小説②

20:49
「ほんと、子供ねぇ~。」
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最近、今月初めまでの暑さは何だったのかと思う程に冷え込んでいますね。
暑がりの僕にはちょうど良い気候ですが(汗)
皆さんも、体調管理に気をつけて下さい。






さて、今日は「GREATEST」について語るの第三弾、青龍・志真ルートについて話して行きます。



志真ルートは志真の性格もあって他ルートよりも「積極的」なアレンジにし、ベースになったのは未着手である「G」クロ第五章・青龍編で、こちらも舞台・設定は大体同じですが、登場人物はジュリア・弦義の2人に絞り、竜宮島絡みの設定も肝心の屋敷には全く触れないなど、最低限出すに留めました。
と言うのも、実はあまり第五章は設定が固まっておらず、本編で明かされた設定ぐらいしか正式に決まっていなかったりします(汗)
見切り発車な登場になりましたが、ストーリーの流れは大体考えていますので、長編を見た方でも違った感じで見れるかと思います。
ちなみに竜宮島は鍵島と同じ小笠原諸島にあり、それを示唆する台詞を志真に言わせました。
せっかくのクロスオーバーなので、もっと絡ませたかったですね・・・
あと、「竜宮島」ですが別にロボットは置かれていませんのでf^_^;
一応読み方も違います(あちらは「たつみやじま」、こちらは「いせみとう」)。


そんな志真ルートの巫子枠、ジュリアについて。
彼女は他の巫子と違いを出す為に外国人に設定し、年齢も一番下の10歳にして年相応の無邪気さを全面に出しました。
キャラ造形は第五章のキャラ達がTOGが元ネタと言う事で、後述の弦義がアスベルポジションなので彼女はソフィポジションにするはず・・・でしたが、時間が経つにつれてその点が微妙に変わって行き、志真ルートを書いている最中にイメージがふとポケモンのアイリスに変わり、最後まで固定されたまま現在に至ります。
アイリスとは言っても声はアニメ版、性格はゲーム版と言う感じで、ドラゴン使いなのは同じですね(汗)
外見イメージは日系の血が入ったお嬢様なのでけいおん!の澪(幼少期)+ツーサイドテールで、ソフィにもアイリスにも当てはまる要素ですが、箱入り娘なので肌は色白に。
名前は同じTOGキャラのシェリアの没名「ジュリア」から採りました。
最年少だからこその素朴なキャラになったかな、と思います。


次に本ルートの邪魔者(?)枠であり、「G」クロの世界からも来てしまった、第五章本当の主人公である蘭戸弦義について。
前述した…と言うより、名字でもうなんとなく分かった方もいると思いますが、彼のモデルはTOGのアスベルで、もう1人のモデルに同じ声の剣使いであるDグレの神田がいます。
髪型・雰囲気は神田、戦法・外見イメージはアスベル、性格は両者を足して割った感じで、声はもちろん両者一緒です。
名前は「つるぎ(剣)」と言う名にしたかったので、初期設定では弓使いだった事から「弦」を入れ、「義」を加えて合わせました。
名字はそのままアスベルの名字「ラント」からですが、先に第一章終盤に登場している「蘭戸家」の子供達とは親戚である設定です。
志真ルートで登場する弦義は爾落人ではない普通の人間なので帯刀はせず、「G」クロ世界の弦義は色々あったのでより性格を神田に近付け、これまたTOGまんま過ぎる青龍偃月刀「羅無蛇」を帯刀させる事で違いを出しました。
ラゴンとの戦闘ではゲーム中でのアスベルの戦闘システム(A(アーツ)技・B(バースト)技、アラウンドステップ)や戦闘時の台詞を組み込み、楽しく書けました。


ちなみに長編で明かしていない裏設定として、実は弦義はジュリアを巫子にした遠因であるマンダを嫌っており、本編中「青龍」としか呼ばないのはその為です。
まぁ、彼も「G」クロでは事情あって青龍の巫子(巫師)になり、長編中でも示唆させていますが、それに関してはまた第五章が始まった時に。
あと、弦義は「G」クロ宇多瀬さん編第五章にて名前こそ出ていないものの「青龍」と共に衝撃的な登場をしており、第六章にも出演しています。
・・・と、ここまで弦義について書きながら、彼の長編中での出番はそれなりですが、その理由は実は第五章で予定しているジュリアの出番は少なめで、「ジュリアが主人公の物語」として志真ルートを書いた為です。


それから青龍・マンダについて。
龍の怪獣は数いれど、やはり最も「龍」らしい怪獣はマンダだと思いますし、朱雀・白虎に比べれば当てはめやすかったかと。
ただ、マンダは締め付け以外に技が無いので、「水」使いとして水流光線・噴水流・液状化を、締め付け攻撃にも繋がる「地」要素の硬質化を追加して、より四神らしい怪獣にしました。
立ち位置は昔からジュリアの屋敷に仕えているので遊び相手兼騎士と言う感じで、他の四神・巫子間とは異なる関係でありながらも、実は弦義と同じ距離感だったりします。


そして本ルートのGnosis枠である、角兄弟について。
遥ルートと違って特に当てはめた理由はありませんが、とにかく角丈と言うキャラクターは使いやすく、とりあえず彼にパロディやらダイゴロウやらでボケさせればどこに行っても会話は大丈夫と言う、ある意味脅威の人物です(笑)
その分突っ込み役は必ず必要で、弟・歩の存在は不可欠なのですが、逆にそれが歩に兄とそっくり、いい人であると言う点以外に個性が無いと言う事態を作っていたりします(汗)
今回も全編に渡ってポケモン・ダイゴロウ、加えて「G」クロ第一章の特撮ネタであるバイラスシリーズや旧ドラマGTOネタなども含めて活躍しましたf^_^;



次回は白虎・瞬ルートについて話して行きます。
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好釦