特撮

18:25
「ようこそ!第3新大阪市へ!」
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今日は「シン・エヴァ」の公開日ですね。
僕も9年前に「ヱヴァQ」を(主に「巨神兵」目的で)観に行ったりしましたが、ジャパニメーションの代表と言っても過言では無いエヴァシリーズが本当に終わってしまうと言うのは、やはり大事件だと思います。
・・・と言うわけで(?)、今日の日記はそんなエヴァとゴジラが公式に戦った、2年前の「ゴジラKoM」公開と同日に「ユニバーサル・クール・ジャパン」の一つとしてユニバにて開催された、「ゴジラVSエヴァ」こと「ゴジラVSエヴァンゲリオン THE REAL 4D 決戦、第3新大阪市」のレポートを今更になって掲載しようと思います(汗)
何処かで出そうと思っていたら完全に機会を失い、もうそれなら「シン・エヴァ」の公開に合わせようと思い、公開する日をずっと待っておりましたf^_^
あくまで2回体験した程度の「メモ」なので箇条書きでかつ、うろ覚えの所もあるので間違っているかもしれませんが(もう2年前の話なので訂正しようがありませんが・・・)、行った方も行けなかった方もあの興奮を思い出したり、ワクワクして頂ければと思います。










・入場前のアナウンスは第3新大阪市・NERVから。今回の第3新大阪市視察ツアーは第一級機密事項らしい。BGMはゴジラとエヴァが交互。
・中のホールでは、ヒイラギの葉に大阪市の澪標マークが合わさった第3新大阪市のマークと市の写真が置かれ、中央の画面には「新戎(えびす)橋完成、第3新大阪市の新たな観光名所に」「旧東京首都圏の復興の目処立たず、都市機能は第3新大阪市が継続」「小惑星探査機『まほろば』消息不明、宇宙で衝突事故?」「関西一円で落雷、宇宙線の急増が原因?」のニュース映像が流れた。
・スタート後はミサトさんの挨拶に続き、第三新大阪市のプロモーション映像と、ドローンのような形をした輸送機が楕円形の客席キャビンと特殊なロープを使ってドッキングした視察用特殊航空機「GLAUX(グラウクス)」の解説映像が流れる。
・プロモーション映像から見るに、「使徒専用迎撃都市」である第3新大阪市は地下にNERV本部がある事から、エヴァ本編の第3新東京市と役割はほぼ同じ。セカンドインパクトは東京に巨大隕石が落ちた事に変更され、一瞬映る近畿の全景では京都辺りに巨大なクレーターがあり、どうやらエヴァ劇中の使徒戦は全て関西で行われたらしい。
・エヴァ自体の紹介映像は、そこはかとなくパシリムED風。最後の映像には、環境変化の影響で地球に何が起こってもおかしくない状況なのを説明する中で、宇宙生物は存在するとしてモンスターバース風に「謎の三つ首の生物」らしき何かが写った写真も映る。ちなみにGLAUXの説明はミサトさんに突然振られ、慌てる一面も。
・緊急時の説明の最中、パターン・オレンジのゴジラが万博記念公園に出現。太陽の塔もろともN2機雷で攻撃するも全く効かず、MAGIはゴジラについての結論を保留。急遽避難区域に行く事になり、ここでGLAUXのキャビン内の設定になっている劇場に移動。エヴァパイロットで言う神経伝達装置(ヘッドセット)と同じ機能のあるインターフェースユニット・・・つまりは3Dメガネをここで付ける。今回の3DメガネはGLAUXとシンクロ(シンクロ率は51.3%)する事で、外から見ているような感覚になるとの事。
・ミサトさんとNERVオペレーター達の指示で新戎橋にキャビンが射出され、輸送機が合体したGLAUXが出発。ちなみに新戎橋には何故か、ジェットジャガーの像や複数の3D立体看板が。2019年のゴジラ公式エイプリルフールネタ繋がり?もしくは旧エヴァに登場したジェットアローン繋がり?
・迎撃形態に展開し、国連軍の戦闘機と共にゴジラに攻撃する第3新大阪市の上空から避難するが、ゴジラに倒された戦闘機とGLAUXが衝突し、キャビンが切り離される。ゴジラを眼前にしながらキャビンはパラシュートでヨドバシカメラ梅田の前に着地、そのままゴジラに踏みつけられそうになった時、初号機が助けてくれる。
・ほどなく弐号機(アスカは式波の方)・零号機(色は青)も到着。ゴジラが本当に使徒なのか困惑するシンジに対し、ミサトさんは身長120m・表面温度100℃の生物なんて使徒しかいない、として戦闘開始。ヨドバシカメラ梅田付近で弐号機が格闘、零号機がパレットライフルによる援護でゴジラに攻撃するも効かず、迫るゴジラに殴りかかった初号機の左腕をゴジラが噛み、弐号機がゴジラの背後に馬乗りになって殴打し助けるも、ゴジラに振り払われた初号機はキャビンもろともJR大阪梅田駅のビルに叩き付けられ、梅田駅地下の改札口に墜落(地下の改札口にはジェットジャガーの看板が)。
・そこに輸送機に乗った加地さんが到着してキャビンを引き受け、エヴァ三機でゴジラに格闘戦をしかけるが、MAGIはゴジラについての結論を保留し続け、NERV本部を襲撃する気配の無いゴジラにゲンドウは「あれは使徒ではない、ゴジラだ。」として作戦を続行させる。加地さんも「ちょっと調査に付き合って貰うよ、何が起こっているのか自分で確かめないと気が済まないんでね。」とあえて避難せずに待機し、エヴァ三機を退けたゴジラは天王寺・あべのハルカス上空で高エネルギー反応を起こす「何か」に向けて熱線を発射。
・「何か」は熱線を受けて青・金色の光の粒子からキングギドラへと変わり、着陸したキングギドラとゴジラが戦闘開始。キングギドラの鳴き声は初代。デザインは新規。動き方はKoMギドラ似。引力光線は先に金色の光を当ててから稲妻をぶつけ、稲妻が当たったモノを浮遊させるグラビ・トルネードのような使い方。
・ギドラは引力光線で周囲のビルを浮遊させ、ゴジラの熱線も両翼からのバリアで防ぎながら拡散させ(フォトン・リアクティブ・シールド風)、複数のビルをゴジラに叩き付けてゴジラをダウンさせる。NERV本部と連絡が取れなくなり、シンジはゴジラがギドラを倒そうとしていると推測するも勝手に攻撃して良いのか悩むが、アスカはまずはギドラを倒せばいいとして一時的なゴジラとの共闘を提案し、綾波も同意した事でギドラへ攻撃開始。引力光線をかわしながらエヴァ三機はギドラに接近するが、零号機が引力光線を避けきれずにA.T.フィールドで防御し、初号機が加勢するも引力光線はA.T.フィールドを破壊して二機を弾き跳ばし、ビルを蹴ってギドラに迫ろうとした弐号機も弾き跳ばされる。
・復活したゴジラはギドラに熱線を撃つも回避され、ギドラは体を回転させながら一旦地底に潜った後、ゴジラの隙を付いて地上に現れ蛇のように全身でゴジラに巻き付く新技を見せる。そのまま放射線流を受けたギドラはゴジラから離れて上空に逃れるが、放射線流の余波を受けた加地さんが離脱。加地さんからキャビンを任された零号機はキャビンを右手に持ち、ゴジラはエネルギー切れになって活動停止。
・ギドラの胸にゴジラが付けた傷を見付けたシンジ達は、ギドラに再度攻撃。弐号機がギドラを引き付けようと、あべのハルカスに登って上空のギドラの足を掴み、続けて弐号機の腕にキャビンを持ったままの零号機が掴まるも、ギドラは引力光線を放って弐号機を攻撃し、弐号機が出したA.T.フィールドを破壊して二機を振り落とす・・・が、その隙に初号機が通天閣から刃先がロンギヌスの槍のような形をした剣(マゴロク・E・ソード?)を取り出し、ゴジラと浮遊ビルを使ってギドラへ跳んで行き、ギドラの胸に剣を突き刺す(この時ギドラから水色の体液が出て、観客にも少し水がかかる)。
・あべのハルカスに墜落しながらもギドラは生きていたが、ゴジラがギドラからエネルギーを吸収し、再度熱線発射。ギドラも引力光線を撃ち、光線同士のぶつかり合いの末、ゴジラの熱線がギドラを貫き、大爆発。初号機・弐号機は退避、零号機は爆発の衝撃からキャビンを庇い、瓦礫の山と化した天王寺にギドラの鱗が舞う中、NERV本部と連絡が取れるように。
・いつの間にかゴジラは大阪湾に去っており、ギドラもまた使徒ではなかったが、相変わらずゴジラに対する結論を保留するMAGIに対し、加地さんはゴジラは古くからの神話に伝わる荒ぶる神の化身たる存在で、破壊神なのか守護神なのかは分からないと言って、後の事をミサトさんに投げて先に帰還。ゴジラはそのまま海中に消え、迎えの輸送機が到着。街に佇むエヴァ三機の映像と共に、ミサトさんが「ここで見た事は一切他言無用でお願いします。それではまたお会いしましょう!」と締め、初号機が手を差し伸べた所で終劇。






・・・メモは以上です。
見事にエヴァの世界にゴジラが入り込んだシナリオ、「×メガギラス」を思わせる第3新大阪市と言う設定、JJを始めとした小ネタの数々、初めてのシンゴジの対怪獣・ロボ(?)戦、本当にここだけなのが勿体なさ過ぎるユニバギドラ、呉越同舟なゴジラ・エヴァの共闘を経ての、まさにゴジラ作品らしいEND・・・と、「ゴジラVSエヴァ」の魅力は沢山ありますが、やはり一番はこの夢のコラボがユニバのアトラクションとして実現した、と言う所ですよね(^^ゞ
恐らくは庵野監督繋がりで実現したのだと思いますので、個人的には同じ理屈で今年初夏公開の「シン・ウルトラマン」と「シン・ゴジラ」のコラボ・・・つまり、「ゴジラ対ウルトラマン」をユニバでやって欲しいなぁ、と思っていたりします。
コロナ禍が続く今は企画自体が難しいのは承知していますが・・・いつか叶うかもと信じて、あえて書き残しておこうと思います。
勿論、「ゴジラVSエヴァ2」でもいいですよ!
24/100ページ
好釦