小説②
22:08
「来るよ。ガメラはきっと来るよ。」
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明日は東京にて「特コレ完結記念上映会」が開かれますが、明日はどうしても休めない仕事があり、今回行く予定はございません・・・
特コレは最初から最後まで購読していた分、本当に本当に残念でなりませんが、この無念を存分に文章にぶつけます…!
さて、今日はそんな私情も詰まった「GREATEST」について語るの最終回、「決戦」「終幕」について話していきます。
まずは「決戦」について。
ゴジラ達の復活ですが、瞬ルートで語られている通り、ゴジラ達は地下3000キロメートルもの下にいますので、「四神がいる場所に転移させた」と言えます。
この「地下3000キロメートル」の元ネタは「対メガロ」のシートピア王国で、それまでは適当に1080メートルだったり3000メートルだったりと雑でしたが、最近ふと「対メガロ」を見たのをきっかけに採用しましたf^_^;
復活後は名前や擬人化等で登場はあれど、本当に久々である三大怪獣の戦闘に入りますが、この後の四神との共闘も合わせて、なるべく設定してある技は出すようにしました。
ゴジラの背鰭カッターと、バランの尾の締め付けはやや無理やりですが(汗)
また、ここでモスラの鱗粉が電磁鱗粉である設定が出て来ますが、これは「VSモスラ」の鱗粉の設定から採用したもので、前々から変更したいと思っていたものです。
今のところ過去作では毒鱗粉扱いなので、近々「‐」シリーズにも変更を加えようと思います。
「愛」が四大元素を結合させる裏設定を示唆させつつ、いよいよゴジラとガメラの競演、副題にある「七体の大怪獣」の踏みぞろいとなりますが、副題の元ネタは劇中で言われている「七人の侍」・・・ではなく、本当は「劇場版 仮面ライダー響鬼と七人の戦鬼」です。
また、この場面でパレッタが言っている「ドリームストライカー」は彼女の元ネタキャラ・パスカルの秘奥義の名前で、メカアスベルで突っ走るあの技です(笑)
黄龍との一大決戦は極力様々な怪獣同士で協力させたり、出番が均等になるように心がけました。
「地」の攻撃を使える四神がいないので、ゴジラのグランド・プレスとバランの岩流を「地」の技として扱っています。
その分黄龍が「怪獣総進撃」のキングギドラ以上にとにかくボコボコにされますが、これが後述の展開に繋がったかと思います(汗)
トドメとしてガメラが使った新必殺技「バニシング・スォード」ですが、技のイメージとしてはバーナー本来のイメージ元のイデオンソード、もしくは「断空光牙剣」、「トランザムライザーソード」・・・全部ロボットアニメネタですねf^_^;
二度目の黄龍撃破、そしてヤタノカガミの力を暴走させた黄龍との、最後の対決となります。
ここでバイラスのブラックホール兵器として「コラプサー」と言う名前が出て来ますが、これはブラックホールの旧名からです。
チェリィの「G」にも当てはまる、「反物質」と「対消滅」の解説を経て、力を合わせて黄龍を今度こそ叩きのめす・・・のでは無く、遥の働きで「心」まで与えられなかった黄龍を哀れみ、破壊しか出来ない苦しみから解放しよう、と言う流れになります。
元々黄龍に情けを掛けるつもりは無かったのですが、この辺りを書く前に「総進撃」を見て怪獣軍団に攻撃され続けるキングギドラに抱いた感情と、ゴジラ達と四神に攻撃され続ける黄龍を書いていて抱いた感情が同じだったからこそ、それが遥の哀れみの思いとして展開に現れたのかもしれません。
二度目の決戦の途中から、遥が黄龍に情が移っているように台詞の修正はしましたが、それでも唐突な感は否めないです。
しかし、一度目・二度目の決着とはまた違った、すっかりとした感じで本当の決着を描く事ができ、力だけが強さでは無い事が描けたかな…と思っています。
それ以上にやたら遥だけ目立ってしまった方が個人的な問題(?)ですが、瞬は解説要員として、志真は憐太郎と共に熱血・絶叫要員として、巫子達もそれまで話の中心でしたので、まだバランスは取れていると思います(汗)
ようやく黄龍を倒し、若干の会話とゴジラ・ガメラの握手を経て「終幕」に入ります。
ファンロンこと、パレッタが自分の正体を明かし、「G」クロの世界や「G」について触れますが・・・最初、志真達にとってパレッタは謎の存在のままにして、最後で彼女に軽く「G」クロ絡みの事に触れさせる予定でした。
が、どうもあやふやのままにしておくのが嫌だったのと、パレッタ以外に「G」クロ世界のキャラが出たのもあり、詳細に語らせる事となりました。
ちなみに「G」クロ側の時事列としては、「‐」世界への転移は2029年に起こった設定です。
それから黄龍の真名「ガイア」と「G」クロ世界での「ガイアの「G」」を同一視する台詞がありますが、「G」クロでは黄龍がオリジナル怪獣である都合、深く結び付ける事は無いと思いますし、黄龍の真名も実は思い付きなのでそんなに深く考えていないですf^_^;
終盤より登場する「三種の神器」設定は一応「G」クロと一緒で、勾玉と鏡は解説及び劇中の台詞通りの設定です。
ただ、初期設定では「‐」世界にオリジナルの神器は元から無く、黄龍も最初からヤタノカガミを持っており、黄龍は「G」クロの世界から「‐」世界に転移した、と言う事にする予定でした。
しかしその場合「黄龍の体を四散し、四神にした。」と言う「G」クロ側の設定と矛盾し、「‐」世界に存在する勾玉及び四神の誕生理由の説明が付かないので、「‐」世界側にも黄龍や四神・オリジナルの神器が存在する設定にしました。
「剣」が最後まで行方不明なのも初期設定の名残で、天叢雲剣は「G」クロ宇多瀬さん編第三章に登場しています。
それと、パレッタの台詞にある「ジャンヌ・ダルクは爾落人」、「時間と空間の爾落人の戦い」についてはそれぞれ「G」クロモンスターさん編第四章、第六章を参照して下さい。
長かった戦いと解説が終わり、一行の別れとなります。
ここでGnosisが「G」クロと同じく国家機密組織である事が明かされますが、最後までどうしようか悩んだ設定です。
験司の台詞にある、兄が国防省大臣なのも「G」クロと同じで、第二章でもテレビでの議会の場面に登場していますが、本格的な登場は第三章以降になる予定です。
それから樹が遥に対して顔を赤くした理由については、皆さんのご想像にお任せします。
あと、別れの後に登場する謎の存在「『テラ』の民」は短編「もしも・・・」にて、志真達に並行世界の絶望的な自分達を見せた存在と同じです。
彼らも登場予定は無く、ヤタノカガミの設定変更により、急遽「黒幕」として登場させました。
今のところ、彼らは劇中の台詞と「並行世界を股にかけた、鏡の向こうよりの侵略者」以外に詳しい設定はありませんが、いつか本格的に描く機会を作ろうと思います。
「G」クロキャラ達の合流と、巫子達の帰還の言葉を持って、本作は締めくくられます。
この後無事に「G」クロの世界に戻ったパレッタは、「時間」の爾落人・桧垣菜奈美と友達になるのですが、彼女との出会いついては「G」クロモンスターさん編第五章番外編にて、まさしく時間を越えた彼女との交流は僕の第二章と宇多瀬さん編第五章にて描かれ、第六章でも描かれる予定です。
「空間」の爾落人である四ノ宮世莉とは現在特に交流はありませんが、「G」クロ内にて彼女との交流を描こうと考えています。
モンスターさんの番外編と言えば、第二章の番外編に「G」クロ婆羅陀魏編の主人公である憐太郎と紀子も出演しているのですが、第一章から約4年経った事もあり、反抗期真っ盛りのワイルドな、でも相変わらず奥手な憐太郎が見れますので、未見の方は是非ご一読を!
「ディメンション・タイド」のもう一つの役割については実はとんでもない事実があり、どうしても長くなるので三度次回に(汗)
ともあれ、「GREATEST」について詳しく語る、はこれで終わりです。
ここまで読み続けて下さった皆さん、ありがとうございましたm(_ _)m
「来るよ。ガメラはきっと来るよ。」
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明日は東京にて「特コレ完結記念上映会」が開かれますが、明日はどうしても休めない仕事があり、今回行く予定はございません・・・
特コレは最初から最後まで購読していた分、本当に本当に残念でなりませんが、この無念を存分に文章にぶつけます…!
さて、今日はそんな私情も詰まった「GREATEST」について語るの最終回、「決戦」「終幕」について話していきます。
まずは「決戦」について。
ゴジラ達の復活ですが、瞬ルートで語られている通り、ゴジラ達は地下3000キロメートルもの下にいますので、「四神がいる場所に転移させた」と言えます。
この「地下3000キロメートル」の元ネタは「対メガロ」のシートピア王国で、それまでは適当に1080メートルだったり3000メートルだったりと雑でしたが、最近ふと「対メガロ」を見たのをきっかけに採用しましたf^_^;
復活後は名前や擬人化等で登場はあれど、本当に久々である三大怪獣の戦闘に入りますが、この後の四神との共闘も合わせて、なるべく設定してある技は出すようにしました。
ゴジラの背鰭カッターと、バランの尾の締め付けはやや無理やりですが(汗)
また、ここでモスラの鱗粉が電磁鱗粉である設定が出て来ますが、これは「VSモスラ」の鱗粉の設定から採用したもので、前々から変更したいと思っていたものです。
今のところ過去作では毒鱗粉扱いなので、近々「‐」シリーズにも変更を加えようと思います。
「愛」が四大元素を結合させる裏設定を示唆させつつ、いよいよゴジラとガメラの競演、副題にある「七体の大怪獣」の踏みぞろいとなりますが、副題の元ネタは劇中で言われている「七人の侍」・・・ではなく、本当は「劇場版 仮面ライダー響鬼と七人の戦鬼」です。
また、この場面でパレッタが言っている「ドリームストライカー」は彼女の元ネタキャラ・パスカルの秘奥義の名前で、メカアスベルで突っ走るあの技です(笑)
黄龍との一大決戦は極力様々な怪獣同士で協力させたり、出番が均等になるように心がけました。
「地」の攻撃を使える四神がいないので、ゴジラのグランド・プレスとバランの岩流を「地」の技として扱っています。
その分黄龍が「怪獣総進撃」のキングギドラ以上にとにかくボコボコにされますが、これが後述の展開に繋がったかと思います(汗)
トドメとしてガメラが使った新必殺技「バニシング・スォード」ですが、技のイメージとしてはバーナー本来のイメージ元のイデオンソード、もしくは「断空光牙剣」、「トランザムライザーソード」・・・全部ロボットアニメネタですねf^_^;
二度目の黄龍撃破、そしてヤタノカガミの力を暴走させた黄龍との、最後の対決となります。
ここでバイラスのブラックホール兵器として「コラプサー」と言う名前が出て来ますが、これはブラックホールの旧名からです。
チェリィの「G」にも当てはまる、「反物質」と「対消滅」の解説を経て、力を合わせて黄龍を今度こそ叩きのめす・・・のでは無く、遥の働きで「心」まで与えられなかった黄龍を哀れみ、破壊しか出来ない苦しみから解放しよう、と言う流れになります。
元々黄龍に情けを掛けるつもりは無かったのですが、この辺りを書く前に「総進撃」を見て怪獣軍団に攻撃され続けるキングギドラに抱いた感情と、ゴジラ達と四神に攻撃され続ける黄龍を書いていて抱いた感情が同じだったからこそ、それが遥の哀れみの思いとして展開に現れたのかもしれません。
二度目の決戦の途中から、遥が黄龍に情が移っているように台詞の修正はしましたが、それでも唐突な感は否めないです。
しかし、一度目・二度目の決着とはまた違った、すっかりとした感じで本当の決着を描く事ができ、力だけが強さでは無い事が描けたかな…と思っています。
それ以上にやたら遥だけ目立ってしまった方が個人的な問題(?)ですが、瞬は解説要員として、志真は憐太郎と共に熱血・絶叫要員として、巫子達もそれまで話の中心でしたので、まだバランスは取れていると思います(汗)
ようやく黄龍を倒し、若干の会話とゴジラ・ガメラの握手を経て「終幕」に入ります。
ファンロンこと、パレッタが自分の正体を明かし、「G」クロの世界や「G」について触れますが・・・最初、志真達にとってパレッタは謎の存在のままにして、最後で彼女に軽く「G」クロ絡みの事に触れさせる予定でした。
が、どうもあやふやのままにしておくのが嫌だったのと、パレッタ以外に「G」クロ世界のキャラが出たのもあり、詳細に語らせる事となりました。
ちなみに「G」クロ側の時事列としては、「‐」世界への転移は2029年に起こった設定です。
それから黄龍の真名「ガイア」と「G」クロ世界での「ガイアの「G」」を同一視する台詞がありますが、「G」クロでは黄龍がオリジナル怪獣である都合、深く結び付ける事は無いと思いますし、黄龍の真名も実は思い付きなのでそんなに深く考えていないですf^_^;
終盤より登場する「三種の神器」設定は一応「G」クロと一緒で、勾玉と鏡は解説及び劇中の台詞通りの設定です。
ただ、初期設定では「‐」世界にオリジナルの神器は元から無く、黄龍も最初からヤタノカガミを持っており、黄龍は「G」クロの世界から「‐」世界に転移した、と言う事にする予定でした。
しかしその場合「黄龍の体を四散し、四神にした。」と言う「G」クロ側の設定と矛盾し、「‐」世界に存在する勾玉及び四神の誕生理由の説明が付かないので、「‐」世界側にも黄龍や四神・オリジナルの神器が存在する設定にしました。
「剣」が最後まで行方不明なのも初期設定の名残で、天叢雲剣は「G」クロ宇多瀬さん編第三章に登場しています。
それと、パレッタの台詞にある「ジャンヌ・ダルクは爾落人」、「時間と空間の爾落人の戦い」についてはそれぞれ「G」クロモンスターさん編第四章、第六章を参照して下さい。
長かった戦いと解説が終わり、一行の別れとなります。
ここでGnosisが「G」クロと同じく国家機密組織である事が明かされますが、最後までどうしようか悩んだ設定です。
験司の台詞にある、兄が国防省大臣なのも「G」クロと同じで、第二章でもテレビでの議会の場面に登場していますが、本格的な登場は第三章以降になる予定です。
それから樹が遥に対して顔を赤くした理由については、皆さんのご想像にお任せします。
あと、別れの後に登場する謎の存在「『テラ』の民」は短編「もしも・・・」にて、志真達に並行世界の絶望的な自分達を見せた存在と同じです。
彼らも登場予定は無く、ヤタノカガミの設定変更により、急遽「黒幕」として登場させました。
今のところ、彼らは劇中の台詞と「並行世界を股にかけた、鏡の向こうよりの侵略者」以外に詳しい設定はありませんが、いつか本格的に描く機会を作ろうと思います。
「G」クロキャラ達の合流と、巫子達の帰還の言葉を持って、本作は締めくくられます。
この後無事に「G」クロの世界に戻ったパレッタは、「時間」の爾落人・桧垣菜奈美と友達になるのですが、彼女との出会いついては「G」クロモンスターさん編第五章番外編にて、まさしく時間を越えた彼女との交流は僕の第二章と宇多瀬さん編第五章にて描かれ、第六章でも描かれる予定です。
「空間」の爾落人である四ノ宮世莉とは現在特に交流はありませんが、「G」クロ内にて彼女との交流を描こうと考えています。
モンスターさんの番外編と言えば、第二章の番外編に「G」クロ婆羅陀魏編の主人公である憐太郎と紀子も出演しているのですが、第一章から約4年経った事もあり、反抗期真っ盛りのワイルドな、でも相変わらず奥手な憐太郎が見れますので、未見の方は是非ご一読を!
「ディメンション・タイド」のもう一つの役割については実はとんでもない事実があり、どうしても長くなるので三度次回に(汗)
ともあれ、「GREATEST」について詳しく語る、はこれで終わりです。
ここまで読み続けて下さった皆さん、ありがとうございましたm(_ _)m