小説②

23:09
「青春は、甘いだけじゃない。ほろ苦いだけでも無い。」
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昨日もお話しましたが、今日Web拍手に新作短編「猶予期間」を掲載しました。
約1年8ヶ月振りの新作小説です・・・(汗)
内容は「7・5」以降、2011年8月7日の出来事となっており、擬人化もメタフィクションも無い、正当派な短編になったかと思います。
さて、次は煮詰まり中の長編達を早く仕上げなければ・・・
以降は色々と短編について語っていきますので、これより下は短編をご覧になってからでお願いします。






この短編を書こうと思ったきっかけは多数あるのですが、大元のきっかけは「遥が主役の短編を書きたい!」でした。
長編小説が煮詰まり、息抜きに拍手短編を書きたいと思いまして、「季節ネタの短編を書く」、「プールの話にする」、「青春をテーマにする」、と短編の内容が決まって行った所で昨日広島平和記念日を迎えたのを機に「今この平和な日々を失ってはいけない」と言う反戦要素も入れる事にし、昨日の日記でも触れた「世界大戦争」の要素を入れました。
冒頭の唐突な開戦描写は、この話から来ています。


それ以外には青春、プールネタと言う事で「けいおん!!」第13話の要素も取り入れてますf^_^;
分からない方の為に13話のストーリーを説明しますと、軽音部唯一の後輩である梓と言う子が奇妙な夢を所々で見つつも友達とプールへ行き、来年になったら先輩達が卒業し、自分の元から離れてしまうのを(視聴者を含めて)思い知らされてしまう・・・と言う話で、遥の「卒業すれば今の日々が無くなる」と言う不安、シチュエーションの凄い白昼夢、焼きそばスライダーはこの話の要素です。
一応、冒頭の開戦描写と遥の今の日々が無くなってしまう事への不安をリンクさせ、「平和な日常」を失いたくない、失ってはいけないと言う事を描いたつもりですが、分かりずらくどっちつかずな印象になったかもしれません。
元々は季節ネタのプールの話を書きたかったのもありますし(汗)


ちなみに、本編での志真と瞬のプールあるあるネタは母からアイデアを出して貰いました。
話の構成上カットしましたが、プールネタ恒例の水着おひろめや、ビーチボール遊び・水の掛け合いなどを入れるべきだったかな・・・と書いていて思いました。
また、今回は以前書いた短編「My Life」と同様、意図的に怪獣絡みの要素を話に入れないようにしました。
あくまで「遥の夏の日のある一日」を描きたかったので。
あと、ゴーグルマンは主に僕が中学時代にリアルでやっていたネタです(笑)
多分僕が一番「昔(青春時代)が良かった」と思っていたりしますが、自戒の意味でもこの短編を書けて良かったと思います。
大人の皆さんは青春時代を思い出しつつ、現役でモラトリアム(猶予期間)の皆さんは一日一日を楽しく、ですが大切に過ごして下さい。
29/79ページ
好釦