小説②

21:49
『変なのでは無い。私にはアークと言う名前が与えられている。』
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5日間のお盆休みも、今日で最後です。
また明日から始まる仕事を考えるとマンデーブルーになりますが、いつまでも休んではいられませんね・・・


さて、昨日「パシフィック・リム」の感想を書いただけで終わってしまい、ついABJDSに掲載したアークのイラストの詳細を忘れてしまいました(汗)
と、言うわけでこれから改めてデザイン解説を含めて書いていこうと思います。
基本的にイラスト解説と書いた事は一緒なのですが、省略したりカットした記述がありますので…


まず、「機械の風車」と言う事で最初は風車部のみのデザインを考えていましたが、流石に剥き出しは回転した時にまずいと思い、円筒の中に風車が入っているデザインにしました。
しかし、執筆時はその程度の形と色のイメージしか無く、改めて形にするのに苦労しました。
とりあえず円筒部は無難なデザインに出来たかと思いますし、円筒部が上手く描けたので風車部を別に描かずに済みました(汗)
ちなみに、風車部は「仮面ライダーフォーゼ」のメテオストームスイッチと、学生時代に考えていたファンタジー小説の武器を参考にし、風車の基本を崩さずに機械的なエッセンスを加えたデザインになりました。


色は本編中でもパレッタが力説していますが、アークの元ネタであるTOHのクンツァイトが宝石(紫色のリシア輝石)から採った名前なのに従い、風車部は薄紫色に。
円筒部はクンツァイトが仕えるリチアのカラーから、ヒデナイト(緑色のリシア輝石)を意識した色にしました。
ちなみに、ヒデナイトは本来はもっと濃い緑をしているらしいのですが、黄緑に近い方が見栄えが良いと判断し、少し水色を足してクリアな感じを目指してみました。
また、一応濃い緑は風車部の中央に使っています。


デザインを考える内に、「ただ喋っているだけでは『機械』としては味気ないのではないか?」と思い、急遽円筒部の上部に「喋ると光る箇所」を作りました。
続けて思ったのはアークのサイズで、当初は遊戯王シリーズのデュエルディスク宜しく結構大きめなイメージでしたが、その辺りは検討する為に明確なサイズの描写は書きませんでした。
そんな中、宇多瀬さんの「守ル者」にアークが登場した際に「ブレスレット」と表記され、それを見てやはり小型の方がいいと思い、一般男性の腕より少しはみ出るサイズと決定し、イラストにもやっつけな腕を書きました(汗)
ついでながら、「守ル者」からの変更点としてアークの他人称を「貴様」から「そなた」に変えました。
「貴様」ではややトゲがあるとは思っていたので、クンツァイトとは違うアークならではの表現になったと思います。



長くなりましたが、以上で終わります。
結果として「G」クロの登場キャラとしては変わり者に入る、特異な立ち位置に出来たと思いますし、アークの事を気に入って頂ければ、創造主のパレッタ(と僕)が喜びますf^_^;
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好釦