小説②

20:43
「どれを!(どれを!)取っても!(取っても!)ナンバーワン!(ナンバーワン!)」
---------------
さてさて、今日はまず拍手レスです。



BGSHRさん
どうも、リクエスト短編を読んで下さり、本当にありがとうございます!
また、完成遅延の件もそう言って頂き、まことに恐縮ですm(_ _)m
「ノロマな亀」更新は、僕自身にも言える事ですね・・・(汗)
短編についての詳細はこれから書きますが、今回の短編が遅れた一番の原因は彼らの日常描写でした。
どこまで調べるか、どの場面を描くか・・・お題は純粋な物ながら、これまでに無いくらいに悩まされました。
ともあれ、その有り難いお言葉を頂けただけで、これ以上の喜びはありません・・・!
あと自衛隊での掛け声は、「アレ」で正解です(笑)
リクエスト、ありがとうございました(^^ゞ






ここからは今日の日記です・・・が、今日は昨日書き損ねたリクエスト短編の詳細を書いていこうと思います。
いつもながら、未読の方はご注意下さい。






今回のお題は、「「‐」シリーズ主要3人の何の変哲も無い日常」です。
何故、このリクエストに4ヶ月も掛ける事になったのか?
それは僕が本当の意味での彼らの「日常」を描いた事があまりなかったからです。
「‐」シリーズ内で描かれる志真達の日常は大抵は非日常的なものであり、記者・軍人・学生としての本当の日々をまともに描く機会は、実は全く無かったのです。
「何の変哲も無い日常」である以上、非日常的な描写を省いて彼らが生きる本当の日常を偽り無く描く必要があり、その為の場面の選択と調査、それに幾度の挫折が完成の遅れた要因でした。
ですが、こうして完成に漕ぎ着けましたので、いつもより多く語って行こうと思います。


まず、志真のジャーナリストとしての日常です。
本編での彼は取材や調査から事件に首を突っ込む事が多いので、今回取材中の描写は省きました。
代わりに出勤から取材までの場面を描き、地味に「3」のみ登場の貴重な「‐」女性キャラ、潤さんを出してみました(汗)
下調べは僕が「記者」と「ジャーナリスト」を実は最近まで混同していたので少々手間が掛かりましたが、1日の流れはサイトを回っていて見つけたジャーナリストの方の1日が書かれたサイトをを、短編で扱われる記事内容はニュース番組や相互サイト様の日記を参考にしました。
ちなみに記者とジャーナリストの違いは記事に自分の意見を入れる点であり、なので志真はジャーナリストで間違いは無いのですが、多くのジャーナリストがフリーになるのに対して志真は未だ日東新聞で「記者」の様な事をしている点で、あえて記者と名乗らせ続ける事にしました。


次に、瞬の軍人としての日常です。
これまで外に出て怪獣と立ち向かう姿くらいしか描かれていなかったので、自衛隊本部における彼とその直属の部隊「瞬隊(?)」の勤務中の様子を描きました。
元々実在しない設定を扱っていますので、その道の方が見れば間違いがボロボロ出てくると思われますが(汗)
下調べもこれが一番大変でした。
サイトを回るにしても、第一に知りたい事を知るにはどう調べればいいか分からなかったですし、調べてもどのサイトへ行ってどれをメモするべきなのか・・・悩みは尽きなかったです。
ちなみにランニング中の瞬隊の掛け声や演習場での訓練は「×メカゴジラ」を参考にしました。
機龍隊!(機龍隊!)(笑)


続いて、遥の高校生としての日常です。
半年前まで学生だったので一番楽だったのでは?と思った方も多いと思いますし、僕も書く前まではそう思っていました。
ですがこれも案外、苦戦させられました。
何せ僕の通っていた高校は工業学校、普通の高校とは色々と違います。
それに男子だった僕に女子の遥、帰宅部だった僕に工芸部の遥・・・これも色々違いますf^_^;
場面の切り詰めも最も苦戦しましたが、出来るだけ女子高生のありそうな1日を描いてみたつもりです。
ちなみに劇中で描かれる授業内容については、今後の参考になるかと残しておいた歴史と理科の教科書が役に立ちました。
ページ数や行もそのまま引用しています(汗)
また、理科の時間で出た元素記号の回答は「Hg(水銀)」「Au(金)」「Ag(銀)」「Pt(白金(プラチナ))」です。


最後に、この短編全体について。
この短編を書く上で気をつけた事は、今まで本編にて描かれた日常描写はあえて省く事と、始まりと終わりは同じにする事でした。
今回思い付いた、初出の設定も結構あります(志真と潤さんの関係、瞬の自衛隊での生活全般、遥の工芸部副部長等)。
苦労の末の全7ページですが、短過ぎずに冗長にならない、ギリギリのページ数だと思います。
この短編を見て楽しんで頂けた部分がありましたら、それ以上を僕はお望みしません。
本当に長くなってしまいましたが、ここまで見て下さった方々に、ご感謝申し上げますm(_ _)m
50/79ページ
好釦