた違う、新しい描写やストーリーを提示してくれるこの映画は当時も今も新鮮な気分にさせてくれると同時に、世紀末と言う時代背景故の終末感も感じさせてくれます。
作品の顔のミレゴジは文句無しのかっこよさですし、スクリーンで観る背後からのアングルはもう最高ですよ!
また、冒頭の函館襲撃シーンは演出やBGMも相まって「神の獣」が現れたかのような神秘性と終末感を感じる、僕のゴジラ映画史上屈指の大好きなシーンです。
公開当時はポケモンに興味が移ってはいましたが、この作品があったから僕はゴジラへの興味を失わずに済みましたし、令和元年を迎えた今にスクリーンで観れた事が嬉しくてしょうがない、最高のミレニアム映画でした。
ちなみに今「まだ結婚できない男」を見ているからか、片桐こと「『まだ』結婚できない男になる前の」阿部寛さんを最初に見た時につい笑いが・・・
あと、例のイオちゃんコロッケシーンでは明らかに劇場がガサガサしていましたし、僕もコロッケはここで食べました(笑)
イオちゃんと言えば、以前みかんさんにお借りして読んだ漫画版では某ルリルリみたいだったり(汗)、ミレニアンが今で言うアバターのモデルにしたりと、こちらも斬新な立ち回りでしたね・・・
古本屋で見かけたら、手に取ってみて下さい。
深夜3時に上映が終了し、10分の休憩後に50周年を迎えた「ゴジラ ミニラ ガバラ オール怪獣大進撃」が上映。
以前「超大大大全集DX」で観た時は感想は簡素にしましたが、僕はこの作品がとても大好きかつ思い入れがありまして、主な理由は主人公の一郎君を見ていると他人の気がしないからです。
いじめられっ子で、親が仕事でよくいなくて、拾った物や自作のアイテムに自分だけの設定を作って、空想と怪獣が好きで・・・だからこそ、一郎君が頭の中で描く怪獣島やミニラとの交流がとても面白く感じますし、ミニラのお陰で強盗を追い払っただけで無く、いじめっ子の方のガバラを見返すだけでなく彼らと友達になる・・・と言う結末が素晴らしくもあり、羨ましくも感じるのです。
思い入れ以前に少年の空想と取り巻く環境、現実と非現実が巧みにリンクし、影響し合う構成は完成度が高いと思いますし、「ゴジラ対ヘドラ」で本格化する公害への警鐘もさりげなく発信していたりします。
難しく書きましたが・・・要は怪獣好きの少年少女なら、誰もが自分の頭の中に自分だけの怪獣島を作っていたはずで、そこにはゴジラのように憧れる怪獣が、ミニラのように仲良くなれる怪獣が、ガバラのように危うい存在の怪獣がいたはずです。
一郎君にとってはミニラが大明神だっただけで、皆様の中にもゴジラ大明神やモスラ大明神、ガメラ大明神やウルトラ大明神などの現実の辛さから救ってくれた存在がいたはずなんです。
そう言う所を思い出しながら本作を見れば、きっと僕の伝えたい事や本作の魅力が分かって頂けると信じています。
ちなみに、フィルムの赤み具合や飛び方は以前観た時と同じでしたf^_^
4時20分に上映が終了し、トイレに行って喜多川さんの判入りの西川先生のミレゴジとアンギラス・バランのイラストと、鈴木さんが描かれた「ゴジラ2000」20周年のお祝いイラストを写メ。
4時40分の「三大怪獣 地球最大の決戦」上映前に終わりの挨拶が行われたのですが、キャストの藤村さんが疲れからか弱冠壊れ気味のトークを繰り広げていたのが面白かったです(笑)
そうして始まった、55周年にしてみなみ会館さんの開館と同じ年に公開された「三大怪獣」はこの時の為に買った、バャリースオレンヂクラシックを飲みながらレトロな気分で鑑賞しました(実は「三大怪獣」にはバャリースオレンヂは出て来ませんが・・・)。
こちらもスクリーンでは初めてでしたが、お蔵入りになったクロサワ映画の間に合わせとは思えない程に、全てのクオリティが高いですね。
ストーリーラインは「ゴジラ6」の参考の一つにしましたし、「ゴジラKoM」のマイケル・ドハティ監督も熱弁していましたが、かつて大作映画で単独で主役を張った同じ製作会社のキャラが一同に介し、いがみ合いながらも最後は共闘し、巨大な敵に立ち向かう・・・これってまさに東宝怪獣版「アベンジャーズ」ですよね。
クロスオーバー作品やシェアードワールド作品なら最近は色々とありますし、特撮怪獣界ではモンスターバースが今まさに進行中ですが、それらの先駆けと言える本作はまさに記念碑的な作品です。
アベンジャーズ要素を抜きにしても、純粋に面白いですからね。
ちなみに、「ヒーロー大集合」を更に推し進めた「インフィニティ・ウォー」や「エンド・ゲーム」は、東宝特撮で言えば「怪獣総進撃」になると個人的に思っています。
早朝6時半の上映終了後、予告されていた「何か」が起きたのですが・・・それはなんと、あの小林清志氏のナレーションによる、ゴジラ誕生祭2020の開催の予告でした。
明らかに「VSスペースゴジラ」と「VSデストロイア」の後付け特報のパロディであるナレーションを、「VS」シリーズの予告編や「VSメカゴジラ」のナレーションをされていた小林氏が読み上げる・・・笑いよりも圧倒的に驚きの感情が上回り、「SPECIAL NARRATIONS」として小林氏の名前とアフレコ写真が出て来た時には、会場にどよめきが起こっていました。
僕もナレーションを聞いて「あれ?」と思ってはいましたが、まさか本当にご本人だったとは・・・間違いなく、今年最大のサプライズです・・・!
それから轟天号パーカーを着た方にバランパーカーについて尋ねられたりしつつ、車に戻って京都を出て、朝マックを食べたり買い出しをしたりして、朝10時半頃に帰宅。
少し休んで西宮ガーデンズの事や誕生祭の事を振り返った後、僕も母も爆睡したのでした・・・
今回は久々に母と二人だけの11・3イベント参加でしたが、西宮ガーデンズのイベントが実質イベント第一部くらいのボリュームでした。
2年振りのゴジラ誕生祭も特に不快な事も無く、素晴らしい出来事の連続でしたし、行って良かったと心から思える一日でしたね。
年末の「京都怪獣映画祭NIGHT7」は、正直無職である都合で無理かもしれませんが・・・早く仕事を見つけて、なるべく行きたいと思っています。
もちろん、来年のゴジラ誕生祭2020は京都会場に参加させて頂きます!
最後に、西宮ガーデンズのイベントとゴジラ誕生祭、東京の誕生祭とゴジラフェスに参加した全ての方々へ、感謝の気持ちを!
やったぜ、ベイビ~!!